ダンガンロンパの世界観やストーリーをネタバレまとめ!黒幕やあらすじは?

「ダンガンロンパ」シリーズは、2010年に発売されたPSP用ゲームから始まりました。続編「スーパーダンガンロンパ2」、スピンオフ「絶対絶望少女」、世界観を一新した「ニューダンガンロンパV3」も発表され、その度に話題になってきましたが、初代ダンガンロンパは現在も根強い人気を誇っています。今回は初代ダンガンロンパのあらすじやキャラクターをネタバレ込みでまとめました。黒幕の正体や存在自体がネタバレになるキャラクターにも言及したまとめなので、未視聴の方、ネタバレに抵抗のある方はご注意ください。

ダンガンロンパの世界観やストーリーをネタバレまとめ!黒幕やあらすじは?のイメージ

目次

  1. ダンガンロンパの世界観やストーリーをネタバレ紹介!
  2. ダンガンロンパとは?
  3. ダンガンロンパのあらすじを最後までネタバレ!
  4. ダンガンロンパのキャラクターをネタバレ紹介!
  5. ダンガンロンパの黒幕は?
  6. ダンガンロンパの感想をネタバレ紹介!
  7. ダンガンロンパの世界観やストーリーのネタバレまとめ!

ダンガンロンパの世界観やストーリーをネタバレ紹介!

TVアニメ、ノベライズ、舞台など様々なメディア展開が行われてきた「ダンガンロンパ」シリーズ。2018年夏には希望ヶ峰学園シリーズ完結編と銘打った「ダンガンロンパ3 未来編」の舞台版が上演されており、初代ダンガンロンパ発売から8年が過ぎた現在でも根強い人気を誇る作品です。この記事では初代ダンガンロンパの世界観やあらすじ、一連の事件の黒幕の正体などをネタバレ込みでまとめていきます。

ダンガンロンパポータルサイト

ダンガンロンパとは?

初代「ダンガンロンパ」は、2010年11月ににスパイク・チュンソフトから第1作となるPSP用ゲームが発売され、2013年7月から9月までアニメ「ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生The Animation」が放送されました。超高校級と呼ばれる並外れた才能を持った少年少女が学園に監禁され殺し合いを強いられるという衝撃的な設定、予測不能な展開、魅力的なキャラクターなどが注目され、瞬く間に人気作品となりました。

2012年には続編「スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園」、2014年にスピンオフ作品「絶対絶望少女 ダンガンロンパAnother Episode」、2017年に世界観を一新した「ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期」が発表されています。また、2013年には初代、2をまとめた「ダンガンロンパ1・2 Reload」が発売され、さらなる人気を獲得しました。

2016年には希望ヶ峰学園シリーズ最終章としてアニメ「ダンガンロンパ3 絶望/未来編」が2本立てで放送されました。さらに2014年から舞台版「ダンガンロンパ」、「スーパーダンガンロンパ2」、「ダンガンロンパ3 未来編」が上演され、初代、2は再演も行われるほどの好評を博しました。ノベライズ、コミカライズによるスピンオフ作品も多数発表されており、ダンガンロンパの世界は複数のメディアに渡って展開されています。

ダンガンロンパのあらすじを最後までネタバレ!

まずは「ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生The Animation」に沿って初代ダンガンロンパのあらすじをネタバレ込みでまとめていきます。ここでは各話に沿った大まかなあらすじのみをまとめているので、それぞれの動機や人間関係のネタバレはダンガンロンパのキャラクターネタバレ紹介の項目で詳しくまとめます。

ダンガンロンパ 第1話:ようこそ絶望学園

「超高校級」と呼ばれる天才たちが集い、卒業すれば人生の成功が約束されるという希望ヶ峰学園。苗木誠はごく普通の高校生でしたが、「超高校級の幸運」に選ばれ、78期生として希望ヶ峰学園への入学を果たします。

入学式の日、意気揚々と学園の門をくぐった苗木は玄関ホールで突然意識を失い、目が覚めると教室にいました。そこで苗木は学園内のいたるところに監視カメラが設置され、窓という窓が鉄板で塞がれていることに気が付きます。

玄関ホールに戻ると、他の新入生たちが集まっていました。しかし、みんな玄関ホールで意識を失ったといい、自分たちの置かれた状況が呑み込めない様子です。さらには玄関が鋼鉄製の門で塞がれ、外に出ることができなくなっていました。すると、学園長を名乗るクマのぬいぐるみ・モノクマが現れ、一同に体育館に行くよう促します。そこでモノクマは新入生たちに衝撃的な校則を発表します。

新入生たちは一生この学園で暮らさなければならない、外に出たければ他の生徒を殺すこと。15人の新入生はモノクマに従う他なく、殺人を起こさせないための自治ルールを定め共同生活を始めました。ところが、なかなか殺人が起こらないことに業を煮やしたモノクマは「動機ビデオ」を配布し、それぞれの家族や友人など大切な人に異変が起こったことを知らせます。

ダンガンロンパ 第2話:イキキル (非)日常編

超高校級のアイドル・舞園さやかは苗木の中学時代の同級生でした。舞園は苗木のことを覚えており、二人は打ち解けます。動機ビデオが配られた日の夜、舞園は誰かが自室のドアを開けようとしたと怯えた様子で苗木の部屋に訪れ、部屋を交換することになります。翌朝、朝食に来ない舞園を心配した苗木が部屋に戻ると、中はめちゃくちゃに荒らされ、シャワールームでは舞園が包丁で刺されて死んでいました。

一同は再度体育館に集められ、モノクマから新たなルールが告げられます。学園内で殺人が起こった場合、「学級裁判」で犯人(クロ)を見つけなければならない。投票で選ばれた生徒がクロだった場合、クロは「おしおき」として公開処刑され、共同生活が続く。クロでなかった場合は他の生徒たちが全員処刑され、クロだけが「卒業」し学園の外に出ることができる。

校則に反発した超高校級のギャル・江ノ島盾子はモノクマに掴みかかり、足蹴にします。その瞬間、四方八方から槍が発射され、江ノ島に突き刺さりました。モノクマに逆らうことはできないと思い知らされた一同は学級裁判に備えて捜査を始めますが、死亡状況から誰もが苗木を疑っているようでした。自分の才能を思い出せないという同級生・霧切響子のサポートを受けつつ、苗木は学級裁判に臨むことになります。

ダンガンロンパ 第3話:イキキル 非日常編

学園の地下にある裁判所で学級裁判が始まりました。15人の生徒に対し、座席は16席。霧切がその理由を尋ねると、モノクマは特に意味はないといいます。苗木は自分に向けられる疑いを一つ一つ晴らしていきますが、その過程で舞園が部屋だけでなくネームプレートまで交換していたことが判明します。舞園は自分の部屋に来た誰かに怯えて苗木と部屋を交換したはずなのに、ネームプレートを入れ替えてしまったら意味がありません。

舞園は部屋に誰かを招き入れて殺害し、その罪を苗木に擦り付けるつもりでいましたが、逆に殺されてしまったのでした。ショックを受けながらも苗木は事件の真相に迫り、舞園のダイイングメッセージを解読します。そこに書かれていたのは「LEON」、超高校級の野球選手・桑田怜恩の名前でした。桑田は正当防衛を主張しますが処刑場に連行され、拘束された上で全身に硬球のピッチングを受けて死亡します。

ダンガンロンパ 第4話:週刊少年ゼツボウマガジン (非)日常編

共同生活が再開されると、超高校級の御曹司・十神白夜はこの殺し合いに乗ると宣言し、図書室に籠るようになります。十神にベタ惚れの超高校級の文学少女・腐川冬子も十神に同調しますが、和を乱すのは主にこの2人だったので一同は放置することにしました。そんな中、モノクマから2度目の「動機ビデオ」が配られ、24時間以内に殺人が起こらなければ人に知られたくない恥ずかしい秘密を世間に公表する、と脅されます。

翌朝、トレーニングルームで超高校級のプログラマ―・不二咲千尋の死体が発見されます。不二咲は頭を殴られて死亡しており、死体は延長コードで壁に磔にされていました。その猟奇的な手口や、壁に書かれた「チミドロフィーバー」という血文字から、十神は世間を騒がす連続殺人鬼・ジェノサイダー翔の仕業ではないか、と苗木に告げます。一方、腐川は様子がおかしくなり、部屋に閉じこもってしまいます。

ダンガンロンパ 第5話:週刊少年ゼツボウマガジン 非日常編

学級裁判の場で、十神はジェノサイダー翔の正体が腐川だと暴露します。腐川は二重人格で、気絶すると殺人鬼・ジェノサイダー翔に変貌するのでした。しかし、ジェノサイダー翔の人格を現した腐川は犯行を否認し、死体発見現場を偽装したのは第一発見者である十神でだったと明らかになります。さらに、モノクマは誰もが女子だと思っていた不二咲が男子、いわゆる「男の娘」であることを公表したため、事件は混迷を極めます。

不二咲は前の晩、ジャージを持ってトレーニングルームに向かうところを超高校級のギャンブラー・セレスティア・ルーデンベルクに目撃されていました。霧切がトレーニング相手とお揃いのジャージを選んだのではないか、と言うと、超高校級の暴走族・大和田紋土が真っ先に自分のは違うと返します。しかし、ジャージは処分されていたため、セレスと犯人以外に不二咲のジャージの色を知る者はいないはずでした。

霧切は最初から大和田を疑っており、鎌をかけたのでした。大和田と兄弟の契りを結んだ超高校級の風紀委員・石丸清多夏が絶叫する中、大和田の処刑が執行されます。高速で球形の枠の中を走るバイクに縛り付けられた大和田は気絶し、その身体はやがてバターに変化します。モノクマは大和田でできたバターをホットケーキに乗せて食べてしまいました。

ダンガンロンパ 第6話:新世紀銀河伝説再び! 装甲勇者よ大地に立て! (非)日常編

事件現場を面白半分に偽装したことで、十神は周囲から危険視されるようになります。熱血漢だった石丸は親友の大和田の死によるショックで脱け殻になってしまい、いつも明るく元気な超高校級のスイマー・朝日奈葵も幽霊を見たといって寝込んでいます。残りのメンバーで学園内を探索していると、苗木は美術準備室で奇妙な写真を拾います。そこに写っていたのは、死んだはずの桑田、大和田、不二咲が仲良さげにしている様子でした。

3人は確かに死んでいたし、入学式から今日までにこんな写真を撮る機会はなかったはずでした。不思議に思う苗木でしたが、写真はモノクマに取り上げられてしまいました。さらに一同は朝日奈の見た幽霊の正体を確かめようと脱衣所に向かいます。そこには1台のパソコンがあり、電源を入れると不二咲の姿が現れました。その正体は生前の不二咲が作ったプログラム・アルターエゴでした。

アルターエゴは不二咲の命令で学園の情報が入っていると思われるパソコンのデータを解析していました。生徒たちは解析が終われば脱出の糸口が見えるかもしれない、と希望を抱きます。ところが、アルターエゴに一目惚れした超高校級の同人作家・山田一二三と、アルターエゴが見せたプログラムの大和田を本物だと思い込んだ石丸がパソコンの所有権をめぐって対立するようになってしまいます。

ある日、モノクマは新たな殺人の動機として卒業者には100億円を与えると言い出しますが、超高校級の才能の持ち主たちが金に困っているはずもなく、モノクマの目論見は不発に終わったかに思われました。ところが、アルターエゴが盗まれるという事件が起こり、十神は単独行動が目立つ上、自分の才能を明かそうとしない霧切がモノクマの内通者ではないかと疑います。

その上、セレスが何者かに襲われ負傷し、石丸と山田が殺害されるという事件が次々に起こります。一度意識を取り戻した山田は、最期に「ボクは皆に、ここで会う前から出会っていたんだね」「(犯人は)やすひろ」という言葉を残して息を引き取りました。

ダンガンロンパ 第7話:新世紀銀河伝説再び! 装甲勇者よ大地に立て! 非日常編

一同は山田の最期の言葉と事件の時に姿を見せなかったことから、超高校級の占い師・葉隠康比呂を疑いますが、ハリボテのロボの着ぐるみを着せられ、ロッカーに閉じ込められていた葉隠は身動きが取れず、犯行は不可能でした。やがて、発言の矛盾からセレスが山田をそそのかして石丸を殺害させ、さらにセレスが山田を殺害したという結論に至ります。これに対し、セレスは山田の言葉を根拠に葉隠が真犯人だという主張を続けます。

しかし、山田はフルネームに「殿」を付けて呼ぶため、葉隠を名指ししていたのであれば「葉隠」から始まるはずだということ、生徒手帳に記されたセレスの本名が「安広多恵子」であったことから、一連の犯行がセレスによるものであることが決定的になります。セレスは火炙りの刑に処されつつも満足げな笑みを浮かべていましたが、そこにモノクマの運転する消防車が突っ込み、中世風の世界観の処刑は台無しになってしまいます。

セレスにアルターエゴの隠し場所の鍵を託された霧切は、苗木を連れて無事を確認しに行きます。苗木は霧切に一人で何をしているのかを尋ね、自分を信じてほしいと伝えます。すると、霧切は校舎2階の男子トイレに隠し部屋があると教えてくれました。深夜、苗木が確かめに行くと、霧切の言う通り小さな書斎のような部屋がありました。そこにあったのは希望ヶ峰学園の生徒の名簿と、「ここから出てはいけない」と書かれたメモでした。

ダンガンロンパ 第8話:オール・オール・アポロジーズ I

アルターエゴによる解析の結果、約1年前に「人類史上最大最悪の絶望的事件」が起こり、希望ヶ峰学園は生徒たちを守るためのシェルターとして閉鎖されたこと、本当の学園長と思われる男性はまだ学園内にいる可能性が高いことが判明します。黒幕は学園長であり、どこかでモノクマを操っているのだと推測する一同でしたが、新たに見つかった記憶にない学園生活の写真の真相は分からないままでした。

その夜、モノクマは超高校級の格闘家・大神さくらが内通者であると生徒たちの前で公表しました。十神、腐川、葉隠は大神から距離を取るようになり、大神の親友である朝日奈は3人をを詰ります。さらに翌朝、大神を排除しようとする十神に朝日奈が殴りかかり、それに怒った腐川がジェノサイダー翔の人格を現して朝日奈を切りつけるという騒動が起こります。責任を感じた大神は、けじめをつけると言い残して姿を消してしまいました。

そんな騒ぎの中、アルターエゴは自分をネットワーク環境のある場所に連れて行ってほしいと苗木と霧切に頼みます。苗木はみんなの役に立ちたいというアルターエゴの心意気に応え、隠し部屋でインターネットに接続し外の世界へのアクセスを試みている間、密室となった娯楽室で大神さくらが座ったまま死亡しているのが発見されました。

ダンガンロンパ 第9話:オール・オール・アポロジーズ Ⅱ

4度目の学級裁判では、大神に呼び出されていた葉隠、腐川、十神に容疑が向けられます。3人は大神には会っていないと主張していたものの、葉隠がインテリアのボトルで大神を殴り、腐川に罪を擦り付けようとダイイングメッセージを偽装したことを認めました。大神の仇を取りたい朝日奈は投票を急かしますが、腐川の名前が書かれた雑誌が隠されていたこと、大神の頭には2度殴られた跡があったことから裁判が続けられます。

議論を進めるうちに、腐川が雑誌を隠したことを白状しました。大神の血を見て失神した腐川は、ジェノサイダー翔の人格に交代してしまったと言います。ジェノサイダー翔に交代させて問い詰めると、血まみれの大神に驚いて反射的に殴ったと認めたため、再度朝日奈は投票に移ろうとします。しかし、ジェノサイダー翔の証言通りならマガジンラックの前で倒れていたはずの大神が、ソファに座った状態で発見された謎は解決していません。

体格差から考えて、腐川が大神を運ぶのは不可能でした。すると、十神は大神の死因は頭の傷ではなく毒物だと言い出します。大神の死体の側にはプロテインのボトルが落ちていましたが、中身は化学室の毒薬とすりかえられていたのです。毒薬があった棚の前には粉末がこぼれており、その上にはスニーカーの足跡が付いていました。この場でスニーカーを履いているのは苗木と朝日奈だけ。朝日奈は泣きながら自分が殺したと自白しました。

推理が当たっていたことに勝ち誇る十神と、プロテインと偽って毒薬を飲ませたと主張し投票に持ち込もうとする朝日奈に対し、霧切は新たな証拠として毒薬のラベルが張られたプロテイン入りの容器にガラスの破片が混入していることを指摘します。それは娯楽室に突入する際に割られた窓ガラスのものでした。毒薬の容器はもともと事件現場にあり、逆にプロテインのボトルは後から置かれたものだったのです。

事件現場に毒薬を持ち込んだのは大神以外に考えられません。つまり、大神は自分で毒薬を飲んで自殺したのです。それに気づいていた朝日奈は死体発見のどさくさに紛れて毒薬の容器を持ち去り、化学室で中身を入れ替えた上で毒薬入りのプロテインのボトルを現場に戻したのでした。何故こんなことをしたのかと問い詰める十神に、朝日奈は大神の遺書を見せます。そこには醜い争いに絶望した、殺される前に自ら死ぬと書かれていました。

朝日奈は大神を追い詰め、死に追いやった自分たちに生きている資格はないと泣き叫びます。そこに割り込んできたのはモノクマでした。大神の遺書はモノクマの落書きで、本物はモノクマが隠していたのです。本当の遺書には、自分の死を糧に団結し生き延びてほしいという大神の思いが綴られていました。モノクマは朝日奈のせいで大神の死が無駄になったと嘲笑しますが、生徒たちの間には大神の願い通り絆が生まれつつありました。

この展開が気に入らないモノクマは、アルターエゴの入ったパソコンを処刑の対象とし破壊してしまいます。その日の深夜、苗木は霧切に情報処理室に呼び出されます。霧切は「16人目の高校生……戦刃むくろに気を付けて」と囁くと去って行ってしまいました。

ダンガンロンパ 第10話:疾走する青春の絶望ジャンクフード (非)日常編

翌日、十神が先頭に立って学園を探索すると、そこかしこに刃物や銃弾による傷と血痕が残る異常な教室を発見しました。霧切は自分がここで何が起こったかを調べると言い出しますが、十神は未だに素性を明かさない霧切を信用しません。霧切は記憶を失っており、自分の才能や素性が分からないのだと告白します。十神が霧切の個室の部屋の鍵を没収することを提案すると、霧切はあっさりとそれに応じ、またも単独で行動を始めます。

霧切は苗木にだけ独自に調査した結果を教えてくれました。大神は死ぬ前に学園長室の鍵を破壊しており、霧切はそこからどこかの鍵を盗み出したと言います。さらに黒幕はモノクマの捜査と学園内の監視を同時に行えないのではないかと推測し、学園内を調べるため苗木にモノクマの注意を引き付けるように頼みます。作戦は成功し、霧切はまたどこかへと立ち去ってしまいました。

その晩、苗木は部屋に侵入してきた何者かに襲われます。その手には学園内を探索中に発見し、苗木が預かっていたサバイバルナイフが握られていました。抵抗できないまま意識を失った苗木が次に目を覚ますと、今度は霧切が枕元に立っていて何か話していましたが、苗木はまたも眠りに落ちてしまいます。翌朝、苗木が目覚めるとサバイバルナイフがなくなっていました。

その頃、霧切以外の生徒たちは体育館に集まっていました。そこは動かなくなったモノクマが横たわっています。十神が言うには、昨晩モノクマが機能停止しているのを発見して以来、学園内にモノクマが出現しなくなったとのこと。苗木たちは学園長室の捜査に乗り出しますが、大神が壊したはずの鍵は修理されています。ツルハシで扉を破ることを思いついた一同が植物庭園に向かうと、そこにはナイフで刺された死体が転がっていました。

それは前の晩苗木の部屋に侵入してきた人物でした。驚いてジェノサイダー翔の人格を現した腐川が死体の覆面をはぎ取ろうと近寄ると、突然頭部が爆発し炎上します。腐川は無事でしたが、死体の上半身は焼けてしまいその素性は分からなくなってしまいました。かろうじて残っていた手に握られていた鍵を手掛かりに学園内を調べていた苗木たちは、情報処理室に行き当たります。

情報処理室のモニターは、学園中の監視カメラに接続されていました。葉隠はその中からテレビの室内アンテナを発見し、スイッチを入れますが、映し出されたのは自分たちの姿でした。すると、訝しがる一同の前にモノクマが現れ、これまでの学園生活の様子は全世界に中継されていたのだと言います。驚愕する間もなく、モノクマは学級裁判の開廷を告げるのでした。

ダンガンロンパ 第11話:疾走する青春の絶望ジャンクフード 非日常編

どこからか戻ってきた霧切が合流し、学級裁判が始まります。一同は死体の手の甲にあったタトゥーから、死体の素性は16人目の高校生にして超高校級の軍人・戦刃むくろだと推測しました。十神は1人だけ姿を現さなかったこと、血の付いた金属矢が隠されたロッカーの鍵が霧切の部屋にあったことを根拠に、霧切が犯人だと断定します。しかし、自分の部屋の鍵は十神に没収されていると反論した霧切が容疑を向けたのは苗木でした。

さらに朝日奈が死体に刺さっていたナイフを苗木に預けていたことを思い出し、苗木への疑いはさらに濃くなっていきます。死体の素性がはっきりしないまま裁判を行うことの不当性を主張する苗木は、霧切の嘘に気付いていました。学級裁判前、霧切は学園長室から入手した鍵がどこにでも入れる鍵だと苗木に伝えていたのです。苗木は霧切の嘘を告発しないことを決意しますが、モノクマは時間切れを宣言し、強制的に投票に移行させます。

犯人に選ばれた苗木は着席させられ、背後のプレス機にベルトコンベアーで運ばれて行きます。ところが、プレス機が苗木を圧し潰そうとした瞬間、装置は突如停止し苗木は生きたままゴミ捨て場に落ちて行きました。アルターエゴの仕掛けたウイルスが作動し、プレス機を止めたのでした。翌朝、ゴミ捨て場で一夜を明かした苗木の元にゴミ袋が投げ入れられます。食料を求めて袋を開けると、そこにはゴミと一緒に霧切が入っていました。

霧切は苗木を助けに来たのだといい、見捨てたことを謝罪します。地上への梯子を登りながら、霧切は記憶が戻ったことを伝えます。霧切の才能は「超高校級の探偵」であり、希望ヶ峰学園に来たのは父である学園長に会うためでした。黒幕はその才能を恐れて記憶を抹消したにも関わらず、霧切が真相に迫ったことに焦って戦刃むくろ殺しをでっちあげたのでした。

学園に戻った苗木と霧切は十神、朝日奈、葉隠、腐川と合流し、モノクマに裁判のやり直しを要求します。モノクマはそれを承諾しますが、戦刃を殺した真犯人を暴くとともに、学園の謎を解明することを条件とし、その一方でも明らかにできなければ全員処刑すると宣言しました。苗木は全員で生きて帰ると誓い、学園内の捜査に乗り出します。

ダンガンロンパ 第12話:超高校級の不運が超高校級の殺人と超高校級の処刑と超高校級の絶望を引き寄せた理由

苗木と霧切は学園長室で学園長らしき白骨遺体とメモリーカードを発見します。そこには記憶にない学園長と78期生の面談の様子が記録されており、生徒たちはみんな「この学園で一生暮らす」ことに同意していました。自分を捨てた父に別れを告げようと学園に来た霧切は、学園長室に飾られた自分の写真やパソコンにかけられた「kyouko」というパスワード、父の死に気持ちの整理がつかないようで、一人にしてほしいと言います。

霧切と別れた苗木は、ロッカールームで78期生の私物を発見します。そこにあったのは、学園に来てから一度も授業を受けていないにも関わらず、授業の内容を記録した葉隠のノートでした。さらに他のロッカーから見つけた霧切の手帳には、学園をシェルター化し生徒たちを保護する計画を学園長から聞いたことや、「絶望は二人いる」という謎の文言が記されていました。

次に苗木は死体安置所として使われている生物室に向かいます。使用中の冷凍庫にはランプが点いているようでしたが、今まで死んだ10人に対して点灯しているランプは9個でした。苗木が不審に思っているとモノクマが現れ、ヒントと称して1枚の写真を渡します。それは78期生の集合写真のようで、戦刃も写っていましたが、代わりに苗木の姿だけがありませんでした。

捜査を終え、最後の学級裁判が始まりました。苗木はメモリーカードの内容やロッカールームで発見したノートを根拠に、自分たちが記憶を抹消されていることを指摘します。モノクマはあっさりそれを認め、戦刃を殺した犯人を解明するように促します。そこで、苗木は冷蔵庫のランプの数と死者の人数が合わないことをから、誰かの死体を再利用したのだと指摘しました。

霧切の検死によれば、戦刃の死因は全身の刺し傷でした。死んだ10人のうち、その条件に当てはまるのはただ1人、最初の学級裁判の前に全身を槍で貫かれて死んだ江ノ島盾子しかいません。しかし、生徒名簿に記された戦刃の特徴は植物庭園の死体と完全に一致しており、戦刃は確かに死んでいました。モノクマの攪乱をはねのけて、苗木は一つの結論にたどり着きます。

死んだのは江ノ島に変装した戦刃で、まだ生きている本物の江ノ島こそ全ての黒幕。モノクマは霧切を除く全員に本人のみが写っていない写真を渡し、自分以外は黒幕と繋がっていると疑心暗鬼を煽ろうとしていました。それは本人がシャッターを押したからという単純な話なのですが、重要なのは江ノ島だけどの写真にも顔がはっきり写っていないということ。江ノ島は本物との違いを悟られないためわざとそういう写真を選んだのです。

苗木がそう言うと、モノクマは全てを認め本物の江ノ島が姿を現しました。コロシアイ学園生活の黒幕・江ノ島は戦刃は双子の姉だと言い、一同に事実を語り始めます。

ダンガンロンパ 第13話:さよなら絶望学園

江ノ島は生まれながらにしてこの世界に絶望していたという「超高校級の絶望」の片割れでした。戦刃を殺したのも、愛する姉を殺し、また妹に裏切られ殺されるという絶望を味わうためだと言います。困惑する苗木たちに、江ノ島は外の世界の映像を見せます。そこに映し出されたのは、荒廃しきった光景と、モノクマの覆面を付けて暴れまわる人々の姿でした。しかし、記憶のない苗木たちにはどうなっているのか全く理解できません。

江ノ島はさらに衝撃の事実を明かします。78期生が入学してから既に2年が経過しており、苗木たちは2年分の記憶を奪われているというのです。最初の1年は平和な、江ノ島にとっては最低の学園生活を送っていましたが、1年前に「人類史上最大最悪の絶望的事件」が起こり世界は混乱に陥りました。希望ヶ峰学園の学園長は学園をシェルター化し、生き残った生徒たちに希望を託したのです。それが苗木たち78期生でした。

しかし、シェルターの中には全ての黒幕である江ノ島盾子と戦刃むくろが紛れ込んおり、コロシアイ学園生活が始まりました。その目的は、希望を信じ続ける人々に希望の象徴たる78期生が殺しあう姿を見せつけ、絶望に叩き落すための、いわば希望の残党狩りでした。驚愕する苗木たちに、江ノ島は絶望と希望どちらがおしおきされるべきかを決める、最後の投票を宣言します。

満場一致で絶望に決まれば江ノ島がおしおきされ、苗木たちは外に出ることができる。ただし1人でも希望に投票した場合、1人を処刑し他の者は学園内で一生を過ごすことになる。江ノ島は苗木を生贄に指名し、外の世界の環境は汚染されており、学園から出ればどの道死ぬだけだと絶望を煽ります。78期生たちは絶望に染まり、江ノ島に屈しそうになります。しかし苗木だけは諦めず、1人1人を説得し立ち直らせます。

投票結果は満場一致で絶望に決まりました。江ノ島は積み上げてきた計画が破綻した絶望に喜びを感じながら自ら処刑スイッチを押します。これまでのおしおきをフルコースで受けた江ノ島は、最後にはプレス機の下敷きになりました。苗木たちは外にどんな世界が広がっていても希望を信じ続けることを改めて誓い、玄関ホールの機械扉のスイッチを押したところでダンガンロンパは完結します。

ダンガンロンパのキャラクターをネタバレ紹介!

ここでは初代ダンガンロンパのキャラクターについて、あらすじのネタバレで解説しきれなかったバックボーンや事件の動機などにも触れつつまとめていきますので、あらすじとあわせてご覧ください。なお、黒幕である江ノ島盾子と存在自体がネタバレとなる戦刃むくろには次のまとめで詳しくネタバレ紹介します。

超高校級の幸運 苗木誠:緒方恵美

ダンガンロンパの主人公・苗木誠は、特別な才能を持たない平凡な少年です。全国の高校生の中から抽選で選ばれ、「超高校級の幸運」として希望ヶ峰学園への入学を果たしたものの、そこでコロシアイ学園生活に巻き込まれていくのはあらすじネタバレで紹介した通りです。穏やかで優しく、人よりも少し前向きなことが唯一のとりえという苗木ですが、その前向きな姿は周囲を勇気づけ、最終的には「超高校級の希望」へと成長します。

学園を脱出した後、希望ヶ峰学園の卒業生を中心に構成された対絶望組織「未来機関」に保護され、世界の復興に尽力します。続編である「スーパーダンガンロンパ2」や「ダンガンロンパ3 未来編」にも登場し、様々な困難に直面しつつも関わった人々に希望を与え続けます。希望ヶ峰学園シリーズ完結編である「ダンガンロンパ3 希望編」のラストシーンでは、希望ヶ峰学園を再建し学園長に就任した姿が描かれています。

超高校級の??? 霧切響子:日笠陽子

クールでミステリアスな女子生徒・霧切響子は、卓越した調査力と推理力で苗木のサポートをしてくれます。学園に閉じ込められた生徒の中で唯一才能が明かされていませんでしたが、終盤で記憶を取り戻し「超高校級の探偵」であることが判明します。霧切家は古くから続く探偵の家系で、探偵という職業に強い誇りを持っています。ところが、父・仁は一族を捨てて出奔し、希望ヶ峰学園の学園長になっていました。

霧切が希望ヶ峰学園に入学したのは、父に捨てられた子として見られることに反発し、直接会って別れを告げるためでした。コロシアイ学園生活の中、霧切は父が既に殺されていたという現実を突きつけられますが、同時に父が自分を深く愛していたことも知ることになります。学園脱出後は苗木たちと一緒に未来機関に加わり、「ダンガンロンパ3 未来編」では第十四支部支部長に就任していることが判明しました。

超高校級の御曹司 十神白夜:石田彰

世界に名だたる由緒正しい一族・十神家の跡取りである十神白夜は、「超高校級の御曹司」と呼ばれています。容姿、頭脳、運動能力とあらゆる面において優れた能力を持っていますが、高慢で他人を見下した態度を取るため、周囲と衝突しがちです。コロシアイ学園生活をゲーム感覚で楽しみ、不二咲千尋の殺害現場に悪趣味な装飾を施して捜査を攪乱させるなど、常軌を逸した行動を取るため、他の生徒たちからは危険視されていました。

しかし、大神さくらの死やモノクマの卑劣な行動に触れ、苗木と協力してモノクマに対抗するようになります。「スーパーダンガンロンパ2」では初代ダンガンロンパでの姿からは想像もつかないほど劇太りした十神の姿(通称「豚神」)がキャラクター紹介に掲載され、ファンの間に動揺が走りました。「スーパーダンガンロンパ2」には初代ダンガンロンパと同じ姿の十神も登場しますが、2人の関係は作中で明かされています。

超高校級のスイマー 朝日奈葵:斎藤千和

運動神経抜群でオリンピック選手の候補にも選ばれる「超高校級のスイマー」である朝日奈葵は、明るく元気な78期生のムードメーカーです。やや天然で単純なところがあるため、学級裁判では感情的に突っ走ったり犯人に騙されたりすることもありますが、仲間思いで優しい性格の持ち主です。同じ体育会系女子である大神さくらとは大親友で、「さくらちゃん」と呼んで慕っています。

大神が自殺した際には激高し、学級裁判を搔き乱して全員で死のうとする暴走を見せたこともありました。しかし、大神の死と朝日奈の行動は人の心を蔑ろにしがちな十神を改心させるきっかけとなり、生き残った78期生を団結を強めました。「ダンガンロンパ3 希望編」では他の78期生と一緒に未来機関に所属しており、苗木、霧切と行動を共にしています。

超高校級の占い師 葉隠康比呂:松風雅也

巨大なドレッドヘアーと「~だべ」という語尾が特徴的な葉隠康比呂は、各界の大物を顧客に抱える「超高校級の占い師」です。マイペースで飄々としているように見える反面、かなりの小心者でいい加減な言動が目立ちますが、殺伐としたコロシアイ学園生活の中では葉隠の存在は一種の癒しになっており、ファンからは「俺の占いは3割当たる」、「模擬刀の先制攻撃だべ!」といった特徴的なセリフと共に親しまれています。

また、ゲーム版ダンガンロンパの体験版では舞園さやかの代わりに葉隠が被害者として死体で発見されており、ネタには事欠かないキャラクターとなっています。「ダンガンロンパ3 未来編」では苗木たちと同じく未来機関に所属しており、ドレッドヘアーを一つにまとめ眼鏡をかけた姿で登場します。

超高校級の文学少女 腐川冬子:沢城みゆき

「超高校級の文学少女」である腐川冬子は、あらすじでも触れた通り現役女子高生作家と連続殺人鬼という2つの顔を持っています。主人格の腐川は根暗かつ卑屈で純文学以外は認めない主義であるのに対して、「超高校級の殺人鬼」ジェノサイダー翔はテンションが高く自分が萌える男子しか殺さないという信念の持ち主で、その性格は正反対です。しかし、十神白夜に惚れこんでいるという点は共通しています。

腐川とジェノサイダー翔の人格は気絶かクシャミをすることで切り替えることができますが、記憶は共有していないためジェノサイダー翔の存在が事件を解く鍵となることもあります。「絶対絶望少女 ダンガンロンパAnother Episode」では主役の1人を務め、苗木の妹・こまると親友になります。「ダンガンロンパ3 未来編」では、苗木とは別行動を取っておりこまると一緒に登場しました。

超高校級のアイドル 舞園さやか:大本眞基子

「超高校級のアイドル」舞園さやかは、国民的アイドルグループのセンターを務める清楚な美少女です。在学中の接点はなかったものの苗木と同じ中学の出身で、苗木の優しさが印象に残っていたことから仲良くなり、コロシアイ学園生活からの脱出の調査をする苗木の「助手」を名乗り出ます。しかし、モノクマの「動機ビデオ」で所属していたグループが解散したことを知らされ、凶行に走ります。

舞園はあらかじめ誰かが部屋のドアを開けようとしたと言って苗木と部屋を取り換え、そこに呼び出した桑田怜恩を殺害し苗木に罪を着せるつもりでしたが、逆に凶器の包丁を奪われ返り討ちに遭ってしまいます。舞園の残した「11037」(ひっくり返すと「LEON」)というダイイングメッセージは苗木を真相に導き、「スーパーダンガンロンパ2」でも重要な数字として登場します。

超高校級のギャル 江ノ島盾子:豊口めぐみ

全国の女子高生の流行を牽引するカリスマ読者モデル・江ノ島盾子は「超高校級のギャル」と呼ばれています。裏表がなく気さくな性格で、「雑誌で見るのと雰囲気が違う」という苗木にも「あれはカバーショット用に盛ってんの」とあけすけに返します。実はコロシアイ学園生活の黒幕であり、雰囲気が違うのはあらすじのネタバレで解説した通り双子の姉である戦刃むくろの変装だからなので、苗木の直感は当たっていたことになります。

戦刃の変装と本物の江ノ島はそばかすの有無、髪飾り、ネクタイの模様、胸の大きさなどで見分けることができますが、戦刃は存在自体がネタバレのため回避策としてどちらも江ノ島盾子と表記されることが多いです。「超高校級の絶望」としての江ノ島盾子と戦刃については、黒幕ネタバレの項目で詳しく紹介します。

超高校級の野球選手 桑田怜恩:櫻井孝宏

桑田怜恩は野球の名門校でエースにして4番を務めていたという「超高校級の野球選手」です。本当は野球嫌いで練習は一度もしたことがない、希望ヶ峰学園に入ったのはミュージシャンになるためと豪語し、舞園にちょっかいをかけるなど軽薄な印象を与えますが、コロシアイ学園生活で野球から離れたことによって本心では野球が好きだったことに気が付きます。

桑田はダンガンロンパシリーズを通して初めておしおきを受けたキャラクターです。計画に失敗してシャワールームに逃げ込んだ舞園を殺害し証拠隠滅を図ったものの、ドアをこじ開けるために使った工具セットと舞園のダイイングメッセージが決め手となって犯行が明るみになり、磔にされ全身に硬球のピッチングを受けるおしおき「千本ノック」は視聴者に衝撃を与えました。

超高校級のプログラマ― 不二咲千尋:宮田幸季

可愛らしい小動物のような雰囲気の「超高校級のプログラマ―」不二咲千尋は、あらすじでも紹介した通り女子の制服を着ていますが実は男子という「男の娘」です。気弱でおどおどしていることが多く、女装をしているのも「男のくせに」という揶揄から逃れるためでしたが、コロシアイ学園生活の中で自分の弱さを克服したいと願うようになりました。そこで大和田紋土と一緒に秘密を打ち明け、一緒にトレーニングに励みます。

ところが、不二咲の自分の弱さに向き合おうとする姿勢は大和田のコンプレックスを刺激し、トレーニングルームで撲殺されてしまいます。その死後も不二咲が残したプログラム・アルターエゴは希望ヶ峰学園や黒幕の秘密の糸口を掴み、苗木たちの希望となりました。

超高校級の暴走族 大和田紋土:中井和哉

リーゼントと長ランが特徴の大和田紋土は、関東最強の暴走族の2代目総長を務める「超高校級の暴走族」です。短気で粗暴な反面、面倒見がよく義理堅い昔ながらの不良です。優等生の石丸清多夏とは反りが合わずよく衝突していましたが、サウナでの根性試しを通して意気投合し、兄弟の契りを結びました。大和田の強さは不二咲の憧れでもあり、トレーニングに付き合うようになります。

大和田は総長就任の際、先代総長である兄にミスを庇われた上に兄を死なせてしまったという秘密がありました。それは暴走族をまとめ上げるためには絶対に知られてはならない秘密でしたが、自分と同じように誰にも言えない秘密を抱えながらも自分を変えたいという不二咲に心の傷を刺激され、ダンベルで殴りつけます。最後は霧切のブラフに引っかかって真実を暴かれ、おしおき「痴美苦露惨母」でバターに姿を変えられてしまいました。

超高校級の風紀委員 石丸清多夏:鳥海浩輔

努力家の熱血漢・石丸清多夏は「超高校級の風紀委員」です。風紀委員らしく真面目で規律を重んじる性格で、コロシアイ学園生活の中でもルールを決めて自治に努めるなどリーダーシップを発揮しています。犬猿の仲だった大和田とはサウナでの我慢対決で引き分けたことでお互いを認め合い、兄弟と呼び合う仲になります。不二咲殺しの学級裁判では、大和田が犯人だと明らかになっても投票できないという不器用な実直さを見せました。

大和田の死後は意気消沈し、覇気を喪失し脱け殻のようになったり、大和田の姿を模したアルターエゴの励ましを受けて大和田をトレースしたような性格に豹変し、山田とアルターエゴの所有権をめぐって対立するなど情緒が不安定になってしまいます。最後は美術準備室でセレスと組んだ山田にハンマーで殴られ、死体で発見されました。

超高校級の同人作家 山田一二三:山口勝平

「超高校級の同人作家」山田一二三は、前の高校で発行した同人誌の累計部数が1万部に達したという伝説を持っています。ネットスラングを多用したり、やたらオーバーなリアクションを取る典型的なオタクながら、基本的には丁寧な物腰でコミュニケーション能力も高い紳士です。二次元専門で三次元には興味がないと公言していますが、セレスティア・ルーデンベルクには罵倒されこき使われつつも尽くすMな一面を見せています。

山田はアルターエゴをエサにセレスにそそのかされて石丸を殺害します。お互いのアリバイを証明しつつ、葉隠に罪を擦り付けるためハリボテのロボや死体移動などの工作を行いますが、共犯者だと思っていたセレスに撲殺されてしまいました。山田が最後に残した言葉は、78期生の記憶が消されていることの伏線となりました。

超高校級のギャンブラー セレスティア・ルーデンベルク:椎名へきる

「超高校級のギャンブラー」セレスティア・ルーデンベルクは天才的なまでに嘘をつくことに長け、対人の賭博勝負では無敗を誇っています。経歴は謎に包まれており、フランス人の父とドイツ人の母の間に生まれたと自称していますが、栃木県宇都宮市出身の生粋の日本人です。普段はお嬢様風の言葉遣いと上品な振る舞いを心がける一方で、激怒するとものすごい形相で相手を罵倒する二面性を持っています。

セレスは「西洋の城でヴァンパイアの扮装をさせた世界中のイケメンを侍らせて暮らす」という夢のため、モノクマが動機として提示した100億円を得て「卒業」すべく得意の嘘で山田をそそのかします。しかし、発言の矛盾から犯行が露見し、本名が「安広多恵子」であることが明らかになりました。最後は「ベルサイユ産火炙り 魔女仕立て」でセレス好みの結末を迎えると思いきや、消防車に激突され世界観を台無しにされてしまいます。

超高校級の格闘家 大神さくら:くじら

現役女子高生にして総合格闘技の世界大会を制覇した大神さくらは「超高校級の格闘家」と呼ばれています。屈強な外見やいかめしい喋り方に反して、非情に仲間思いで温厚な性格です。他の生徒との関係も良好で、中でも朝日奈とは大親友として行動を共にしています。実家は300年以上続く道場でケンイチロウというライバルがいますが、モノクマに人質に取られ「内通者」として動くことになります。

しかし、モノクマに反旗を翻した報復として「内通者」であることを暴露され、十神、腐川、葉隠からは避けられるようになってしまいます。それでも生き残った78期生を団結させるために奔走し、葉隠、腐川に殴られ負傷しつつも服毒自殺を遂げました。大神の思いは生き残った生徒たちに届き、結束してモノクマに立ち向かう決意を固めるきっかけとなりました。

モノクマ:大山のぶ代

モノクマはダンガンロンパのマスコットであり、ダンガンロンパという作品の象徴とも言えるキャラクターです。可愛らしいマスコットキャラクターを自称しつつも、人の弱みにつけ込む、空気を読まず悪趣味な冗談を飛ばすなど残忍で下劣な性格をしています。体内には爆弾を内蔵しており危害を加えられると自爆しますが、無数のスペアが存在するため爆発しても何度でも復活します。

ダンガンロンパの黒幕は?

ここではコロシアイ学園生活の黒幕である戦刃むくろ、江ノ島盾子姉妹についてまとめます。今更ながら初代ダンガンロンパにおける最大のネタバレをまとめているため、未見の方、ネタバレに抵抗のある方はご注意ください。

コロシアイ学園生活の黒幕:超高校級の絶望 江ノ島盾子&戦刃むくろ(ネタバレ)

あらすじ、キャラクターのネタバレ紹介で解説した通り、一連の黒幕である江ノ島と戦刃は双子の姉妹です。苗字が違う理由については「色々ある」としか説明されていません。生まれた瞬間からこの世の全てに飽ききっており、唯一予測のつかない自分を楽しませてくれるものとして絶望だけを追い求める、いわば「絶望マニア」です。

超高校級の軍人 戦刃むくろ:豊口めぐみ(ネタバレ)

黒幕の片割れにして江ノ島の双子の姉・戦刃むくろは、傭兵部隊「フェンリル」に所属し数々の戦場を渡り歩いてきた「超高校級の軍人」です。華やかで可愛らしい「超高校級のギャル」の江ノ島とは対照的に地味で大人しそうな外見で、江ノ島からは「絶望的に臭い、汚い、気持ち悪い」、「ドブス」、「ド貧乳」などと罵られていますが、妹のことを深く愛しています。

「ダンガンロンパ3 絶望編」のあらすじは世界が絶望に染まっていく過程を描いたものですが、その傍らで2人の関係性も明らかになっています。江ノ島はことあるごとに戦刃を殺そうとし、戦刃はそれを軽くいなしつつも大好きな妹が自分を殺そうとしているという絶望に恍惚としていました。あらすじネタバレで解説した通り江ノ島も姉を殺すという絶望に酔いしれており、ある意味win-winの関係なのかもしれません。

ダンガンロンパの感想をネタバレ紹介!

ここでは「ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生The Animation」の感想を、ネタバレに触れたものもまとめて紹介していきます。

好評の感想

ダンガンロンパのアニメでは、学級裁判やおしおきのシーンはゲームの演出が再現されているため、ゲームで受けた衝撃をそのまま体感することができます。ダンガンロンパは続編や派生作品が多く発表されていますが、アニメ化されたのは初代ダンガンロンパのみで「ダンガンロンパ3」のあらすじはアニメオリジナルなので、ゲームとアニメの両方を楽しめるのは初代だけです。

また、ダンガンロンパ独特の世界観やテンションを表現するにはアニメが一番適している、という意見もあります。

不評の感想

アニメ化にあたって、あらすじや演出再現度の高さは好評を得ている反面、そのまますぎて残念という人もいます。ゲームの世界観を重視する人にとっては嬉しい演出ですが、アニメならではの演出を求める人にとってはやや物足りなかったのかもしれません。

1クールアニメということもあり、展開の速さを指摘する意見もありました。推理もののため情報量が多く、特にあらすじから外れる日常のシーンはどうしても削らざるをえない部分も出てくるので、アニメやこのまとめで理解しきれなかったところがあるという人はゲームをプレイしてみるのもいいのではないのでしょうか。

ダンガンロンパの世界観やストーリーのネタバレまとめ!

初代ダンガンロンパのあらすじや黒幕についてネタバレを交えつつまとめてきましたが、非常にボリュームのある作品のため、まとめきれなかった細かなネタバレやあらすじに関わらない小ネタもあります。「人類史上最大最悪の絶望的事件」の真相や、世界が絶望に染まっていく過程など、続編や派生作品で初めて明かされる情報も少なくないので、ネタバレまとめを踏まえつつ「ダンガンロンパ」の世界に触れてみるのはいかがでしょうか?

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