2018年06月22日公開
2018年06月22日更新
うさぎドロップのストーリーをネタバレ!あらすじや最終回・結末を紹介
人気アニメ・漫画うさぎドロップのあらすじをネタバレで紹介!河地大吉が偶然出会い育てる事になったりんとのほのぼのストーリーうさぎドロップのあらすじを最終回までネタバレで記載していきます。また大吉と凛の関係性や凛の辿ってきた不遇な人生・意外な展開を迎えた結末・大吉の子育ての協力者などを紹介。本記事を読めばうさぎドロップのあらすじについて丸わかりですので是非ご覧下さい!
目次
うさぎドロップのストーリーをネタバレ紹介!
本記事ではうさぎドロップのあらすじを最終回までネタバレで紹介します!連載・放送が終了した後もファンに支持されているほのぼのストーリーの結末を是非ご覧下さい。まずはうさぎドロップに登場する主要キャラクターや大筋となる内容を、あらすじの前に紹介しますのでご覧下さい。
うさぎドロップとは?
うさぎドロップとは2005年から2011年まで「FEELYOUNG」で連載されていた漫画です。漫画以外にもアニメや実写化がされている人気があります。30歳の独身男性・河地大吉が身よりのない少女りんと出会う事で物語が展開していきます。また最終回では意外な結末を迎えた事で話題になっており、本記事ではそんなうさぎドロップのあらすじをネタバレしながら結末まで紹介します!
うさぎドロップのりんとは?
うさぎドロップに登場するりんとは河地大吉の祖父に当たる鹿賀栄一の娘として登場した人物です。凛という名前は栄一が好きだった「りんどう」の花から取り名付けられています。栄一がこの世を去った際には引き取り手がいなく不遇な境遇に陥っていましたが、栄一の葬式に来ていた大吉に引き取られる事になります。りんはとても子供好きでしっかりした性格をしています。
画像はりんと幼馴染の二谷コウキです。学校ではいう事を聞かないため問題児として扱われていますが、不審者が家の前にいた際にはりんを守ろうとするなど男らしい一面を持っています。母であるゆかりの事を「口うるさいおばさん」などと言っていますが本心では母親が幸せになる事を願っています。高校生になった作中ではりんとゆかりの事を「世界二大いい女」と言うようになりました。
うさぎドロップの大吉とは?
うさぎドロップに登場する河地大吉とはりんの叔父に当たる人物として登場したキャラクターです。30歳の独身男として描かれており凛を引き取るまでは育児の経験などはありませんでした。子供の頃に頭を怪我したという描写がされており一部の家が生えていません。また衣料品メーカーに勤めていますが野球が得意という事で採用された過去を持っています。
画像はコウキの母親である二谷ゆかりです。りんを保育園に迎えに行った際に大吉と出会っています。夫とはすれ違いの生活が続いた事で離婚しておりコウキを女手一つで育てています。大吉とは子育ての悩みなどを共有していくうちにプラトニックな恋愛関係になっています。うさぎドロップ作中ではコウキが高校を卒業する事に別の男性と再婚しています。
うさぎドロップ作者の宇仁田ゆみとは?
うさぎドロップ作者の宇仁田ゆみとは1998年にデビューした漫画家です。うさぎドロップの他には「トリドリ恋歌」「ねむりめ姫」「パラパラデイズ」などを連載しています。温かい色使いと柔らかいタッチの描写を得意としておりファンにとても人気があります。また漫画家としてだけでなくイラストレーターとして活躍している人物です。
うさぎドロップのあらすじをネタバレ紹介!
ここからはうさぎドロップあらすじについてネタバレで紹介していきます。うさぎドロップは大吉がりんを引き取りお互いに成長していくのが特徴的です。また1部と2部でストーリーが分かれているので結末・最終回寸前の大事なシーンを中心にして記載していきます。
あらすじネタバレ:祖父の家で出会った女の子
うさぎドロップは大吉の祖父栄一が亡くなる事で始まります。栄一の葬式にはりんという見慣れない少女が出席しており栄一の隠し子という事が判明します。そんな中だれがりんを引き取るのか親戚同士で言い争いになりその光景に激怒した大吉が勢いでりんを引き取る事にして二人の生活が始まっていきます。この時のりんは栄一に雰囲気が似ていた大吉にだけは心を許しており二人は運命の出会いを果たしました。
結婚も子育てもした事がなかった大吉ですが帰りの電車の中で冷静になり自分のした選択が重大な事に気付きます。それでもりんに優しく接しりんも大吉の事を信頼し二人の不思議な共同生活が始まっていきます。そしてここから最終回まで様々な出来事が起こり大吉は子育ての大変さを痛感していきます。
あらすじネタバレ:ふたりの共同生活が始まる
うさぎドロップでは大吉とりんの共同生活がメインとして描かれています。りんは年齢の割にしっかりとした性格をしており大吉もそんなりんに助けられていました。慣れない場所の生活という事もありりんはおねしょをしてしまう事もありましたが、だんだんと大吉との生活にも慣れ笑顔が増えていきます。
大吉との生活にも慣れてきたりんはよく笑うようになり本当の親子のように接するようになりました。大吉の母と父は大吉の事を心配して引き取る事を反対していましたが、大吉の奮闘ぶりとりんの可愛いらしさに心を溶かされりんの子育てにも協力的になっていきます。そしてりんも大吉の母と父を信頼し本当の家族になっていきました。
画像のように大吉がりんを育てて、りんが親としてのりんを育てるような良い関係性が生まれて二人は成長していきます。時には年の離れた兄妹のように接する事でりんも大吉に気を使うことなく心配されていた共同生活も上手くいきます。そしてりんは両親がいないという状況でも優しい女の子に育っていきました。
あらすじネタバレ:友人たちの支え
うさぎドロップでは子育てをした事がない大吉の苦悩が良く描かれていますが、それを助ける友人や同僚が登場しています。りんの同級生であるこうきの母ゆかりもその一人で大吉には理解できない女心などを教えていました。またゆかりはとても美人で性格が良く大吉はだんだんと恋心を抱いていきます。そして最終回が目前に迫った際にはある出来事が起こります。
大吉がりんを引き取って間もない頃には同じように働きながら子育てをしている同僚によく相談をしていました。またこの頃大吉はりんの子育てに集中するため出世の道を捨てて残業のない部署に配置変えをしてもらっています。このように大吉はりん中心の生活を選んでおり本当の子供のようにりんを愛していきました。
うさぎドロップ作中でりんを産んだ母親は漫画家をしており仕事を辞めたくないという理由でりんを手放していました。りんが幼少期の頃には一度大吉が生みの母親と会っていますがまったく母親としての自覚はなく他人のような反応をしていました。そして大吉はその反応に驚きながらもこの出来事で改めて親としてりんをしっかり育てる事を決意しました。
あらすじネタバレ:りんが高校生に
うさぎドロップ1部が終わり2部がスタートした頃にりんは高校生に成長していました。大吉が愛を持って育てたかいもあり優しい女の子に成長しており大吉も子育てから解放されのんびりとした生活を送っていました。この頃りんは進学するか迷っており本当の親ではない大吉に負担をかけたくないと考えていましたが、大吉の母と父の助けがあり進学に対して前向きになっています。
りんと同級生のこうきも高校生になっており、りんに対して恋心を抱いていました。ですがりんとこうきは幼馴染のような存在という理由でアプローチをことごとく断っています。その真意は最終回目前に判明しますがこの時はなぜこうきのアプローチを断っているのか謎でした。ですがこうきは軽い性格になっていたのでこの事も理由の一つだと考察できます。
あらすじネタバレ:大吉の恋
うさぎドロップの作中ではりんやこうきの恋だけでなく大吉の恋についても描かれています。こうきの母ゆかりに対して大吉は恋心を抱いておりアプローチはしないながらもずっと心に秘めていました。こうきとりんが仲が良い事もあり頻繁に会う機会がありゆかりも大吉の優しさに惹かれていくも恋人関係になる事はありませんでした。
うさぎドロップ作中で恋人関係にはなっていない大吉とゆかりですが、プラトニックな関係になっていました。ですが大吉はそのままではいけないと考えりんが高校生になり子育てが落ち着いた頃にアプローチをかけています。ですが今の関係が壊れてしまう事を恐れたゆかりは大吉のアプローチを断っています。そして最終回に向けて大吉とりんの間に意外な結末が訪れます。
うさぎドロップの最終回の結末とは?
ここからは意外な結末を迎えたうさぎドロップのあらすじを最終回まで紹介します。ほのぼのストーリーだっとうさぎドロップはりんが子供から大人になっていく事で大きく変わっていきます。そんな最終回を是非ご覧下さい。
結末の紹介:母親になるという事を実感
うさぎドロップの作中で大吉の姉であるカズミに子供が誕生しりんはとてもその子を可愛がっていました。この時母親になるという事の喜びと大変さを知り将来結婚する相手について深く考え始めます。そして自分の好きな人は誰なのか悩みある答えに辿り着きます。そして最終回に向けてりんの恋心は一気に加速していきます。
ちなみにうさぎドロップ作中でカズミは幼少期のりんや子供をとても苦手にしていましたが、物語が進み天真爛漫なりんの可愛らしさにほだされていきます。そしてりんの本当の恋に気付かせる存在になっていきます。このようにりんの成長には大吉だけでなく大吉の家族も大きく関わっています。
結末の紹介:ダイキチに恋心を抱くりん
カズミに子供が生まれた事で母親になるという事を知り「りん」は大吉に恋心を抱いている事に気付きます。大吉に対して父親として育ててくれた事に感謝しながらもその気持ちはどんどん大きくなりそれを大吉へと告白します。この頃からうさぎドロップは意外な結末へと向けて一気に最終回へと向かっていきます。
うさぎドロップ作中でりんの気持ちを知った大吉からは意外な言葉で返ってきます。今まで大切にりんを育ててきた大吉からすればりんが立派に成長し素敵な相手と結婚してくれるのが一番嬉しい事であり、自分と一緒になる事は間違っていると返答しました。そしてその言葉を聞いたりんはショックを受けてしまいます。大吉はりんの叔父に当たる事から血の繋がりが逆に二人を遠ざける結果になってしまうのでした。
結末の紹介:血の繋がりがないのを知ってたダイキチ
りんから告白された大吉は二人に血の繋がりがない事を知っていました。今まではその事を隠していましたがりんが成長した事によりその事を伝えます。この事で二人を隔てるものはなくなり大吉に告白を断られていたりんは改めて大吉と結婚したい事を伝えます。そして大吉はりんの気持ちは本物だと考えある答えを出します。
りんの純粋な恋心を受け取った大吉はりんと結婚する事を決意します。ですがりんはこの時まで高校生だったため大学を卒業したらという条件を出します。そして二人は事実上夫婦になる約束を交わし幸せな最終回を迎える事になります。この展開はファンにとっても意外なものでとても話題になっていました。
りんと結婚する事を決意した大吉はりんが結婚したら子供を産みたいという気持ちを知る事になります。始めはその言葉に戸惑っていましたが、男として覚悟を決めりんの願いを叶える事にします。そしてうさぎドロップの本編はここで最終回を迎え数奇な運命で出会ったりんと大吉の物語がハッピーエンドで終わりました。
うさぎドロップ番外編では大吉とりんが本当に結婚した事が描写されています。その際にはキチンとした生活態度から「ばーさんみたいな新妻」とりんの事を比喩しています。そして可愛いと言いかけるなど大吉は照れながらもりんと結婚した事を喜んでおり二人が幸せに暮らしている事が分かります。そしてりんも一時の恋心ではなく運命の相手を一緒になれた事を嬉そうな顔で表しています。
うさぎドロップのその後も見られる番外編!
ここからは本編が終了した後のうさぎドロップ番外編を紹介します。大吉とりんが結婚しハッピーエンドを迎えたうさぎドロップ本編ですが、その他にも描かれなかった物語があるので是非こちらもご覧下さい。
ちいさなハート
番外編「小さなハート」はりんが家の中に入ってきたアリを潰していた事から始まります。それを見た大吉はアリを潰す事を止めさせます。その後家の中に蜘蛛が現れ大吉が蜘蛛を殺そうとした時にりんは「益虫」だから蜘蛛は殺したらいけないと言います。それを聞いた大吉はどうして良いか分からなくなってしまいます。りんは蜘蛛が「益虫」という事は栄一から聞かされて知っていました。
蜘蛛やアリの事があり殺していい虫と殺してはダメな虫はどう判断したらいいのかとりんに聞かれて大吉は困惑してしまいます。今までそのような事は考え事がなく答えに迷っていましたが、「りんと一緒で命があるものは極力殺さない」という結論に辿り着きます。そしてそれを聞いたりんも納得し家にいると虫たちは逃がしてあげる事にしました。
にくめないワケ
うさぎドロップの「にくめないワケ」ではりんの友達であるコウキが怪我をした事で物語が始まっていきます。コウキはわんぱく小僧で普段から怪我ばかりしていしたがこの時は頭から大量の血を流しており大吉は忙しで病院に連れていきました。幸い大事には至らなかったもののりんも大吉もコウキの事を心配してハラハラしたというお話しです。
コウキが頭に怪我をした事で大吉が子供の頃に怪我をしていた事にも触れています。大吉もコウキのように子供の頃はわんぱく小僧で頭に怪我をしており傷ついた部分には毛が生えていませんでした。その事に気付いたりんは大吉の頭を見ておかしいと無邪気に笑っています。
2つのかぞく
うさぎドロップ番外編「2つのかぞく」では河地家と二谷家で水族館へ出かけます。お互いに男親と女親がいないという事でこれまでも助け合って子供たちを育てていました。この時にはコウキの事を本当の息子のように扱い父親のように肩車して楽しませている大吉の姿が描写されています。作中で度々大吉とユカリはくっつきそうな描写がされていましたが最終的に大吉をりんと結婚する事になりました。
めがねドロップ
うさぎドロップ番外編「めがねドロップ」ではりんの母親と恋人が出会ったストーリーが描かれています。当時付き合っていた彼女から部屋を追い出されていく当てのない彼氏をりんの母親が世話する事で恋人関係になっていきます。そしてこの頃から二人の主従関係が始まっています。
りんの母親である正子はりんを捨てたという点から読者や大吉から嫌われる存在として描かれていましたが、この番外編では正子の愛らしさが描写されています。作者曰く誰からも好かれない正子を作者と彼氏だとは愛してあげようという意味で描かれているそうです。その後りんの兄弟となる赤ちゃんも誕生し和解しています。
うっかりラビリンス
うさぎドロップ番外編「うっかりラビリンス」ではコウキとアカリ先輩のストーリーが描かれています。コウキはりんに対して恋心を抱いていましたがまったく相手にされていなかったためアカリ先輩と恋人関係になっています。その時コウキもアカリ先輩と同様に髪を染めている事が描写されています。コウキは後先考えないバカな性格をしていますがこのストーリーでは愛おしい姿が描かれています。
うさぎドロップ番外編最終話「それから」では大吉とりんが結婚した後のストーリーが描かれています。この時大人になったコウキと再会しりんの事を世話好きのばあさんみたいだと言っています。そんな冗談を言いながらも幸せな生活を送っている二人の姿がとても微笑ましいです。
うさぎドロップは実写映画化もされていた!
アニメ・漫画で大人気のうさぎドロップは実写映画化もされています。ここからはそんな実写版うさぎドロップについての情報を記載していきます。実写化された事で人間心理がより細かく描かれておりおすすめです。
「まわりを見渡せば、世界は愛で溢れてる――。」がキャッチコピー!
実写版うさぎドロップは2011年に放映が開始されました。主人公大吉の年齢が27歳に引き下げられているなどの差異はありますが原作と内容は同じです。原作のハートフルな内容が基本的な設定となっており大人の恋愛などのドラマチックな展開も盛り込まれています。また原作にない大吉のダンスシーンなども見所の一つです。
大吉役は松山ケンイチ
実写版うさぎドロップの河地大吉は松山ケンイチが演じています。原作の大吉同様に大きな愛でりんを包み込んでいる演技が印象的です。松山ケンイチはうさぎドロップ以外にも「デスノート」「カイジ」「清須会議」「聖の青春」などにも出演している人気の俳優です。私生活では2011年に女優の小雪と結婚しています。
りん役は芦田愛菜
実写版うさぎドロップのりんは女優の芦田愛菜が演じました。原作のりん同様天真爛漫な明るさで大吉と楽しそうな生活を演じています。また少し寂しそうな表情をするなどメリハリのある演技でとても話題になっています。芦田愛菜はうさぎドロップ以外にも「マルモのおきて」や「特上カバチ」などに出演している人気の女優です。2011年には日本アカデミー賞新人賞を受賞しています。
ゆかり役は香里奈
実写版うさぎドロップで二谷ゆかり役は香里奈が演じています。原作の大人しい雰囲気のゆかりとは違い元気な印象のある母親の役を演じています。香里奈はうさぎドロップ以外にも「明日のジョー」や「海猿」などにも出演している人気の女優です。また女優業だけでなくモデルとして活躍している人物でもあります。
うさぎドロップの温かいストーリーに癒されよう!
本記事ではうさぎドロップのあらすじを最終回まで紹介していきましたがいかがだったでしょうか?意外な結末を迎えた事で話題になったうさぎドロップですがファンの間では不遇な人生を送ってきたりんが幸せになって良かったという声がファンの間ではとても多いです。今回紹介していないストーリーの中にも心温まる描写が沢山存在しているので是非うさぎドロップをご覧になって下さい!