セーラーサターンこと土萠ほたるの壮絶な過去とは?変身秘話や声優も紹介

セーラーサターンといえば、美少女戦士セーラームーンに出てくる戦士です。「なかよし」で竹内直子さんが連載していた作品です。25周年ということで、新しくリメイクされてセーラーサターンの声優も初代と2代目がいます。またセーラーサターンである土萌ほたるの壮絶な過去や生い立ち、変身秘話も漫画とアニメでは微妙に違います。そんなセーラーサターンのことを詳しく紹介していきます。

セーラーサターンこと土萠ほたるの壮絶な過去とは?変身秘話や声優も紹介のイメージ

目次

  1. セーラーサターン(土萠ほたる)とは?画像も紹介!
  2. セーラーサターン(土萠ほたる)の過去や生い立ち
  3. セーラーサターンのかわいい変身シーンと必殺技!
  4. セーラーサターン(土萠ほたる)の最期とは?
  5. セーラーサターンの声優は?
  6. セーラーサターンの壮絶な過去まとめ!

セーラーサターン(土萠ほたる)とは?画像も紹介!

セーラーサターン(土萠ほたる)のプロフィール

無限学園初等部6年生の土萌ほたるは、12歳です。4年前の建設中のビル火災に巻き込まれて瀕死の状態となり、父親にサイボーグの手術をされています。おかげで一面を取り留めますが、体中にある手術痕を隠すように一年中タートルネックと黒いタイツで過ごしています。ほたるは、一人っ子ですが火事の時に母親を亡くしてしまって父親はサイボーグ研究に没頭しているため孤独に過ごしています。

本来は癒しの能力を持ち、物静かで内気な性格ですが、サイコキネシス持ちに加えて事故後の傷だらけの体や急に起こる発作、無意識に相手を傷つけたりする行為に一層内気になっていきます。そんな中、ちびうさ出会い親友になり明るさを取り戻していきます。ちなみにセーラーサターンの生まれ変わりですが、目覚めると世界を滅ぼす存在なのでセーラーウラヌス達に命を狙われています。

セーラーサターンは破滅と誕生の美少女戦士!

セーラーサターンは、サターンと名付けられているように世界を滅ぼす力を持っている人物です。世界が逃れられる終焉を迎える時には、再生させるために世界を滅ぼすことが出来ます。なのでセーラーサターンが目覚めないように外部太陽系三戦士であるセーラーウラヌス達から警戒されていました。しかし、ちびうさを守る為にセーラーサターンとして目覚め、自分の命と引き換えに禁忌の力を解放します。

力を解放した後はセーラーサターンは消滅してしまいますが、セーラームーンによって赤子として再生しています。ほたるの父親が亡くなってしまったために、セーラーウラヌス達が代わりに引き取ります。転生後は、病弱な体ではなく元気な体として成長を遂げます。転生後も、セーラーサターンとして復活したりと宿命には逆らえない人物です。

土萠ほたるの性格

病弱のためか物静かで内気な性格ですが、過去にあった事故によって更に内気になってしまいました。元々癒しの能力を持っていたほたるですが、無意識に相手を傷つけてしまうサイコキネシスを持ち合わせています。生い立ちの影響で感情を押さえつけることが多いからかもしれません。転生後は、元気な子どもで年相応に活発ですが、時折ミステリアスな雰囲気も持ち合わせた物事をハッキリいう性格と変化しています。

土萠ほたるの容姿と特徴

ほたるの容姿は12歳という年齢からは少し大人っぽい雰囲気で、眉が隠れる程度の前髪と肩より上ぐらいのセミロングの黒髪です。

ほたるといえば髪を結ぶこともせずにおろしたままで、手術痕が見えないように一年中黒のタートルネックと黒のタイツの上から下まで全身黒づくめが特徴的です。転生後のほたるは髪型は変わりませんが、手術痕がないので肌を隠すこともせずに年相応の明るい色の服を着ています。

土萠ほたるの家族構成

ほたるの家族構成は、一人っ子で父親と2人家族です。漫画での生い立ちは、ほたるも怪我をした事故で母親が亡くなって父子家庭となっていますが、アニメの方では事故前から父子家庭となっています。

ほたるの生い立ちには深く語られていませんが、家には、秘書兼助手のカオリが一緒に暮らしており折り合いが悪くて、楽しい子ども時代というよりは孤独な子ども時代を過ごしています。

「萌え」の語源になるほど大人気!

「萌え」の語源となったキャラクターが土萌ほたるです。可愛らしい見た目と裏腹に過去の悲しい生い立ちだけでなく、病弱でセーラーサターンとしての不幸な運命を受け入れて、自分よりも相手の為に動ける心の優しい持ち主という部分で人気が出ました。また時折見せる悲しげな表情がファンの間では、萌えの対象となっており、あまり出番がないキャラクターですが大人気となっています。

美少女戦士セーラームーン 25周年プロジェクト公式サイト

セーラーサターン(土萠ほたる)の過去や生い立ち

土萠ほたるの悲しい生い立ち

アニメでの生い立ちは、事故に遭遇する前から父子家庭で父親に大切に育てられています。大切に育てられている中で、父親の研究室に見学に行った際のダイモーンが起こした大火事で瀕死の重症になってしまいました。この瀕死の状態だった時に父親の前に現れたダイモーンの卵に命を取り留めるように願ったことで、ほたるは一命を取り留めています。

漫画と「Crystal」での生い立ちは少し過去が変わり、ビル建設中の事故に巻き込まれて母親を亡くしてしまいます。そのときにほたる自身も重体になりますが、父親の機械と人間の融合を目指している父親によってサイボーグにされて一命を取り留めています。アニメだと悲しい生い立ちという部分は、事故後の育った環境の部分が強く出ています。

しかし、最初に放送されたアニメ違って原作の漫画と「Crystal」では、父親に実験台としてサイボーグにされた上にダイモーンの卵を移植されるという部分が悲しい生い立ちとして、ほたるの心に大きな影を残します。特にちびうさ達と出会ってから血の通っていない冷たい体で生きる意味を問い、自身の生い立ちを悲しみます。

土萠ほたるはサイボークに?

漫画と「Crystal」では、土萌ほたるは大火事の事故により瀕死の重症になったため、父親によって実験台としてサイボーグにされています。事故後、病院のベットで目覚めたとき「調子はどうだ」と父親に言われてサイボーグになったことを知り驚きます。ただアニメの方では、サイボーグになるというよりは父親と取引をしたダイモーンの卵に助けられています。

サイボーグの体は、冷たくて血の通っていない手術痕だらけです。普段は、手術痕を見られたくてなくて黒い服と黒いタイツで隠しています。それでも冷たいサイボーグの体を誰にも知られたくなくて、人から遠ざかっています。自分の生い立ちというより、孤独の中でちびうさという友達が出来てサイボーグとして尚生きる意味を問いています。

セーラーサターンのかわいい変身シーンと必殺技!

セーラーサターンの貴重な変身シーン

「美少女戦士セーラームーン」の中で、セーラーサターンは変身シーンが少ないことで有名です。覚醒した時が、ほたるとしてではなくミストレス9として変化していて、戦士として戦う場面が少なかったという点もあります。

ただセーラーサターンの変身シーンが少ないのは、サイボーグで露出を気にしているのもあるでしょう。変身呪文を唱えてスティックを持つと、セーラーサターンになっていることが多いです。

死世界変革(デス・リボーン・レボリューション)

死世界変革(デス・リボーン・レボリューション)とは、セーラーサターンの技の中で使ってはいけない禁断の技です。世界もしくは星系そのものを消してしまう恐ろしいもので、沈黙の鎌を掲げて無数のリボンが現れて、同時に負のエネルギーで破滅させます。「Crystal」では、禁断の技ではなく敵のパワーを吸い取り破滅の力を発揮するものなっており沈黙の鎌を振り下ろす必要があります。

不動城壁(サイレント・ウォール)

不動城壁(サイレント・ウォール)は、漫画とアニメではバリアという部分以外は少し意味合いが変わってきます。ただ自分を含めて他者を敵の攻撃から保護することは同じです。

沈黙鎌奇襲(サイレンス・グレイブ・サプライズ)

沈黙鎌奇襲(サイレンス・グレイブ・サプライズ)は、沈黙の鎌の刃から電撃エネルギーで相手を貫く必殺技です。「Crystal」では、敵の攻撃パワーを吸収して無力化することで、沈黙の鎌の刃に集めたエネルギーを振り下ろして周囲を消滅させるという原作の漫画でいう死世界変革(デス・リボーン・レボリューション)の禁断の技と同様の扱いになっています。

セーラーサターン(土萠ほたる)の最期とは?

ミストレス9とセーラーサターンの覚醒

過去の事故でダイモーンの卵を移植されたほたるは、ミストレス9に体を奪われてしまい意識だけになります。意識だけになった時にセーラーサターンの意思を感じたほたるは、ミストレス9に取り込まれていたセーラー戦士とちびうさを助け出して消滅します。その後セーラームーンの幻の銀水晶と伝説の聖杯の力で、ほたるの体からミストレス9が分離したことで、ほたるはセーラーサターンとして目覚め変身します。

セーラーサターンは消滅!

セーラーサターンとしての最初の仕事は、セーラームーンの力では敵わない相手を道連れに消滅することです。止めるセーラームーンと父親を振りほどくように敵の内部に入り込み実行します。実は漫画と「Crystal」では自ら悪に染まっていった父親が、母親を亡くしたほたるに優しかったのは自分が父親の実験台だったからだと理解して別れを告げる場面でもあります。

アニメだと父親の不器用な優しさが見え隠れしますが、漫画と「Crystal」では自分勝手な父親から巣立って、己の過去を帳消しするかのような活躍を見せています。一度は消滅しかけたセーラーサターンですが、ネオ・クイーン・セレニティの力を覚醒させたセーラームーンによって赤子として再生しています。

生まれ変わったセーラーサターン

消滅しかけたセーラーサターンですがネオ・クイーン・セレニティの力を覚醒させたセーラームーンのおかげで、病弱なほたるではなく元気なほたるとして生まれ変わっています。アニメでは、赤子になったほたるを生き残った父親が大切に育てますが、のちの戦いでセーラーサターンの力が必要だと考えたセーラープルートが迎えに来ています。

漫画と「Crystal」では、父親が亡くなっていたのでセーラーウラヌス・セーラーネプチューン・セーラープルート達が変わりに育てています。赤ちゃんから8歳の女の子に急成長して、ちびうさと同じ学年で成長が止まっています。急成長したことでスーパーセーラーサターンとして変身して活躍しており、時折消滅しかけた過去のセーラーサターンと同じ雰囲気を見せることがあります。

セーラーサターンの声優は?

美少女戦士セーラームーンの声優/皆口裕子

「美少女戦士セーラームーン」の初代セーラーサターンの声優は、皆口裕子さんです。皆口裕子さんといえば「ドラゴンボール」シリーズのビーデル役をしていた声優さんといえば分かる方も多いのではないでしょか。悟空の息子で悟飯の奥さんですが、過去は変身して戦っていたいう強いキャラクターです。年代によっては「YAWARA」の猪熊柔役をしていた声優さんの方が分かるかもしれません。

柔も普段は可愛らしいのに、柔道着を着ると変身したかのように強く活躍するキャラクターなので、見た目は可愛いのに実は強いというギャップのあるキャラクターは、皆口裕子さんに合ってるのかもしれません。そんな皆口裕子さんの代表作といえば「YAWARA」なんですが、この作品への出演が決まったのは声優さんらしく声のイメージです。

とんねるずが出演していた「ねるとん紅鯨団」の初代ナレーションをしていた過去がある皆口裕子さんですが、「YAWARA」原作者が柔の声のイメージとして「ねるとん紅鯨団」の初代ナレーションの声と言われた為に選ばれています。「ねるとん紅鯨団」の初代ナレーションに選ばれたのが素人っぽいからと言われているので、どこにチャンスが現れるのか分かりません。

美少女戦士セーラームーンCrystalの声優/藤井ゆきよ

「美少女戦士セーラームーンCrystal」の二代目セーラーサターンの声優さんは、藤井ゆきよさんです。藤井ゆきよさんは、ミス・インターナショナル日本代表選出大会に出場経験という過去があり、舞台照明技術者として働いてた過去があります。異色といえば異色の経歴になります。そんな藤井ゆきよさんは、声優という声だけの仕事ではなく、自身が活躍する女優もされていたりしています。

声優もワンピースやプリキュアのに出てくる声をされていたりと色々演じていますが、みんなが分かる代表作というのであれば「君の膵臓をたべたい」の亡くなるヒロイン桜良の親友である恭子です。凄く難しい役どころでしたが見事に演じきっていました。セーラーサターンで言えば、初代セーラーサターンの皆口裕子より少し大人っぽい声で、初代セーラーサターンとは違った魅力がある声をした声優です。

セーラーサターンの壮絶な過去まとめ!

土萌ほたるの壮絶な生い立ちで離して考えることが出来ないのが過去の事故です。アニメでは、元々父子家庭で父親の研究室に見学に行ったときの悲しい事故です。「Crystal」では、建設中のビル火災で母親を亡くすという悲惨な事故になっています。ダイモーンの卵に父親が悲願するのと、父親に実験台としてサイボーグにされるというように話が少しずつ変わっていきます。

ただ、この事故では命を取り留めダイモーンの卵を移植されてミストレス9が、ほたるの体を乗っとっていくことは変わりません。いつしかミストレス9に乗っとられたほたるですが、完全にミストレス9が奪い取ることはできずに終わります。

セーラーサターンに変身したほたるの活躍で助かったセーラー戦士と赤子になったほたるの行動も、アニメと「Crystal」では少しずつ違います。この機会にアニメと「Crystal」を見比べてみてはいかがでしょう。声優も違うので、また違ったセーラーサターンに出会えるかもしれません。

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