ホラーアニメのおすすめランキング！本当に怖い人気作品一覧【トラウマ・閲覧注意】

小野不由美のホラー小説をアニメ化した作品。2010年にフジテレビの「ノイタミナ」枠で放送されました。人口約1,300人、山奥の田舎にある外場村。ここでは未だに土葬の習慣が残っており、街へ出る道は1本のみ。そんな村に似つかわしくない洋館が移築されてきます。その夏、村で死体が発見されますが事件性は無いものとして処理されます。しかし、これを皮切りに村には異変が…。

屍鬼の怖さよりもむしろ人間の狂気を怖いと感じた人のほうが多いようでした。人間心理を上手く利用したストーリーが高評価のアニメです。トラウマになりかねない凄惨なシーンもあるので閲覧注意の声もちらほら。ホラーゲーム『SIREN』にも影響を与えた本作品。サスペンス好きにおすすめです。

貴志祐介によるサイエンス・ファンタジー小説をアニメ化した作品。キャッチコピーは「偽りの神に抗え」。舞台は現代より1000年後の日本。人々は「呪力」と呼ばれる超能力を身につけ、平和に暮らしていました。「八丁標」という注連縄によって守られている自然豊かな集落「神栖66町」に住む主人公・渡辺 早季は決して出てはいけないという「八丁標」の外の世界に興味を持ちます。

夏季キャンプの日、早季は仲良しの同級生たちと「八丁標」の外に出てしまいます。早季たちはそこで図書館の自走式アーカイブ「ミノシロモドキ」から「呪力」の秘密と、この世界が誕生した経緯、そして自分達の正体を知ります。この禁断の知識は早季たちの偽りの平和を歪めていくのです。ぜひ最後まで見て本作のキャッチコピーの意味を知ってください。

『屍鬼』でも紹介した小野 不由美のホラー小説をアニメ化した作品。女子高生の主人公・谷山麻衣。彼女の学校の旧校舎は霊に祟られていると噂されていた。それを調査しに来た「渋谷サイキック・リサーチ（SPR）」の所長・渋谷一也（ナル）の助手をすることになった麻衣は、アルバイトとして数々の怪事件に挑んでいく。

主人公を含めて癖のあるキャラクターが多数登場するのが魅力の一つ。さらに心霊現象を科学的に調査するストーリーなのでオカルト一辺倒ではないという所も面白いと話題。女子高生が主人公ということで恋愛要素などもあり、ホラー要素はややマイルドですが、中にはガチで怖い話もあるので油断しないように、との声がいくつかありました。

月刊ガンガンJOKERで連載中の鍵空とみやきの漫画をアニメ化した作品。『愛』という感情を理解できず、男遊びを繰り返してきた女子高生・松坂 さとうは8歳の少女・神戸 しおと出会ったことで本当の『愛』を知ります。『愛』を偽らなければ何をしても許されると考えているさとうは、しおとの生活を守るため数々の犯罪に手を染めていきます。

少女マンガのような可愛らしいキャラデザに吸い寄せられた視聴者たちにトラウマを植え付けかねないアニメ。しおを含め登場人物のほぼ全員が何かしらの闇を抱えていて、病んでいます。その人達がさとうと関わることによってどのような結末を迎えることになるのかも注目です。さとうとしおの「ハッピーシュガーライフ」を見届けてあげてください。

PSPの大人気ハイスピード推理アクションゲームをアニメ化した作品。「超高校級の才能」を持つ高校生しか入学を許されない「希望ヶ峰学園」。ここに集められた高校生達は、学園長と名乗るクマのぬいぐみ・モノクマから「学園を出たければコロシアイをしろ」と告げられます。こうして「コロシアイ学園生活」が幕を開けます。

このアニメ、演じる声優陣も超一流級の方ばかりを揃えています。そんな方々に演じられるキャラクターたちは、それぞれクセが強くて魅力的。内容はホラーというよりかは、ミステリー色の濃い所謂推理ものです。凄惨なシーンもありますので一応閲覧注意との声もありました。ゲーム未プレイの方は先にゲームをプレイしてからのアニメ視聴をおすすめします。

大人気ゲーム『バイオハザード』シリーズを基にしたフルCG長編アニメーション映画。2017年5月に公開されました。時系列上ではゲーム版バイオの6と7の間の物語となっています。クリスの元部下でB.S.A.A.アドバイザーを務めるレベッカはA-ウィルスによる事件が頻発するのをうけ、試作ワクチンを完成させますが、何者かの襲撃を受けます。それを救ったのは…。

バイオファンにとっては久しぶりのレベッカの登場にクリスとレオンの共闘が見られるということで、ゲームファンには特におすすめできるアニメ。ホラー要素の方は、製作総指揮に『呪怨』の清水崇を起用している点からもお分かりいただけるかと思いますが、怖いです。最近のバイオではお馴染みのド派手なガンアクションも健在で、CGならではのアクションシーンも必見！

奥瀬サキ原作、目黒三吉作画による漫画作品をOVA化した作品。崔樹 深小姫（さいき みさき）には二つの顔がある。昼は東京都の生活対策課に協力する口寄せ屋、夜はSMクラブの女王様。深小姫は生活対策課からの依頼を受けて様々な事件に絡んだ霊と対話し、対決し、解決していきます。

全四話のOVAなのでサクッと見れます。内容は深夜にやっている心霊ドラマのようで、コメディあり、アクションあり、シリアスあり、エロありでホラー要素は若干薄め。事件の背景や警察関係者のセリフにはリアルさがあり、ますますドラマっぽいアニメです。

日本の児童文学シリーズで古今東西の怖い話を集めた、オムニバスが原作。2009年から2010年にかけてテレビ朝日のゴールデンタイムに放送されていました。レストランというだけあって話の構成は基本的に、前菜・メイン・デザートとの3本立て。前菜とメインは主人公・大空 アコたちが遭遇した奇妙な出来事や世界各地の怪談など、バラエティー豊かな内容。デザートは主人公たちの語りで百物語を聞かせてくれます。

かわいいオバケのキャラクターがいたり、アニメオリジナルの主人公たちがいいカンジに作品に絡んできますので、お子さんと一緒に見るのにおすすめできるアニメという声が多かったです。30分の番組の中に3本もストーリーが入っているのでテンポよく楽しめます。しかし、中には大人でもゾッするような怖い話も紛れているので閲覧注意の声もちらほら。

『パプリカ』などで有名な今 敏（こん さとし）監督作品。「マロミ」という大人気キャラクターを生み出したデザイナー、鷺 月子（さぎ つきこ）は次の新しいキャラクターを期待されスランプに陥っていました。ある日、月子はローラースケートを履き、野球帽を被った少年にバットで殴られ怪我をしてしまいます。「少年バット」と呼ばれるようになったこの通り魔は次々と犯行を繰り返していきますが、被害者にはある共通点が…。

謎の通り魔に襲われる怖さ、「少年バット」の不気味さ、というホラーテイストはありますが、ホラーよりも謎かけ・考察アニメというほうが正しいかもしれません。実際様々な考察がなされているアニメです。全13話でコンパクトにまとまっている作品ですので、ぜひ一度アニメをご覧になって自分なりの答えを導いてみてください。

「チームグリグリ」により製作されたホラーアドベンチャーゲーム。初販売は1996年で、これまでにコンシュマー化、OVA化、小説化、漫画化、映画化などメディアミックス展開が幅広い作品となっています。OVAは2つあり、『コープスパーティー Missing Footage』は物語の序章、『コープスパーティー Tortured Souls -暴虐された魂の呪叫-』が全4話で本編というような立ち位置になっているようです。

今回紹介しているランキング一覧の中でもトップクラスにグロく、猟奇的です。当然閲覧注意の声は多数あがっています。スプラッターが苦手な人には正直おすすめできません。内容的には謎解き要素のあるサスペンスホラーで、どちらかというとゲームファンに向けて作られているようです。テレビで放送することはまず無理な内容となっていますので、怖いもの見たさで見たいという方はどうぞ…。

原案・監督に『ひぐらしのなく頃に』の作者・竜騎士07を迎えて製作された、PSPのアドベンチャーゲームをアニメ化した作品。旧市街と新市街に分かれているニュータウン「嫦娥町（じょうがまち）」に引っ越してきた九澄 博士は何故かこの町に来た途端、住人たちからちやほやされ始めた。ただ一人、クラスの委員長・櫛名田 眠（くしなだ ねむる）を除いて…。彼女は博士に「旧市街には近づくな」と忠告する。

田舎ならではの雰囲気とその土地独自の風習を少し怖いと感じてしまうような時ってありませんか？このアニメはそういう怖さがあります。民間伝承などが好きな人におすすめできるという声がありました。それと、PEACH-PITがキャラ原案を担当しているので、キャラデザが可愛いです。ヒロインの哀しい宿命とお役目、そして望んだ優しい未来を叶えることが出来るのか注目です。

丸尾末広の漫画を原作にしたアニメ映画。『めぞん一刻 』の原画や『戦場のヴァルキュリア』、『這いよれ! ニャル子さん』で絵コンテを担当した原田 浩が別名義で自主制作したアニメ作品です。昭和初期、孤児になってしまった少女みどりは以前出会った親切な山高帽のおじさんを頼るが、連れて行かれた先は見世物小屋でした。みどりはそこで下働きとしてこき使われることになってしまうのです。

世界名作劇場の主人公ばりに可哀想な少女みどりちゃん。と思いきやこの娘もなかなかどうして、やられっぱなしというわけでもありません。ただそれでも、みどりが見世物小屋の団員から受ける行為や、最後の結末などはトラウマになるとか後味が悪いといった声が多いです。このランキング一覧の中でも手軽に見ることができない（映像が入手困難）な作品となっています。映画祭などで上映はされているそうなので機会があればぜひ。

偶然なのか運命か、飼い猫のカーヤに宿ってしまった妖怪を封印するため、宮ノ下さつきは亡き母の遺した「オバケ日記」を手に、旧校舎に巣食う悪霊たちを霊眠させていく。学校の仲間達と共に、妖怪との交流や闘いを描いたアニメ。

アラサー世代にとってはドンピシャのアニメ。OPを聴いただけでノスタルジーを感じる人もいるのでは？小学校の仲間たちと妖怪退治、猫に乗り移った妖怪（天邪鬼）との共同生活など、子供心をワクワクさせる要素が盛りだくさんです。しかし、大人が見ても結構怖い話があったりしますし、何より天邪鬼が大人も子供も泣かせにきます。1話完結式でテンポが良く、評判も良いのでぜひご覧ください。

2013年公開のアニメーション映画。仏像盗難事件が多発する京都で、主人公・紅子の家もその被害にあってしまい、そのうえ両親も殺害されてしまう。天涯孤独になってしまった紅子は、両親の知人である円汁の寺に身を寄せるが、その寺には秘密の部屋があり…。

ランキング一覧の中でも特に珍しい、「劇メーション」と呼ばれる、アニメと漫画（劇画）を融合させて表現するという、立体紙芝居のような作風になっています。この一覧だと20位の影鰐が劇メーションですが、映画という長尺で行った作品は本作が初。ホラー要素についてよりも、この独特の手法について賞賛する声が多かったです。しかし内容は人によってはトラウマになってしまうかもしれません。

岩明均の漫画をアニメ化した作品。ある日、高校生・泉新一は正体不明の寄生生物に襲われる。間一髪で脳を乗っ取られるのは防いだ新一だったが、右腕に寄生されてしまいます。こうして新一とミギーとの奇妙な共生生活が始まるのでした。

主人公とミギーの奇妙なフレンドシップや主人公の成長、そしてこのアニメの哲学的テーマに高評価な人が多いようです。ただ、やはりグロ描写が結構えげつないので閲覧注意との声もあります。

今敏監督によるアニメ映画。アイドルから卒業し、女優に転身した霧越未麻の身に不気味な出来事が起こり始める。自分に成りすました者の出現、ストーカ被害、そして関係者の死。未麻を狙っているのはいったい誰なのか？虚構と現実が入り乱れる、今敏の初監督作品。

ランキング一覧の中で、最も現実でもありえそうなサイコホラーアニメ。妙に生々しい怖さがある、愛は人を狂わせる、という声と共に高評価の意見が多かったです。

2007年にWOWOWで放送されたアニメ。Production I.G20周年記念の作品です。地方の小さな町・水天町に住む 古森太郎と大神信、そして転校生の中嶋匡幸は“体外離脱体験”とも呼ばれる“魂抜け”を行い「現世」と「幽世」を行き来するようになる。過去にトラウマを持つ3人を待つものとは…？。タイトルだけ見て霊能バトルものだと思っている人は閲覧注意の声が結構ありました。

2007年にNHK教育テレビで放送されたアニメ。「電脳メガネ」というウェアラブルコンピューターが普及した世界。ヤサコとイサコ、二人のゆうこが電脳世界と現実世界を通して少し大人になる物語。

都市伝説や電脳コイル現象、「アッチの世界」などトラウマになりそうなホラー部分もありますが、賞賛する声のほうが多数。ジュブナイルアニメの傑作との呼び声も高い、NHKが生んだ名作アニメです。

荒俣宏の小説をアニメ化した作品。東洋の呪術を操る魔人・加藤保憲が平将門の怨霊を目覚めさせ、帝都を破壊しようとします。しかし、それを阻止すべく立ち上がった者達が…。

幸田露伴や森鴎外など実在の人物キャラが多数登場するので、歴史好きにおすすめという声がありました。そしてもちろんグロいので閲覧注意の声も。

さまよえる魂たちの集まるホテル「グレゴリーハウス」に迷い込んでしまった主人公の悲劇と脱出劇を描く。アニメ1話分が大体3分で、キャラクターもマインドクラフトのようで独特。ランキング一覧の中でも個性が際立ちます。

前田俊夫原作のアダルトアニメおよび劇場アニメ。「獣人界」、「人間界」、「魔界」の三界を巻き込んだ物語。獣人や魔人による人間の女性への凌辱や触手が好きな人におすすめという声がありました。グロ描写も過激なので閲覧注意の声多し。

秋乃茉莉によるファンタジーホラー漫画をアニメ化した作品。アメリカのチャイナタウンにあるペットショップ。そこではどんな動物でも手に入るが、店主の言いつけを破ると…。

アニメは全四話ですが、もっと見たかったという声が多かったです。もちろん怖い、トラウマになった、閲覧注意の声もそこそこありました。

京極夏彦の推理・伝奇小説をアニメ化した作品。柚木加菜子を軸としたいくつかの事件がリンクし、バラバラだった点と点が繋がっていくミステリー。ホラー要素として怖いという声より、やはり京極作品、ストーリーに引き込まれるといった声が多いようでした。

フジテレビの「ノイタミナ」枠で放送されたアニメ。ご存知、今も活躍中の鬼太郎を生誕から描いた作品で、鬼太郎の原点。ゲゲゲの鬼太郎とはまったくの別物です。ゲゲゲが陽なら墓場は陰。人間の味方の鬼太郎しか知らない人には少しショックもあるかもしれません。対比すると面白いのでゲゲゲの鬼太郎が好きならおすすめのアニメです。

永井豪原作の『ドロロンえん魔くん』の皆が大人になった設定のOVA。大人になったえん魔くん・雪子姫・カパエルが魔界より逃げ出した「魔」を狩る。かなり怖い、そしてグロ＆エロいという声が多かったです。子供が見たらトラウマになる、エッチだから子供は見ちゃダメ！閲覧注意という声も多数ありました。色んな意味で大人向けのアニメです。

京極夏彦の妖怪時代小説を原作にアニメ化した作品。江戸時代末期、闇に葬られる事件の解決を請負い、妖怪になぞらえて解決する小悪党たちと戯作者志望の青年のお話。ランキング一覧の中でも異彩を放つ作風を持ったアニメ。怖いというか、目を背けたくなる場面が多々あるので閲覧注意という声がチラホラありました。

『勇者王ガオガイガー』のスタッフたちによって制作されたサイエンスホラーアニメ。集団自殺・殺戮行為を引き起こす「アルジャーノン」と呼ばれる原因不明の奇病が蔓延しつつあった2006年。高校生・蒼斧蛍汰（あおのけいた）は偶然乗り込んだ「覚醒人1号」とアルジャーノンの調査を行う。

怖い、グロい、気持ち悪いの声多数。勇者王の真逆というコンセプトが見て取れます。勇者シリーズのつもりで見てしまうと後悔するから閲覧注意という声もありました。

フジテレビの「ノイタミナ」枠で放送された和製ホラーアニメ。モノノ怪を斬ることができる「退魔の剣」を持つ謎の薬売りが、諸国を回りモノノ怪を退治していく。

ランキング一覧の中でも類を見ないほど美術に力が入っているアニメ。本作独特の絵と世界観から美術的評価が非常に高い。また、モノノ怪の''形''と''真''と''理''を明らかにしないと斬れないという点から推理的要素もあります。人間の怖いところ、弱いところを見せる大人の御伽噺。

フジテレビの「ノイタミナ」枠で放送されたアニメ。古くからある日本の怪談の中から『四谷怪談』・『天守物語』・『化猫』を元にアレンジを加えてアニメ化した作品になっています。本当に怖いのは妖怪ではなく人だという感想が非常に多く見られました。『化猫』のストーリーと映像美の評価が特に高く、後に『モノノ怪』が制作されたのも頷けます。

ホラー漫画家・伊藤潤二の『伊藤潤二傑作集』と『魔の断片』に収録されている話をオムニバス形式でアニメ化した作品。怖い、気持ち悪い、笑えるといろんな感想がありました。監督の田頭しのぶが伊藤潤二のファンで、その愛が伝わってきたという声も多かったので、伊藤潤二ファンは一度見てみるのをおすすめします。

若き天才生物学者の番場宗介は、両親を殺したUMAを追い続けていました。奇獣と呼ばれるそのUMAは一体どこから来て、なぜ人を襲うのでしょうか？宗介がその謎に迫ります。

ランキング一覧の中でも珍しい、約10分の実写風紙芝居アニメ。おどろおどろしい雰囲気と奇獣のデザインが怖いという声が多かったです。ストーリーと特徴的な作風から趣があるという評価も見られ、評判はなかなか良いようです。

コミュニケーション用コンピュータネットワーク端末「NAVI」が復旧している世界。中学生の岩倉玲音の元に自殺したはずの同級生・四方田千砂からのメールが送られてくる。その日を境に玲音は見えないはずのものが見えるようになり、奇妙な事件に巻き込まれていく。

一部でカルト的な人気を誇るアニメ。難しすぎる、雰囲気が怖いという声が多数。アニメの他にPS用ゲームも発売されており、そちらの方がホラー的には怖いシーンがあるようです。ランキング一覧の中でも人を選ぶアニメになっています。

光永康則のホラー漫画をアニメ化した作品。不慮の事故で死んでしまった中学生の少年・日和見日郎（ヒロ）は、「怪物」を統べる王族の一人である「姫」によって蘇生される。これにより「血の戦士」となってしまったヒロは、姫を取り巻く王族の継承者争いに巻き込まれていく。

アニメは規制されているシーンが多いようで、そのせいでホラー要素は薄れてしまっているようです。しかしアニメならではですが、フランちゃんのフガフガが可愛いと話題。

ズイヨーとキッズステーション制作のCGアニメ作品。キッズステーションで放送された5分枠の番組で、予算は月10万円というランキング一覧の中でも際立つ低予算アニメ。故にサイレントアニメとなっています。サーカス団の見習いクラウンのポピーと謎のケダモノによるブラックユーモアとシュールさが売り。

登場人物をナイフやチェンソーで切り殺す、銃やバズーカで射殺する、蛙やゴキブリを食べる、爆弾で吹き飛ばされる等、ランキング一覧の中で多分一番酷いことをしています。なのに何故か笑ってしまうのがこのアニメの不思議な魅力。子供ゆえの残虐さを思い出させるのかもしれません。ただ、教育上よろしくないのでは？と閲覧注意の声は多い。

永井豪の漫画をアニメ化した作品。『デビルマン』の元にもなった作品です。魔王ダンテと融合した主人公・宇津木涼はこの世界の思想に疑問を抱くようになっていく。勝利者が常に正義とは限らない。そして、その勝利者が綴ってきた歴史は果たして正しいのか？神こそが正義で、悪魔こそが悪なのか？スケールの大きなアニメ作品です。

原作：真倉翔、作画：岡野剛のホラー漫画をアニメ化した作品。霊能教師・鵺野鳴介（ぬ～べ～）が左手に持つ「鬼の手」を使い、生徒達を妖怪や悪霊から守る学園ホラー。バトル展開も多くヒーローものの側面も持つ。子供の頃に見て、ぬ～べ～のような先生がいたらいいな～と思った人は多いのではないでしょうか？かっこいい大人の代表格でもあります。ぬ～べ～を演じた置鮎龍太郎の声もピッタリだという声が大多数。

ギャグやお色気で和ませつつも、子供を戒めるような話や目頭が熱くなるような話も多く、大人も子供も楽しめるアニメになっています。ただ、本気で怖いストーリーや絵が結構あるので注意です。リアルタイムで見ていた世代からも、未だにあの話は怖いだとか、あれは今もトラウマといった声がよく聞かれました。OP&EDも人気が高く隙がありません。今尚色あせない、90年代を代表するジャンプアニメの傑作です。

吸血姫の美夕は監視者の責務を負う永遠の14歳。闇の世界から抜け出し、人間世界に入り込んでいる神魔を再び闇の世界へ返すという日常を送り続けてきた。ある日、美夕は井上 千里という少女と意気投合し親友となる。しかし二人には悲しい運命が待ち受けていた。

OVA版とTVアニメ版の二つがあり、両者は設定・配役が大幅に変更されています。TVアニメ版はシリアスでドラマ密度の高いアニメという評価がありました。OVA版は耽美な世界観が魅力とのこと。アニメとOVAで好き嫌いがはっきり分かれそうです。

つのだじろうの漫画『学園七不思議』をアニメ化した作品。黄泉学園に通う女子高生・一条みずきが様々な心霊現象や怪奇現象に巻き込まれていくホラーアニメ。こちらも当時の子供達にトラウマを与えたアニメのようで、大人になった今でも怖いという声がありました、特にEDの不気味さが怖いという声が多かったです。

コミックス・ウェーブから発売されたOVA作品。とある荒廃した町で「オトコヨ様のお遊戯」と呼ばれる子供にしかできない遊び、「カクレンボ」が密かに行われていました。子供達は狐のお面を付けて、鬼と遊ぶというもの。行方不明になった妹を探すためヒコラは友達のヤイマオと共にこの遊びに参加します。待ち受けるのは恐ろしい真実…。

全編30分じゃ短すぎるという声と共に、鬼の形相がトラウマになりかねない、ラストの不気味さがよかったとの声もありました。

原作は松本光司のホラー漫画。『彼岸島X』は約3分のwebアニメで、担当声優が全ての役を一人で演じきるという独特のアニメです。内容は原作のストーリーをアレンジしたものになっています。今回のランキング一覧でも異彩を放つ本作ですが、怖いというよりかは声優の凄さが実感できるものになっています。

石田スイによる漫画をアニメ化した作品。人間社会に紛れ込み、人を捕食して生きている「喰種（グール）」と呼ばれる存在が蔓延る東京。大学生の青年・カネキは好意を寄せていた女性・リゼとデートできることになるが、実は喰種だった彼女に襲われる。喰われる既の所で鉄骨が落下しリゼはそれに巻き込まれます。病院に搬送される瀕死のカネキ。皮肉にも彼の命を救ったのはリゼの臓器でした。しかしその後、彼の身体に異変が…。

人間と喰種、それぞれの生き方と、それぞれの正義が交錯する残酷な世界観。所謂半端物の主人公カネキの葛藤と成長も魅力の一つ。また、練られた設定と個性豊かなキャラクターたち、そして圧巻のバトルシーンもあり、ダークファンタジー好きにおすすめのアニメ。しかし、グロや残虐シーンは多く、中には目を背けたくなるような特に酷いシーンもあり、閲覧注意の声はやはり多いです。

金沢伸明執筆によるケータイ小説をアニメ化した作品。転校生・金沢伸明は前の学校でのトラウマから、クラスメイトと親しくすることを避けていた。しかしこのクラスの皆は良い人ばかりで、転校して7ヶ月が過ぎた頃には自然と親しくなっていた。しかし、ある日クラスメイト全員の携帯に「王様」と名乗るものからの一通のメールが届く。これから起きることを知っている伸明は戦慄する。

紹介しているランキング一覧の中でも、本作はグロシーンやエロシーンが多いので閲覧注意の声が多いです。また声優の熱演を賞賛する声も多数見受けられました。

nopropsによるツクール製フリーホラーゲームを原作としたアニメ映画作品。文化祭での研究発表についての議論中、地元の民話『桔梗鬼』と話題の人気ゲーム『青鬼』が似ていることに気がついた民俗学研究部員5名。彼らは運よく『青鬼』の作者と会う約束を取り付けるが、その作者が謎の死を遂げてしまう。この件に疑問を持った部員たちは独自に調査しようと行動を開始する。

ゲームを知っている人でも楽しめるよう、オリジナルのストーリ&キャラとなっている本作。『かまいたちの夜』で有名な我孫子武丸が脚本を手がけており、サスペンスホラー作品として評判は上々の模様です。フル3DCGには賛否ありますが、青鬼の怖さは今作でも健在のようで、グロい描写には閲覧注意の声多いです。

藤子不二雄Ⓐによるブラックユーモア漫画をアニメ化した作品。謎のセールスマン喪黒 福造が現代人の心の隙間を埋めるためのサービスとして、願望を叶えにやってきます。その際に契約として、ある約束事を結ぶのですが、もしお客様の都合によってその契約を破ったりしたら…。「ドーン!!!!」

1989年～1992年にかけて、当時の子供たちにトラウマを植え付けた本作。2017年には『笑ゥせぇるすまんNEW』として再び帰ってきました。

めいびいによるホラー漫画をアニメ化した作品。私立誠教学園に通う中等部一年生・新谷貞一はある日、旧校舎に迷い込んでしまう。この場所は「旧校舎の幽霊」の噂があり、恐れられていた場所だった。貞一はそこで自分こそが旧校舎の幽霊だと言う美少女・庚 夕子と出会う。自身の死の真相が知りたいという夕子。二人は「怪異調査部」を立ち上げ真相解明に乗り出す。

生きている少年と死んでいる少女のボーイ・ミーツ・ガール。幽霊ラブコメです。ちょっとしたホラー要素はありますが、怖さを吹き飛ばすほどに夕子さんが可愛いです。ガチホラー目当てで来た人には閲覧注意の声さえかかる始末。しかし夕子の死因については、ちょっとトラウマになったという声もありました。ホラーでもあり、幽霊×人間の恋物語でもある本作。ラストはハンカチ必須です。

綾辻行人の小説をアニメ化した作品。夜見山北中学校3年3組に転入してきた榊原恒一はクラスの皆が何かに怯えているのを感じる。そして、クラスにいる眼帯の少女・見崎 鳴に対するクラスメイトの反応にも疑問を持った。まるで彼女が見えていないようだ。そんな中でクラスメイトが凄惨な死を遂げてしまう。「現象」と「災厄」、夜見山北中学校3年3組にある''秘密''とは一体何なのか？

ミステリー好きには大変おすすめできる作品です。引き込まれるストーリーとしっかりとした設定、伏線の張り方と隠し方、そしてその回収。できの良いホラーアニメに仕上がっています。次は自分かもしれないという心理的恐怖、抗えない死、正体不明の黒幕に主人公たちはどう立ち向かうのか？皆さんもぜひ一緒に考えてみてください。決してネタバレは見ないように。

午前零時にのみ接続できるWEBサイト「地獄通信」。そこに恨みを書き込むと、その相手を地獄少女が地獄に流してくれる。都市伝説として囁かれるこの噂は本当だった。依頼者の前に地獄少女・閻魔あいが現れ契約を結べば、憎い相手は地獄に流される。しかし、「人を呪わば穴ふたつ」。その代償として自分自身も、死後は地獄で永遠に苦しむことになる。それでもあなたは名前を書きますか…？

これまで4度のアニメ化と、漫画、ドラマ、ラノベ、舞台、ゲーム、パチンコと多数のメディア展開を行い、そして2019年には実写映画化が控えているという人気ミステリーホラー。人の業や葛藤が見て取れて、人間って面白いけど罪深いと気付かされるような。どことなく『笑ゥせぇるすまん』のような怖さがあるという声もありました。でもやってることは『必殺仕事人』です。

巡ヶ丘学院高等学校に通う、丈槍 由紀（たけや ゆき）・恵飛須沢 胡桃（えびすざわ くるみ）・若狭 悠里（わかさ ゆうり）・直樹 美紀（なおき みき）ら4人の女子高生は学校に寝泊りする部活「学園生活部」に所属していた。優しい顧問の佐倉 慈（さくら めぐみ）先生に見守られながら、彼女たちは今日を精一杯生きようとします。

ランキング一覧に似つかわしくない、よくある美少女学園ものの日常系アニメ。ではありません。本作の第1話は本当によくできていて、1話から怖いという声が続出すると共に継続視聴を決めた方、非常に多いです。絶望的な状況からどうやって脱出するのか？そして、そこかしこに仕掛けられている伏線。明かされる残酷な真実。OPの歌詞も含めて、2度3度と繰り返し見たくなってしまうようなホラーアニメです。

ディオメディアとポニーキャニオンの共同企画によるアニメ作品。「第一回人生やり直しツアー」に参加した若い男女たち30人。彼らは現実世界に絶望していたり、不満を持つものばかり。彼らがこれから向かう「納鳴村（ななきむら）」ではユートピアな生活ができるという都市伝説がありました。しかし、そこで待っていたのは正体不明の巨大なバケモノでした。

心に傷持つ30人の男女とバスの運転手が、地図にも乗っていない謎の村に行く。ここだけでワクワクするような序盤となっています。このアニメのキーワードは「トラウマ」。各々抱えているトラウマがリアルでも十分にありえそうで、同じように心を痛めたという声がありました。最後まで見ると製作陣からのメッセージ性のようなものを感じられるかもしれません。

竜騎士07率いる「07th Expansion」製作の大人気ノベルゲームをアニメ化した作品。昭和５８年の夏、小さな村落、雛見沢村に引っ越してきた少年・前原圭一。圭一は新しい環境で新しい友人たちと打ち解けていきます。ここに引っ越してきてよかったと心から満足する圭一でしたが、ある日、この村で起きている連続怪死事件の噂を聞きます。毎年決まった日に起きるというその事件。今年も''その日''が近づいていて…。

非常に面白い設定のホラーミステリーです。楽しかった日常が一転、全てが怪しく思えて、疑心暗鬼に駆られていく。この強烈なギャップが怖さを加速させます。キャラが皆とても魅力的なのもギャップに拍車をかけます。トラウマになりかねません。アニメの一期が「出題編」で二期が「回答編」という形になっています。まだ本作を見たことのない方は絶対にネタバレは見ないほうがいいです。絆が起こす奇跡。ぜひ見届けてください。

ここまでホラーアニメのおすすめランキングを紹介してきましたが、気になった作品はありましたか？今回紹介してきたアニメ達は肝を冷やすのはもちろんですが、それだけでなく何かを訴えかけてきたり、考えさせるような作品も多いです。熱い夏は現実の海もいいですが、思考の海に漂う夏というのもいいかもしれません。