東京喰種のロマの正体は何者？SSSレートの喰種でピエロの創設者？

ロマは東京喰種の中で、要所要所で姿を現してきました。ロマが喰種だという事は、登場してすぐに判明しておりましたが、どのような過去を持ち、どのような人物なのかというのは、謎に包まれたままの不気味な存在。しかし、東京喰種の話が進む中で、ついにロマの正体が判明します。果たして、ロマはどういう人物なのでしょうか？

喰種となる前、なった後と、主人公の金木にとって重要な舞台となった「あんていく」。そこで働く人達は全員喰種だが、みんな優しく、金木にとっては、家のような場所であり、働くスタッフは、家族のようなもの。そんな「あんていく」にも、ロマは関わりを持っていました。

東京喰種のロマは、アオギリとの戦いの後、金木を追って「あんていく」の従業員になったという過去があります。「あんていく」で働くロマは、愛想が良く、お皿をたくさん割るなどの「ドジっ娘」キャラとして描かれていました。「あんていく」で働いている様子では、無害な喰種を装っていましたが、ロマには裏の顔がありました。

どんな時も笑顔を絶やさない東京喰種のロマですが、その笑顔には裏があります。他人に向けている笑顔と、心で思っている事は必ずしも一致していない、そんなロマが所属している集団とはどのような集団なのでしょうか？

「あんていく」にいる間は、正体を隠していましたが、実は、享楽主義者が集まる謎の集団、「ピエロ」のメンバーでした。可愛らしい見た目からは想像がつかないですが、過去には沢山の人間達を、楽しみながら殺していました。

童顔で子供のような見た目の東京喰種ロマは、外見だけみればかなり若そうです。10代と言われてもおかしくないですが、年齢に関して、原作で衝撃の事実が判明いしました。本当の年齢はいくつなのでしょうか？

東京喰種ロマの外見は、10代の可愛らしい女性ですが、実は、見た目通りの年齢ではありません。ロマの年齢はなんと「51歳」。かなりの年齢を重ねた、立派な大人だったのです。何故、51歳という年齢なのに、外見が子供のように若いのか、理由は今の所判明しておりません。ロマの性格を考えると、人を欺くピエロのメンバーとして、歳を誤魔化し、騙すという行為を楽しみたかったのかもしれません。

東京喰種のロマの年齢は”51歳”という事が判明しましたが、あまりにも外見と一致しない年齢です。どのようにして若さを保っていたのかは、Rc細胞を摂取していたからと言われています。東京喰種で、黒い涙を流していた金木に、西尾が「テロメア」という細胞分裂の回数を決めている存在を説明していました。そのテロメアを補う方法は、「Rc細胞」を摂取する事。どのようにRc細胞を摂取するのでしょうか？

「喰種を食べる」のが一番の方法です。Rc細胞は喰種の身体に存在するので、俗にいう「共食い」が一番効率が良い摂取方法になります。享楽主義のロマは、人間だけではなく、喰種も食していたと考えられており、「共食い」を繰り返しRc細胞を摂取し続けた結果、「51歳なのに、若い身体を維持している」という事が考えられます。

外見は若く、人間相手でも笑顔を絶やさないロマは、一見強そうに見えませんが、その正体は、SSSレートの実力を持つ、力のある喰種でした。SSSレートというと、喰種の中でも、頂点の力を持ち、人間への脅威も計り知れません。そんなロマの戦闘能力はどれくらいあるのでしょう？

東京喰種のロマの正体が、「うろんの母」という名称の喰種だと判明しましたが、この「うろん」というのは、漢字で「胡乱」となります。意味は”確かではない”や、”怪しい”、”疑わしい”となり、まさしく、ロマの人物像を現す名称です。

そして、「うろんの母」の姿になったロマは、一般的な赫子を出すというレベルではなく、まさしく「変身」を行い、化け物のような姿になりました。これまでの喰種とは、一線を画する存在というのが、化け物の外見だけでも容易に分かるような存在感。戦闘力も圧倒的で、喰種捜査官を、虫けらのように殺す様子は、まさしく悪魔そのものです。

東京喰種のロマの正体は、SSSレートの喰種「うろんの母」という強い力を持つ喰種。そんなロマですが、過去に喰種捜査官に敗北をしています。その敗北した相手とはCCG総議長「和修常吉」。うろんの母が登場したシーンに、ロマが口にした一言「オニツネのときみたいにゃ、いかないぞ～」という言葉に出てくるオニツネとは、和修常吉の事を指していたのです。

原作では、喰種の対抗策として、喰種捜査官は「クインケ」という武器を使用して戦っていますが、オニツネが「うろんの母」を倒した時代では、クインケが存在していませんでした。オニツネが余ほどの戦闘力を持っていたのか、金木達が戦っている「うろんの母」より、昔の方が弱かったのか判明しておりませんが、今の喰種捜査官がクインケ無しで「うろんの母」を倒すのは、困難でしょう。

個性豊かでクセの強いメンバーが在籍する東京喰種の中の集団「ピエロ」。ピエロのメンバーが活動する場合、顔を仮面で覆っているのが特徴の集団です。東京喰種の物語の中で、至る所に登場する不気味な存在の「ピエロ」ですが、設立者の正体は、ロマという事が判明しております。

東京喰種のロマが「ピエロ」の創設者という事は、ロマをコクリアに収監していた喰種捜査局だけではなく、「ピエロ」のメンバーもほとんど知りません。ロマにとっては、気まぐれや退屈しのぎで作った組織、創設者ではあるものの、リーダーとかは関係ないのかもしれません。

東京喰種の「ピエロ」の創設者はロマという事が判明しました。享楽主義が集まる個性的メンバーが集う集団ですが、創設者のロマ以外に、どのような人物が「ピエロ」に所属しているのでしょうか？まだまだ謎に包まれた「ピエロ」という集団ですが、メンバーの数名は、原作にも登場していますので、紹介します。

東京喰種の物語初期から登場している、マスク職人の”ウタ”。彼は「HySy ArtMask Studio]というお店を経営している４区の住人。東京喰種の主人公「金木」が所属している「あんてぃく」のメンバーとも深い交流があり、４区の住人からも信頼されている人物です。金木のマスクも、ウタが作成しました。そんなマスク職人と別の顔がウタにはあります。

享楽主義の集団「ピエロ」のメンバーだったのです。パンクファッション、ピアスやタトゥが目立つ攻撃的な見た目ではありますが、その人柄は穏やかで、人が良さそうな印象を受けます。アオギリの事件の時も、4区の住人として「金木」救出の手助けをしたりと尽力していました。その様子を知っている読者にとって、まさか”ウタ”がピエロのメンバーだったなんて思いもよらなかったという声が多いようです。

東京喰種初期から登場するイトリは、14区の住民で、「Helter Skelter」というバーを経営しています。その裏で「情報屋」という側面も持ち、情報提供や情報交換などをして、金木とも面識があり、信頼されています。また、ヨモやウタとは腐れ縁で、昔から知っている仲です。そんなイトリですが、更なる裏の顔が存在しております。

東京喰種のウタと同様、「ピエロ」のメンバーだったのです。表向きは、ヨモやカネキとも親身なってくれる、大人の女性を演じていますが、その内面は「自分がピエロをやる」と発言したりと、まだまだ謎に包まれている人物。東京喰種:reになってから、彼女の出番は激減してしまいましたが、ピエロのメンバーとして、カネキ達とどのように関わってくるのか、今後の登場に期待されるキャラクターです。

おかま口調が特徴のキャラクター”ニコ”。東京喰種の初登場は「アオギリの樹」に所属していて、ヤモリに惚れ込んでいました。アオギリの樹のメンバーだった為、主人公のカネキとは敵対関係でしたが、直接関わる事がなく、ヤモリが死亡したのをきっかけに、脱退しました。

一時期「アオギリの樹」に所属していたニコですが、裏の顔は「ピエロ」のメンバー。同じメンバーのイトリとは旧友の間柄。東京喰種:reでは、「ピエロ」創設者のロマと一緒に登場し、女装した佐々木琲世を発見。佐々木を消そうと画策していました。ピエロのメンバーとは仲が良いが、特に創設者のロマと行動を共にする事が多いです。

いかがでしょうか？今回は東京喰種のロマについて迫っていきました。今後の東京喰種のロマの動きから目が離せない展開になるかもしれませんので、今後の動きに注目です。また、東京喰種をみたことがない方も是非、この機会にご覧になってはいかがでしょうか？