【刃牙】渋川剛気のモデルは誰?合気道の達人の名言や強さ・性格を紹介

渋川剛気は『週刊少年チャンピオン』に連載されている『刃牙』シリーズに登場する人気キャラクターであり、実在の人物『塩田剛三』がモデルとなっていることでも知られています。渋川剛気は名言も多く、その強さから数々のライバルと死闘を繰り広げています。今回は『刃牙』の人気キャラクター・渋川剛気のプロフィール、名言や強さ、性格、ジャック・ハンマーや宮本武蔵との戦いなどを紹介していきます。

【刃牙】渋川剛気のモデルは誰?合気道の達人の名言や強さ・性格を紹介のイメージ

目次

  1. 渋川剛気が登場する刃牙
  2. 渋川剛気のモデルは誰?
  3. 渋川剛気の名言・名セリフ集
  4. 渋川剛気の強さ
  5. 渋川剛気の性格
  6. 渋川剛気に関する感想や評価は?
  7. 渋川剛気のモデルまとめ

渋川剛気が登場する刃牙

『グラップラー刃牙』から始まる『刃牙』シリーズの中でも、トップクラスの実力と人気を誇る合気道の達人『渋川剛気』にしているついて紹介していきましょう。2018年には『刃牙』シリーズの第二弾「バキ」がアニメ化され、『週刊少年チャンピオン』では『バキ道』の連載が始まるなどますます人気が加速しています。まずは『刃牙』シリーズについて基本情報を見ていきましょう。

刃牙の作品情報

『刃牙』シリーズは漫画家・板垣恵介によって『週刊少年チャンピオン』に連載されている人気格闘漫画です。一つのエピソード毎にタイトルが変更されますが世界観は一貫しており、すべてのシリーズが同一世界で起こっています。『週刊少年チャンピオン』1991年43号で『グラップラー刃牙』の連載が始まり、現在まで『刃牙』、『範馬刃牙』、『刃牙道』、『バキ道』とシリーズが続いています。

『グラップラー刃牙』では『地下闘技場編』編、『幼年』編、『最大トーナメント』編が収録されており、全42巻出版されています。『バキ』では『最凶死刑囚編』と『中国大擂台賽編』、『神の子激突編』が収録され、全31巻出版されています。『範馬刃牙』では『実戦シャドーファイティング編』、『超絶!!監獄バトル編』、『野人戦争編』、『強者達の闘い編』、『地上最強の親子喧嘩編』が描かれ、全37巻となっています。

『刃牙道』では『宮本武蔵』編が収録されており、全22巻出版されています。現在連載中の『バキ道』では『野見宿禰』編が描かれています。シリーズ発行部数は2018年までに累計6500万部を突破しており、スピンオフ作品『バキ外伝 疵面-スカーフェイス-』『バキ外伝 創面(きずづら)』『バキ外伝 拳刃(けんじん)』などもあります。

刃牙の渋川剛気のプロフィール

ここでは渋川剛気のプロフィールや担当声優、モデルなどを紹介します。『刃牙』シリーズ屈指の人気キャラクターであり、主要キャラクターの中でも高齢でありながらトップクラスの実力を持っているため登場回数も多いキャラクターとなっています。初登場時は75歳でしたが、刃牙の世界では時間軸が明確になっていないため現在の年齢は不明となっています。

  • 生年:1926年
  • 年齢:75歳(初登場時)
  • 身長:155cm
  • 体重:47kg
  • 流派:渋川流柔術
  • モデル:塩田剛三(養神館合気道開祖・最高師範)
  • 声優:中博史(2001年TVアニメ版)・島田敏(2018年TVアニメ版)

TVアニメ「バキ」公式サイト

渋川剛気のモデルは誰?

『刃牙』シリーズの特徴は実際の人物がモデルとなっているキャラクターが多数登場することです。渋川剛気にもモデルとなる人物が存在します。それは合気道の達人である『塩田剛三』です。渋川剛気も合気道の達人であり、その思想やファイトスタイルなどは『塩田剛三』そのものといわれています。ここでは渋川剛気のモデルとなった『塩田剛三』について紹介していきましょう。

渋川剛気のモデルは塩田剛三

渋川剛気のモデルである『塩田剛三(しおだ ごうぞう』は1915年9月9日生まれの東京府出身の武道家です。本名は『塩田剛(しおだ たけし)』であり、格闘技経験者の割には身長154cm、体重46kgと非常に小柄なことも特徴です。合気道を発展させた人物として知られており、海外でも多くファンが存在する柔術家として多くの格闘技ファンに認知されています。

『グラップラー刃牙』の作者である板垣恵介は塩田剛三と親交があるために、塩田と会って感じた怖さや速さ、技など基にしてを『渋川剛気』というキャラクターを作ったと語っています。しかし、作中では刃牙の本棚に『塩田剛三』の書籍があるため、同一世界に『渋川剛気』と『塩田剛三』が存在することが判明しています。

塩田剛三の人物像

塩田剛三はその強さから『不世出の達人』や『現代に生きる達人』、『生ける伝説』などと言われることもあります。実際に面識のある板垣恵介は、その人柄や性格を指して『才気のカタマリ』『爆笑した顔に狂気を感じた』『体中が地雷原のような人』と評しています。合気道を広める活動にも積極的であり、『中心力』『スピード・タイミング』といったスポーツ用語も使用して、合気道をわかりやすく説明することを心掛けました。

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渋川剛気の名言・名セリフ集

渋川豪気は75歳を越える老齢であるため、血気盛んな格闘選手たちよりも精神的に成熟しています。そのため『戦い』というものへの見方や生き方がフォーカスされるされることも多く、数々の名言を残しています。『刃牙』シリーズは多くの名場面や名言を残していますが、渋川豪気の名言は人生を反映した名言になっており、格闘技というものを越えたメッセージが込められています。

渋川剛気の名言①「長生きした分...」

『長生きした分 コンマ1ミリだけ ワシが上かな』は最大トーナメントにおいて、愚地独歩と渋川剛気の『達人対決』での一言です。わずかな差で渋川剛気が勝ち、倒れる独歩へと放った独歩への賞賛と自身のプライドを現した言葉で渋川剛気の名言としてトップクラスの人気を誇っています。互いに達人というお互いの『武』を競い合った名勝負を締めくくる言葉です。

渋川剛気の名言②「生き甲斐奪って...」

『生き甲斐奪ってくれるなや あと20年は現役でいる』も渋川剛気対独歩戦での名言です。勝負がつき、渋川剛気に対して、とどめを刺せと迫る独歩に対して言いました。75歳を越えながら、まだまだ現役でいるという宣言と共に独歩への激励の言葉となっています。

渋川剛気の名言③「とうの昔に義眼...」

『とうの昔に義眼じゃあよ』は最大トーナメント編での鎬昂昇戦で放った名言です。闘いの終盤に、鎬は自らの右手を犠牲にしながら、起死回生の眼底を砕く技を渋川に決めました。渋川の顔面に直撃したために、勝負は決まったかに思えましたが、すでに渋川の目は義眼でありダメーをさほど受けませんでした。武道家として長年生きてきた渋川剛気には目つぶしは通用しないというキャリアの差が浮き彫りになった瞬間の一言です。

渋川剛気の名言④「赤い肉も白い肉も…」

『赤い肉も白い肉も同じことじゃて』は筋肉自慢の『アンチェイン』ことビスケット・オリバに放った一言です。怪力であろうが、筋肉があろうが、『合気道』の前には関係ないという渋川剛気の一言です。実際にあっさりと制圧してしまうという圧倒的な強さを見せました。

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渋川剛気の強さ

作中でも屈指の使い手である渋川豪気の強さを紹介していきましょう。渋川豪気は『地上最強の生物』範馬勇次郎や『武神』愚地独歩などとは違った強さを見せており、精神的な強さや怪力ではない『武』を見せてくれるキャラクターとして人気の高いキャラクターです。『最大トーナメント』におけるジャック・ハンマーとの死闘や蘇った宮本武蔵との立ち合いなどから渋川豪気の強さを見ていきましょう。

渋川剛気の強さ①ジャック・ハンマーとの戦い

最大トーナメントの準決勝において、ジャック・ハンマーと対峙した渋川剛気。彼は準決勝前にかつての師が言っていた危険な相手とは戦えなくなる「護身の極地」に辿り着きます。ジャック・ハンマーはそれほどの相手だったのです。しかし、これをはねのけてジャック・ハンマーとの一戦に臨んだ渋川でしたが、序盤は怪力で知られるジャック・ハンマーを圧倒しました。

しかし、圧倒的なポテンシャルとステロイドによる強化で怪物と化したジャック・ハンマーの前に惜しくも敗れてしまいます。しかし、『最大トーナメント』出場者の中で最高齢・最軽量・最小というハンディを負いながらも、『怪物』ジャックハンマーと互角に戦ったことは渋川剛気の強さを際立たせることとなりました。ジャック・ハンマーとの戦いは『合気道』を駆使する渋川剛気の戦い方を象徴する一戦となっています。

渋川剛気の強さ②宮本武蔵との戦い

現世によみがえった宮本武蔵は『武』というものを極めた達人でした。渋川剛気と宮本武蔵という『達人』対決もファンを熱くさせました。当初は宮本武蔵と闘う気がないと言っていた渋川剛気ですが、対面する直前に烈海王を殺していた宮本武蔵と対面すると、握手をした瞬間に技をかけて顔面へと蹴りをお見舞いします。これは烈海王を殺した宮本武蔵に対する怒りゆえの行動でした。

圧倒的な強さを誇っていた宮本武蔵に対して、『合気道』で圧倒した渋川剛気。宮本武蔵が『妖術使い』という称するほどの強さを見せました。宮本武蔵と渋川剛気という『武』を極めた達人同士の戦いは激しい戦闘ではなく、静かな戦いとなり互いに一歩も引かないものとなりました。

渋川剛気の強さ➂体格差は関係ない

渋川剛気の強さは『対格差をものともしない』というところにあります。巨漢のジャック・ハンマーやビスケット・オリバなどと対峙しても、『合気道』を使用するためまったく問題になりません。それどころか相手の力を利用するため、相手のパワーが強ければ強いほどに威力を発揮します。怪力自慢のオリバに対しては、圧倒的な力の差を見せたこともあります。

渋川剛気は合気道だけでなく、柔道もできるので体格差というものをものともしません。相手の力を利用して、大柄な相手を制するシーンは多く存在します。特に、ジャック・ハンマーやオリバのような相手には有効な技となっています。

渋川剛気の性格

『刃牙』シリーズのキャラクターの中でも精神的に落ち着いた様子を見せている渋川豪気ですが、彼の性格などについて見ていきましょう。刃牙も『達人』としての渋川豪気を尊敬しており、『格闘技』についての考えを聞きに行くこともあります。見た目はやさしい老人であり、一見すると格闘技の達人には見えませんが、その奥底には戦士としての本能や誇りが見え隠れすることもしばしばあります。

渋川剛気の性格①普段は優しい

75歳を越えていることもあり、『刃牙』の登場人物の中では落ち着いた雰囲気を見せている渋川豪気の性格は優しいといえます。彼の落ち着いた性格は刃牙にとっても悩みや『武』についての考えを話すほど信頼できる相手となっています。『護身の極地』を会得して初登場時よりも、さらに精神的に落ち着き、相手に対しても味方にも『優しさ』を見せています。こうした性格が多くの格闘家から尊敬のまなざしで見られています。

渋川剛気の性格②好戦的な一面も

『護身の極致』を会得した一方で、戦う機会も少なくなったことで退屈さを感じてきている様子を見せています。75歳を越えた今も、『武道家』の本能はそのまま残っており、時折好戦的な一面を見せることもあります。さらに『武道家』としてのプライドも持っており、情けをかけられると相手に激怒したり、屈辱を味合わされた相手にやり返すという一面も持っています。こうした性格が生涯現役を貫けている要因となっています。

渋川剛気に関する感想や評価は?

『刃牙』シリーズに人気キャラクターである渋川豪気に関する感想や評価などを見ていきましょう。『ツッコミどころ満載』と言われる『刃牙』なので、頻繁にネットでネタにされています。渋川豪気についてはそれほどツッコミどころもなく、正統派の『合気道の達人』として描かれています。そのため多くのファンが存在し、渋川豪気には好意的な意見が多くある人気キャラクターとなっています。

渋川剛気かっこよすぎ!

軽量で小柄な好々爺でありながら数々の死闘を演じ、どんな巨漢であろうとも制圧してしまう強さに憧れるファンも多くありません。そのため『渋川剛気、かっこよすぎる』という感想や『渋川剛気、最高』という感想が多く、『刃牙』ファンに支持を受けています。

合気道のイメージアップに貢献

空手、中国武術、ボクシング、相撲など様々な格闘技が登場する『刃牙』シリーズですが、その中でも渋川剛気の『合気道』は異色の存在です。作者の板垣恵介は実際に合気道に造詣が深いため、渋川剛気の描写にもそういった面が反映されています。ネット上でも『合気道、かっこいい』という感想や『合気道を習おうかな』という感想も多く、不思議な格闘技というイメージの強かった『合気道』のイメージアップに貢献しています。

渋川対独歩がベストバウト!

作品初期の名勝負でありながら、未だに語り継がれているのが『渋川剛気対愚地独歩』戦です。『達人対決』という武術の応酬は多くのファンを惹きつけています。『渋川剛気対愚地独歩はベストバウト』という感想や『渋川剛気対愚地独歩を越えるものはない』という感想が多くあります。『刃牙』シリーズは脇役のキャラクターの人気が高いことでも知られているので、この『人気キャラクター対決』はいまだに語り継がれています。

渋川剛気のモデルまとめ

今回は人気漫画『グラップラー刃牙』の人気キャラクター・渋川剛気のモデルや強さ、性格、ネットの感想などを紹介してきました。実在の人物である塩田剛三も伝説的な人物であり、渋川剛気も圧倒的な人気を獲得したキャラクターとなっています。『合気道』のイメージアップにもつながっており、格闘技ファンにも人気の高いキャラクターとなっています。

近年ではアニメ化もされているので、これからもますます話題になりそうな『刃牙』シリーズ。これを機会に渋川剛気も登場する事が予想されている『バキ道』も一度ご覧になってみてください。

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