【3月のライオン】辻井武史のモデルはだれ?人物像や担当声優も紹介

「3月のライオン」で主人公の桐山零の対局相手でもあり、将棋の先輩である辻井武史についてまとめます。辻井武史は、見た目はすらっとしたモデルのような風貌なのですが、周りを凍り付かすようなダジャレを言い、周りから残念なイケメンと言われているキャラクターです。この辻井武史にはモデルがいて棋士の藤井猛さんだと言われています。低音ボイスの辻井武史の声を担当している声優は中村悠一が担当しています。

【3月のライオン】辻井武史のモデルはだれ?人物像や担当声優も紹介のイメージ

目次

  1. 辻井武史はどんなキャラ?
  2. 辻井武史のモデルは?人物像を調査
  3. 辻井武史のモデル・藤井猛の名言集
  4. 辻井武史の担当声優
  5. 辻井武史に関する感想や評価は?
  6. 辻井武史のモデルまとめ

辻井武史はどんなキャラ?

・3月のライオンの作品情報

「3月のライオン」は、交通事故で両親を亡くした桐山零が、棋士幸田の家に内弟子としてひきとられます。幸田は父の友人の棋士であり、自分の子供達と一緒に連に将棋の棋士としての指導をします。幸田の子供達よりも棋士としての才能を発揮する零、そのため子供達との間に確執が生まれてしまいます。その為桐山零は、15歳で棋士となり、一人暮らしを始めます。

どこにも居場所のない零は、1年遅れで高校に通い始めますが、そこでも居場所を見つけられなかった中、偶然出会った川本家の三姉妹やその周辺の人たちと親しくなります。零は居場所がないといていましたが、棋士仲間の中には、零を大好きな二階堂がいたり、厳しい棋士の世界ですが、出会う棋士たちとの物語も注目できます。

今回このまとめでは、桐山零の対戦相手である辻井武史について、まとめますが、将棋の世界に生きる厳しさの中に、桐山零の寂しさを描くことで、気が付かないだけで、実は、たくさんの愛があることも見えてきます。桐山零を心配する担任(映画では高橋一生が演じました)が、一人ぼっちの桐山零に寄り添う様子もコミカルに優しく描かれています。

将棋という、興味のない人に全くわからない世界を描くにあたり、「棋士たちの性格もデフォルメすることによって、読者を引き付けている」という意見と、実際に元棋士で現在は「株主優待」で話題になった桐谷さんや、「ヒフミン」と呼ばれている加藤一二三さんなど、キャラの強い人もいるので、棋士が最近注目された」という意見もあります。

3月のライオンは『ヤングアニマル』(白泉社)にて2007年から連載されましたが、近年では休載も多く不定期連載となっています。作品を描いているのは「ハチミツとクローバー」の羽海野チカです。アニメ化、実写映画もされ多くの漫画賞も取っている人気作品で、実際の棋士をモデルにしている登場人物もいます。

辻井武史のプロフィール

3月のライオンの物語の中で辻井武史は、桐山零の第20期獅子王戦本戦トーナメントで、準々決勝の相手をします。見た目はイケメンで、A級在位8年で実力は、九段で一見すると素晴らしいのですが。お調子者で目立ちたがり屋なところがあります。目立てると思ったら、インフルエンザにかかっていてもテレビに出ることが出来ると言って、その場に来てしまったり、周りに迷惑を掛けます。

桐山零絡みで知り合った、川本あかりのファンで、あかりのお店にも良く出没します。ファンではありますが、恋愛絡みの様子は見られません。年齢は不詳です。「3月のライオン」に初めて登場するシーンは、3巻の24話です。第20期獅子王本戦トーナメント準々決勝で、桐山零の前に登場してきます。高校生の桐山零の前に現れた大人の辻井武史です。

「3月のライオン」の漫画やアニメで、ファンが楽しみにしているのは、初登場の頃から発する辻井武史の周囲を凍らせる程の破壊力のある駄洒落だと言います。「3月のライオン」の中で初披露された辻井武史のダジャレは【「適正価格」と「エステ―科学」が似ている】と何の脈絡もなく言い出すのです。

桐山零は、この辻井武史の発言を前にして「色々な意味で強い攻撃力を持つ棋士」と辻井武史の周囲を凍らせてしまうようんダジャレも辻井武史の持つ攻撃力と受け止めています。将棋の棋士は、わき目もふらずに将棋に向き合う人が居るので、桐山零のこのセリフは純粋さゆえだという意見もあります。

「3月のライオン」の物語の中で、辻井武史は、主人公の桐山零に負けるシーンがあります。将棋では負けても、ダジャレだけは言い続けるという、姿勢は貫く楽しいキャラクターです。対戦相手として、辻井武史のキャラクターは気の散るダジャレを繰り出すので嫌な相手になると言われています。

実際の将棋の世界では、将棋の番組で解説をしている棋士豊川孝弘のダジャレ満載の解説シーンもまた、辻井武史のキャラクターの要素になっているのではと言う意見もあります。実際に豊川孝弘さんのダジャレもテレビ番組などで取り上げられているので、可能性は高いです。

辻井武史の将棋

「3月のライオン」の漫画の中で、世間からは「残念なハンサム」といわれる辻井武史ですが、精神が落ち着き、受けよう精神が前面に出ず、ダジャレも出ない程に集中するときは、向かうところ敵なしとまで言われる程に強い棋士です。この状態の辻井武史と零が対戦した東洋新聞社オープントーナメントは、零を寄せ付けない程の強さを見せつけました。

TVアニメ「3月のライオン」公式サイト

辻井武史のモデルは?人物像を調査

・辻井武史のモデルは藤井猛

「3月のライオン」の残念なイケメンと呼ばれる辻井武史のモデルは、2019年現在48歳の藤井猛です。年齢の割に若く見えて、辻井武史同様、年齢不詳に見えると言われています。名前も「ふじい」と「つじい」で音が似ています。名前も猛と武史で漢字が違いますが、「たけし」と読み方が一緒です。

辻井武史のモデル・藤井猛の人物像

「3月のライオン」の辻井武史のモデルと言われる藤井猛さんは、1970年9月29日、群馬県沼田市の出身です。将棋を覚えたのは、小学校4年生ころで、面白さを感じたのは6年生から中学1年生だと話しています。これは、将棋の中でも有名な羽生善治さんが小学校2年で将棋に熱中していたことに比べると、遅いスタートだと言われています。羽生善治さんが1970年9月27日なので本当に近い年齢です。

ただ羽生善治さんたちの早熟世代で中学ぐらいで棋士としてデビューするのに対して、藤井猛さんは、20歳でのデビューとなりました。多少デビューが遅れても、藤井システムなどの戦法を確立し、徐々にその才能を見せつけ、確実に上に登っていきました。

将棋の仕方は、序盤に独特な動きをし、終盤「ガシガシ流」と言われる程の粘りで相手に食らいつく棋風の棋士です。しかし近年は、藤井システムと言うやり方からは、引退したとか、鰻だけで行くやり方では、これからはやっていけないという発言もあります。

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辻井武史のモデル・藤井猛の名言集

名言①こっちは鰻しか出さない鰻屋だからね

藤井猛の将棋盤の上の戦法に、「角交換四間飛車」を代表としたいくつかの独創的な手があります。藤井隆に取ってその手でしか戦えないから使うものであって、好き嫌いで使っているわけではないと言います。けれど近年では、「居飛車党でも四間飛車を指す人がふえました、戦法の好き嫌いがないっていうのが、僕には不思議です」と言っています。

藤井猛の鰻に関する名言はこの不思議を例えたものです。藤井猛にとっての「四間飛車」は鰻です。それも専門店でそれだけが売りの店です。それに思いを込めているからこそ、「お客様の望む料理が何でもそろうファミレスで売っている鰻に負けるわけにはいかない」と言う名言を残しました。

名言②羽生先生もお疲れのようなので楽にしてあげます

2000年10月号の将棋世界に記載されている話題です。当時5冠の向かうところ敵なしの羽生善治に対して、対戦前にファンサービスで藤井猛が言った言葉です。どんな強い相手にも臆する事もなく、向かっていく藤井猛の姿勢がわかるという人もいます。

全盛期の羽生善治さんは、現在の藤井聡太さんと同じくらいにテレビに追いかけられていました。藤井聡太さんは、今日は何を食べたということに注目されていますが、羽生善治さんは、今日の寝ぐせはどういう形かなどを密着取材されたりしていました。「将棋以外に煩わされることも多かった羽生善治さんへの同情心から生まれた言葉だ」という人もいました。

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辻井武史の担当声優

辻井武史の声優は中村悠一

低音ボイスで、しゃべると漫画の中で、しゃべるシーンのある辻井武史の声優は、中村悠一が担当しています。年齢不詳の辻井武史のイメージに中村悠一の声はあっていると、評判で、低い声の声優なのに愛されキャラの辻井武史です。

中村悠一のプロフィール

1980年2月20日香川県出身の声優です。最近の声優としての仕事は、「おそ松さん」のカラ松が人気です。高校を卒業して声優を目指して東京の代々木アニメーション学院に入学します。当時は映画の声優を目指していた中村悠一ですが、アニメの声優として、人気・実力も備えてきました。

香川県出身なので、要潤さんのように、香川県に協力して、「うどん健」といううどん県の観光係長のキャラクターの声を担当しました。ただ要潤さんのように大々的な活動でもなく、あとで「あの声は、中村悠一だったんだ」と言われる程度だったようです。

中村悠一の座右の銘が「人生楽より苦が多い」と書かれています。どんな役でも、引き受けて現在の人気になったと言われています。過去に格闘ゲームバーチャファイターで、全国大会への出場権を獲得したそうですが、参加するのに会場までの交通費が自己負担ということを理由に参加を断念したといいます。

しかし、その後ゲームの中の動きではなく、声優としてゲームに携わることも増えています。ゲームの中では主演の声もあります。

中村悠一の他の出演作

中村悠一の名前で検索すると「おそ松さん」のアニメが出てきます。6つ子のおそ松くんという昭和のアニメを、平成の時代に彼らが20歳になったという設定で描いたギャグマンガです。おそ松くんを知っている世代や、おそ松さんしか知らない世代、どちらも知っている世代もいます。その為深夜アニメにもかかわらず、人気があり、グッズなども人気です。

その他に「3月のライオン」の辻井武史を演じた中村悠一の演じた作品に、「機動戦士ガンダム00シリーズ」「ウルトラマンX」の声なども担当しています。辻井武史のモデルになった藤井猛は、「私はウルトラマンになりたかったのですが、棋士になり、将棋盤の上で熱い戦いをしている」とも言っています。声優の中村優一の演じたものが、武井武史の憧れていたウルトラマンと言うのも面白い縁です。

辻井武史に関する感想や評価は?

周囲を「凍てつくダジャレ攻撃」で凍らせるといわれる辻井武史の名場面、原作でも低音でと書いてあるシーンに声優の中村悠一さんの声がマッチしていて、アニメを見ている人にも高評価です。

海外でも人気のコミック「フルーツバスケット」が、再度アニメ化されるニュースもあります。その中で、主人公たちの保護者的な役割の草摩紫呉を演じる事が発表された話題がツイッターに上がっています。1作目のフルーツバスケットのアニメは、原作が終了していない段階でのアニメだったので、2019年4月からこのアニメに注目している人も多いです。

中村悠一が声優として担当している辻井武史の面白ダジャレ「ラブミーテンドー」は、「ラブミーテンダー」(歌としての訳は「優しく愛して)を題材にした渾身のダジャレ、天童市の人たちには心にしみたという意見があったという都市伝説があります。

登場を切望していた人も多かった辻井武史は、登場するとこの場面を切り取った画像があちこちにツイートされました。子の画像には、辻井武史のダジャレ「駒をキリマンジャロ」という、渾身の物が乗っています。

映画やドラマ、アニメ化などで、食品会社とのコラボをすることがあります。その中でローソンとのコラボの桐島零がお世話になっている川本家のミルクティ味のデザートの試食には、辻井武史のモデルと言われている藤井猛さんが出席しました。「こういうイベントにも臆せず参加できるのは、さすが辻井武史の要素を持っている」と評判になりました。

辻井武史のモデルまとめ

「3月のライオン」の辻井武史は「残念なハンサム」と言う検索ワードが出てきます。ネットを探ると、辻井武史のキャラクターについて、好意を持て表現されています。行動の面白さなどをツイッターにあげている人もいます。実際に、棋士の世界を見ると、様々なキャラクターの棋士がいて、辻井武史の根本的なモデルとされる人物は、藤井猛であるということがわかりました。

「3月のライオン」は、フィクションの漫画なので、登場人物も作者が実在の人物を参考にして、仕上げる時に他の要素なども、他の棋士などの面白いい要素などをくわえて魅力的なキャラクターを作った事がわかりました。

声優についても、作者である羽海野チカさんの低い声という、漫画の中の情報から低い声が魅力的な中村悠一が選ばれました。声優の中村悠一は、「人生楽より苦がおおい」と言う座右の銘を持つ人です。それを裏付けるように、数々の声優としてのお仕事をこなしています。声優は一つの作品で、たくさんの役をこなしたりもするというので、大変さは、普通の俳優の知らないことも多いようです。

「3月のライオン」は、アニメの中の人物、アニメの人物のモデルになった人物、そして声を当てた声優と他のアニメ作品よりも思いを寄せると、数倍楽しめる要素があります。本筋のストーリー以外も楽しめる作品です!

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