うさぎドロップの結末が気持ち悪い?賛否両論の最終回・ラストをネタバレ

テレビアニメ、そして実写映画にもなった人気漫画『うさぎドロップ』。祖父の隠し子である6歳少女を三十路独身男が引き取るというドラマチックな設定に、リアルな子育てエピソードが共感を呼んだ『うさぎドロップ』ですが、その『うさぎドロップ』最終回結末が気持ち悪いなど賛否両論の声が…。この記事ではそんな『うさぎドロップ』の気持ち悪いという噂のラスト結末とその後のネタバレ、そして『うさぎドロップ』賛否両論の評価について紹介していきます。

うさぎドロップの結末が気持ち悪い?賛否両論の最終回・ラストをネタバレのイメージ

目次

  1. うさぎドロップのあらすじネタバレ
  2. うさぎドロップの気持ち悪いといわれる最終回
  3. うさぎドロップの最終回のその後
  4. うさぎドロップの結末は気持ち悪い?不評な感想や評価を紹介
  5. うさぎドロップの結末は感動する?好評な感想や評価を紹介
  6. うさぎドロップのアニメの感想や評価は?
  7. うさぎドロップの気持ち悪いといわれるラストまとめ

うさぎドロップのあらすじネタバレ

テレビアニメ、そして実写映画にもなった人気漫画『うさぎドロップ』。30歳独身男が、祖父の隠し子である6歳の女の子を引き取るというドラマチックな設定と、子育てに奮闘する様子をリアルに描いていることで大きな反響を呼びました。『うさぎドロップ』はアニメと映画では原作漫画の前半のみを描いていますが、原作の『うさぎドロップ』はラスト結末とその後の展開が気持ち悪いというということで批判の声もあがりました。

この記事ではそんな『うさぎドロップ』のあらすじや気持ち悪いと言われているラスト結末のネタバレ、そして『うさぎドロップ』の賛否両論の評価について紹介していきます。

うさぎドロップの作品情報

『うさぎドロップ』は雑誌「FEEL YOUNG」で2005年10月から番外編含め2012年1月まで連載された宇仁田ゆみさんの漫画です。『うさぎドロップ』単行本は全10巻。2011年7月には『うさぎドロップ』テレビアニメ放送開始、そして翌月8月には『うさぎドロップ』実写映画公開もされています。

『うさぎドロップ』は2部構成になっており、『うさぎドロップ』第1部では主人公大吉が幼い"叔母"りんと家族として絆を結んでいく過程を描いたもの。『うさぎドロップ』第2部では高校生になったりんが母親という存在について、また自身の恋について向き合っていく様子が描かれています。テレビアニメ、そして実写映画の『うさぎドロップ』ではこの第1部を映像化しており、気持ち悪いと言われているのは原作の第2部のようです。

うさぎドロップのあらすじネタバレ

『うさぎドロップ』主人公ダイキチは衣料品メーカーに務める30歳の独身男。祖父の訃報を聞き駆けつけた祖父の家で、ダイキチは1人の少女と出会います。そしてその少女の出生には大きな秘密が。その6歳の少女りんはなんと祖父の隠し子で、ダイキチの叔母にあたるというのです。彼女を遠巻きにする親族たちに違和感を感じ、ダイキチはりんの後見人として名乗りを挙げます。

そして始まった6歳の少女との生活は、子供の世話などしたことのないダイキチには戸惑うばかりの生活です。妙に落ち着いたりんのおかげでなんとか乗り切る毎日。そんな中同じ幼稚園に通い同じくシングルで子育てをするゆかりと知り合います。ダイキチは彼女や他の保護者、そして会社の同僚の話を聞きながら、少しずつりんの保護者として成長し、家族としての絆を育んでいきます。

りんの実母である正子はダイキチの祖父宋一の家政婦として働いていた女性で、漫画家であった彼女は「母親になれる人はたくさんいるけれど、自分の仕事をできるのは自分しかいない」という考えのもと、りんの養育を放棄しました。ダイキチは正子の態度に怒りを感じるものの、しかし彼女がりんに関わることを望んでいない以上、正子に何かを求めることはしません。

正子に子供と保護者の名字は一緒がいいはずだと言われ、ダイキチはりんに自分が本当の父親になること、つまり養父になることを提案します。しかしりんに「おとうさんはおじいちゃん」「ダイキチはダイキチでいい」と言われ、そのままの存在を受け入れていくれていることにダイキチは驚き、また涙します。

そして『うさぎドロップ』第2部でりんは高校生に。幼馴染のコウキとの関係は曖昧で、彼の元カノに色々振り回されたせいでお互い惹かれあっていたのにタイミングが噛み合わず上手くいきません。そんな中ダイキチとコウキの母ゆかりもお互い惹かれあっていながらも、子供たちに配慮してプラトニックな関係を保っていました。しかしりんとコウキの関係に区切りがついたことをきっかけに、自分たちの関係にも区切りをつけます。

コウキの一件から、りんは母親という存在を意識し始めます。こっそり戸籍を調べようとしますが、ダイキチに知られてしまいます。ダイキチはそれを責めることはせず、正子に会ってみるかと提案します。りんが会いにいくと、正子のお腹には新しい命が宿っていました。正子は昔の自分の考えが間違っていたことをりんに謝ります。りんは生まれてくる赤ちゃんに対し、自分をお姉さんだと思っていいですか、と正子に尋ねます。

正子の話を聞いて、今一度自分を引き取って育ててくれたダイキチについて考えるりん。この頃から少しずつダイキチに対する思いに変化が出てきます。またダイキチとコウキの母ゆかりの淡い恋愛関係も、ゆかりの見合いという建前をきっかけに終止符が打たれます。ゆかりの再婚が決まり、失恋で落ち込むダイキチを見て、りんは自分の中の恋心に気づいてしまいます。

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うさぎドロップの気持ち悪いといわれる最終回

気持ち悪いと言われている『うさぎドロップ』の最終回、一体どんなストーリー展開だったのか、『うさぎドロップ』9巻からあらすじをネタバレ紹介していきます。

うさぎドロップ最終回ラストネタバレ:カズミに子ども

わがままで子供嫌いだったダイキチの妹カズミはなんと娘を授かります。第1部で結婚は決まっていたものの、早く子供が欲しいという婚約者の意見に反対していたカズミですが、最終回ではそんな彼女も1児の母として子育てに奮闘していました。

うさぎドロップ最終回ラストネタバレ:りんの恋心

ダイキチのゆかりへの失恋で自身の恋心に気づいてしまったりん。しかしその想いは禁断であり、バレてしまえばダイキチとの今の生活は壊れてしまいます。気持ちを隠し、このままダイキチの側にいたいと願うりんですが、その想いは隠しきれずコウキに気付かれ、そしてダイキチにも知られてしまいます。りんの気持ちを知ったダイキチはショックを受け、2人の関係はぎくしゃくしてしまいます。

りんはダイキチに、ただダイキチの側にいたいこと、今以上の関係は望んでいないこと、ただダイキチへの気持ちは家族としてだけではなくて…と自分の気持ちを素直に告げます。それを聞いたダイキチは、「それは俺にとって一番残酷だ」と告げ、「聞きたくない言葉だった…」と漏らします。そう言われたりんは「一生ここに居座ってやる!」と宣言しますが、自分の気持ちがダイキチを傷つけるという事実にショックを受けます。

うさぎドロップ最終回ラストネタバレ:真実

ダイキチに拒絶されたりんは、この気持ちを誰に相談したらいいかわからず、実母の正子のもとへ向かいます。玄関先で口ごもるりんを、正子は何も聞かず迎え入れます。そしてダイキチが好きだと話したりんに、正子はりんに隠していた真実を伝えます。ダイキチの祖父宋一はりんの実父ではないと言うのです。

正子のところへりんを迎えにきたダイキチは、自身もりんが宋一の実子ではないことを知っていたと明かします。りんを引き取ってすぐ、宋一の遺書からそれを知ったというのです。しかし血縁ではないとりんに明かせば、りんの居場所を奪うことになりかねない、そう考えたダイキチは、敢えて真実は明かさなかったのでした。

うさぎドロップ最終回ラストネタバレ:条件

りんはダイキチと血の繋がりはないと知り、またそれを隠していたダイキチの優しさを知り、抱えていたモヤモヤが全て晴れ、心が決まります。「わたし、ダイキチのこと好きでもいいんだね」と笑うりんに、ダイキチは「いや、」と頭を抱えます。「お前が40のおっさんを連れてきたら絶対そいつのことを許さないし」と言うダイキチに、「年の話じゃないでしょ」と理詰めで追い詰めるりん。

口では勝てず、かといって安易に拒絶することもできないダイキチは、「もう少し時間をくれ」とお願いします。あと2年、高校を卒業するまで。そしてその間にダイキチは自分のりんへの気持ちを考え、さらにりんには他に好きな人ができたら自分のことは忘れろ、と条件を出します。

うさぎドロップ最終回ラストネタバレ:りんと大吉の結婚

そして2年後、りんは高校を卒業し、家で2人は向き合います。りんへの想いを話すダイキチ。親代わりとして大事に思ってきたこと、そしてそれだけではなく、りんは自分にとって高嶺の花だと語ります。そして無言ののち「…結婚しよっか」と切出すダイキチ。大喜びのりんに「いずれ」「まだガキ」とは付け加えますが、ダイキチはりんと、そして自分の気持ちを受入れたのでした。

まだ少しぎくしゃくしながらも、新たな距離感を築いていくりんとダイキチ。「ダイキチの子供が産みたい」というりんに、ダイキチはまだ困った顔をします。「そしたらその子のことをすごく大事にするの」「わたしみたいにね」と話すりんに、ダイキチはこっそり涙します。2人はそうして少しずつ、新たな家族として歩みだしたのでした。

うさぎドロップの最終回のその後

『うさぎドロップ』本編は9巻までですが、『うさぎドロップ』番外編としてその後を描いた6つのエピソードが10巻として刊行されています。『うさぎドロップ』10巻ではりんやコウキの幼少期のエピソードから、グレていたコウキが更生するまでの話、そしてりんとダイキチの最終回その後のエピソードが描かれています。

うさぎドロップ最終回ラストその後ネタバレ:小さなハート

玄関に入ってきた蟻を潰すりん。そんなりんの姿を見たダイキチは慌てて止めますが、りんは蟻や蛾を殺すことになんら躊躇しません。そんなりんに複雑な思いを感じるダイキチ。しかし家の中にクモが現れ、そのクモをダイキチが殺すと思ったりんは「えきちゅうだから殺さないで!」と止めます。それがおじいちゃんの教えだったのです。ダイキチが「俺もじいさんから聞いた」と言うと、嬉しそうな顔になるりん。

そしてダイキチが殺虫剤で殺す虫について尋ねます。「やっつけていい虫とやっつけちゃいけない虫がいるのはなんで?」というりんの問いに、ダイキチは適当なことは言えず答えに悩みます。そして命あるものは極力殺してはいけないという結論を出し、なんとかその答えに納得してもらいます。子供の純粋な問いに大人がどう答えるべきか、その難しさに初めて直面したダイキチなのでした。

うさぎドロップ最終回ラストその後ネタバレ:コウキのケガ

りんやコウキの服からどんどん出てくる砂。その砂を庭に撒きながら、アパート住まいの人は一体どうしているんだろうとダイキチは考えます。コウキの母ゆかりの苦労を考えると、コウキのアホさが心配で仕方がなくなるダイキチです。そんなある日ふざけて後ろ歩きをしていたコウキが、排水溝の溝に落ちて頭に怪我をしてしまいます。幸いりんが一緒にいたため、りんがダイキチを呼んですぐ病院で診てもらえました。

血は大量に出たものの、後遺症などもなく無事で済んだコウキ。りんから転んだ理由を聞いて全くアホ…と思うダイキチですが、ダイキチの頭にハゲがあることにりんが気づきます。慌てるダイキチですが、そういえば子供のことお風呂場でジャンプして頭に怪我をしたことを思い出します。コウキのことを他人に思えないダイキチなのでした。

うさぎドロップ最終回ラストその後ネタバレ:お出かけ

頭の怪我で夏休みなのにプールに行けないコウキのため、ダイキチの提案で河地家と二谷家で水族館へ出かけます。人混みの中ペンギンが見れるように、子供たちを肩に担いでやるダイキチ。4人の姿は側から見たら家族そのもので、それに気づいたダイキチは少し恥ずかしくなります。父親の体調が優れず、実家の心配をするゆかりの話を聞いて、もっと実家に頼ればいいのにと思っていたダイキチはそれぞれ事情があるのだと痛感します。

すっかり水族館を気に入ったコウキは、次はいつ行くのかとダイキチに詰め寄ります。そんな様子を見て、コウキはダイキチが好きだねと話すゆかりとりん。そして時は流れて10年後、ぎっくり腰で倒れたダイキチの横で一緒にゲームに勤しむコウキ。自分で動けないダイキチをコウキが支えて介抱します。「じじいになったら俺がおぶってやるよ」というコウキに、ダイキチは時の流れと、言いようのない気恥ずかしさを感じるのでした。

うさぎドロップ最終回ラストその後ネタバレ:正子と彼氏の出会い

りんの実母である正子と、その彼氏の出会いについて。付き合っていた彼女に家を追い出され、宿無しとなった彼は正子のところへヘルプでアシスタントとして入ります。きつい性格の正子と人の逃げ出す職場に外れを引いたと感じる彼ですが、行く場所もないため正子の家に住み込みで働けないか頼みます。人も休みもない過酷な現場に耐えながら、時折寝ながら泣く正子を観察する彼。

ある日寝ていた正子のお腹に異様な傷があるのを見て、どうしたのかと彼が尋ねると「子供を捨てて、漫画を取っただけ!」と正子は言い捨てます。どうして彼女が生活が破綻しそうになるくらいがむしゃらに仕事をしているのか…彼は加護欲からか少しずつ正子に惹かれていきます。そしてりんが高校生になる頃には、正子との間にりんの妹となるまゆきを授かるのでした。

うさぎドロップ最終回ラストその後ネタバレ:コウキの話

中学時代、グレて進学の危うくなってしまったコウキ。りんと同じ高校に進学したいという思いから、再び彼女の信頼を得るために茶髪にしていた髪を黒く戻し、さらに刈り上げにしてしまいます。りんに振り向いてもらえず、紅璃先輩と付き合い、不良になっていったコウキ。りんに再び受け入れてもらえたコウキは、俺はただりんの隣に立ちたかっただけだ…と自分の気持ちに気づくのでした。

うさぎドロップ最終回ラストその後ネタバレ:大吉とりんが結婚後

最終回その後のエピソード。地元に帰ってきたコウキに、「うちの新妻はばあさんみたいだ」そう漏らすダイキチ。出汁をとった煮干しを食べたり、煮物にかまぼこを入れたり、祖父に育てられたせいか好みの古臭いりんを、どこか誇らしげにばあさんと表現するダイキチ。共に生活する環境は変わりませんが、2人は無事夫婦として新たな関係を築いていっているようです。

Thumbうさぎドロップの結末をネタバレ解説!ストーリーや登場人物の関係は? | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

うさぎドロップの結末は気持ち悪い?不評な感想や評価を紹介

『うさぎドロップ』は人気漫画ながらも、その結末から気持ち悪いと感じる人が続出しました。実際『うさぎドロップ』を読んだ人がどのような感想を持ったのか、マイナスな評価をまずいくつか紹介していきます。

『うさぎドロップ』の育ての親がその子供と結ばれるというその結末に、気持ち悪いと嫌悪感を示す人が非常に多かったようです。『うさぎドロップ』のストーリーは第1部と第2部に分かれますが、『うさぎドロップ』第1部のほっこりした子育て物語から、『うさぎドロップ』第2部で恋愛関係になる結末に対しその温度差が理解できず引く人が多いようです。

また『うさぎドロップ』の作者宇仁田ゆみさんが子育て経験者であることもあり、そのリアルな子育て描写に共感する声も多く、親心に共感した分『うさぎドロップ』のその後の恋愛展開という結末に馴染めなかった人が多いようです。

人によっては大きなトラウマを残した『うさぎドロップ』の結末。『うさぎドロップ』は人と人との関係を丁寧に描いた作品ですが、リアルに感じられるからこそ受け付けない人には気持ち悪いと感じさせるのかもしれません。

うさぎドロップの結末は感動する?好評な感想や評価を紹介

次に『うさぎドロップ』の後半のストーリー展開や結末その後に関して、肯定的に受け入れた人はどのような感想を抱いたのか紹介していきます。

『うさぎドロップ』の第1部では幼いりんと慣れない子育てに奮闘する姿がリアルだと評価されていましたが、『うさぎドロップ』第2部の高校生編になると、思春期の子供の悩みや親との関係性などが描かれていて、こちらもまた子供の成長を考えさせられると評価する声が多数ありました。

『うさぎドロップ』第1部の幼少期とはまた雰囲気は変わるものの、『うさぎドロップ』第2部の丁寧に描かれた人間関係や感情表現がやはり読んでいてい引き込まれる、面白いという声もたくさんありました。

『うさぎドロップ』第2部では恋愛模様に焦点がおかれているため、そうした物語を楽しめる人には『うさぎドロップ』の結末に向けての展開も面白いと感じられるようです。

うさぎドロップのアニメの感想や評価は?

『うさぎドロップ』のテレビアニメは2011年7月からフジテレビ「ノイタミナ」で放映されました。全11話構成で、『うさぎドロップ』原作の第1部を映像化しています。りんやコウキなど子供のキャラクターには実際の子役が声をあてており、子供たちのリアルな声の表情が楽しめます。そんなアニメ『うさぎドロップ』を観た人はどんな感想を持ったのか、いくつか紹介していきます。

『うさぎドロップ』の結末には驚くものの、心理描写が丁寧なため、抵抗なく受け入れられたという声も多々見られました。

アニメ『うさぎドロップ』を観た人の中には、『うさぎドロップ』を観ると子供が欲しくなるという意見が多数見られました。『うさぎドロップ』では子育ての大変さも描いていますが、子供の愛らしさや共に生活することでお互いに成長していく姿などを見て子供を持つことに惹かれる人が多かったようです。

『うさぎドロップ』はアニメ作品には珍しい生活感に溢れたエピソードが多く、子育ての面から現代社会も描いているため実際の生活と重ね合わせて見る人も多いようです。幼稚園のお迎えのために残業のない部署に移動する、子供が起こす予測不能なトラブルで遅刻や欠勤をしてしまうなど、『うさぎドロップ』では他のアニメ作品にはなかなかないリアルな苦悩が描かれているため、『うさぎドロップ』のそこを評価する声も多かったです。

また『うさぎドロップ』ではシングルマザーとして働きながら息子のコウキを第一優先で生活するゆかりや、夫婦関係に悩みながらも子供のために我慢する春子、自分の時間や生活を守るために子供を産みたくないカズミや、仕事のためにりんを捨てた正子など、様々な立場で様々な考え方を持つ女性が描かれています。女性がどう社会と子育てに関わっていくかを多様に描いている面で、『うさぎドロップ』を評価する声もありました。

うさぎドロップの気持ち悪いといわれるラストまとめ

気持ち悪いという声の多かった漫画『うさぎドロップ』、その最終回結末やその後のネタバレ、賛否両論だった評判の紹介、いかがでしたでしょうか。『うさぎドロップ』は作者の宇仁田ゆみさんが実際に子育て経験者であることもあり、リアルな子育てが描かれています。『うさぎドロップ』は子供の愛らしさや育てることの大変さ、社会とのすり合わせ方など、リアルな描写が多く共感を呼んだ分、結末で賛否が別れてしまいました。

『うさぎドロップ』の子育て描写がリアルであるほどに、その後の育ての親とその子供が結婚するという結末が生々しく気持ち悪いと感じられたようです。しかし否定的な意見ばかりではなく、その丁寧な描写を賞賛する声も多々ありました。まだ『うさぎドロップ』をご覧になっていないという方は、ぜひ一度ご自身でご覧になってから結末をどう思うか考えてみるといいかもしれません。

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