【サクラクエスト】方言だんないよの意味は?四ノ宮しおりの魅力や聖地情報まとめ

オリジナルテレビアニメ「サクラクエスト」に登場する、四ノ宮しおりがおっとり系でかわいいと評判になっています。また、四ノ宮しおりが作中で何度も言う「だんないよ」という言葉にも注目が集まっています。この記事では、「だんないよ」の言葉の意味とどこの方言なのかや、使い手である四ノ宮しおりはどのようなキャラクターなのか、その魅力や担当した声優についてご紹介していきます。さらに「サクラクエスト」の舞台である富山県の聖地巡礼情報もまとめてご紹介します。

【サクラクエスト】方言だんないよの意味は?四ノ宮しおりの魅力や聖地情報まとめのイメージ

目次

  1. 方言だんないよが話題のサクラクエスト
  2. 方言だんないよの意味
  3. 方言だんないよが口癖の四ノ宮しおりの魅力
  4. 方言だんないよが話題のサクラクエスト聖地巡礼情報
  5. 方言だんないよが話題のサクラクエストに関する感想や評価は?
  6. 方言だんないよの意味まとめ

方言だんないよが話題のサクラクエスト

サクラクエストの作品情報

アニメ制作会社P.A.WORKSが手がけた、原作のないオリジナルテレビアニメ「サクラクエスト」。P.A.WORKSが制作したお仕事シリーズアニメ、第1弾「花咲くいろは」、第2弾「SHIROBAKO」に続く第3弾に当たる作品で、お仕事シリーズ集大成とも言われていた作品です。「サクラクエスト」は2017年4月~9月に2クール、全25話放送されました。

脚本は横谷昌宏と入江信吾、監督を増井壮一、キャラクター原案をBUNBUN、キャラクターデザインを関口可奈味が担当。古日向いろはにより漫画化もされ、全5巻発売されています。P.A.WORKSの作品には、実在する建物や風景をモデルに描かれているものがあり、多くのファンが聖地巡礼のために作品の舞台となった地域に訪れていますが、サクラクエストのその作品のひとつです。

サクラクエストのあらすじ

田舎から上京し短大卒業間近だが30社の面接を落ち就職活動に奮闘する、20歳の木春由乃(こはるよしの)。所持金が無くなり途方に暮れていたとき、登録していた派遣会社からの、町おこしの一環で国王をやってほしいという依頼をよくわからずに引き受けてしまいます。一日署長程度の気持ちで引き受けた由乃。しかしその依頼とは田舎にある間野山の寂れたミニ独立国「チュパカブラ王国」の二代目国王に就任することでした。

間野山を訪れた由乃は、自分が有名人と間違えられて呼ばれたことを知ります。さらに国王の任期が1年と長いことも分かり、東京へ戻ろうと逃げ出そうとします。しかし、地元住民の観光協会職員の四ノ宮しおり、元女優の緑川真希、商店会会長の孫でしおりの幼馴染の織部凛々子や間野山へ移住してきたWEBデザイナーの香月早苗との出会いにより、正式に国王になることを受け入れます。

5人は廃れてしまった観光地の間野山をもう一度盛り上げようと、町おこしに力を入れて取り組みます。ゆるキャラのお披露目、特産品の彫刻を用いた企画、映画のロケ地誘致、大そうめん博、テレビ取材など、様々な企画を行い町おこしに奮闘し観光客を呼び込みますが、一時的な盛り上がりで終わり継続的な集客には結び付きませんでした。

間野山に継続的に観光客が訪れることが町おこしに繋がると考えていた5人ですが、町の人たちと話をするうちに、地域活性化は誰のためのものなのか、という問題が浮かび上がります。過疎化している現実を不自由だと感じていない住民を前に、由乃は町おこしの意味を考え直します。

町おこしは間野山の住民のためになるものをしなければ、と考えた由乃たち。間野山で50年前に途絶えたみずち祭りを復活させることに決めました。5人の努力と奮闘により、最初は反発していた住民とも力を合わせ、みずち祭りを開催し成功をおさめます。祭りの打ち上げ後、桜ヶ池で花見をしながらこの1年を労い今後の進むべき道を語る5人。

国王の任務を終えた由乃は多くの町民が見守る中、戴冠式を迎えます。戴冠式とともにチュパカブラ王国も役割を終え解散。由乃は東京に戻ることもなく町おこし事業に携わることを決め、別の町へと旅立ちます。残りの4人も前向きにそれぞれの道を歩みだします。

TVアニメ「サクラクエスト」公式

方言だんないよの意味

だんないよの意味は大丈夫だよ

サクラクエストの作中でおっとり系の四ノ宮しおりが頻繁に使う「だんないよ」という言葉。しおりは、国王に就任し色々な仕事を任され不安そうにしている由乃や失敗して落ち込む仲間に向けて話すときに使っています。あまり聞きなれない言葉のため「だんないよ」の意味を調べてみると、「問題ないよ」「大丈夫だよ」という意味でした。

だんないよは富山県の方言

「だんない」という方言は富山、三重、京都などで使われますが、サクラクエストの間野山の舞台は、富山県にある南砺(なんと)市であり、しおりは間野山生まれなので、富山県が故郷です。そのためしおりが使う「だんないよ」という言葉は、富山県の方言になります。

富山県の他の方言

富山県の方言には「だんないよ」以外にも分かりづらいものや、通常の意味とは異なるものがあります。「きのどくな」が「ありがとう」、「つかえん」が「かまわない」、「いとしい」が「かわいそう」、「だいてやる」が「おごってやる」など、知らないと意味を間違えて受け止めてしまいそうな方言があります。聖地巡礼で富山県を訪れる際は、会話を楽しむためにも前もって方言も調べておくといいようです。

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方言だんないよが口癖の四ノ宮しおりの魅力

「だんないよ」が口癖の四ノ宮しおりですが、サクラクエストのメインキャラの中でもかわいいと評判になっています。チュパカブラ王国初代国王の門田会長が率いる観光協会で、職員として働いている大人の女性です。茶色の長い髪を頭の上でお団子にしてまとめ、清楚な感じをもつ優しく穏やかな女性です。ここからは四ノ宮しおりの魅力についてご紹介していきます。

四ノ宮しおりのかわいい魅力①おっとり系

四ノ宮しおりの魅力といえば、明るく穏やかなかわいいおっとり系のキャラという点です。物腰も柔らかく優しいお姉さんのような存在で、料理も得意で面倒見が良いのも特徴です。生まれ育った間野山が大好きで、田舎の雰囲気にあったのどかな感じも持ち合わせています。

四ノ宮しおりのかわいい魅力②木春由乃の親友

しおりは、由乃が派遣事務所からの依頼を受けて間野山に来た時に最初に親しくなった同世代の女性です。手違いで派遣されたため観光協会内で揉めていた時に、気さくに声をかけ笑顔を向けます。由乃が来てくれたことを素直に嬉しいと言うしおりに信頼をおき、すぐに仲良くなります。由乃は後先考えずに体が動くタイプなので、失敗して落ち込んではしおりに励まされています。

由乃はしおりのことを、おっとり系でありながら周囲の気持ちや立場を大事にしつつ気配りができると認めています。お互い自分とは正反対の性格と行動力を尊敬しており、欠かせない存在になっています。

四ノ宮しおりのかわいい魅力③理想のタイプ

おっとりとして誰にでも優しいしおりですが、男性の理想のタイプに求めているものは「普通さ」でした。普通が一番ということで、相手が公務員であることも希望しています。しかし、イケメンでおしゃれな人が良いとも言っているので、見た目は気にしているようです。しおりの理想のタイプは、イケメンでおしゃれな普通の公務員のようです。

四ノ宮しおりのかわいい魅力④行動力

普段は由乃を支える裏方に徹底しているしおりですが、トラブルが起きた時の行動力は目を見張るものがあります。観光協会のイベントが地元の商店会とのイベントと重ねてしまい、由乃が困った立場になってしまった時には自ら国王代理を名乗り、自分が解決するとみんなの前で宣言しました。親友を救うために口に出してしまったと、帰りの車の中で手が震えながら語るしおりでしたが、宣言通り大役をこなします。

おっとり系で流されやすそうにも見えるしおりですが、観光協会の会長の暴走をたしなめる強さも持っています。普段は怒らないキャラが見せる芯の強さに、憧れるファンも多いようです。また、周囲の人の気持ちを察すると、すぐ行動に移せる行動力もあります。おっとり系のふわふわキャラのしおりが、困った時には誰よりも頼りになるというギャップが、しおりのかわいい魅力をさらに引き立てています。

四ノ宮しおりのかわいい魅力⑤声優は上田麗奈

おっとり系のふわっとした声が印象的なしおりの声優は、上田麗奈が務めていました。上田麗奈自身も富山県の出身で、「だんないよ」のセリフがしっくりと馴染むのも頷けます。声優仲間と富山県内巡りをするなど地元への愛着が強い上田麗奈は、サクラクエストの四ノ宮しおりの声優に選ばれたことは光栄だったようで、自ら上田しおりに改名ですね、と語っています。

声優としての活躍もご紹介します。イナズマイレブンGO クロノ・ストーンで声優デビューをし、初主役を演じたのは2014年ハナヤマタの関谷なるの声優でした。2015年には第9回声優アワード新人女優賞を受賞しています。他にもポケットモンスター サン&ムーンのマオの声優やばくおん!!の佐倉羽音の声優など、多くの作品で活躍されています。

方言だんないよが話題のサクラクエスト聖地巡礼情報

サクラクエストの聖地は富山県南砺市

漫画やアニメに共感したファンが、作品に縁のある土地を「聖地」と呼び訪れて世界観を堪能することを聖地巡礼といいますが、サクラクエストにも聖地があります。その聖地とは、実はサクラクエストのアニメ制作会社がある富山県南砺市が作品の舞台になっています。

南砺市は過疎化が進んだ町おこしがテーマのサクラクエストの背景にふさわしく、豊かな自然やのどかな田園風景が広がっている場所です。ここからは、サクラクエストに出てくる場所が実際のどの場所に当たるのかをご紹介していきます。

聖地巡礼スポット①桜ヶ池

サクラクエストの作品の中でも何度も登場するチュパカブラ王国前に広がる桜池ですが、モデルとなったのは南砺市にあるため池の桜ヶ池です。桜池はモデルの桜ヶ池と全く同じではありませんが、雰囲気など近いものがあります。桜ヶ池はため池100選にも選ばれ、池の周りには桜やツツジが咲き、桜ヶ池公園として整備されています。

場所は駅から5kmほどのところにあり、バスの本数も少ないことから車を利用するのがおすすめのようです。

聖地巡礼スポット②城端駅

由乃が電車に乗って町おこしのために降り立った間野山駅にも、モデルがあります。間野山駅のモデルは、富山県南砺市是安にあるJR西日本城端線の終着駅、城端駅です。明治30年開業で、中部の駅百選認定駅です。1日の平均乗車人員は200人程度で、静かで趣のある木造建築の駅舎でのんびりと過ごす時間に心が落ち着くという意見があります。屋根や窓の形など、実在のモデルと一致しています。

聖地巡礼スポット③湯涌観光案内所

しおりたちが働いていた間野山観光案内所にも、モデルがあります。モデルとなった建物は南砺市ではなく、隣の県の石川県金沢市にある湯涌温泉観光協会です。南砺市ではありませんが、車で40分程度のところにあり入口の見た目も一致しています。聖地巡礼を行う場合は移動距離の問題からも、車で訪れる方が良いようです。

聖地巡礼スポット④八日町通り

サクラクエスト内で彫刻職人が住んでいる場所として注目された、井波の八日市通りも聖地巡礼で人気のある場所です。井波別院瑞泉寺の表参道で、瑞泉寺通りとも呼ばれています。格子戸のある木造建築家屋が連なる古き良き町並みを残しており、彫刻店、郷土玩具店、造酒屋などがあります。特に国の伝統工芸品に指定されている「井波彫刻」の工房の様子は、サクラクエストでも紹介されています。

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方言だんないよが話題のサクラクエストに関する感想や評価は?

ここからはサクラクエストに関する感想や評価のご紹介をしていきます。お仕事シリーズの中でもサクラクエストをおすすめしている感想です。お仕事シリーズ第1弾の「花咲くいろは」は温泉旅館で中居見習いとして働く話で、第2弾の「SHIROBAKO」はアニメーション業界で働く話、第3弾の「サクラクエスト」は観光協会で働く話が描かれています。

前の2作と比べると、中だるみがあり話が盛り上がらずつまらないという意見もあるサクラクエストですが、前半とラストの評価は面白かったという意見が多く見られました。過疎化した田舎の町おこしがテーマのため、地味な展開になったのでは、という意見もありますが、地方が抱える問題の解決のヒントがある作品なのでおすすめしている、という意見もありました。

サクラクエストで活躍する5人の女性の中でも、四ノ宮しおりが可愛いという意見が多く見られました。おっとり系のしおりですが、料理も運転も出来て周囲へのフォローもできつつお酒も飲めてほろ酔い姿が可愛らしいと言われています。声優の上田麗奈のしおりの声が、おっとり系のかわいいしおり役にぴったりだ、「だんないよ」と言われたいという意見も多くありました。

サクラクエストの舞台である間野山市と、モデルとなった南砺市が姉妹都市を提携したことに関する感想です。両市は2017年に姉妹都市となり、イベントも開催されました。この出来事はネットニュースでも報じられました。

方言だんないよの意味まとめ

この記事では、サクラクエストの登場人物の1人、大人のおっとり系女子としてかわいいと評判の四ノ宮しおりの魅力についてや、しおりのかわいい口癖「だんないよ」の意味や富山弁についてもご紹介しました。また、町おこしがテーマとなった物語の舞台となった富山県南砺市周辺の聖地巡礼情報も、まとめてご紹介しました。

おっとり系のしおりが言う「だんないよ」とは「大丈夫だよ」を意味しており、主人公たちが困った時や落ち込んだ時にしおりが優しく富山弁で「だんないよ」と励ます姿に、心を惹かれたファンも多いようです。また、富山県南砺市を訪れ地元の人との会話で富山弁を聞くことも、聖地巡礼の楽しみのひとつと言われています。

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