【ハンターハンター】ダルツォルネの念能力と強さは?本当の実力を考察

ハンターハンター・ヨークシン編にてクラピカが加入したマフィア・ネオン護衛団のリーダー・ダルツォルネは、数少ない登場回数に加え、目立った活躍がなく、念能力も不明であることから当初弱いキャラクターの1人に数えられていました。しかし、ダルツォルネに関する作中の台詞や、彼を倒した幻影旅団が並外れた強さであったことから、ダルツォルネの強さが見直されつつあります。今回は、ダルツォルネの念能力や実力を考察を交えて紹介します。

【ハンターハンター】ダルツォルネの念能力と強さは?本当の実力を考察のイメージ

目次

  1. ダルツォルネが登場するハンターハンターとは?
  2. ダルツォルネの念能力や強さ
  3. ダルツォルネの本当の強さを考察
  4. ダルツォルネとはどんなキャラ?
  5. ダルツォルネに関する関する感想や評価は?
  6. ダルツォルネの念能力強さまとめ!

ダルツォルネが登場するハンターハンターとは?

1998年に週刊少年ジャンプ14号から掲載が始まった「ハンターハンター」は、同誌人気シリーズ「ワンピース」に次ぐ長期連載を誇る人気作品で、単行本はこれまでに計36巻まで発刊、累計発行部数7000万部を超える大ヒット作品です。物語は、まだ見ぬ父を探すハンター・ゴン=フリークスの旅を軸にストーリーが進められ、今回紹介するダルツォルネは「ヨークシン編」にて登場したキャラクターです。

ハンターハンターの作品情報

最も面白い少年漫画に選ばれた人気作品「ハンターハンター」は、メインキャラクター4人を取り巻く個性豊な登場キャラクター達とのバトルや鍛錬、心理的駆け引きなど、緻密な作中設定や複雑なストーリー展開に定評のある漫画です。ハンターハンターでは、今回紹介するダルツォルネのように、登場回数が少ないサブキャラの設定も綿密に練られていることが、作品に深みを与えています。

また、「ハンターハンター」は、作者・冨樫義博さんの持病を理由に、連載当初から度々休載されることの多い漫画としても知られており、ハンターハンターの連載再開時には、ネットニュースに取り上げられるほどの大きな話題を呼んだ作品です。

日本のメディア芸術100選に選ばれた作品

メディア芸術100選に選ばれた作品・イメージ画像

富樫義博さんの漫画「ハンターハンター」は、「日本のメディア芸術100選 漫画部門」に選ばれた作品として高い評価を得ています。ハンターハンターの面白さは、漫画家・鳥山明さんの大ヒット作品「ドラゴンボール」シリーズにも匹敵すると言われ、1998年、2011年のアニメ化を始め、映画化、ゲーム化されました。

漫画「ハンターハンター」は、少年漫画の中では、グロテスクな描写や残虐で容赦のない展開が多く描かれた作品としても知られています。このように少年漫画作品としては、過激な描写が多い一方で、緻密で複雑なストーリー展開や登場キャラの詳細なキャラ設定、念能力を始めとする作中用語の多さなど、他の作品には見られない奥深い世界観が人気を集めています。

ハンターハンターの魅力とは

ハンターハンターの魅力の一つに、キャラごとに発せられるオーラを用いた特殊能力「念能力」は、欠かせない要素です。念能力は、戦闘時だけでなく、対人的なかけひきのように戦闘以外でも用いら、これらの設定が作品に奥深さを与えているでしょう。また、念能力には、相性や作戦次第では、格下が格上に勝つことも可能であり、力技だけでは戦闘力が高いとみなされません。

ハンターハンターは、少年漫画でよく描かれるバトルやギャグシーンだけでなく、ハンター同士の心理的な駆け引きの描写などシリアスな一面も多く描かれ、至るところに張られた膨大な伏線や複雑なストーリー展開が、大きな魅力です。また、ゴンを始めとする登場キャラクターの可愛さや親しみやすさから、男性だけでなく、女性読者も多い少年漫画です。

ハンターハンターのメインキャラクター

「ハンターハンター」のメインキャラクターは、主人公でハンターの父を探す旅に出たゴン=フリークス、ゴンの親友で名高い暗殺一家の一員キルア=ゾルディック、作中最強の暗殺集団・幻影旅団へ復讐を誓うクルタ族の生き残りクラピカ、メインキャラクターの中で最年長であり、医者を志すレオリオ=パラディナイトの4人を中心に物語が展開されます。

ハンターハンターは、主人公・ゴンの旅やバトル、仲間たちとの絆をメインに描かれていますが、「ヨークシン編(幻影旅団編)」「暗黒大陸編」では、もう1人の主人公と呼ばれるクラピカの幻影旅団への復讐劇をメインに描かれたエピソードもあります。

『HUNTER×HUNTER』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト

ダルツォルネの念能力や強さ

少ない登場回数でありながら、読者に強烈な印象を与えたネオン護衛団リーダー・ダルツォルネの念能力や強さについて、作中では描かれておらず詳細は明らかにされていません。そこで、以下では登場キャラの台詞や対峙したキャラの強さに考察を交えて、ダルツォルネの念能力や強さを紹介します。

ダルツォルネの念能力

念能力・イメージ画像

登場回数が少なく、目立った活躍もないまま幻影旅団メンバー・スフィンクスに殺害されたダルツォルネは、念能力は勿論、戦闘力すら描かれておらず、一部の読者の間では、弱いキャラクターというイメージが付着しています。しかし、他の登場キャラクターの発言から、ダルツォルネの戦闘力が再評価されつつあります。

また、組長ライト=ノストラードのセリフから「銃弾10発受けても耐えられる」ことが判明しています。そして、ダルツォルネが登場したヨークシン編にて、幻影旅団の元メンバー・ウボォーギンが、銃弾でダメージを負わない強化系の念能力者であることが描かれています。ノストラードの台詞とウボォ―ギンの言動から、ダルツォルネの念能力は、おそらく強化系ではないかと考察されます。

ダルツォルネの念能力の強さは?弱い?

ダルツォルネの念能力だと考察される強化系は、オーラを纏った攻撃しかダメージを受けない性質を持っており、強化系の念能力者によっては、ハンドガンやライフルを数発撃っても、かすり傷程度のダメージしか感じない描写が描かれています。よって、ダルツォルネの念能力だろうと考察される強化系は、通常攻撃による戦闘には最強であるが、念能力を纏った攻撃方法によっては弱い側面を持っています。

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ダルツォルネの本当の強さを考察

原作では、幻影旅団の元メンバー・ウボォ―ギンにかすり傷一つつけられず、目立った戦闘シーンも無くあっけなく倒された弱いイメージが定着されつつありますが、旧アニメ版では実力の高さをうかがわせるシーンが加えられました。以下では、ダルツォルネの本当の強さについて、作中の台詞や、比較対象を基に考察を交えて紹介します。

銃弾が効かない念能力者

ダルツォルネが護衛を務めるネオンの発言から、銃弾が効かない念能力者であることが言及されています。ダルツォルネの念能力系統と考察される強化系は、主に自分の身体や武器のように、モノの持つ働きや力を高める能力であり、攻撃力だけでなく、防御力・治癒力も高まる、戦闘面では最も強い系統です。

クラピカの念系統

ハンターハンターのもう1人の主人公に位置づけられるクラピカの念系統は、オーラを物質化させる具現化系です。作中で描かれたクラピカの念能力の特徴は、右手5本の指にそれぞれ念能力によって具現化した鎖を創りだし、クラピカの意思によって、鎖ごとに付与された能力を発動させ、敵を束縛・ダメージを負わせます。

銃弾による攻撃は、クラピカのように強化系でない念能力者にとっては、致命傷を負いかねない危険な武器だと捉えられています。しかし、攻撃力に加え、防御・治癒力を高めることができる強化系の持ち主であれば、銃弾による攻撃を無効にすることが可能です。

ダルツォルネの比較対象

作中で目立った活躍が描かれなかったダルツォルネが弱いと言われる原因は、比較対象にもあります。ダルツォルネの比較対象にされるウボォ―ギンの強さは、銃弾は勿論、戦車から放たれるバズーカを受けてもダメージを負う素振りすら見せない、かつミサイル並みの威力を持つパンチ力で敵を一掃させる、桁外れの強さを持っています。

ダルツォルネを倒したウボォ―ギンやスフィンクスの戦闘力の高さや、作中で描かれた幻影旅団各メンバーの並み外れた戦闘能力は、どの登場キャラとも比べものにならないくらいの強さを持っています。よって、作中の登場回数が少なかったダルツォルネが弱いと言われる理由は、比較対象であるキャラクターが強すぎたことにあります。

旧アニメのダルツォルネ

原作では、ネオンの護衛団リーダーとして登場するも、戦闘シーンがほとんど描かれずあっけなく倒された印象が強いですが、1999年に放送された旧アニメ版では、念能力を発現させてウボォ―ギンに傷を負わせることに成功します。そして、スフィンクスに胸を突かれた際、仲間であるクラピカ達の逃走を助けるために、時間稼ぎを行うなど、原作で強調されていた残忍な一面が和らいだ、良心さを持ち合わせた性格に変えられています。

ダルツォルネは弱くない

ハンターハンターにて、戦闘力の弱いキャラクターとして認知されているダルツォルネですが、比較対象が作中最強の戦闘集団・幻影旅団であったことが弱いキャラクターというイメージが定着させたでしょう。また、幻影旅団と対等に戦えるハンターの数すら限られてくることや、ダルツォルネ自身が弱いと思わせる描写が無いことから、決して戦闘力が弱いハンターではないことが考察されます。

モテモテなダルツォルネ

作中では、部下にも容赦がない残忍な性格が強調されていますが、ダルツォルネの初登場シーンから女性にモテモテであることが推測されます。モニター越しでクラピカ達に話しかけるダルツォルネの両脇には、女性2人がマッサージを施しており、このシーンがダルツォルネの初登場となりました。

ダルツォルネとはどんなキャラ?

ダルツォルネのキャラ調査・イメージ画像

メイン・サブキャラ問わず、緻密なキャラ設定に定評のある「ハンターハンター」に登場したネオン護衛団ダルツォルネの気になるキャラについて紹介します。

ダルツォルネとは

ダルツォルネは、占い師・ネオンの護衛を任されたネオン護衛団のリーダーを務めるハンターです。作中にて彼の戦闘シーンが描かれなかったことから念能力は不明とされています。また、直情で残忍な言動が目立つ一方、強化系最強と言われるウボォ―ギンと対峙した時の反応や、スフィンクスによるあっけない最期の姿から、様々な評価が飛び交うキャラクターです。

ダルツォルネとネオン

ダルツォルネが護衛を務める「ノストラードファミリー」組長ネオン・ノストラードは、的中率100%の予言を書き記す人気占い師であり、特質系の念能力者でもあります。部下の前では強気に出るダルツォルネに、手を焼かせるほどのわがままな性格の持ち主で、ネオンに叩かれてばかりいるダルツォルネの頭には、いつもたんこぶがついています。

ダルツォルネの小物感

裏切りを働いた部下に対して容赦のない粛清を繰り出すなど、残忍かつハンターとしてやり手な印象を強く植え付けていたダルツォルネですが、作中で描かれた小物っぷりが、読者の間で弱いキャラクターとして評価される原因になったと推測されます。例えば、強化系念能力者のウボォーギンを見て戦慄を走らせたり、その直後に登場した陰獣に対する態度や目の前の戦闘を他人に任せるなど、小物感を出していました。

ダルツォルネの最期

ダルツォルネの最期・イメージ画像

強化系最強と言われるウボォーギンは、護衛団の1人・クラピカによって捕らえられ、ダルツォルネは目立った活躍を見せませんでした。その後、ウボォーギン奪還を目論み近づいてきた幻影旅団をアジトに引き入れた挙句、団員のスフィンクスに倒されるなど、あっけない最期を迎えました。比較対象が悪かったことからダルツォルネの実力が見直されつつありますが、リーダーとしては役不足だったことが弱い印象を強めたでしょう。

ダルツォルネの名言?

ダルツォルネが弱いという印象を最も強めた名言「敵の姿を勝手に想像するな」では、彼自身の無能さが露見した迷言として知られています。この台詞が発せられる直前、クラピカがダルツォルネに対して、敵の情報を知ることで、的確な対策が施せるという問いを投げかけており、ダルツォルネの軽薄さを知ることができる一面です。

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ダルツォルネに関する関する感想や評価は?

ダルツォルネに関する感想や評価を調査・イメージ画像

残忍な一面を持ちながら、目立った活躍や戦闘シーンもなく倒された印象が強いダルツォルネですが、彼が護衛を務めるノストラードファミリー組長こと、占い師ネオンとのコミカルなやり取りで、密かに人気を集めているキャラクターでもあります。以下で、ダルツォルネに関する感想や評価を紹介します。

感想1:ダルツォルネのキャラ設定が細かい

個性豊かなキャラクター・イメージ画像

各キャラクターの設定が緻密なことで知られる漫画「ハンターハンター」では、主要キャラだけでなく、ダルツォルネのように、登場回数の少ないキャラにも個性を出した言動を描いています。

他マンガにあるように口調や嗜好の違いだけでキャラ分けしているものとは異なり、各キャラの考え方や思考、立ち位置の違いが個性となっている。

このように、綿密なキャラ分けによって、読者の間でダルツォルネの強さや弱さについて様々な考察が飛び交う要因となっているでしょう。

感想2:ダルツォルネとネオンの姿にほっこり

リーダーの素質にはやや欠けるダルツォルネですが、天真爛漫なネオンに振り回される彼の姿や、ダルツォルネにわがままを言うネオンの姿のように、バトルシーンやシリアスシーンとはかけ離れた場面での2人の掛け合いは、読者の間で人気があります。「ヨークシン編」は主にクラピカの幻影旅団への復讐が描かれましたが、ダルツォルネとネオンのコミカルシーンにも着目して読んでみませんか。

ダルツォルネの念能力強さまとめ!

ハンターハンター「ヨークシン編」にてクラピカが加入したマフィア・ノストラードファミリーの一員として登場したダルツォルネの念能力や強さを考察を交えて紹介しました。登場回数の少なさや戦闘シーンが描かれなかったことから弱い印象が多く広まっていますが、比較対象が強すぎたことなどから、ダルツォルネの強さが再評価されつつあります。

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