ベルセルクのシールケは裏ヒロイン?かわいい画像や魅力的なポイントまとめ

シールケは原作漫画「ベルセルク」の22巻後半に初登場する魔女っ娘です。推定年齢13歳にしてはとても理知的で周りのことがよく見えている指令官的存在であるとともにパーティきっての日だまり的存在でもあります。今回のベルセルク記事ではそんなシールケの可愛さや魅力的なポイント、仲間になってから今に至るまでの心境の変化、作中で使用した数々の魔術などの紹介をまじえ「シールケ裏ヒロイン説」を検証していきます。

ベルセルクのシールケは裏ヒロイン?かわいい画像や魅力的なポイントまとめのイメージ

目次

  1. シールケが活躍する作品「ベルセルク」とは?
  2. ベルセルクのシールケとはどんな女の子?
  3. ベルセルクのシールケが扱う魔法
  4. ベルセルクのシールケにとっての日だまり
  5. ベルセルクのシールケは推定年齢13歳にして早くも師匠になる
  6. ベルセルクのシールケの友達
  7. ベルセルクのシールケのかわいさや魅力を分析
  8. ベルセルクのシールケは裏ヒロイン適性あり?
  9. ベルセルクのシールケとガッツはフローラと髑髏の騎士のような関係を築いていく
  10. ベルセルクのシールケというヒロインは一言で表せない魅力があった!

シールケが活躍する作品「ベルセルク」とは?

剣と魔法の世界を舞台に繰り広げられる復讐のダークファンタジー

「ベルセルク」は1989年に連載が始まった「剣と魔法の世界」を舞台にしたダークファンタジー作品です。ベルセルクの主人公のガッツは身の丈を超す大剣「ドラゴンころし」を難なく使いこなす隻眼隻腕の剣士で、かつて友であった男・グリフィスに復讐し、愛すべき女性・キャスカを救うべく過酷な旅を続けています。旅の中でガッツはシールケら仲間と出会い、かつて仲間と共に戦った頃の感情を思い起こすのです。

ベルセルクのシールケは復讐に突っ走る主人公の命綱的存在

ベルセルクの主人公のガッツは仇敵であるグリフィスへの復讐心が先走り、事あるごとに無茶な戦い方をしてしまいがちです。かつての友・グリフィスを失い、愛すべき女性・キャスカの心が崩壊しガッツに怯えている中で、唯一の希望の光ともいえる存在、それがシールケです。今回の記事ではそんな希望の光であるシールケのかわいい魅力について画像とともに紹介していきます。

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ベルセルクのシールケとはどんな女の子?

ベルセルクのシールケのプロフィール

「ベルセルクオフィシャルガイドブック」によると、シールケは推定身長120cm、推定体重31kg、深緑色の髪に深い青の瞳をしたかわいい少女です。理知的で仲間のことがよく見えている委員長気質な良い子で、今は魔女になるべく魔術の修行中の身です。殺伐としたベルセルクの世界において癒し的存在といえます。上の画像で一緒にいる妖精はエルフのイバレラといってシールケのお目付役です。

ベルセルクのシールケは主人公のガッツらと旅をともにするまでは人間が嫌いだった

ベルセルクの主人公・ガッツの旅に同行するまでのシールケは「霊樹の森」というところで師匠である魔女・フローラと平穏な日々を送っていました。理知的で良い子ではあるシールケですが「霊樹の森」の外に住む人々を毛嫌いしています。その理由はかつて外の人々を助けてきた魔女や精霊に対する心を忘れ争いに明け暮れてばかりいるためです。シールケは見苦しいものを自分の前に晒されることを嫌っています。

ベルセルクのシールケの基本技能その1「気(オド)の操作」

ベルセルクのシールケは魔女見習いの身とはいえ高名な魔女・フローラの教えと持ち前の聡明さがあいまってその実力は旅仲間の誰もが認めるほどです。大がかりな魔法のほかに基本的な技能を身につけています。ひとつは「気(オド)の操作」といって、対象の意識を操作して催眠術のような状態にしたり、離れたところにいる敵や相手の気配を察知したりできます。洞窟や異界が存在するベルセルクの世界では重要な技能といえます。

ベルセルクのシールケの基本技能その2「念話」

ふたつめは「念話」、いわゆるテレパシーです(上の画像の右上)。シールケの髪の毛を身につけた者とシールケとの間での念話を可能にします。ベルセルク作中において、戦いの最中に危険を教えたりはぐれてしまった仲間の安否を確かめることなどに役立つ魔法です。この念話のお陰で切り抜けられた局面は少なくありません。継続的に活躍している念話ですが、イーノック村で結んだ髪の毛がずっと結ばれたままなのかは不明です。

ベルセルクのシールケの基本技能その3「護符・魔具の作成」

ベルセルクの主人公のガッツは「生贄の烙印」とよばれる呪いのようなものを刻まれており、これに惹かれて魔が寄ってくるため、ガッツは安心して眠ることはおろか、一所に留まることを避けています。そんな呪いの烙印の影響力を抑えられるのが、シールケの描く「護符」です。この護符のおかげでガッツの「生贄の烙印」の影響を抑えられているのです。上の画像は弱まってきた護符を新しく書き直しているところです。

ベルセルクのシールケが扱う魔法

ベルセルクの主人公・ガッツに匹敵する圧倒的な力

ベルセルクの主人公のガッツは見た目通り肉体派の剣士です。持ち前の身体能力を基盤として「狂戦士の甲冑」の影響もあり今や人間離れした強さを誇ります。とは言え100や200の敵を相手にすればさすがのガッツでも当然無傷ではいられません。そんなガッツに匹敵する強さを誇るのがシールケの魔法なのです。強力な分、当然危険や制約があります。ベルセルクの世界において魔法の行使は決して楽ではないのです。

ベルセルクのシールケが使う魔術その1「四方の陣」

「四方の陣」はベルセルク原作漫画25巻「千年帝国の鷹篇・聖魔戦記の章」の「魔術」にて、イーノック村を襲う〈獣鬼(トロール)〉との戦いの中でシールケが初めて使った魔法です。結界内で害を及ぼす霊的なものをすべて排除するという強力な魔法です。反面、物理的なものに対しては無効という弱点があります。魔物がはびこるベルセルクの世界では効果的な魔法と言えます。

ベルセルクのシールケが使う魔術その2「水底の貴婦人」

「水底の貴婦人」も同じくイーノック村での〈獣鬼(トロール)〉退治の中で使った魔法です。近隣の谷川を流れる精霊と同調し、水の精霊に働きかけ大洪水を引き起こすのです。しかし、同調が強すぎて魔法が解けない事態に陥ってしまいます。なんとか仲間の機転で意識を取り戻しますが、仲間2人が洪水に巻き込まれて行方不明になり、「自分の責任だ」と悔やむのです。こういうところにシールケの生真面目さが伺えます。

ベルセルクのシールケが使う魔術その3「腐根の主」

「腐根の主」は「水底の貴婦人」による大洪水によって流されてしまった仲間を捜しに赴いた〈獣鬼(トロール)の巣〉にて、連れ去られていた村人や仲間を守るために使った魔法です。口から腐食性ガスのようなものを吐き出し対象を腐らせる強力な魔法です。「腐根の主」の属性は「闇」。「闇」は最も気を許してはならない存在です。術者の手に余れば術者自身が飲み込まれてしまうからです。

ベルセルクのシールケが使う魔術その4「炎の車輪」

「炎の車輪」はベルセルクの原作漫画31巻「千年帝国の鷹篇・鷹都の章」の「火炎輪」で、港に群がる〈妖獣兵(ピシャーチャ)〉の大群を一掃するのに使った魔法です。その力はシールケが使用を躊躇うほど危険なものです。実際、発動した「炎の車輪」は術者であるシールケもろとも焼き尽くす寸前だったのです。魔法の発動中は術者自身も高温体となるため、ガッツでなければ助けられないところでした。

ベルセルクのシールケにとっての日だまり

師匠である魔女・フローラとの平穏な日々

ベルセルクのシールケの心の支えはなんといってもお師匠様である魔女・フローラです。ガッツらに同行するまでは「霊樹の森」でフローラと生活を共にして魔法の修行に励んでいました。フローラを尊敬するシールケの言動からは師弟関係以上の絆が窺い知れるほどです。シールケにとってはフローラこそがかけがえのない日だまりそのもの。シールケが身につけている帽子も服もフローラの手作りなのです。画像の老婦人が魔女・フローラです。

ベルセルクのシールケは推定年齢13歳にして早くも師匠になる

ベルセルクのシールケは教え上手な良き先生

ベルセルクの主人公・ガッツら旅の仲間に「ファルネーゼ」という19歳の大貴族子女がいます。己の無力さを嘆く中で「自分より弱い者を守る」という転機を経て、戦う術を与えてくれた魔術の道を志すようになります。シールケはそんな彼女の気持ちを汲み師事を受け入れたのです。早くもフローラのような大魔女に至る片鱗をのぞかせています。まさに剣と魔法の世界で、これがベルセルクの魅力でもあります。

ベルセルクのシールケの友達

森のふくろうとトンビの子

ベルセルクの作中で訪れる貿易都市「ヴリタニス」の港にて、シールケは不思議な少女・ソーニャと出会います。ソーニャは自身の身の上話を鳥にたとえ自身をトンビの子、シールケを森のふくろうと呼んで「友達になれるかなァ」と語り、警戒心を解いたシールケは「ふくろうもそう思いましたとさ」と返します。シールケにとって初めて「友達」ができた瞬間です。ソーニャの素性を知ってなお2人の友情は続くのか見守りたいところです。

ベルセルクのシールケのかわいさや魅力を分析

ベルセルクのシールケはステレオタイプの魔女っ娘

ベルセルクのシールケはオーソドックスな身なりをした魔女っ娘です。とんがり帽子にローブにマント、そして樫の杖という由緒正しき装備がかわいい要素のひとつです。魔術の行使には高い集中力を要するため、着慣れた服が一番です。ましてや師匠・フローラの手作りとあれば一層集中力が高まることでしょう。このようなオーソドックスな衣装もベルセルクの魅力に一役買っています。

お着替えで普段とは違う雰囲気をまとうかわいいシールケ

ベルセルクの作中で訪れる貿易都市「ヴリタニス」は法王庁であるという理由で魔女は排斥されてしまいます。そこでトラブルを避けるために着替えた服が上の画像です。宿屋の女将の厚意で娘の古着を譲ってくれたという通り、魔女っ娘シールケがかわいい村娘に大変身です。SNS上でもかわいいと評判です。

ベルセルクの主人公・ガッツらと旅に出る前は外の世界の人を嫌っていたシールケですが、旅をともにする中での心境の変化が上の画像に表れています。上の画像より少し前のシーンでシールケはガッツに「家(ウチ)のもん」と呼ばれて温かな気持ちを抱いています。フローラの元を離れてからというもの、ガッツらの中にシールケの居場所が生まれつつあるのです。

殺伐とした雰囲気の多いベルセルクにおいて、あどけない表情や冷静な表情、ぼーっとした表情など様々な表情を見せるシールケは貴重な癒し要員です。戦闘時などに見せる真剣な表情とオフのときに見せる無邪気な表情のギャップがかわいい要素のひとつです。眼鏡姿もかわいいと人気があります。

上の画像は海水をかぶって髪がぺたんこになったシールケです。普段は前髪がくるんと跳ねているシールケですが、クセがやや抑えられた髪型もなかなかお目にかかれないとあってかわいいと評判です。その後のシーンでは元の髪型に戻っているので乾くと戻るのかセットしているのかは不明です。ベルセルクの世界にも整髪料はあるのでしょうか?

ベルセルクのシールケに芽生える恋心

上の画像はガッツの看病中に無意識に要求した「あーん」に気付き意識しすぎた結果赤面しているかわいい様子です。ガッツに出会った当初、シールケは「なんて礼儀知らずで不真面目な人なの!こんな人が私の運命であるはずない!絶対!」と憤ります。しかしガッツとともに死線を乗り越え、「狂戦士の甲冑」を抑え込むために同調するたびに、ガッツに対する思いが変化していきます。ベルセルクの作中における注目の恋愛要素です。

シールケ自身はガッツのことを意識せずにいようとする一方で、お目付役のイバレラや初めての友達であるソーニャに茶化されると途端に赤面してあわてふためくかわいい一面があります。そうして周りに茶化され続けるうちに自然とガッツのことを意識するようになっていくのです。そういったところもシールケの魅力です。殺伐としがちなベルセルクの世界においてこういったやりとりはとても貴重です。

ベルセルクの世界においても女の子のかわいさは笑顔と照れ顔

外の世界の人々を嫌っているという背景があるシールケだけに、旅が始まった当初はあまり笑うことはありませんでした。転換点となるのはやはり貿易都市「ヴリタニス」を訪れてからです。港でソーニャと友達になり、酒場でガッツに「家(うち)のもん」と呼ばれ居場所ができたことでシールケは外の世界でも笑うことができるようになったのです。笑顔が増えたことで魅力が増していきます。

上の画像はお目付役のイバレラに茶化されて照れているシールケです。茶化されて動揺するところはまだまだお子様といったところですが、そういった初々しいところもシールケの魅力のひとつです。照れ顔もかわいいと評判で人気があります。ベルセルクは人が簡単に死ぬ世界なので、そんな中でこういった時を過ごせることはとても重要です。

ベルセルクのシールケとガッツはお互いに支え合う関係

ベルセルクの主人公・ガッツは「狂戦士の甲冑」の力で立ちはだかる敵を倒し続けています。しかし一歩間違えれば「内なる獣」に飲み込まれてしまう危険と隣り合わせの力です。「内なる獣」の支配を抑え付ける要はフローラが施してくれた護符とシールケ自身です。今のガッツはシールケあってこそです。一方でシールケも周りに気遣ってばかりで自身の悲しみを抑え込んだままのシールケを受け止めてあげたのがガッツです。

ベルセルクのシールケは裏ヒロイン適性あり?

ベルセルクのシールケの活躍はヒロイン級

ベルセルクの重要アイテム「狂戦士の甲冑」の力を借りなければ倒せない強敵が行く手を阻む以上、「内なる獣」による支配を抑え込めるシールケは欠かすことの出来ない存在です。かつてガッツと共に死線を越えたキャスカのように、シールケもまたガッツのために幾多の死線を懸命に戦い、乗り越えています。ヒロイン適性は充分だと言えるでしょう。

このように、シールケが「ベルセルク」におけるヒロインであることに肯定的な評価を見かけることができます。とはいえ、当の本人であるガッツの心はここまでのベルセルクの物語を鑑みるにキャスカのものであることは確定的なので、シールケがヒロインである可能性について次の章で触れていきます。

ベルセルクのシールケとガッツはフローラと髑髏の騎士のような関係を築いていく

ベルセルク原作漫画28巻の冒頭、海辺のシーンで髑髏の騎士はこう言っています。「我らは友だった。今のお前達のように」と。髑髏の騎士とフローラの間にどんな過去があったのかは知る由もないところですが、永き時を経てなお、「古き友」と呼び、お互いを尊敬し合える関係であることは確かです。この先シールケがガッツと結ばれることはなくとも、「古き友」と呼ぶ関係もまたひとつの物語のヒロインです。

ベルセルクのシールケというヒロインは一言で表せない魅力があった!

いかがでしたでしょうか?ベルセルク原作漫画の22巻後半に初登場して以来、17巻を重ねた今でも仲間の中核を担い、その魅力とともにヒロイン力も高まり続けています。豊富な魔法の知識からくる聡明な表情、13歳の少女らしいかわいい笑顔や照れ顔、周りを気遣うあまり自分の感情を持て余してしまう幼さの一方で確かなヒロイン力を宿し、語り尽くせないほどの魅力に溢れたシールケを少しは知って頂けたのではないでしょうか。

現在のところベルセルクの原作漫画は39巻まで刊行されています。シールケの初登場は22巻後半で実際に活躍し始めるのは24巻からです。シールケの活躍を手早く知るのであれば24巻から、ガッツたちの背景を知りたい場合は1巻から読んでみてください。そしてシールケのかわいさや魅力、ヒロイン力をその目で確かめて見て下さい!

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