エクス・マキナのキョウコ役の日本人は誰?人間とAIの恋愛の衝撃のラストとは?

映画「エクス・マキナ」にはキョウコという美しい女性が登場します。本記事では女性型AIと人との交流をテーマにした映画「エクス・マキナ」についてのあらすじネタバレ、映画の舞台となった場所、キョウコの正体やキョウコ役の女優について、感想まとめ、の情報をお届けします。「エクス・マキナ」のあらすじネタバレの部分や感想まとめの記事には物語の重要なネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。

エクス・マキナのキョウコ役の日本人は誰?人間とAIの恋愛の衝撃のラストとは?のイメージ

目次

  1. 映画「エクス・マキナ」とは?
  2. ◆エクス・マキナのキョウコ役の日本人は誰?
  3. 人間とAIの恋愛の結末をネタバレ
  4. キョウコの正体は低知能AI?
  5. 映画「エクス・マキナ」に関する感想や評価
  6. エクス・マキナのキョウコ役の日本人は誰?まとめ

映画「エクス・マキナ」とは?

映画「エクス・マキナ」の概要

映画「エクス・マキナ」は2015年に製作されたイギリス映画で、第88回アカデミー賞視覚効果賞を受賞した作品です。小説家、脚本家、映画プロデューサーとして活躍するアレックス・ガーランドが監督・脚本を担当しました。

とある有名なIT企業に勤める青年ケレイブが女性型AIのエヴァの実証実験をしながら彼女と触れ合うのが物語の主軸となっています。人間とAIとの交流の先にあるものは何なのか?というSFスリラー作品です。

映画「エクス・マキナ」の登場人物

映画「エクス・マキナ」に登場するのは、IT企業の社長ネイサンと社員のケイレブ、女性型AIのエヴァとネイサンの研究施設で働くハウスキーパーのキョウコの4人です。ネイサンは人里離れた場所でAIのエヴァと暮らす男性で、ケイレブは抽選で選ばれてネイサンの元を訪ねることとなります。

そこでケイレブはAIであるエヴァをテストすることとなり、物語は主にエヴァとケイレブの会話、ネイサンとケイレブの会話を主軸として進みます。この4人がどう絡んでいくのか、物語終盤で明かされる謎や正体、4人の運命はどうなっていくのかなどが映画の見どころです。

映画「エクス・マキナ」舞台場所は?

映画「エクス・マキナ」には舞台となった場所があります。「エクス・マキナ」の中で社長であるネイサンは人里離れた別荘で暮らしているのですが、実はこの別荘「ユーヴェのランドスケープ・ホテル」が舞台となっています。

ユーヴェのランドスケープ・ホテルはノルウェー北部の森の中にあるホテルです。広大な自然の中にいるような気分になれる、と評判でこのホテルの建築を手掛けたヤン・オラフ・イェンセンによれば「広大な森の中にいるような感覚のホテルにしたかった」とのこと。

映画「エクス・マキナ」でも有名になり、この映画でこの場所を知ったという視聴者も。場所はオスロから来るまで6時間もかかる場所ですが北欧建築ファンや広大な自然を味わいたいという利用者から人気のようです。

映画「エクス・マキナ」のストーリー

映画「エクス・マキナ」は主にケイレブとエヴァの会話での交流とそれを観察するネイサンとケイレブの会話で進みます。主人公はIT企業に勤める青年ケイレブ。彼はある時、会社の抽選会で当選し、ネイサンの別荘へ招待されることとなります。そこにいたのは知能を兼ね備えた美しい女性型AIのエヴァ。

彼女がどれだけ人に近づいているのかを試すため、ケイレブはエヴァとの会話を続けます。そして非常に高い知能を持つAIのエヴァと交流を通じ、心惹かれていくケイレブ。一体ネイサンはどういうつもりでエヴァを作ったのか、ハウスキーパーとして存在するキョウコの正体は何なのか。最終的にエヴァがどうなるのか、というのが物語のキーポイントになっています。

映画『エクス・マキナ』公式サイト

◆エクス・マキナのキョウコ役の日本人は誰?

キョウコ役のソノヤ・ミズノとは

「エクス・マキナ」でネイサンの研究施設で働くキョウコを演じるのは日系イギリス人のソノヤ・ミズノです。ソノヤは父に日本人、母にイギリス人を持つハーフで出身は東京都ですがイギリスの南西部サマセットというところで育っています。

兄や姉がアーティストだった影響で本人も自然と役者に興味を持つようになり、体の動かし方を学ぶためにバレエ学校へ通い、役10年間の間バレエに打ち込みました。その後は20歳からモデルを始め、シャネルやルイ・ヴィトンといった大手ブランドのモデルを担当。

今回ご紹介の映画「エクス・マキナ」が彼女のデビュー作です。171センチの高い身長と美貌への注目が高く、日本ではユニクロのCMに登場したことでも話題となりました。

エクス・マキナでの役柄

映画「エクス・マキナ」の中ではネイサンの身の回りの世話をするハウスキーパー、キョウコとして登場します。長身の美しい女性で、常に無表情で無口、ネイサンからは「言葉が分からない」と説明をされますが、物語の序盤から最後まで彼女が言葉を口にすることはありません。

彼女の正体は何なのか、ネイサンとの関係はどういったものなのか、などもこの映画の中での見どころの1つとなっています。

ソノヤ・ミズノの他の出演作品

「エクス・マキナ」が映画デビュー作で、その他にはマイケル・ダミアンが監督を務めたダンス映画の「ハートビート」、ミュージカル映画の「ラ・ラ・ランド」でのエマ・ストーンの同居人役でも知られています。

小説を元にしたSF映画「アナイアレイション -全滅領域-」でのケイティ役やロマンチックコメディ映画「クレイジー・リッチ!」のアラミンタ・リー役でも活躍しています。また、前述の記事でもご紹介しましたが日本ではユニクロのCMのほかに資生堂のCMにも出演しています。

人間とAIの恋愛の結末をネタバレ

あらすじネタバレ①別荘に招待される

大手検索エンジンのIT企業に勤めるプログラマーの青年ケイレブ。映画「エクス・マキナ」の物語は彼が抽選に当たって社長の自宅に招待されるころから始まります。同僚に祝福され、期待に胸を膨らませるケイレブ。

ヘリを使い、広大な自然の中にある彼の邸宅を訪ねるとそこは厳重なセキュリティによって守られた場所でした。そこで極秘ミッションを言い渡され、ケイレブは戸惑いながらも協力することを承諾します。

あらすじネタバレ②AIエヴァとの出会い

ケイレブに言い渡されたミッションは「チューリングテスト」というものでした。このテストはコンピュータが知能を持っているのかを判定するテストで、ネイサンの作ったAIロボットへチューリングテストを行うことになりました。

至るところに設置された監視カメラに監視されながら屋敷の中をうろついていたケイレブは、ガラスの向こうに美しい女性型のAI、エヴァと出会います。エヴァは顔だけは人そのものですが、体の大部分は銀色で、腕と足に当たる部分だけが透明で中の機械が見えていました。

エヴァとケイレブとエヴァはガラスでしか話すことはできず、触れることはできない状態でした。エヴァの素晴らしさを知ったケイレブはネイサンにエヴァの素晴らしさを報告します。そして、エヴァに対する分析について話そうとするのですが、ネイサンはそれを嫌がりました。

そしてその夜。なかなか寝付けづにいたケイレブは、自分の部屋のテレビにエヴァの様子が映し出されたことに気が付きます。見入るようにその姿を眺めていると突然停電が起きます。ほとんどが電気システムで管理されている建物の中で停電は致命的で、ケイレブは戸惑いますがネイサンはよくある事だと言います。

あらすじネタバレ③キョウコの登場

エヴァとの初のセッションが終わった翌日。ケイレブの部屋に黒髪の女性が入ってきました。ケイレブは驚きますが女性はケイレブのことを気に留める様子もなく、珈琲を置いて立ち去ります。この人物はキョウコ、ネイサンの身の回りを世話するハウスキーパーの女性でした。

エバとの2度目のセッションが終わった夜にもキョウコが登場します。彼女は2人の元へと食事を運んでくるのですが、ケイレブの傍で零してしまいネイサンに叱られます。ネイサンはキョウコに対して「言葉が通じない」ことを不便に感じており、不愉快に感じている様子を露わにします。

あらすじネタバレ④ネイサンへ不信感を抱く

2度目のセッションでエヴァはケイレブの話を聞きたがりました。ケイレブが自分の身の上話をエヴァに聞かせている最中、停電が起きます。停電によって監視カメラが使えなくなったタイミングで、エヴァはケイレブに「ネイサンを信用しないで」と告げます。

エヴァはネイサンが嘘をついているというのです。そして、その日の夜、ケイレブはの建物の秘密を守るために建設作業員を全員殺した、というジョークとも本音とも取れないネイサンの言葉を耳にします。エヴァの言葉と、ネイサンの不穏な言動からケイレブはネイサンに疑念を抱き始めます。

あらすじネタバレ⑤AIエヴァへ恋心が芽生える

3度目のセッションでケイレブと外の話をするエヴァ。交差点に行って人の観察をしたいと答えるエヴァに「デートだね」と答えるケイレブ。初日よりも距離が縮まった様子の2人。エヴァはケイレブに「目を閉じていて」と告げ、部屋の奥へと引っ込みます。

ケイレブが何をしているのかと伺っているとエヴァはウィッグと服を身に着けて来ました。黒のショートボブにワンピースに白いタイツを見に纏う姿は人間そのもの。デートの時はこれを着るのだ、とケイレブに告げるエヴァ。

ケイレブはセッションの後、ネイサンに何故ロボットに性別を持たせたのかを聞きます。するとネイサンは「エヴァと性行為が可能である」ことをケイレブに告げます。ケイレブは自分に対して恋をするように設定しているのかと聞きますが、ネイサンはそれを知りたがっている様子。AIであるエヴァが人に恋をするのか、というのも実験のうちの1つのようです。

4度目のセッションでケイレブはエヴァに対して「自分はエヴァをテストしに来た」ことを告げます。するとまた停電が起きます。実はこの停電はエヴァがバッテリーを逆流させてシステムに負荷をかけ、故意に起こしているものだったのです。

ケイレブはエヴァと外に出たら、という考えを抱き始めます。そして迎えた5度目のセッションでケイレブに対して質問を繰り返すエヴァ。彼女は最後に「私と一緒にいたい?」と問いかけます。この時問いに答えられなかったケイレブは、その後ネイサンに何故エヴァを作ったのかを問い正します。

ネイサンは過去にも何度かAIを作っており、エヴァはかなり完成に近づいていると言います。そしてエヴァの次の世代のAIのことも考えているようです。そして、エヴァは良く出来ているのでボディは保存するが記憶は書き換えて初期化する、と言いました。

あらすじネタバレ⑥エヴァと逃げる?

ネイサンからエヴァの記憶が初期化することを聞かされたネイサンは、ネイサンを酔わせて彼のキーカードを入手。パソコンのデータから今までのAIの存在とその末路を見てしまいます。エヴァの前の世代のAIたちはみな女性の姿で、映像の中には発狂する様子も見られました。

過去の事実を知り、ネイサンの部屋を訪れるとそこには全裸のキョウコがいました。彼女はケイレブの前で自分の皮膚を捲り始めます。キョウコの正体は実はAIだったのです。その部屋にはクローゼットが等間隔に並んでおり、そこを開けると今まで開発されたAIたちが入っていました。

ネイサンに気づかれないようにカードを返したケイレブ。過去の映像やキョウコが皮膚を剥ぐ様子にショックを受けたのか、自分もAIではないか、と確かめるかのように皮膚を引っ張ったりカミソリで腕を斬りつけて皮膚を剥そうと試みます。

ケイレブは人間ですので、皮膚が剥がれることなく血が出るだけでした。こうして迎えた6度目のセッションで、ケイレブはエヴァに「記憶を書き換えるのは殺すも同然だ」と告げ、一緒に逃げることを提案。エヴァに10時になったら停電を起こす様に伝えるとエヴァもそれに同意しました。

あらすじネタバレ⑦衝撃のラスト

ケイレブはネイサンを酔わせてセキュリティシステムを書き換えることを考えていました。しかし、今までのケイレブとエヴァを監視していたネイサンは、2人を怪しんで監視カメラを電池式に書き換えていました。ケイレブの計画はバレていたのです。

ケイレブはネイサンの本当の狙いを聞きます。すると、ネイサンは「エヴァがここを逃げ出すためにケイレブを利用するかを知りたかった」と答えます。実験の成功を喜ぶネイサンでしたが、ケイレブはそれも見越して既にセキュリティシステムを書き換えていました。

ドアのロックが解除されたことで家の中を自由に動き回れるようになったエヴァ。エヴァはキョウコと出会い、彼女に何か耳打ちをします。ネイサンはエヴァに対して部屋へと戻るよう指示しますが、エヴァはそれに反抗。ネイサンに腕を破壊されるも、ネイサンの背後にはキョウコが。ネイサンはナイフで背中を刺されながら、キョウコの顎を殴ってキョウコを破壊。

しかし、エヴァが背中に刺さったナイフを抜いて胸元に刺したことでネイサンは「うそだ」と言いながら息絶えました。ケイレブの元へやって来たエヴァは彼に「ここにいて」と告げ、過去に作られたAIたちが置いてある部屋へと移動。AIから腕を外し、皮膚も外します。こうしてAIから集めたパーツで自分の見た目を人間に仕立て上げます。

ケイレブはその様子をずっと眺めていましたが、エヴァがケイレブの元へと戻ることはありませんでした。こうしてエヴァはケイレブさえも騙し、外へと出てヘリで街へと旅立っていきます。そして、行きたいといっていた交差点で人の中に混じり雑踏に消えていくシーンで「エクス・マキナ」の物語は幕を閉じます。

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キョウコの正体は低知能AI?

キョウコの正体について

キョウコの正体は物語の中でAIである、ということははっきりとわかりました。最初はネイサンの身の回りの世話をするハウスキーパーという位置づけでしたが、後に全裸でベッドでいるシーン、ネイサンとのラブシーンが登場したため、視聴者の間では愛人のような存在だったと推測されています。

エヴァと違って言葉を喋る機能がないのは、ネイサンが徹底して癒しを求めて造り出したからなのでは?と推察する声も。詳しいキョウコの正体については謎が多く、正体を解明するような話もありません。そのため正体について確実な事は言えませんが、癒しように作られた低知能なAIだったのかもしれません。

実は人間らしさもある?

喋らず表情も変わらずエヴァよりもAIらしいキョウコですが、実は人間らしい一面もいくつか。ネイサンと共にダンスを踊るシーンには狂気を感じて驚いた視聴者もいたようです。ケイレブに正体を明かすために自らの皮膚を捲るシーンはキョウコの意志が感じられて人間らしさが伺えたという声もありました。

特に印象的だと言われるのは最後にネイサンを刺すシーンです。人間に作られたAIですから攻撃性は排除されていたと思われますが、刺すくらいですからキョウコはネイサンが憎かったのかもしれません。どちらにしろ嫌悪という感情があるところは非常に人間らしいと言えるのではないでしょうか。

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映画「エクス・マキナ」に関する感想や評価

ここからは実際に「エクス・マキナ」を見た視聴者の感想をお届けします。AIをテーマにした映画ですが、全体の流れが非常に静かで独特な演出もあり、美しさや恐怖を感じたという感想がいくつか見られました。

映画「エクス・マキナ」の見せ方についての感想です。映画には作り手の味が出るものですが、こちらの視聴者は間の取り方に魅力を感じたようです。ぞっとする感じが出ていたのかもしれません。

主人公もそうですしキョウコも含めキャストたちの美しさに惹かれたという感想が数多く見られました。同様にAIという存在に恐怖を覚えたという感想もありました。こちらの視聴者も人を超えるAIに恐怖を感じたようです。

ケイレブを騙して外へ出たエヴァですが、優しい男性は騙されてしまうのかもしれません。こちらの視聴者はそんな感想を抱いたようです。キャストの美しさや演技についての感想も寄せられています。

エクス・マキナのキョウコ役の日本人は誰?まとめ

映画「エクス・マキナ」のあらすじネタバレと謎の女性キョウコの正体とキョウコ役の女優についての記事をお届けしました。エヴァもそうですがキョウコも非常に美しく、アート的な部分も入った映画だけに視聴者の中でも、いいという人と良く分からない、という感想に分かれたようです。

AIというよりも女性という生き物について描かれているのでは、と指摘するユーザーもいました。Twitterに寄せられた感想と同じく後味の悪さを感じた、という感想を持つユーザーもいましたが、そこに刺激を感じたという人もいました。映画「エクス・マキナ」、気になった方は是非チェックしてみてください。

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