鬼灯の冷徹の芥子ちゃんは可愛いうさぎさん!画像やグッズも紹介

現在アニメ2期が放送中の鬼灯の冷徹(ほおずきのれいてつ)。白うさぎの芥子(からし)ちゃんが可愛いと評判ですが、芥子ちゃんとはどんなキャラクターなのでしょう。人(鬼)より動物や妖怪、神様などが多く登場する、鬼灯の冷徹は、日本の地獄を舞台にしたほんわかブラック・コメディ。芥子ちゃんは地獄で働く「獄卒」の一人で、正体はお伽話「かちかち山」のうさぎでした。そんな可愛い芥子ちゃんの画像、グッズを見ていきましょう。

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目次

  1. 鬼灯の冷徹とは
  2. 鬼灯の冷徹:うさぎの芥子ちゃんプロフィール
  3. 鬼灯の冷徹:芥子ちゃんはどんなキャラクターなのか
  4. 鬼灯の冷徹:芥子ちゃんと狸の関係
  5. 鬼灯の冷徹:芥子ちゃんの「おのれ狸」の原点
  6. 鬼灯の冷徹:芥子ちゃんグッズ
  7. 鬼灯の冷徹:芥子ちゃんの画像
  8. 鬼灯の冷徹の芥子ちゃんはブチ切れ特攻娘だった

鬼灯の冷徹とは

鬼灯の冷徹とは江口夏実著作の漫画作品で、日本の地獄を舞台にしているが、海外の妖怪や悪魔も登場する。そのため世界観は程よく「ごちゃ混ぜ」になっている。主人公は閻魔大王の第一補佐官、鬼灯(ほおずき)である。2010年にモーニングで「地獄の沙汰とあれやこれ」を読み切り掲載され、2011年に「鬼灯の冷徹」と改題され連載がスタートした。

鬼灯の冷徹の著者、江口先生が自ら「ゲゲゲの鬼太郎」の影響が大きいことを述べている。幼少期に「母は少女漫画がダメで、父はバトル漫画を好まず、二人そろって妖怪の漫画なら見て良いよ」と言われたとインタビューで答えている。他作品では「ドラえもん」の教育的な要素の強いアニメ版と狂気的な原作の対比が、「鬼灯の冷徹」作品に影響を与えている。

TVアニメ「鬼灯の冷徹」公式サイト

鬼灯の冷徹:うさぎの芥子ちゃんプロフィール

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鬼灯の冷徹の芥子(からし)ちゃんは「生まれたときは可愛いうさぎでした」と自分でも言っている。現世で母親とはぐれたところを老夫婦に育ててもらい、天寿をまっとうした。つまり、一度死んでいる。死後は桃源郷で薬剤師見習いとして白澤の下で修業するが、上司である白澤の女好きが原因でチャラ男が嫌いになる。

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芥子ちゃんの種別はニホンノウサギ、性別は雌(めす)、全身が白く耳の先だけが黒い。現在は如飛虫堕処(にょひちゅうだしょ)の獄卒として勤務している。簡易地獄の特別顧問もかねており、性格は硬派で、普段は穏やかだがキレると手が付けられない。嫌いなものは狸とナンパなやつ、趣味は日記を書くこと(狸への恨みを綴った闇の書)。特技は辛子味噌作りである。

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左が元上司の白澤、右は現在の上司の鬼灯で、二人は顔つきが似ているだけでなく、性格も似た者同士のため犬猿の仲だ。顔を合わすとケンカばかりしている。

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鬼灯の冷徹:芥子ちゃんはどんなキャラクターなのか

「鬼灯の冷徹」作中、芥子ちゃんは普段温厚で丁寧な話し方をする。可愛いうさぎが「狸」をスイッチにみるみる豹変、その二重人格キャラとギャップが魅力だ。作中も「おのれ狸」と外見が徐々に凶悪に変貌していく様が描かれている(スイッチが入ると目が充血したように真っ赤になる)。「可愛いだけじゃなく、怖いところも描きたい」が実現された味のあるキャラクターに育ったといえるだろう。

鬼灯の冷徹の設定で、「鬼灯が金棒を振り回すのは、子どもには絶対真似できないので、やり切った方が真似する者が出ない」と江口先生は考えている。その延長線で芥子ちゃんの武器「舟の櫂(かい)」と攻撃力も真似できないよう工夫されており、スイッチが入り豹変した時に怒涛の如く鋭い攻撃が繰り出される。

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辛子ちゃんは「かちかち山」に登場するうさぎで、性格は硬派で仕事に一途なのに、乙女を忘れないため淑女のお茶会に参加するなど、日々努力をしている。どんな音も聞き漏らさない耳とわりと効く鼻で、相手の隠し持つ武器を暴き、瞬間時速80㎞のバネで逃げる亡者を追いかける。鬼灯の冷徹でも最強クラスの獄卒で「じわじわ報復すること」をモットーにしており、好きなタイプは「自分より強くて鉄の如き殿方」だ。

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江口先生が昔うさぎを飼っていた事実も交えて作中で「ウンコ食べますか」とセリフを取り入れている。(食糞を友達に話して引かれた経験からきている)。画像は手にウンコを乗せているところ。鬼灯の冷徹の作中で登場する動物の獄卒たちは、可愛い外見と怖さを併せもっており、「可愛いという理由でペットを飼うから捨てることになる。怖いことも伝えていきたい」という江口先生の思いを込めて描かれている。

鬼灯の冷徹 / 江口夏実 - モーニング公式サイト - モアイ

鬼灯の冷徹:芥子ちゃんと狸の関係

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現在の絵本は残酷描写をカットしたものが多く、芥子ちゃんの「おのれ狸」誕生の原点とは若干異なる。内容が柔らかくなっており、そこまで「狸」を恨む理由が分からない人も多いだろう。鬼灯の冷徹では初代のお話を採用している。なぜ、狸の単語だけで豹変するようになったのか。芥子ちゃんと狸の関係を「かちかち山」のストーリーからみていこう。

かちかち山とは

鬼灯の冷徹の記者、小判が取材で調べただけでも「かちかち山」のお話は数種類あり、「わっちが昔読んだのは狸が畑を荒らして嫌な歌を歌うところから始まるやつ」だと言う。出だしが「一粒の種は一粒の種さ、芽は出ないぜ、実らないよ。じじいはよーろよろ」こんな感じの歌だったらしい。芥子ちゃんの「狸憎し」の元となったお話で、物語の初めから感じの悪いものだった。

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鬼灯の冷徹で採用されている話は、お爺さんが狸を縛り上げ、可哀想に思ったお婆さんが縄をほどくと、狸はお婆さんを惨殺し、お婆さんの皮をかぶってお爺さんにお婆さんの肉で作った汁物を食わせ、「じじいがばばあ汁を食った、じじいがばばあ汁を食った、いえ~い!」とイカレた歌を歌いカラカラ笑いながら逃げていく話でしたね、と鬼灯があらすじを説明する。

鬼灯の冷徹:鬼灯と芥子ちゃんでかちかち山を合唱

そのくだりはカットされるのも分かる気がする、と意気投合する小判と鬼灯。実はかちかち山の童謡(滝廉太郎作曲)もあり、残酷なせいかあまり有名ではない。リズムに合わせて鬼灯と芥子ちゃんが歌い始める。その歌は子どものあどけない歌声でも、怖さが倍増しそうな呪われた歌詞だった。上の画像も心の闇がにじみ出るようまとめられている。

鬼灯の冷徹:芥子ちゃんの「おのれ狸」の原点

天国で修業をしつつ働いていた芥子ちゃんが転職を考えていた頃、獄卒の募集広告を目にし、離職3か月前に上司(白澤)に相談する。白澤は「ここの誰よりも覚えが早かった」と快諾し、辛子味噌の作り方を伝授した。「できれば地獄の闇鬼人(鬼灯)に、塗るなり食わすなりして欲しい」と一言添えるのを忘れない。芥子ちゃん曰く「基本良い人だが、雌が絡むと逆恨みがすごい阿呆」だそうだ。こうして無事に桃源郷を卒業しました。

立派になった姿を見てもらおうと里帰りをした際、お婆さんが狸に惨殺されたのを知り、お爺さんに敵討ちを申し出る。「お爺さん、どうぞ私にお任せください!神の下で修業した芥子に、どうぞお任せください」。それが狸憎しとなった発端だった。「ことの顛末は本の通り、私は地獄での就職を新たにしました、以上です。大したことなくてすみません」と芥子ちゃんは締めくくった。

鬼灯の冷徹:芥子ちゃんグッズ

芥子ちゃんグッズをまとめて紹介する。「鬼灯の冷徹」はキャラクター数が多く、グッズも一番くじやラバーストラップなど、セット販売されている。

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「鬼灯の冷徹」芥子ちゃんグッズはぬいぐるみが多い。画像は左が芥子ちゃん、右に金魚草が並べて置いてある。金魚草は相変わらず形容しがたい不気味さ。動物なのか植物なのか分からない、不思議な生き物で鬼灯が品種改良した。

「おのれ狸」と暴走モードの芥子ちゃんをグッズ化されたものがこれだ。耳の先以外は全身白いところも、鎖と武器の櫂、目も赤く充血しているところも再現されている。

ikadamatsuriさんの投稿
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「鬼灯の冷徹」グッズで芥子ちゃん限定メモスタンドが可愛いと好評だった。画像をよく見ると、腰の鎖やベルトはもちろんのこと、唐辛子を肩からぶら下げており、細部までよく作りこまれている。

リアルな芥子ちゃんクッション。両手に火打石を持っており、足元は狸が背負っていたのと同じに見える。深く考えると怖いが、「可愛いだけじゃなく、怖いこと」も十分伝わるグッズに仕上がっている。

鬼灯の冷徹:芥子ちゃんの画像

鬼灯の冷徹には天国と地獄があり、地獄は八大地獄と八寒地獄に分かれている。芥子ちゃんは簡易地獄の特別顧問を務めている。この画像は新人獄卒の面接をしているシーンで、芥子ちゃんも面接官として参加している。「可愛いで面接に受かるのはありなんですね」、とコメントするが芥子ちゃんだって、暴走しなければ可愛いうさぎにしか見えない。

鬼灯の冷徹にもアイドルが存在する。芥子ちゃんは地獄アイドル「まきみき」の「みき」ちゃんのファンで、亡者の頭にサインを書いて欲しいとお願いする。(画像には載ってないが足元に亡者がゴロゴロいる)可愛いとはしゃぐまきちゃんだったが「皮を剝がしてなめせば」、と拷問に慣れている鬼灯の言葉に引きつった笑顔になる。芥子ちゃん曰く、みきちゃんに親近感(二重人格という意味で)を抱いているそうだ。

鬼灯の冷徹の地獄の1つ、如飛虫堕処は嘘をついて大儲けした人が墜ちる地獄で、芥子ちゃんは「狸親父」を容赦なく叩きのめす。亡者が罪を免れようと噓をつくが、鋭い嗅覚で嗅ぎ分け「狸親父」にブチ切れ心の闇が炸裂する。芥子ちゃんが生き生きと仕事に励む姿は恨みを晴らしているのもあるだろう。過去に「狸憎し」で豹変する性格を治そうとしたこともあるが失敗に終わった。

芥子ちゃんは縁日の屋台で狸汁を販売していた。愛くるしい外見とは裏腹に心の闇が深いエピソードだが「心の闇鍋」とブラックユーモアも忘れない。鬼灯の冷徹はホラーではなく、コメディ作品である。

鬼灯の冷徹の芥子ちゃんはブチ切れ特攻娘だった

kobitono_kuniさんの投稿
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ここでは可愛いだけじゃない、動物獄卒の芥子ちゃんの過去や「狸憎し」のエピソードを紹介してきた。漫画やアニメ第弐期でもブチ切れる芥子ちゃんがファンに好評だ。鬼灯の冷徹は独特のユーモアと楽しげな地獄DAYを描いている。ぜひ、アニメや漫画を見て芥子ちゃんの可愛さとブチ切れっぷりを楽しもう!

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