【シドニアの騎士】白羽衣つむぎがかわいい!性格・強さや最後はどうなるか考察

「白羽衣つむぎ」は、『シドニアの騎士』に登場するキャラクターです。『シドニアの騎士』には数多くのキャラクターが登場しますが、白羽衣つむぎは作品のヒロインとして活躍する魅力的でかわいいキャラクターです。この記事では、白羽衣つむぎの人物像や作中での活躍や谷風長道との関係、物語の最後の展開と共に、アニメ版の声優である洲崎綾さんについても紹介し、白羽衣つむぎの魅力について迫っていきます。

【シドニアの騎士】白羽衣つむぎがかわいい!性格・強さや最後はどうなるか考察のイメージ

目次

  1. 白羽衣つむぎは何者?
  2. 白羽衣つむぎはかわいい!性格・強さも調査
  3. 白羽衣つむぎの最後を考察
  4. 白羽衣つむぎの声優
  5. 白羽衣つむぎに関する感想や評価は?
  6. 白羽衣つむぎのかわいい魅力まとめ

白羽衣つむぎは何者?

シドニアの騎士の作品情報

『シドニアの騎士』は、2009年から2015年まで月刊アフタヌーンで連載されていた弐瓶勉先生のSF漫画です。2014年には第1期がアニメ化され、2015年には『第九惑星戦役』として第2期が放送されました。2016年には星雲賞コミック部門を受賞しています。

シドニアという移民船を舞台に、外宇宙生命体・ガウナ(奇居子)に対して、衛人(もりと)と呼ばれる人型兵器で立ち向かう様子を描いており、アニメ版では3DCGが利用され、スピード感あふれる戦闘シーンが展開されています。

「ラブコメ」と「ハードSF」をうまく織り交ぜた『シドニアの騎士』は、どちらの要素も兼ね備えており、現在でもファンが多い作品です。現在までにアニメが2クール、1期のダイジェスト版として劇場用アニメを1本製作されました。

白羽衣つむぎは融合個体?

『シドニアの騎士』には非常に多くの登場人物が登場しますが、その中でも特に謎が多く、また人気が高いのは『白羽衣つむぎ(しらうい つむぎ)』です。人間ではないものの、数あるキャラクターで、『シドニアの騎士』のヒロインにふさわしい魅力を持っています。

白羽衣つむぎは「融合個体」と呼ばれる存在です。序盤でガウナに捕食され殺害された「星白閑(ほしじろ しずか)」を、ガウナを構成している「エナ(胞衣)」という物質で再現された「エナ星白」の卵子と人工の精子を用い、エナ星白の子宮に着床させて生み出された存在です。

衛人と同じくらいの巨大な本体と、胸部から伸びてコミュニケーションをとるための「胞手」から構成されます。アニメ制作時のスタッフからは胞手は「小つむぎ」と呼ばれていましたが、作中では最後まで「つむぎ」と統一されていました。

白羽衣つむぎはかわいい!性格・強さも調査

白羽衣つむぎのかわいい魅力①性格

白羽衣つむぎの性格は温和で礼儀正しく、声は母体となった星白閑に似ています。口調は丁寧で大人びていると思いきや、子供っぽい一面も見せます。作中に登場したばかりの頃は精神的に幼い部分もありましたが、長道たちとの交流を通して成長していきます。

初出撃の際、新型のガウナと間違えられて衛人からの攻撃を受けましたが、いち早く味方であると察知した長道によって助けられ、以降長道に好意を寄せることになります。しかし、当初はシドニアの住人からは快く思われませんでした。

シドニアは100年前の第四次ガウナ防衛戦において、当時作られた融合個体が暴走したことで船内へのガウナ侵入を許してしまい、人口の99%が死亡するという出来事があり、「融合個体はガウナだ。ガウナをシドニアに入れるな」といった抗議行動もありました。

多くの人に反対されても、白羽衣つむぎは戦場へと出続けます。白羽衣つむぎの多大なる活躍によって、反対する声も徐々になくなり、シドニアの住民や操縦士たちに受け入れられました。

ガウナを倒すために、シドニアを守るために、自らを犠牲にしてまで戦おうとする性格は多くのキャラクターに好意的に受け止められ、瀕死の重傷を負ってまでシドニアを救った時は、回復を願う花束が絶えませんでした。

白羽衣つむぎのかわいい魅力②強さ

白羽衣つむぎの戦闘能力は、作中でもトップクラスです。通常の衛人を超える機動力を誇り、巨大な弾体加速装置や格闘専用の爪など、対ガウナ戦において活躍し、巨大ガウナさえ単独で撃破するほどです。

体はガウナを覆う成分であるエナで、心臓部分を破壊されない限りは死なないほどの生命力を誇っています。肉体の再生速度はガウナほどではなく、大ダメージを受けた際などは専用の施設での治療が必要ですが、ほぼ不死身とも言えます。

移動能力も並の衛人では敵いません。超高速で移動や、地表スレスレで直角移動など、スピードも性能も高いのが特徴です。長道以外の操縦士はそのスピードを体験しただけで気を失うほどです。

作中で谷風長道は、他の操縦士より遥かに高い衛人の操縦技術を持っていましたが、白羽衣つむぎは長道と同等の働きをしていました。そしてお互いが信頼し合うことで2人の強さは増していき、最後まで戦局に大きな影響を及ぼしました。

白羽衣つむぎのかわいい魅力③感情表現

白羽衣つむぎは感情豊かなキャラクターです。特に小つむぎは、目や口などはないものの、喜怒哀楽を表現できます。怒ると青筋を立てますし、泣くと涙のような液体も出ます。

「わはーい」と言いながら喜んだり、頬を紅くしたりと、白羽衣つむぎ本体ができない感情表現を小つむぎが担当しています。また、アニメ版では小つむぎが動くたびに「ムキュ」というような効果音が入り、質感が想像できるような演出もありました。

長道には「つむぎは顔によく出る」と言われ、照れたりヤキモチを焼いたりと、その感情表現の仕方はかわいい年頃の女の子と同じです。言葉遣いなどが丁寧ですが精神的にはまだ幼いということもあり、他の登場人物の女の子以上に感情豊かです。

白羽衣つむぎのかわいい魅力④趣味

小つむぎが配管を通って長道の家に入り込んでいることは、軍の内部にはバレバレですが、一般の操縦士には内緒になっています。白羽衣つむぎの本体は専用格納庫にいて、居住区からは離れています。白羽衣つむぎの趣味の1つは読書で、格納庫には本棚があり「シドニア百景」「きのこ図鑑」「はらぺこゴウナ」などの本があります。

また、お風呂も白羽衣つむぎの趣味の1つです。科戸瀬イザナ(しなとせ いざな)や緑川纈(みどりかわ ゆはた)と一緒に小つむぎがお風呂に入るシーンが原作やアニメで描かれています。

さらにトランプも好きで、キノコトランプを持っています。長道の家に行った時もキノコトランプで遊んだり、トランプを握ったまま寝ていたりする描写がありました。

白羽衣つむぎの最後を考察

白羽衣つむぎと長道が両思いに

アニメ第2期では、レム恒星系第九惑星に前線基地とするために惑星を制圧し、最後の決戦に向かおうとするところで終わっています。はっきりとした結末は描かれておらず、登場人物たちの恋愛の行方などが分からないままです。

ですが、原作コミックでは最後の決戦まで物語は展開し、長道や白羽衣つむぎの活躍が描かれています。レム恒星系惑星ナインにいる大シュガフ船は成長を続けていました。このままではシドニアの未来はありません。大シュガフ船との決戦のため、理論上の最強兵器「重力子放射線射出装置」を開発していました。

そんな中、長道はコネを使い、つむぎの本体を居住区へ連れていきます。長道の操縦する衛人に手を引かれ、17メートルある白羽衣つむぎの本体は、ずっと憧れだった居住区を飛び回ります。

シドニア内にある海にも連れていきました。初めての海に「わはーい」とはしゃいで巨大な水しぶきを起こします。休憩していると、つむぎは泣き出します。「一度でいいから普通の大きさになって長道と会うことができたら」と涙が止まらなくなりました。

そんなつむぎに長道は「大きさなんか関係ない。身長差たったの15メートルだ」と言うと、つむぎに告白をしました。一瞬理解ができませんでしたが、言われた言葉を理解したのか、突然水が蒸発するほどの高温になりました。2人は身長差15メートルのキスをすると、海に漂うつむぎの体の上で、長道は小つむぎと手を繋いで過ごしました。

レム恒星で燃え尽きる

融合個体二号として極秘にされていた「かなた」が動き出しました。しかし、シドニアの科学者「落合」が人格を移しており、体内には重力子放射線射出装置を内蔵していました。落合はレム恒星へと移動します。大シュガフ船と共に、落合を倒す必要がありました。

最後の総攻撃が始まり、白羽衣つむぎは第2艦隊に配属されていましたが、作戦途中にシュガフ船の攻撃を受けて艦隊は壊滅しました。つむぎは身を挺して守ったおかげで全滅は免れましたが、つむぎの体は大きな損害を負いました。後から追い付いた長道の新型衛人・二零式がつむぎを抱きかかえ、培養槽がある第1攻撃艦隊へ合流しました。

第1攻撃艦隊はレム恒星の軌道上でエネルギーを蓄えていた「半自律式転換機構」を使って大シュガフ船を重力子放射線射出装置で狙い撃つ計画を進めましたが、転換機構を落合が体内に取り込みました。このままでは落合の兵器でシドニアが狙撃されてしまいます。長道が落合との決着をつけるために向かいます。

落合を倒した長道は、転換機構を軌道上に戻そうとしましたが、レム恒星へ近づきすぎたため操縦室の温度が上がり過ぎています。このままでは、軌道上に戻る前に操縦士が蒸発してしまいます。その時、培養槽のつむぎが飛び立ちました。

つむぎはエナで操縦室の密閉度を上げ、温度の上昇を止めました。しかし、再生が不完全なつむぎは、最後はレム恒星で燃え尽きてしまいました。転換機構は無事届けられ、重力子放射線射出装置が稼働し、大シュガフ船を撃破しました。シドニアがガウナに勝利しましたが、長道は大切は存在を失ってしまいました。

白羽衣つむぎはその後人間の姿に

決戦により損傷を受けたシドニアの復興が進んでいますが、つむぎは帰ってきません。1ヶ月経っても、その悲しみは癒えませんでした。

長道が泣いていると、星白閑に似た女の子がやってきました。足取りはおぼつかないものの、長道にはその子がつむぎだと分かりました。二零式の付着したエナで再生したつむぎは、念願だった人間サイズの体を手に入れることができました。その後に結婚し、長道との間に「長閑(のどか)」を授かり、惑星セブンへと入植をしました。

惑星セブンに入植してから10年後、シドニアの人工の半分はセブンへ定住を希望しましたが、もう半分は新しいシドニアと共に旅立ちます。旅立つ時にイザナから「長閑が困っていたら助けに来るから、僕が困った時は長閑が助けに来て」と言われ、長閑は元気よく返事をしますが、最後にこの約束が果たされることが明言されています。

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白羽衣つむぎの声優

白羽衣つむぎは洲崎綾

白羽衣つむぎの声優は、洲崎綾さんです。『シドニアの騎士』では、声優として白羽衣つむぎの他に、母体となった星白閑役やエナ星白、高い戦闘力を有するガウナ・紅天蛾(ベニスズメ)なども演じました。

現在でも声優として、様々なアニメやゲームで声を当てています。また、主題歌やキャラクターソングなど、数多くのCDもリリースしています。

洲崎綾のプロフィール

洲崎綾さんは石川県金沢市出身です。中学時代に『名探偵コナン』が好きで声優に興味を持つようになりました。東京芸術大学在学中、日本ナレーション演技研究所に入りました。大学卒業は一般企業に就職しながら声優の養成所へ通い続け、2010年に『バクマン。』でデビューしました。

声優デビューした後も数年間はアルバイトをしながらでしたが、徐々に様々な作品に出演していき、声優としての活動が増えていきました。2015年には声優アワードの新人女優賞を受賞しました。

洲崎綾の他の出演作

『シドニアの騎士』以外での洲崎綾さんの声優としての出演作には、『たまこまーけっと』の北白川たまこ役や、『キルラキル』の満艦飾マコ役などがあります。特にこの2作は思い入れが深い作品と、語っています。

他には『アイカツ!』の夏樹みくる、『アイドルマスター シンデレラガールズ』の新田美波、『艦隊これくしょん』の暁や響、雷や電などを演じています。また、『RWBY』のノーラ・ヴァルキリーを演じ、洲崎さんにとって声優として初めて吹き替えとなりました。

白羽衣つむぎに関する感想や評価は?

異形系ヒロインなのにかわいい

『シドニアの騎士』の中でも、かわいいキャラクターの白羽衣つむぎですが、そのかわいい人物像は多くの人に共感を得ています。最後は人間の姿になるものの、人型兵器として登場したつむぎですが、見た目以上に性格に好感を持つ人が多いようです。

つむぎの戦闘能力の高さはもちろん、日常パートもキャラクターの魅力を引き立てています。いわゆる「異形系ヒロイン」ですが、人間の姿を得る前に長道と結ばれるなど、『シドニアの騎士』のストーリーを評価する声もあります。

アニメ版では人間の姿になることはありませんでしたが、もし原作の最後までアニメ化されていたとしたら、白羽衣つむぎのファンは今まで以上に多くなるかもしれません。そのくらい、つむぎは『シドニアの騎士』になくてはならないヒロインの座を獲得しました。

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白羽衣つむぎのかわいい魅力まとめ

名実ともに『シドニアの騎士』のヒロイン

作中には様々な女性キャラが出てきますが、『シドニアの騎士』でヒロインと言えば、白羽衣つむぎと名前が挙がります。戦闘においても日常においても、中盤以降に登場したキャラですが、作品の中でその地位を獲得しました。

本体のつむぎはもちろん、小つむぎの存在も作品にはなくてはならない存在となりました。アニメでも原作でも、白羽衣つむぎはファンを魅了し続けています。

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