【ジョジョ第5部】変態メローネの強さとスタンド能力を解説!最期や名言も紹介

『ジョジョの奇妙な冒険』は、1987年から連載が始まった漫画で、現在でも続編が連載されている人気作品です。2018年からは第5部である「黄金の風」がアニメ化されました。ジョジョ第5部の中でも、強烈な印象を残しているキャラクターの1人にメローネがいます。この記事では、メローネの活躍や最期、スタンドであるベイビィフェイスの能力や強さとともに、彼の名言について紹介していきます。

【ジョジョ第5部】変態メローネの強さとスタンド能力を解説!最期や名言も紹介のイメージ

目次

  1. メローネとジョジョ第5部とは?
  2. メローネの強さとスタンド能力は?
  3. メローネの最期は?
  4. メローネの名言一覧
  5. メローネのゲーム版声優は?
  6. メローネのアニメ版声優は?
  7. メローネに関する感想や評価は?
  8. メローネの強さ・スタンド能力や最期まとめ

メローネとジョジョ第5部とは?

ジョジョ第5部(黄金の風)の作品情報

『ジョジョの奇妙な冒険』は、1987年から週刊少年ジャンプで連載を開始した荒木飛呂彦先生の漫画です。ジョースター一族と宿敵ディオを巡る壮大なストーリーで、ウルトラジャンプに掲載誌を移し、現在第8部となる『ジョジョリオン』を連載しています。

第5部となる「黄金の風」は、ディオの息子のジョルノ・ジョバァーナが主人公となり、イタリアのギャング租組織「パッショーネ」の内部抗争を通して、ギャングスターへと駆け上がっていく様子を描いた作品であり、2018年10月から第5部はアニメ化もされています。

また、第5部はプレイステーション2版でゲーム化もされており、サブタイトルを「黄金の旋風」として発売されました。原作を忠実に再現したアクションゲームとなっており、原作同様の倒し方をすることで解禁される要素などがありました。

第5部は、イタリアの名所を舞台としたスタンドバトルが描かれ、戦いもより複雑な「知恵比べ」が行われるようになり、キャラクターデザインと相まって、人気のあるストーリーとなっていますが、その中でも人気があるキャラクターの1人が「メローネ」です。

メローネの意味はメロン

ジョジョ第5部に登場しているメローネは、パッショーネの暗殺専門チームの1人として登場します。パッショーネのボスの娘・トリッシュを拉致しようとジョルノたちに襲い掛かります。プロシュートとペッシを撃破したブチャラティチームが、次に相手をすることになるのがメローネです。

メローネの名前の由来はイタリア語で「メロン」を意味しています。第5部の舞台はイタリアなので、メローネの前に戦ったプロシュートは生ハム、ペッシは魚、メローネの後にブチャラティチームが対戦するギアッチョは氷のように、キャラクターの名前にもイタリア語の単語が使われています。

イケメンだけど変態

元々、ジョジョシリーズには個性的なキャラクターが多く登場します。特に5部にはぶっ飛んだキャラが多く登場するのですが、その中でももっとも印象に残るキャラクターの1人がメローネです。その印象は第5部に限らず、ジョジョ全編を通してみてもトップクラスにぶっ飛んだキャラです。

片目が出た半透明のマスクをつけ、右半身を中心に露出した黒い服を着ています。メローネには紫色が多く使われており、髪の毛や服のデザインは紫です。アニメ版では紫の髪をしていますが、それまでのメローネは金髪でした。服装は個性的ですが、顔立ちは良くて、スタイルも申し分ありません。

メローネに限らず、第5部は奇抜な服装に定評があります。その中でも奇抜な見た目のキャラが集まっているのがパッショーネの暗殺チームで、その中でも群を抜いてインパクトがあるのがメローネです。

しかし、残念ながらメローネはジョジョシリーズでもトップクラスの「変態」です。見た目こそ奇抜ですが、イケメンでスタイルも良く、パッと見人気が出そうなキャラです。ですが、強さ以前に彼の変態さに目がいってしまいます。その変態さは、1度読んだら忘れられないほどです。

未だフィギュア化されず

メローネは変態とはいえ、人気のあるキャラクターです。ですが、スタンドもスタンド使いもフィギュア化されていません。デフォルメされているものなら存在するのですが、リアルな頭身の商品は発売されていません。

アニメが放送されたことで、もしかしたら今後フィギュア化の話があるかもしれません。しかし、メローネの変態さからすると、どうなるのか予想もできません。人気があるキャラなのですが、フィギュアとして欲しいか、というのは、また別の問題かもしれません。

TVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』公式サイト

メローネの強さとスタンド能力は?

強さスタンド能力①ベイビィフェイス

メローネの強さは、そのスタンドである「ベイビィフェイス」の強さでもあります。メローネ自身はジョルノたちとは対峙していないため、スタンド使い自体の強さははっきりしていません。しかし、暗殺チームとして仕事をしているので、メローネも多少は強いのでは、というファンの考察もされています。

しかし、このベイビィフェイスはそれまでのスタンドと大きく違います。通常のスタンドのようにすぐスタンドを現して戦うことはできませんが、それはベイビィフェイスの強さの特徴の1つでもあります。スタンドを作り出す過程は、ベイビィフェイスの性質を説明するとともに、メローネの変態性が明らかになった場面でもあります。

スタンド名の由来は、エリック・クラプトンなどの楽曲も手掛けた作曲家・シンガーソングライターの「Babyface(ベイビーフェイス)」です。英語の意味では「童顔」になります。ちなみに、メローネのスタンド・ベイビィフェイスは、北米版では「ベイビィヘッド(Babyhead)」に変更されています。

強さスタンド能力②母体を見つける

ベイビィフェイスは「産んで育てるスタンド」です。第5部では、プロシュートとペッシがやられた列車へとバイクでやってきたメローネは、現場からブチャラティの血液を採取します。追跡する相手の血液を採取したメローネは、列車へと乗り込みます。彼の目的はベイビィフェイスを産んでくれる「母体」を探すためです。

停車した列車の中で、不機嫌な女性が予約指定席にいました。「貧乏くさい他人と列車に乗るんじゃあなかった」と、騒々しさに「こんなんじゃ居眠りできない」と文句を言っていました。女性が窓の外に視線を送ると、メローネの乗ってきたバイクがありました。

次の瞬間、向かいの席にはメローネが座っていました。音もなく指定席へと侵入したメローネは、何の断りもなくコンピューターのような物を取り出すと、女性に質問しながらブチャラティの血液をセットしました。

強さスタンド能力③受胎完了

女性の持ち物を漁って年齢を確認したり、ビンタによって女性の健康状態を確認すると、コンピューターにデータを入力していきます。そして、逃げようとした女性に向かって、メローネの持っていたコンピューターから手足が伸びると、女性にベイビィフェイスを植え付けました。

受胎完了したベイビィフェイスは3分で出産します。女性が目を覚ました時にはもうメローネは列車の外へと移動しています。そして、ベイビィフェイスが成長するまでにはもう少し時間がかかります。その間、メローネのコンピューターを使っての学習が始まりました。この学習こそが、スタンドの強さに結びつきます。

強さスタンド能力④成長させる

女性の後頭部から小さな手足が出ていますが、女性本人は気付いていません。メローネのコンピューターを使って、ベイビィフェイスは会話をします。生まれたばかりのベイビィフェイスは女性の発した「ブッ殺す」という言葉に反応し、「ブッ殺すとはいったい何ですか?」とメローネに質問します。

メローネはそれを見て、いい反応だと手応えを覚えます。母体となった女性の「殺す」という意志に反応したため、才能面では十分だとメローネは言います。「殺す」という意志を学んだベイビィフェイスは、メローネから更なる学習を受けます。

絵本を使ってメローネは「殺す」ということを具体的に教えます。そして同時に「殺していい相手」と「殺してはいけない相手」も教えます。ただ、唯一メローネたちも顔を知らないブチャラティのチームの新入りがいて、それだけはベイビィフェイスが顔を見て判断しなければいけません。

ベイビィフェイスは「おしっこがしたい」と言いますが、メローネは「するしかないだろう。赤んぼはみんな平気でするもんだ」と返すと、女性の後頭部にいたスタンドはおしっこをします。女性は天井から汚水が漏れてきたと思い、「くさい」「汚らわしい」「気持ち悪い」と罵り始めます。

ベイビィフェイスは「ぼくのことをののしっている」とメローネに訴えます。メローネは「そんな彼女のことをどう思う?」と質問します。一瞬間があって「なんていいお母さんだ!」と答えます。これにはメローネも「良しッ!」と声を上げます。スタンドは順調に育っています。

しかし、母体が「いい母親すぎた」ため、メローネの予想に反してベイビィフェイスは成長を遂げます。母体となった女性の顔に切れ込みが入ると、どこかに消えてしまいました。メローネの制止も聞かず、ベイビィフェイスはブチャラティの追跡を開始します。

強さスタンド能力⑤自動追跡型兼パワー型

ベイビィフェイスは、自動追跡型のスタンドであり、パワー型でもあります。スタンドは本体から離れると強さが落ちてしまいますが、自動追跡型は強さを維持することができます。しかし、自動追跡型のスタンドは特定の攻撃パターンで動くため、正確な攻撃ができないという欠点もあります。

ですが、ベイビィフェイスは学習することで、その欠点を克服しています。他にスタンドにはない射程距離とパワーを両立させています。スタンド自体も考えて動くことができますが、メローネと連絡を取ることでその場の状況に合わせた行動を取ることができます。

単行本などで明らかにされているベイビィフェイスのパラメーターは「破壊力」「射程距離」「持続時間」がA、「スピード」はB、「精密動作性」「成長性」は「教育次第」となっており、母体の素質などにも影響されます。しかし、作中の活躍からかなり強さを持った個体であると予想されます。

強さスタンド能力⑥物質の分解

ベイビィフェイスのスタンド能力は「物質の分解」です。人間や物体を四角いブロック状に分解し、さらに別の物質として組み直すことができます。この能力によって、ブチャラティとトリッシュの姿を隠すことに成功し、さらにはジョルノに致命的な傷を負わせることに成功しました。

部分的に分解することもでき、ジョルノの喉を1ブロック分解して呼吸を妨げ、続けてジョルノの右目を奪います。さすがのジョルノも姿が見えず、能力が分からない敵に対して苦戦しました。自分の体でさえ自由に分解することができるため、攻撃にも防御にも利用できます。

こっそり近付いて音もなく殺すこともできれば、バレずに対象をさらうこともできます。母体の相性や学習次第でスタンドの強さも変わってくるなど準備に手間はかかりますが、このスタンド能力の強さが、メローネが暗殺チームの一員になっている所以と言えます。

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メローネの最期は?

最期①ベイビィフェイス敗北

ジョルノを倒し、トリッシュを確保したベイビィフェイスは、バイクでメローネの元へ帰ろうとします。ここまではジョルノを圧倒していました。しかし、ベイビィフェイスの能力はジョルノにヒントを与え、ゴールド・エクスペリエンスの成長を促します。

ジョルノは、ゴールド・エクスペリエンスの「生命力を注ぎ込み、生物を生み出す」という能力を応用して「分解された部分を生み出してはめ込む」ことで、復活を果たします。その能力は、ベイビィフェイスの分解するというスタンド能力とは真逆のものでした。真逆だったからこそ、ジョルノはヒントを得て復活を果たします。

形勢逆転され、ベイビィフェイスはジョルノに追い詰められます。メローネはベイビィフェイスとコンピューターで連絡を取っていますが、映像は見えていません。新入りは死んだ、と報告を受けていたメローネには、状況が分かりません。追い詰められたベイビィフェイスは、メローネにキレて反抗するようになりました。

追い詰められたベイビィフェイスの最期と思われましたが、キレたことでベイビィフェイスが成長します。スタンドの体のサイズがあっという間に大きくなっていきます。母体の相性がよかったのか、メローネが驚くほどの成長を遂げ、スピードもパワーもそれまでのベイビィフェイスを大きく上回ります。

スタンド能力は、ゴールド・エクスペリエンスと並ぶほどの性能を身に付けましたが、ジョルノの知能はベイビィフェイスを上回っていました。ジョルノとの知恵比べに負けたベイビィフェイスは、最期はバイクと同化させられます。点火プラグでガソリンに引火し、ベイビィフェイスは最期爆炎に包まれました。

最期②毒蛇に噛まれて死亡

ベイビィフェイスは「自動追跡型遠隔操作」なので、スタンドが負傷しても本体のメローネは無傷のままでした。さらに、ブチャラティの血液は持っているので、母体さえ見つけることができれば何度でもベイビィフェイスを作り出すことができます。能力が分からなかったジョルノの情報も手に入れたメローネは、新しい母親を見つけようとします。

しかし、そんなことをジョルノが許すはずはありません。メローネに毒蛇が襲い掛かります。ジョルノは、ゴールド・エクスペリエンスの能力でベイビィフェイスの残骸を蛇に変化させていました。ジョルノによって「生命を与えられた物体は持ち主の元に戻る」という性質を利用され、最期にはメローネのところに自動的に戻っていきました。

メローネのスタンドがすぐに発現できないタイプのものだったため、生身の彼にはどうすることもできません。毒蛇が焦げており、ジョルノの能力を初めて目にすることができましたが、その時のメローネには打つ手がありませんでした。

最期③死亡表記なし

最期、メローネはジョルノの能力で毒蛇にベイビィフェイスの残骸によって舌を噛まれ、せっかく採取したブチャラティの血液を落としてしまいます。これによって、メローネはブチャラティを追跡できなくなってしまいました。

しかし、メローネの最期では明確に「死亡」や「戦闘不能」という表記はありません。メローネはその後の物語に登場しておらず、最期に彼が毒蛇に噛まれた後にどうなったのか、誰にも分かりません。

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メローネの名言一覧

名言①「スゴクいい!…」

女性にビンタされた時にメローネが言ったセリフです。ビンタを食らって、手首のスナップや腰の入れ方などを判断し、女性の肌を舐めて血液型を知ります。かなり強めのビンタでしたが、痛みを訴えるどころか喜んでいるようなメローネの描写は、異常さや変態性をしっかりと植え付けることに成功しています。

メローネは作中でも「それがスゴク最高にいいッ!」というようなセリフを言っています。「スゴク」とカタカナ表記するだけでメローネっぽいセリフになるので、日常でも使いやすいメローネの名言と言えます。

名言②「君…健康状態…」

メローネが女性の予約指定席に入り込んだ時、採取したブチャラティの血液を眺めながら言ったセリフです。音もなく入り込んだメローネの姿は、奇抜はファッションとともに、かなりのインパクトがありました。

何より、スタンドを生み出すためとはいえ、女性に対して何の前触れもなく「健康状態は良好ですか?」と突然聞いてくるメローネは、ジョジョシリーズならではの不気味さがあります。しかもこれは、メローネは興味本位で聞いているわけではなく、純粋にスタンドを生み出すための質問でした。

名言③「すごく…ベリッシモ…」

女性の指定席に入り込んだメローネは、女性のバッグから免許証を取り出すと生年月日を確認しますが、その時に言ったのがこのセリフです。「ベリッシモ」はイタリア語で「とても」という意味です。「すごく…ベリッシモ(とても)…いい年齢だ」と表記されています。

メローネは女性に話しかけているものの、女性とまるで目を合わせていません。彼の目的はあくまでも「ブチャラティチームの追跡」であり、女性は「ベイビィフェイスを生み出すための存在」でしかありません。暗殺チームのメンバーとして職務に忠実ですが、それが余計にメローネの変態性を強めています。

名言④「ディ・モールト…」

「ディ・モールト」は作中で「非常に」という風に表記されています。ジョジョの第5部では、イタリア語のセリフがいくつか出てきます。その中でもメローネを象徴する言葉であり、ジョジョファンなら言葉に出してみたくなるセリフが「ディ・モールト」です。作中でもメローネは複数回使っており、興奮すると続けて言うこともあります。

しかし、実際にイタリア語では「モールト(molto)」だけで「とても」「非常に」という意味になります。そのため、イタリア語として使う場合には注意が必要ですが、ジョジョファンの間では「ディ・モールト」という言い方になります。

名言⑤「見たところ…」

「見たところタバコも吸えるようだし、今お酒もやっているな」と言い、「ドラッグはやっているかい? 麻薬もやっているなら、もっと君は最高にディ・モールト(非常に)いいんだがなあ」と、喜んでデータを入力いていました。健康には悪いことも、ベイビィフェイスにとっては良いことになるようです。

ベイビィフェイスにとって、女性の名前や生まれや育ちは必要ありません。重要なのは「ベイビィフェイスを生み出すのに相性がいいかどうか」であり、メローネの興味もそこにしかありません。こういったメローネの姿勢も、変態さを倍増させている要因と言えます。

名言⑥「ヤバいぜ…」

「ヤバいぜ…自動追跡の欠点は、オレの指示を100%聞かない事だ…」というのは、ベイビィフェイスが追い詰められてキレた時のメローネの心の声です。万能そうに見えるベイビィフェイスですが、意外な弱点がありました。

しかし、追い詰められてキレた結果、ベイビィフェイスの身長は30センチも伸び、戦いの中で成長していきました。ベイビィフェイスの間合いを分かったジョルノも、急激なスタンドの成長に驚いていました。

パワーやスピードなどもメローネが「まかせてもいい」と言うほどでした。単純なパワーやスピード比べだけなら、ゴールド・エクスペリエンスにも勝っていたかもしれません。しかし、ジョルノの知恵を使った戦いに敗れてしまいます。

名言⑦「ブチャラティ…」

「ブチャラティの血液はまだあるッ!」とメローネが言ったのは、ベイビィフェイスがジョルノに倒された後のことでした。遠隔型のため、メローネは傷を負うことがなく、追跡する相手の血液さえ持っていれば何度でもスタンドを生み出すことができます。

安全なところからスタンドを何度も送り込むことができるというのは、ベイビィフェイスの長所でもあります。作中でベイビィフェイスは1度しか登場していませんでしたが、本来なら何度でも攻撃を仕掛けることができます。

もし、戦った相手がジョルノでなかったら、メローネはしつこくスタンドを送り込んでいたでしょうし、後にジョルノたちが戦うことになったギアッチョとベイビィフェイスの共闘になっていたかもしれません。

名言⑧「手間は…」

「手間はかかるがベイビィフェイスの息子は『無敵の遠隔型スタンド』!」と、メローネはベイビィフェイスを解き放った時に言いました。このセリフの次のコマでベイビィフェイスの解説が登場しています。

通常、スタンドは本体から離れるとパワーが落ちますが、遠隔型は遠距離でもパワーを保つことができます。しかし、弱点として単純な動きしかできず、スタンド使いが見ていないため正確な攻撃ができません。

ですが、自分で考えて動くことができるという点で、ベイビィフェイスは他の遠隔型のスタンドとは異なります。母体の相性の良さやメローネの学習次第で強さは左右されるものの、複雑な動きが可能となっています。もし、相手がジョルノでなかったら、ベイビィフェイスはきちんと任務を遂行できていたのかもしれません。

名言⑨「あの「新入りの能力」…」

メローネが最期に毒蛇に噛まれそうになる瞬間に発していたセリフです。ベイビィフェイスからジョルノの情報は聞いていましたが、文字だけでのやり取りでした。しかし、焦げて煙を上げている毒蛇を目の当たりにし、メローネはジョルノの能力をはっきりと理解しました。

「おれのベイビィフェイスの残骸を」と、ジョルノの能力を知った時にはすでに遅く、最期メローネは悲鳴を上げながら毒蛇に噛まれてしまいます。これがメローネの最期のセリフとなりました。あまりにみっともない最期となってしまいました。

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メローネのゲーム版声優は?

木内秀信(黄金の旋風)

PS2版のゲーム『黄金の旋風』でメローネの声を担当したのは、木内秀信さんです。木内さんは『MONSTER』の天馬賢三や、『家庭教師ヒットマンREBORN!』の笹川了平、『テラフォーマーズ』の小町小吉などを演じています。

しかし、容量の関係なのかスタンドの性質上のものなのかメローネの行いが悪かったのか、ゲーム本編にはメローネは登場しておらず、暗殺チームの中で唯一出番がなかったキャラクターとなってしまいました。ゲーム内の「ギャラリーモード」やサントラCDでは、ドラマCDと同じ形で音声を聞くことができます。

野島健児(オールスターバトル)

PS3版の『オールスターバトル』でメローネを演じたのは、野島健児さんです。『干物妹!うまるちゃん』の土間大平、『美少女戦士セーラームーンCrystal』の地場衛、『あんさんぶるスターズ!』の逆先夏目なども演じています。

スタンドの性質によるものなのか、メローネが変態すぎるからなのか、『オールスターバトル』でもプレイヤーキャラにはなりませんでした。オプション設定のシステムボイスとして登場しており、名言を織り交ぜながら「君はどんな設定が好みなんだい」と、声を聞くことができます。

メローネのアニメ版声優は?

メローネの声優は間島淳司

ゲーム版では不遇な扱いを受けてきたメローネですが、アニメ版ではしっかり登場しています。アニメ版のメローネを演じたのは、間島淳司さんです。間島さんは、1998年に日本ナレーション演技研究所名古屋校に入所し、1999年にデビューしました。2003年『幻影闘士バストフレモン』で初めて主役を演じました。

平成仮面ライダーシリーズ、ゴスペラーズのファンで、椎名へきるさんの公式ファンクラブへの入会経験もあります。料理が得意で、得意な料理は餃子であり、毎週土曜日は「餃子曜日」と決めているそうです。また、掃除好きでも知られています。

また、ゲーム好きとしても知られており、据え置き機・携帯機問わないようで、ブログに進行状況などを報告していますが、『モンスターハンター3』をプレイしている時は、「ブログなんぞに時間を使っている場合ではない」と書き込んでいました。

間島淳司のアニメ出演作品

間島さんは、1999年の恋愛アドベンチャーゲーム『Memories Off』がデビュー作で、主人公の親友兼悪友の「稲穂 信(いなほ しん)」を演じました。アニメ版でも同キャラクターを演じており、10年以上同じ登場人物を担当しています。

2008年には『とらドラ!』の主人公の「高須竜児」を演じています。間島さんと高須竜児は「料理が得意」「掃除好き」といった共通点が多く、共演者が釘宮理恵さんからは「リアル竜児」「竜児を演じるために生まれてきた男」とも言われました。

また、ジョジョシリーズではメローネの他に、スピンオフ作品である『岸部露伴は動かない』のコミックス2巻アニメDVD同梱版に収録された「エピソード#02 六壁坂」に登場する「釜房郡平(かまふさ ぐんぺい)」役で出演しています。

メローネに関する感想や評価は?

ジョジョの変態担当

メローネは、ジョジョシリーズでトップクラスの変態キャラです。スタンド使い本人は直接戦闘をしていませんが、それでも強烈なインパクトを残しているのは、登場シーンの変態さが大きく関係しています。それは、原作でもアニメでも変わりません。

ブチャラティやアバッキオなども、初登場時には「気持ち悪い」と言われてきましたが、話数を追うごとに活躍し、最終的には「かっこいい」という評価をされるようになりました。しかし、残念ながらメローネは「気持ち悪い」という評価から変わることがありませんでした。しかし、強烈に記憶に残る人物になりました。

また、スタンド・ベイビィフェイスとの戦闘で、ジョルノのゴールド・エクスペリエンスは成長し、チームの回復役となります。スタンドの成長を促したという点において、重要な戦闘がベイビィフェイス戦でした。

しかし、やはりメローネの変態さにどうしても目がいってしまいます。ジョジョシリーズには変態キャラは比較的多く登場します。特に5部は異常性の高いキャラが多く、その中でもメローネは代表格となっています。最期がみっともなくやられていったのが惜しいくらいに個性的なキャラでした。

コスプレも人気

ジョジョのファンは、「ジョジョ立ち」に代表されるように、荒木先生の描く独特な世界感に惹かれています。そして、コスプレなどでも人気です。特に5部は、メローネに限らずイケメン揃いのため、検索するとたくさんのコスプレ写真が出てきます。

その中でも、叶恭子さんがメローネのコスプレを披露したとして、話題となりました。メローネのコスプレは男女問わず人気があり、ギアッチョと一緒になった写真も多くあります。ギアッチョも暗殺チームの1人であり、異常性の高いキャラの1人なので、共通点の多い人物です。

Thumb【ジョジョ】ギアッチョの強さとスタンド能力を解説!根堀り葉掘りなど名言も紹介 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

メローネの強さ・スタンド能力や最期まとめ

メローネは初登場から最期まで、その強烈な個性と変態性で多くのファンに色んな意味で愛されてきました。その行いのせいか、ゲーム版では長らく出番がありませんでしたが、アニメ版ではしっかりと登場しています。

1回分しか戦闘をしていないにも関わらず、パッショーネの暗殺チームは非常に記憶に残るほどの強さを持っていました。性格的にもイカれたキャラが多い中で、変態さで飛び抜けた個性を見せてくれたのはメローネです。

原作でもアニメでも、メローネを知った後は、日常会話やSNSなどで「ディ・モールト(非常に)」を思わず使いたくなってしまうほど、メローネには不思議な変態的魅力があります。

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