【アナ雪】声優一覧まとめ！子供時代や王子など日本語版吹き替えキャストは？

日本で大ヒット作品となった「アナと雪の女王（アナ雪）」は、日本語吹き替え版でもとても豪華なキャストが揃っています。この記事ではアナ雪のキャラクターの声や、劇中歌を歌っている声優一覧をまとめています。まずはアナ雪の基本情報とあらすじを紹介します。

アナと雪の女王（原題:FROZEN）はディズニーによる3Dアニメーション映画です。ミュージカル要素があり、映画だけでなく劇中歌もヒットしました。ディズニーでは初めてのダブルヒロイン映画で、アナとエルサの二人の姉妹を中心としたストーリーとなっています。アナ雪はハンス・クリスチャン・アンデルセンの「雪の女王」を元に作られた物語です。

アナ雪は2013年に短編アニメの「ミッキーのミニー救出大作戦」と同時上映され、2015年にはスピンオフの短編アニメーションとして「アナと雪の女王 エルサのサプライズ」が「シンデレラ」と同時公開されました。

さらに2018年には再びスピンオフ短編アニメーション「アナと雪の女王 家族の思い出」が「リメンバー・ミー」と同時公開されました。そして2019年11月22日には長編続編「アナと雪の女王2」が公開予定です。

アレンデール王国の王女であるエルサは、幼い頃から氷や雪を操る魔法を使うことができました。しかし、8歳のころに雪で遊んでる最中に誤って妹のアナに魔法を直接当ててしまいます。アナはトロールによって命をとりとめましたが、アナはこの事故や魔法について忘れてしまいます。エルサは歳を重ねるに連れて抑えがきかなくなる魔法に怯え、閉じこもったまま過ごしていました。

10年後、部屋に引きこもっていながらも、なんとか両親のサポートもあってエルサは過ごしていました。しかし、両親のアレンデール国王とアレンデール王妃は海難事故に遭い、亡くなってしまいます。その3年後、エルサは成人して亡くなった両親に変わって王位に即位することになりました。そのため、ずっとエルサが閉ざしていたお城の門を開くことになりました。

13年ぶりの外界に浮かれていたアナは、ドレスを着て運命の出会いに夢を抱いていました。エルサの戴冠式には隣国や交友関係のある国が招待されており、各国の王子もやってきます。アナはその招待客の中で隣国のハンス王子に恋に落ちました。アナは出会ってそのうちに結婚を決めてしまうほど浮かれます。

エルサはあまりにも早すぎる結婚の決定に反対しますが、アナはこれまでのような閉じこもったような生活は嫌だと否定しました。エルサとアナはそのまま喧嘩してしまい、その勢いでエルサは思わず魔法を使ってしまいます。魔法を見た人々はエルサを怪物呼ばわりして拒絶してしまいます。エルサはパニックになり、ノースマウンテンに逃げてしまいました。

エルサはもうアレンデールには戻らず、ノースマウンテンで一人で生きていくことを決意します。しかし、エルサは気づかないうちに夏だったはずのアレンデールを一瞬で真冬に変えてしまっていたのです。アレンデールにはあっという間に吹雪になり、分厚い雪が積もってしまいます。

アナは王国をハンスに任せて、エルサを連れ戻すために一人山に向かいます。山にはクリストフという氷売の山男が居ました。アナはクリストフとトナカイのスヴェン、さらにエルサが作った魔法の雪だるまのオラフと一緒にエルサを探し出します。

再びアナを傷つけるのを恐れたエルサは、やってきたアナを拒絶してしまいます。その時、再び魔法が暴走してアナに当ててしまいました。もうこれ以上傷つけまいとエルサはマシュマロウを作り出して、アナ達を追い返しました。クリストフは逃げている途中で、エルサの魔法を受けたアナの容態が悪くなっていることに気づきます。

クリストフは家族のように慕っている仲間のトロールに、アナがどうすれば治るのか助けを求めました。しかし、トロール達は幼少期のように魔法を解く事ができず、このままではアナの身体が凍って死んでしまうと言います。

トロールの長であるパビーはこの魔法を解くためには「真実の愛」が必要だと言いました。「真実の愛」が必要だと聞いたクリストフは、アナの婚約者であるハンスの元へと向かいました。しかし、そこではさらなるトラブルが待ち構えていたのです。

日本語版のアナ雪で、アナの姉のアレンデール王国の第一王女のエルサの声優キャストを担当していたのは松たか子さんです。松たか子さんはキャラクターに声をあてる声優だけでなく、劇中歌「Let it go（レット・イット・ゴー）」も歌っています。

このアナ雪の劇中歌はレコチョクでのダウンロード数が配信翌日に3位にランクインし、さらにそれから28日間1位をキープしたほど人気を博しました。そんな松たか子さんのプロフィールと、その他出演作を一覧で紹介します。

エルサの声優キャストの松たか子さんは、1977年6月10日生まれの女優・歌手です。女優としては日本アカデミー賞最優秀主演女優賞や読売演劇大賞最優秀女優賞などを受賞されている、実力派女優として知られています。J-POPの音楽プロデューサーやギタリストとして活躍している佐橋佳幸さんは松たか子さんの夫です。

松たか子さんは16歳で歌舞伎座の「人情噺文七元結」でデビューしました。さらに舞台デビューから1年後の1994年にはNHK体がドラマ「花の乱」でテレビドラマに出演しました。十代から着実に演技のキャリアを積んでいき、1997年には歌手としてもデビューています。第48回NHK紅白歌合戦で歌手として初出場しました。

アナ雪でエルサのキャストに抜擢された松たか子さんのこれまでの出演作は、女優としては「HERO」で雨宮舞子役、「ロングバケーション」で奥沢涼子役、「ラブジェネレーション」で上杉理子役をされています。

声優としては「ムーミン・パペット・アニメーション」でムーミンやミー役、「打ち上げ花火、下から見るか？横から見るか？」でなずなの母役、「ブレイブ・ストーリー」で三谷亘役として出演しています。歌手としては22枚のシングルを出しており、NHK紅白歌合戦には3回出場しています。

アレンデール王国第二王女でエルサの妹であるアナの声優キャストは、神田沙也加さんです。神田沙也加さんは、アナ雪のアナ役でキャストに抜擢されたことで大ブレイクしました。その歌唱力から劇中歌「生まれて初めて」「とびら開けて」「雪だるまつくろう」で歌声を披露されています。

歌唱力の高い神田沙也加さんが、これまでどのような作品に携わってきたのかプロフィールと出演作一覧を紹介します。

神田沙也加さんは1986年10月1日生まれで、以前は「SAYAKA」の名義で活動していました。母は歌手・女優の松田聖子さん、夫は舞台「弱虫ペダル」の御堂筋翔役などで知られている俳優の村田充さんです。歌手として活動を始めた時は松田聖子の娘・神田沙也加であることは公表せず、デビュー後に発表されました。

女優としては2003年の「ドラゴンヘッド」の瀬戸アコ役でデビューしました。また、2004年には宮本亜門演出のミュージカル「INTO THE WOODS」で、20倍のオーディションの赤頭巾役を実力で勝ち取りました。2015年には第9回声優アワード主演女優賞を受賞、2018年には第43回菊田一夫演劇賞を受賞しています。

神田沙也加さんはミュージカル作品に多く参加しています。舞台では「INTO THE WOODS」で赤頭巾役、「スーパーダンガンロンパ THE STAGE」で江ノ島盾子役、「赤毛のアン」でアン役、「1789-バスティーユの恋人たち-」でオランプ・デュ・ピュジェ役で出演されています。

アレンデール王国の山の中で氷を売って生活をしている自然を愛する男、クリストフのキャストに選ばれたのは俳優の原慎一郎さんです。男らしく陽気なクリストフを演じられています。劇中では「トナカイのほうがずっといい」を歌っています。

原慎一郎さんはアナ雪の他にも様々な作品に出演しています。どんな作品に出演してきたのか、プロフィールと出演一覧を紹介します。

クリストフのキャストの原慎一郎さんは1979年2月9日生まれで、俳優として活動されています。関東国際高等学校演劇科を卒業しており、かつては劇団四季にも所属していた、実力派舞台俳優です。

舞台出演では、劇団四季に所属していた頃は「ライオンキング」でシンバ役、「夢から醒めた夢」でエンジェル役などをされていました。退団してからは「レ・ミゼラブル（2013年）」「ピーターパン」「三銃士」「キャバレー」など様々な舞台に出演されています。

吹き替えではアナ雪の他にも、「ジェイクとネバーランドのかいぞくたち」でボーンズ役、「メリー・ポピーンズ リターンズ」でアンガス役をされています。

エルサが作り出した雪だるまのオラフのキャストは、ミュージシャン・タレント・俳優・声優・ナレーターなど多方面で活動されているピエール瀧さんです。日本語吹き替え版のオラフの声が可愛いと話題になり、ピエール瀧さんも注目されました。

ピエール瀧さんは1967年生まれのミュージシャンです。昔、実家が畳屋という理由で「人生」というバンドを組んでいた時は畳三郎という名前で活動し、その後「電撃グルーヴ」に参加してからはピエール畳に改名、さらにその後ピエール瀧におちつきました。ライヴ中には綿菓子を作ったり、生きた鶏を放すなどのパフォーマンスをされていました。

近年では俳優や声優、ナレーターとしても出演しています。俳優としては幅広い役柄を演じ分け、日本語吹き替えでは一人で45役演じるという器用さと実力を持っています。2013年には第37回日本アカデミー賞優秀助演男優賞受賞、第68回毎日映画コンクール男優助演賞受賞、第38回報知映画賞助演男優賞受賞、第56回ブルーリボン賞助演男優賞を受賞しています。

ピエール瀧さんは映画では、「ALWAYS 三丁目の夕日」で氷屋役、「のぼうの城」で留役、「凶悪」で須藤純次役、「ローレライ」で田口徳太郎役などで出演されています。また、ドラマでは「木更津キャッツアイ」でシガニー小池役、「おじいさん先生」でおじいさん先生役、「陸王」で小原賢治役をされました。

NHK連続テレビ小説にも多数出演しており、「おひさま」で中村先生役、「あまちゃん」で梅頭役、「とと姉ちゃん」で森田宗吉役をされています。さらに大河ドラマでは「龍馬伝」で溝渕広之丞役、「軍師官兵衛」で蜂須賀小六役、「いだてん〜東京オリンピック噺〜」では黒坂辛作役で出演しています。

アナ雪でエルサやアナの子供の頃の役でキャストされたのは、劇団ひまわり所属の子役達です。子供時代のアナとエルサは、それぞれ幼少期・10代で声を担当している人が違います。現在も幅広く活動されている子役もいます。ここではアナやエルサの子供時代の役をした子役一覧を紹介します。

10代の子供時代のエルサの声優を務めたのは小林柚葉さんです。エルサらしいしっかりとした口調ながらも、10代らしい若々しい声が特徴です。子供時代のエルサを担当した小林柚葉さんがどういった人物なのか、プロフィールと出演作一覧を紹介します。

子供時代のエルサの声優をされていた小林柚葉さんは、劇団ひまわりに所属していた子役です。現在は活動をされていないようで、詳細プロフィールは不明です。

小林柚葉さんの主な出演作品は、舞台では「ラインの監視」でバベット役、NHK-FMシアター「トライ」、吹き替えでは「仮面の王 イ・ソン」で声優出演されています。

子供時代のシーンの中でも、幼いエルサを担当されたのは佐々木りおさんでした。子供の頃にアナとエルサが雪で遊んでいるシーンで出演されています。そんな佐々木りおさんがいままでどんな作品に出演していたのか、プロフィール一覧を紹介します。

子供の頃のエルサのキャストに選ばれた佐々木りおさんは、2002年3月25日生まれで、2008年には子役としてデビューしています。2010年には、2022年FIFAワールドカップ開催地選考FIFA理事会日本開催招致プレゼンターとしてスピーチをしました。

佐々木りおさんは、テレビドラマで「メイちゃんの執事」で本郷詩織の幼少期役、「龍馬伝」で井上の娘役などをされています。吹き替えでは「ミュータント・タートルズ」で少女エイプリル役、「ANNIE/アニー」ではアニー・ベネット役、「小さな恋のメロディ」でメロディ・パーキンス役をされました。

テレビアニメでは「うさぎドロップ」のゆき役、「蟲師」ではヒナタ役と、女優だけでなく声優としても幅広く活躍されています。

アナの子供時代の声優を担当されているのは、今注目の声優でもある諸星すみれさんです。実はアナの子供時代を諸星すみれさんが担当してると、今になって知って驚く方も多いようです。アナ雪では、普段アニメの声優をされている時では聞けないような、きれいな歌声も披露されています。

アナの子供時代役をされている諸星すみれさんは、1999年4月23日生まれで「千と千尋の神隠し」の湯婆婆にあこがれて女優や声優を目指すようになりました。幼い頃から舞台・声優でキャリアを積んでおり、実力も高く評価されています。

諸星すみれさんが声優キャストとして出演したアニメは、「鋼の錬金術師」でニーナ・タッカー役、「ハイキュー!!」で谷地仁花役、「約束のネバーランド」でエマ役、「サマーウォーズ」で陣内真緒役、「東京喰種」で笛口雛実役、「バケモノの子」でチコ役など、主演やメインキャラクターの役を多くされています。

吹き替え作品では、アナ雪と同じくディズニー作品の「塔の上のラプンツェル」でラプンツェル役、「シュガー・ラッシュ」でヴァネロペ・フォン・シュウィーツ役、その他にも「ハリーポッターと死の秘宝」で幼少期のペチュニア・ダーズリー役、「インターステラー」で10歳のマーフ役をされています。

子供時代の中でも幼いアナを演じたのは稲葉菜月さんです。アナ雪の劇中歌「雪だるまつくろう」では可愛らしい歌声を披露しています。

稲葉菜月さんは2005年6月1日生まれの女優です。現在は映画へ出演や、アニメや吹き替えの声優として出演することが多くあります。アナ雪の他にどんな作品に出演されているのか、プロフィールと出演一覧を紹介します。

映画では「八日目の蝉」で仁川美紀役、声優としてはアナ雪と同じくディズニー作品の「ズートピア」で幼いジュディ役、その他にも「思い出のマーニー」で久子・7歳役、「ANNIE/アニー」でミア役、「この世界の片隅に」で黒村晴美役をされています。

ハンス王子のキャストは津田英佑さんが担当されました。劇中歌の「とびら開けて」では、アナ役の神田沙也加さんと共に歌い、王子らしいさのあるハンサムな歌声を披露されました。津田英佑さんは他にどのような作品に出演されているのか、プロフィールと出演作品一覧を紹介します。

津田英佑さんは1970年10月27日生まれで、俳優、声優として活動しています。中学・高等学校在学中は俳優の西島秀俊さんと同期生でした。アクターズエージェンシーに在籍していましたが事務所が解散したため、現在はルネサンス21に所属されています。

津田英佑さんは舞台「レ・ミゼラブル」のマリウス役で一躍有名になりました。ドラマでは「銀魂 ミツバ篇」で蔵場当馬役、「まっしろ」で辰巳洋一役で出演されています。吹き替えでは、「ナイトシフト 真夜中の救命医」のTC・キャラハン役や「リーサル・ウェボン シーズン3」のウェスリーコール役などをしています。

ウェーゼルトン公爵はアレンデール王国の貿易相手でもある隣国の公爵です。そんなウェーゼルトン役のキャストに選ばれたのは多田野曜平さんでした。多田野曜平がこれまでにどのような作品に携わってきたのか、一覧で紹介します。

多田野曜平さんは1962年3月10日生まれで、俳優・声優として活動されています。所属はテアトル・エコーで、主に映画吹き替えをされていますが、それだけでなくテレビドラマから映画、舞台、アニメ、ゲームなど幅広く出演しています。

映画やドラマ吹き替えの「IT/イット"それ"が見えたら、終わり。」ではペニーワイズ役、「メリー・ポピーンズ リターンズ」ではシェイマス役、「スターウォーズ」ではヨーダ役をされています。

アニメ吹き替えでは、同じくディズニー作品の「リメンバー・ミー」のパパ・フリオ役、その他では「アドベンチャー・タイム」のエイブラハム・リンカーン役、「フェニアスとファーブ」のドゥーフェンシュマーツ博士役をされています。

エルサとアナの父親でアレンデール王国の国王であるアグナルは、不慮の事故で亡くなっており、劇中では過去の回想で登場します。そんなアレンデール国王の声優を務めるのは根本泰彦さんです。根本泰彦さんがどんな人物なのか、プロフィールや出演作一覧を紹介します。

アレンデール国王の声優キャストに抜擢されている根本泰彦さんは、1958年1月6日生まれで俳優・声優として活動されています。主に吹き替えを中心に行っており、アナ雪だけではなく他のディズニー作品にも多く出演されています。

ディズニー作品の吹き替えでは、「カーズ2」、「トイ・ストーリーシリーズ」「塔の上のラプンツェル」「メリダとおそろしの森」「モアナと伝説の海」などに出演されています。
 

その他洋画吹き替えでは「スター・トレックシリーズ」「ミッションインポッシブルシリーズ」に出演しているサイモン・ペッグ、「魔法にかけられて」「トランスフォーマー」などに出演している、俳優のパトリック・デンプシーを担当しています。

エルサとアナの母であり、二人が子供時代に事故で亡くなってしまったアレンデール王妃の声優キャストを務めるのは、最所美咲さんです。最所美咲さんは舞台や吹き替えなどで活躍しています。そんな最所美咲さんのプロフィール一覧を紹介します。

アレンデール王妃役の最所美咲さんは1980年生まれで、舞台を中心として活動されている女優です。また、演劇ユニット「OH! LABANBA」を主宰しています。舞台作品では、今井雅之さんの作品に多く出演していました。

吹き替えでは「ホビット」でヒルダ役、「クリミナル・マインドFBI行動分析課」でスターリング役などをされています。女優としては、「響〜HIBIKI〜」「クリーピー-偽りの隣人-」「リアル鬼ごっこ」「呪怨シリーズ」「夢売るふたり」に出演されています。

パビーはトロール達の長で、クリストフとは友達で家族のように慕っています。パビーな子供時代にエルサによって傷ついてしまったアナを治療しました。そんなパビーの声優キャストを担当されているのは安崎求さんです。

ポビー役の安崎求さんは舞台俳優や吹き替え声優として活躍されています。また、指導力にも長けており、歌唱指導や演出、養成所での若手指導もされています。現在はホリプロ・ブッキング・エージェンシーに所属しています。ミュージカルなどで女優として活躍されている鈴木ほのかさんは安崎求さんの妻です。

主に舞台に立つことが多く、「レ・ミゼラブル」のマリウス・ポンメルシー役・テナルディエ役で知られています。また、その他にも「ファンタスティックス」のマット役や「ミス・サイゴン」のクリストファー・スコット役をされています。

吹き替えでは「ER緊急救命室シーズンX」でコリン役、「不思議の国のアリス」で浮かれウサギ役、「アイス・エイジ」でレニー役、「モアナと伝説の海」でトゥイ役をされています。妻の鈴木ほのかさんとは「プリンセスと魔法のキス」の吹き替えで共演されていました。

山小屋の主人でサウナが好きなオーケンは、スピンオフ作品の「エルサのサプライズ」でも自作の風邪薬をアピールして登場していました。そんなオーケンの声優キャストは北川勝博さんです。そんな北川勝博さんのプロフィールと出演作を一覧で紹介します。

北川勝博さんは1958年10月7日生まれで、俳優・声優として活動されています。舞台・吹き替え声優として出演されることが多く、洋画吹き替えでは黒人俳優を担当されることが多いのが特徴です。

北川勝博さんはアニメ作品にも多数出演しており、「NARUTO」では忍亀役、「手塚治虫の旧約聖書物語」でカイン役、「名探偵コナン」で松井秀豪役をされています。また、吹き替えでは、アンドリュー・クレイグ、ジム・ビーヴァー、バリー・ジャバカ・ヘンリー、マイク・スターを担当されています。

アニメ吹き替えではアナ雪の他にもディズニー作品に出演しており、「ディズニーシリーズ」のピート役、「ちいさなプリンセスソフィア」でグッドウィン役などを担当されています。

マシュマロウはエルサが魔法で作った雪男です。エルサの氷の城の門番で、牙や爪が鋭く凶暴です。アナ雪の最後のシーンでは、エルサが落とした王冠を拾い上げて自分の頭の上に乗せて温厚な性格になっています。物語の後は氷の城の留守番をしているマシュマロウの声を担当するのは、藤原貴弘さんです。

藤原貴弘さんは1982年7月15日生まれで、声優として活動されています。趣味・特技は筋力トレーニングやゲーム、サッカーと身体を動かすことが好きなようです。太くりりしい声が特徴的な男性声優です。

マシュマロウ役をされた藤原貴弘の出演作品一覧を紹介します。アニメでは「僕のヒーローアカデミア」で黒霧役・フォースカインド役、「ばらかもん」でケン太のお父さん役、「黒子のバスケ」で根武谷永吉役で出演されています。

アナ雪の日本語版キャストは、オリジナル版の声優キャストのイメージと同じイメージのキャストを揃えたといわれています。吹き替えのため、日本語版だからといって大きなオリジナリティを必要とはしていないようです。

特に日本語版のオラフ・クリストフ・アナはオリジナル版とイメージがほぼ一緒で、キャストのイメージを守っているからこそ世界観を崩さずにアナ雪のストーリーを楽しめます。

オリジナル版のアナ雪でも、キャストにミュージカル歌手や女優が選ばれています。日本語版でも、ミュージカル経験があったり、歌がうまいキャストが選ばれているようです。アナ雪は劇中歌も多い作品なので、必然的に歌唱力は求められます。

アナ雪はミュージカル要素のある作品です。歌が上手なだけでは実力が伴わないこともあります。アナ雪の日本語版キャストに選ばれているメインの神田沙也加さんや松たか子さんは、ミュージカル経験が豊富です。ミュージカル作品としてしっかりと実力のあるキャストが選ばれています。

アナと雪の女王は幅広い年代で人気があります。「雪だるまつくろう」は歌いやすく、小さなお子様の間でも親しまれています。

アナと雪の女王は当時大ヒットとなったものの、まだ観ていない方もたくさんいたようです。テレビ放送やDVDなどで観たら予想以上に面白かったという声が多くありました。ストーリーはもちろん面白いのですが、オリジナル版の世界観を崩さない日本語版のキャスト選出にもこだわっているだけあるクオリティです。

アナ雪を見る度に劇中歌のシーンで鳥肌が立つという方もいました。日本語版で神田沙也加さんが歌う「生まれてはじめて」でチョコを食べるシーンは、本当にチョコを頬張りながら歌っているようでとてもリアルだと評判があるシーンです。松たか子さんの「レット・イット・ゴー」も、澄んだ歌声が胸に響くと好評です。

アナ雪は2DアニメーションよりもよりリアルなCGを駆使したアニメーションなのですが、声優である神田沙也加さんが声を当てることでそれ以上の表現力が生まれると絶賛している方もいました。映像以上の演技や歌声はとても評価されています。

芸能人もアナ雪にハマっており、その影響で観たという方もいるようです。最初は字幕版を観ていたようですが、CDで松たか子さんの歌を聴いて思わず吹替版も観てしまったそうです。Youtubeにも松たか子さん演じるエルサの歌声が披露されていますが、3500万を超える再生回数で大人気を博しています。

アナ雪の日本語版声優一覧を見ると、とても実力の高い声優が集められていることが分かります。特にエルサ役の松たか子さんと、アナ役の神田沙也加さんの演技や歌声はとても評価されていました。

子供時代の声優一覧も、大人が担当しているのではなく劇団ひまわりの子役が声を当てていました。子役声優の中でも特に諸星すみれさんは現在も声優として活躍されています。そんなアナ雪は、2019年11月22日には「アナと雪の女王2」が公開されます。すでに続編の情報も出ているため、公開前にこれまでのアナ雪シリーズを見直してみてはいかがでしょうか？