ホラー漫画のジャンル別おすすめは?本当に怖い人気作ランキングも紹介

周りの空気が冷たく感じ、背筋がゾクッとするようなホラー漫画。今回は夜に一人で読むのが怖くなるような、本当に怖いおすすめの完結ホラー漫画をジャンル別でご紹介いたします。また、ホラー漫画の人気ランキングTOP30も合わせてご紹介いたします!おすすめで気になったホラー漫画や、ランキングで目に留まったホラー漫画を読んで、夏だけではなくあの独特なゾクゾク感を味わいませんか…?

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目次

  1. ホラー漫画のジャンル別おすすめ~正統派系~
  2. ホラー漫画のジャンル別おすすめ~スプラッター系~
  3. ホラー漫画のジャンル別おすすめ~学園系~
  4. ホラー漫画のジャンル別おすすめ~サスペンス系~
  5. ホラー漫画の本当に怖い人気作ランキングTOP30~11
  6. ホラー漫画の本当に怖い人気作ランキングTOP10~4
  7. ホラー漫画の本当に怖い人気作ランキングTOP3
  8. ホラー漫画のおすすめ完結作品まとめ

ホラー漫画のジャンル別おすすめ~正統派系~

エコエコアザラク

少年チャンピオンコミックス『エコエコアザラク』は、古賀新一先生による1話完結型のホラー漫画。テレビアニメ化や映画化も繰り返し製作された、正統派ホラー漫画です。黒魔術を操る美しい少女・黒井ミサが、非情な魔女として平気で人を惨殺するシーンもありホラー要素も満載。悪魔や呪文・儀式についても書かれているので、オカルト系や黒魔術系に興味のある方や、ダークヒロインがお好きな方におすすめの作品。

恐ろし語り

カドカワコミックス『恐ろし語り』は、楠桂先生による完結ホラー漫画。神話・民話などの民俗学をモチーフにした短編ホラー作品が8作品収録されています。和風ホラー独自のゾクゾクするような恐怖が、じわじわ迫り来るような作品です。グロい要素は少なめですが、ジャパニーズホラーや、土着の禁忌や土地に伝わる神や妖怪、そして民俗学が好きな方には特におすすめと言える作品です。

座敷女

講談社『座敷女』は、望月ミネタロウ先生による完結ホラー漫画。『ドラゴンヘッド』が大ヒットとなった、望月峯太郎先生のもうひとつの代表作です。ドンドンという音で深夜に目を覚ましましたヒロシ。隣の部屋の前に一人の女が立っていて、なぜか翌日から付きまとわれるようになり…?ストーカーの怖さや現実に自分の身に起こりえる恐怖感がリアルに描かれている、人間に恐怖を感じさせる作品と言えるのかもしれません。

夢幻外伝

朝日新聞出版『夢幻外伝』は、高橋葉介先生による完結ホラー漫画。連続猟奇殺人に手を染めた精神病理学博士・溝呂木紅造の娘は、殺された人々の幻に取りつかれてしまい…。黒衣の探偵「夢幻魔実也」の活躍が光る作品です。昭和初期の雰囲気が漂う、幻想的な世界観が好きな方にもおすすめの一作です。夢幻紳士は他にも「冒険活劇編」「怪奇編」などシリーズ展開がされていますので、合わせて読んでみてはいかがでしょうか?

アウターゾーン

ジャンプコミックス『アウターゾーン』は、光原伸先生による1話完結型ホラー漫画。週刊少年ジャンプに1991年~1994年まで連載されていた伝説の作品。“アウターゾーン“は現実と隣り合わせに存在する不思議な世界。謎の美女・ミザリィが案内人となって、アウターゾーンに足を踏み入れた人々の物語を語っていきます。続編の『アウターゾーン リ:ビジテッド』は、より過激な描写や後味の悪い結末も盛り込まれています。

ホラー漫画のジャンル別おすすめ~スプラッター系~

屍牙姫

ゼノンコミックス『屍牙姫』は、佐藤洋寿先生によるホラー漫画。表紙からもスプラッターの要素に溢れている本作は、クラスメイトにいじめられている橘壮一が主人公。そんな橘はある日、“ヴァンパイア”である美輪子の「使い魔」 となって…。仄暗い青春と血が交わりあうスプラッターホラー!血みどろのグロテスクな描写が人気なだけではなく、その緻密で繊細な描写も人気です。スプラッター系ジャンルが好きな方にはおすすめ。

Cold apartment

ぶんか社『Cold apartment』は、財賀アカネ先生によるホラー漫画。アパートが舞台の、スプラッター系のホラー短編集です。人体切断率も高めで、可愛らしい表紙と内容のギャップが怖い独特の恐怖を感じられる作品。ポップでキュートなタッチで描かれた絵柄が、展開が進むにつれて恐怖を感じるように…。“幸福ブチ壊しホラー”と名高い本作は、絵柄と内容のギャップを味わいたい方におすすめの作品。

エルフェンリート

ヤングジャンプコミックス『エルフェンリート』は、岡本倫先生によるホラー漫画。2004年にアニメ化されるなど、海外での人気も高く多くの賞を受賞しました。ミュータントを隔離していた研究所で偶発的事故が起こり、そこから逃げ出したミュータントの少女・にゅう。流れ着いた浜辺で、コウタとユカに助けられたにゅうに待ち受ける悲劇とは…?可愛らしい絵柄とは対照的に、人体切断率の高いスプラッターホラーです。

惨劇館

マンガの金字塔『惨劇館』は、御茶漬海苔先生によるオムニパス形式のホラー漫画。ホラー漫画界の奇才、御茶漬海苔先生の代表作「テレフォン」「人蜘蛛」「めぐみちゃん」「エレベーター」「あなたと一緒に」が収録されています。どの作品も衝撃的な生々しい描写で、スプラッターシーンも容赦なく描かれています。スプラッタージャンルが好きな方にはもちろん、本当に怖い作品が見たい方にもおすすめ。

魔法少女・オブ・ジ・エンド

少年チャンピオンコミックス『魔法少女・オブ・ジ・エンド』は、佐藤健太郎先生による完結ホラー漫画。主人公・貴衣とつくねが授業中に窓の外を見ると、校門にロリータ服に身を包んだ少女が。その少女に話しかけた体育教師の頭が突然吹き飛んで…。クラスメイトたちも、少女によって次々バラバラにされていくパニックホラー。サバイバル系のジャンルが好きな方にもおすすめ。

ホラー漫画のジャンル別おすすめ~学園系~

がっこうぐらし!

まんがタイムKRコミックス『がっこうぐらし!』は、原作・海法紀光さん、作画・千葉サドル先生によるホラー漫画。2015年にはアニメ化もされて大きな話題に。学校に寝泊まりしてしまおうという部活、「学園生活部」に所属している主人公のゆき。しかし学校の外には、制服を着たゾンビが…!グロい要素はないので、スプラッター系が苦手な方にもおすすめのホラー作品です。

絶叫学級

りぼんマスコットコミックス『絶叫学級』は、いしかわえみ先生による1話完結型のオムニバスホラー漫画。『りぼん』で2008年~2015年まで連載されていた人気作品で、アニメ化や映画化にもなりました。ストーリーテラーの少女・黄泉(よみ)が、読者の体験したことのない授業へ案内してくれます。少女向けのかわいらしい絵柄の裏に、日常に潜む狂気や恐怖が満載に詰まった作品です。学園ホラー好きにおすすめの作品。

喰猟教室

アクションコミックス『喰猟教室』は、ウェルザード先生と栗山廉士先生によるホラー漫画。ある日教室の黒板に、「このクラスには人を喰う化け物がいる」という貼り紙が…。クラスに人を食べる“何者”かが紛れ込み、次々とクラスメイトが犠牲になっていくという、生き残りをかけたハラハラする展開が好きな方におすすめの作品です。

カラダ探し

ジャンプコミックス『カラダ探し』は、村瀬克俊先生・ウェルザード先生による完結ホラー漫画。学校に伝わる怪談“赤い人”に遭遇したという遥から、「私のカラダを探して」と依頼された明日香たち。バラバラになった遥の体を探すため、強制的に「カラダ探し」に参加させられる明日香たち6人の”赤い人”に追われる恐怖や、”死んでも”繰り返されるという真の恐怖が描かれた作品!

黄昏乙女×アムネジア

ガンガンコミックスJOKER『黄昏乙女×アムネジア』は、めいびい先生による完結ホラー漫画。主人公・貞一は学校の怪談に出てくる幽霊・夕子と出会います。彼女がなぜ死んだのか、遺体はどこにあるのか謎に包まれた事件を調査するため“怪異調査部”を立ち上げることに…。ライトノベルのような、コミカルな展開が好きな方にもおすすめの作品です!

ホラー漫画のジャンル別おすすめ~サスペンス系~

ミュージアム

講談社『ミュージアム』は、巴亮介先生によるホラー漫画。2016年には実写映画化もされた人気作です。主人公は警視庁の刑事・沢村久志のまわりで次々発見される猟奇的な惨殺死体。その被害者たちは過去に起きたある事件と関係していることが判明して…。謎を追う展開やグロ要素も満載なので、ミステリーやスプラッタージャンルが好きな方にもおすすめの作品。

ハッピーシュガーライフ

ガンガンコミックスJOKER『ハッピーシュガーライフ』は、鍵空とみやき先生によるホラー漫画。“愛”という感情を知らない女子高生・松坂さとうは、幼い少女・しおと出会ったことで“愛”を知ります。さとうとしおの二人生活が始まる中、街には行方不明のしおを探すビラが貼られ…。邪魔する者は排除してまでも守り抜く、異常すぎる愛情が怖い人気サスペンスホラー。

悪の教典

アフタヌーンKC『悪の教典』は、烏山英司先生による完結ホラー漫画。 2012年に映画化もされ、第1回山田風太郎賞受賞した貴志祐介さんによる小説『悪の教典』を完全漫画化した、人気スクール・サイコホラーです。数々の問題を抱える東京都町田市の私立高校に勤める英語教師・蓮実聖司は、有能で“ハスミン”の愛称で呼ばれる人気者。しかし実は、裏で殺人を重ねているサイコキラーで…?血みどろの学園ホラーです。

アイアムアヒーロー

ビッグコミックス『アイアムアヒーロー』は、花沢健吾先生によるホラー漫画。2016年に実写映画が公開された人気作です。主人公の鈴木英雄は、35歳の売れない漫画家。平凡な日常を送っていると、ある日“ZQN”と呼ばれるゾンビが現れてパニックに。平和だった日はいつのまにか非凡へと変わり…。アクションジャンルが好きな方にも、おすすめと言える作品です。

ヒメノスピア

ヒーローズコミックス『ヒメノスピア』は、村田真哉先生・柳井伸彦先生によるホラー漫画。学校でも家でも虐めを受けている少女がある日蜂に刺され、その蜂を食べさせられてしまうことに。しかしその事によって、身体に変化が起きた少女。身体から生えた針を誰かに刺す事で、刺した人間を仲間にできるという独特な設定が見どころ。グロテスクな要素は控えめの作品です。

ホラー漫画の本当に怖い人気作ランキングTOP30~11

30位:後遺症ラジオ

『不安の種』でも人気の中山昌亮先生による、シリウスコミックス『後遺症ラジオ』が怖い人気作ランキング30位に登場!1話完結型のオムニバスストーリーですが、実は伏線となっていたりする細部にまで凝ったストーリー展開も魅力の人気です。中山昌亮先生独特の、後に引きずるような薄気味悪い雰囲気を味わいたい人におすすめの作品。話の間に挟まれている意味の分からない謎の歌が、さらに薄気味悪さを煽ります。

29位:罪の花束

ワタナベチヒロさんによる、ぶんか社コミックスホラーMシリーズ『罪の花束』が怖い人気作ランキング29位に登場。1話完結のオムニバスストーリーで、“死に興味を持つ少年”や“虐待を受ける少女と完全犯罪を夢見る少年”、そして“裏サイトに夢中になった少女”など、様々な子供たちが起こす事件を描いたサイコホラー漫画です。無邪気な子供だからこその残酷さを、グロテスクな描写で表現されています。

28位:魍魎の匣

原作・京極夏彦先生、作画・志水アキ先生によるコミック怪『魍魎の匣』が、怖い人気作ランキング28位にランクイン!映画化もされた、京極夏彦原作の人気ホラーミステリー小説が原作。原作を読んでいない方にも、読み込んだ方にもおすすめです。作家の関口、探偵の榎木津、刑事の木場が友人の京極堂を訪ねます。京極堂は、3人が関わる事件は同じ匣に繋がると気付き…?謎解きもあるので、ミステリー好きな方におすすめ。

27位:りんたとさじ

オガツカヅオ先生による1話完結型漫画、眠れぬ夜の奇妙な話コミック『りんたとさじ』が怖い人気作ランキング27位に登場です!幽霊の怖さだけでなく、生理的な気持ち悪さも表現されている漫画。眼鏡をかけた青年・りんたと、明るく情熱的な恋人・さじが行く先々で怪異に巻き込まれるというストーリー。グロテスクな描写も多いので、スプラッタージャンル好きにもおすすめの一作。

26位:赤い妹

外薗昌也先生によるバンブーコミックス『赤い妹』が、怖い人気作ランキング26位にランクイン!「赤い妹」・「いわくあり」・「死者といっしょ」・「mob(群衆)」・「イノセント」の5話が収録されている完結作品。表題作「赤い妹」は、外薗昌也先生の体験談をもと描かれているそうです。後味が悪い恐怖を味わうことの出来る、日常系ホラージャンルが好きな人にもおすすめ。

25位:眼球綺譚-COMICS-

原作・綾辻行人先生、作画・児嶋都先生による角川文庫『眼球綺譚』が、怖い人気作ランキング25位にランクイン!ミステリー小説家・綾辻行人先生の怪奇幻想短編集「眼球奇譚」が原作です。「眼球奇譚」以外に「鉄橋」「最後の記憶」「再生」「特別料理」を収録していて、さらにコミック版のために書き下ろされた「人間じゃない」も収録。残酷描写があるので、スプラッタージャンルが苦手な方にはおすすめできない作品です。

24位:暗い廊下とうしろの玄関

押切蓮介先生による1話完結のオムニバスホラー、幽COMICS『暗い廊下とうしろの玄関』が怖い人気作ランキング24位に登場です。“怪談好き”で知られる押切蓮介先生の実体験も描かれているという作品。実話怪談系ホラージャンル好きにおすすめと言える作品ですが、ギャグ要素もあるのでホラーが苦手という人にもおすすめと言える作品のようです。“押切ワールド”と呼ばれる世界観を味わってみてはいかがでしょうか?

23位:赤異本

外薗昌也先生の実話怪談集「赤異本」を原作に、ホラーマンガ家の高港基資先生が作画したコラボ作品、ニチブンコミックス『赤異本』が怖い人気作ランキング23位に登場!「黒異本」に続く、ファン待望の2作目のコラボ作品です。1話完結型のホラーストーリーが、全6編収録されています。実話怪談系ホラージャンル好きの方、後味の悪い恐怖が好きな方には特におすすめと言える作品のようです。

22位:悪霊使い 新・学校の怪談

ワタナベチヒロ先生による、ぶんか社コミックス『悪霊使い 新・学校の怪談』が、ランキング22位に登場です!ミステリアスな転校生の翠、タロット占いをする祖母を持つ杏、霊能力者の母を持つ桜が怪奇現象に立ち向かうストーリー。少女たちの友情も感じさせる作品ですが、所々グロテスクな描写も。学園系やスプラッター系ジャンルが好きな方におすすめ。可愛らしい絵の裏に、ゾクッとくる怖いシーンも満載。

21位:不安の種

映画化もされた中山昌亮先生による、チャンピオンREDコミックス『不安の種』が、怖い人気作ランキング21位に登場。1話完結のオムニバスストーリーのようですが、前話や後話が伏線になっている点も見どころです。読み終わった後、不気味なほど不安に駆られる、タイトル通り“不安の種”が詰まったような作品。本作が気に入ったという方には、続編『不安の種+』もおすすめです。

20位:羊のうた

冬目景先生による、バーズコミックス『羊のうた』が、怖い人気作ランキング20位に登場です。高城家に受け継がれる病…それは“吸血鬼のように人間の血を飲みたくなる”という病でした。その病に発病した一砂は、同じ病に苦しむ姉・千砂と再会。千砂は、一砂に自分の血を飲ませるようになって…。様々な人間模様が描かれた、ストーリー性に溢れた作品です。

19位:師匠シリーズ

原作・ウニ先生、作画・片山愁先生によるヤングキングコミックス『師匠シリーズ』が、怖い人気作ランキング19位!ウニ先生がネットの大型掲示板「オカルト板」に投稿したことがきっかけで、小説・漫画化された人気作です。大学の先輩でもあるオカルト道の“師匠”に巻き込まれた、主人公・ウニが怪異の存在に気付かされて…。オカルトジャンル好きにもおすすめの作品。

18位:黒異本

外薗昌也先生の実話怪談集「黒異本」原作、高港基資先生が作画したオムニバス作品、バンブーコミックス『黒異本』が怖い人気作ランキング18位に登場。1話完結型のホラーストーリーを、全7編を収録しています。原作を読んだ事がないという方も十分、後味の悪い恐怖を味わう事が出来る作品。実話怪談系のホラージャンル好きにもおすすめです。

17位:火閻魔人 -鬼払い-

カルト的人気を誇るマンガ家・奥瀬サキ先生による、ガムコミックスプラス『火閻魔人 -鬼払い-』が17位にランクイン!“未完のデビュー作”を奥瀬サキ先生自らの手でリメイクした、伝説的な作品です。“火炎魔人”と呼ばれる鬼払い・桃源津那美が、火種を使って鬼を消していくストーリー。リメイク版で新たに登場するキャラクターもいる為、オリジナル版を呼んでいない方にもおすすめ。

16位:切子

本田真吾先生によるニチブンコミックス『切子』が、怖い人気作ランキング16位にランクイン!廃校になった中学校卒業後、同級生6人は17年ぶりの再会を果たしました。過去に事故で亡くなった中学時代のアイドル・切子に思いを馳せる6人が次々と殺され…。主人公・良介の記憶の中にいる“思い出”の切子と、“本当”の切子の違いが明らかになると衝撃が走ります。

15位:うずまき

伊藤潤二先生による映画化もされた人気作、ビッグコミックススペシャル『うずまき』がランキング15位に登場です。主人公の桐絵が住む黒渦町で多発する、“うずまき”に関係する怪異。うずまきに夢中になったり、ヒトマイマイ大量発生したり独特なストーリー展開にドキドキすること間違いないと言われている作品です。残酷描写も多いので、苦手な方は注意が必要です。読み終えた後には、“うずまき”が気になってしまうように…。

14位:【閲覧注異】

阿鬼乱太先生とDAY WALKER先生による、ヤングチャンピオンコミックス『閲覧注異』が14位にランクインです!昔流行した都市伝説を思い出すような物語です。新人編集者のキドコロは、怪奇現象や都市伝説をまとめる仕事を担当。編集部に寄せられたメールの送り主に直接会って都市伝説を聞き、実物に写真を収めて“閲覧注異”が作られていくというリアルさが魅力の作品!

13位:ミスミソウ

押切蓮介先生によるアクションコミックス『ミスミソウ』が、怖い人気作品ランキング13位に登場!中学で壮絶なイジメに遭い、家に火を付けられて家族を失ってしまった春花。加害者に対する復讐心や、加害者の歪んだ心情などを描いた“人間の恐ろしさ”が表現されているホラー漫画。読んだ後に気分が沈んでしまうことから、「精神崩壊(メンチサイド)ホラー」とも言われています。グロテスクな描写が多い作品です。

12位:黒街

小池ノクト先生による少年チャンピオン・コミックス・タップ『黒街』が、人気作ランキング12位に登場!ゾンビや悪霊、怪異が多発する“黒街”。その街で生活を送るキャラクターたちの日常を描いた、シュールなホラーコメディです。登場するのは個性の強いキャラクターばかりで、唯一主人公だけが普通。表紙のようなグロテスクな描写もありますが、内容はシュールなコメディです!

11位:伊藤潤二傑作集

映画化された作品も多い伊藤潤二先生による、朝日コミックス『伊藤潤二傑作集』がランキング11位に登場!1話完結型シリーズ傑作選としても楽しめる作品で、伊藤潤二先生の世界を存分に味わうことができます。1・2巻は、細胞の1つからでも蘇る「富江」の短編集になっています。短編シリーズに加えて中編シリーズや、ホラーギャグ「双一の勝手な呪い」なども読むことのできる伊藤潤二先生の魅力が詰まった一冊です!

ホラー漫画の本当に怖い人気作ランキングTOP10~4

10位:おろち

多くの人気ホラー漫画を生み出してきた、楳図かずお先生によるビッグコミックススペシャル『おろち』が、ランキング10位に登場です!幽霊などは登場しないホラー漫画で、サスペンスやサイコホラー要素を含んだストーリーとなっています。不死身の美少女・おろちが見つめるさまざまな人間の生き様を描いた、楳図かずお先生にしか描けないような、一味違う中編オムニバスホラー作品となっています!

9位:サユリ完全版

数多くのシュールなホラー漫画を生み出してきた、押切蓮介先生によるバーズコミックス スペシャル『サユリ 完全版』が、ランキング9位に登場です!念願のマイホームを手に入れた7人家族。その家には幽霊が憑いていて、次々と命が奪われて行くという“呪怨”を連想させる作品です。祖母が驚くような強さを見せる、怖いのに笑ってしまうような面白い要素も含まれている作品です。

8位:零 影巫女

天樹征丸先生原作、hakus先生作画による講談社コミックス『零 影巫女』が、8位にランクイン!映画化もされた大人気ホラーゲームシリーズ「零」が、漫画化も果たしました。主人公・鷲月沙羅は、幽霊を祓える射影機というカメラを持つ女子大生。実家近くにある廃校になった小学校に、ゼミの研究のため向かうことに。しかしその小学校は、親友が神隠しにあった場所で…。謎解きの要素も含む、ミステリー好きの方にもおすすめの作品です。

7位:闇夜に遊ぶな子供たち

うぐいす祥子先生による、トラッシュアップ『闇夜に遊ぶな子供たち』が7位にランクイン!「死人の声をきくがよい」の著者・ひよどり祥子先生が、うぐいす祥子名義で発表した作品です。マニアックなオカルト話も出てくる、ホラー漫画好きにおすすめの一冊。両親を亡くして孤児となった、霊能力を持っているけれど無邪気で幼い妹マコと、魔術書やオカルトに詳しい頼りになる兄トシオが活躍する、1話完結型のダークファンタジーです。

6位:地獄先生ぬ~べ~

アニメ化や実写ドラマ化にもなった真倉翔先生原作、岡野剛先生作画によるジャンプコミックス『地獄先生ぬ~べ~』が6位にランクインしました!90年代に週刊少年ジャンプで連載され、名作と呼ばれ続けているホラーコメディ漫画です。“鬼の手”を持つ小学校教師・ぬーべーが生徒たちを妖怪や怪異から守るという1話完結型ストーリーです。中にはトラウマになるような怖い回もあり、当時の子供たちを震え上がらせました。

5位:恐之本

ホラー専門の漫画化・高港基資先生によるSGコミックス『恐之本』が、怖い人気作ランキング5位に登場です。後味の悪い作品も多く、背筋がゾクッとするような1話完結型のオムニバスホラー。不条理系の話や心霊もの、さらに都市伝説のようなものからサイコ系ホラーまで幅広く収録されているので、ホラー漫画好きにおすすめの一冊です。怪談話に似た怖さを感じるような、読者投稿心霊体験漫画も収録されています。

4位:ひぐらしのなく頃に

竜騎士07先生原作、鈴羅木かりん先生作画による、ガンガンコミックス『ひぐらしのなく頃に』が4位に登場です。ゲームから人気に火が付き、ドラマや映画などさまざまなメディア展開された人気作。謎解き要素もあり様々なシリーズに分かれていますが、全て読んで謎が解けた時には感動が訪れます。雛見沢村で起こる、連続怪死事件とオヤシロ様の祟りの真実とは…?残酷描写も多い作品なので、スプラッター好きにもおすすめ。

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ホラー漫画の本当に怖い人気作ランキングTOP3

3位:累

松浦だるま先生による、イブニングで連載していた全14巻の完結漫画『累 -かさね-』が、怖い人気作ランキング3位に輝きました!2014年にはスピンアウト小説の『誘 -いざな-』が発売されたり、2018年には女優・土屋太鳳さんと芳根京子さんのダブル主演による実写映画化を果たしました。実写映画は第18回ヌーシャテル国際ファンタスティック映画祭で「観客賞」を受賞したことでも注目を浴びました。

今は亡き伝説の女優だった母親とは似ても似つかないほど、醜い容姿の主人公・累。この容姿が原因で、周囲の人間から心無い仕打ちを受け続けてきました。そんな累はある日、母親からもらった一本の口紅に、“口づけをした相手と顔が入れ替わる力”があることを知ることに。母親譲りの天才的な演技力を持っていた累は、その口紅の力を利用して無名の美人女優・丹沢ニナの顔を奪って女優として活躍していくという物語です。

2位:彼岸島

ヤングマガジンで連載していた全33巻の完結漫画、松本光司先生による『彼岸島』が怖い人気作ランキング2位に輝きました。アニメ化に加え、映画化やゲーム化など様々なメディア展開がされています。続編作品に全16巻の『彼岸島 最後の47日間』、既刊18巻(2019年1月時点)の『彼岸島 48日後…』が発表されていますので、サバイバルホラーが好きな方は合わせて読んでみてはいかがでしょうか。

行方不明になった兄・宮本篤への不安を募らせる、大学生で宮本青果店の息子・宮本明。そんな明の元に、兄の居場所を知っているという美女が現れました。兄に関する手がかりを得た明は友人と共に、兄の篤を捜す為に“彼岸島”へ。しかしその“彼岸島”は、入ったら二度と出られない吸血鬼に支配された島でした…。吸血鬼との闘いを繰り広げながら兄を捜し出し、“彼岸島”からの脱出を試みるサバイバルホラー作品です。

1位:死人の声をきくがよい

ホラー漫画の本当に怖い人気作ランキングで見事1位に輝いたのは、ひよどり祥子先生による『死人の声をきくがよい』でした!『チャンピオンRED』で掲載されていた人気作です。殺されてしまった幼馴染の早川さんの幽霊が見える、死んだ人間の姿を見ることができる霊感体質の少年・岸田純が、さまざまな奇怪な事件に巻き込まれていくシリーズです。1話完結型の作品なので、読みやすい点においてもおすすめの作品です。

「女の子をいっぱい出す」と担当の編集者からの指示を受けたとのことで、オカルト研究部の“式野会長”、落ち目の憑依体質アイドル“魔子”など、少しクセのある魅力的な女性キャラも多く登場!同じ筆者の作品「闇夜に遊ぶな子供たち」の妹マコと、アイドル魔子が同一人物のように描かれているという仕掛けも。収録されている怪奇現象の種類も豊富で悪魔や幽霊、そして都市伝説やUMAまで登場するので読者を飽きさせません!

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ホラー漫画のおすすめ完結作品まとめ

今回は背筋がゾクッとする、一人で読むのが本当に怖くなるようなホラー漫画のおすすめ作品をご紹介いたしました!またジャンル別のおすすめ作品紹介に加え、人気作ランキングTOP30も発表いたしました。ランキングTOP3は、『3位:累』『2位:彼岸島』『1位:死人の声をきくがよい』という結果になりました。気になったホラー漫画作品があれば是非一度読んで、背筋が凍るような恐怖を味わってみませんか…?

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