黒執事のエリザベス（リジー）は最強剣士！シエルの婚約者の強さと魅力は？

黒執事は男女問わず人気がある作品です。黒執事に登場する人物はみんな設定がしっかりしていてとても魅力的だと話題ですが、その中でも今回紹介したいのはエリザベス・ミッドフォードという少女についてです。下記の画像の少女がエリザベスですが、見た目が可愛いだけではなく実は最強の剣士というギャップも持っています。そんなエリザベスの強さと魅力について一通りお伝えします。

黒執事の主要人物の1人エリザベス・ミッドフォードはミッドフォード家の長女で、上記画像にも映っているシエル・ファントムハイヴの婚約者です。シエルとはいとこ同士でもあります。誕生日については公開されていませんが、年齢は13歳です。愛称はリジ―で、幼少期のシエルや兄エドワードから呼ばれています。天真爛漫な性格で誰の目から見てもわかる程シエルが大好きです。また、ロリータ系など可愛い物に目がありません。

上記の画像を見てもわかるようにエリザベスの髪型は金髪でくるくるのツインテールです。瞳の色はキレイな緑色です。身長は154cmです。ドレスはもちろんエリザベスが大好きなロリータ系でフリフリのものを好んで着ています。シエルが身長が低いのを気にしていてかかとがある靴をはいているのを知っている為、エリザベスは我慢してかかとのない靴を選んではいています。

エリザベスには両親と兄がいます。エリザベス自身可愛さと強さを兼ね備えたとても魅力的なキャラクターですが、エリザベスの家族達も皆キャラが立っていてとても魅力的です。何より上記の画像を見て分かるようにミッドフォード家はとても仲が良いです。この仲の良い家族で育ったエリザベスもまた愛されてまっすぐに育ったのだとわかります。そんな魅力たっぷりのエリザベスの家族について紹介します。

父アレクシスは英国騎士団団長です。上記の画像はミュージカル版アレクシスです。漫画でのアレクシスも見た目は少々強面ですが、性格はお茶目なところがあります。シエルを気に入っていて、シエルと会う度にエリザベスと共に抱き着いてはフランシスに怒られています。ウェストン校に通っていた間は翡翠の獅子寮に所属し、ディーデリヒの寮弟でした。実はアレクシスはヴィンセント・ファントムハイヴよりも年下です。

母フランシスはシエルの父ヴィンセントの妹でもあります。フェンシングや狩猟を得意としています。性格は何事にも厳しく、惰性と欲を何よりも嫌っています。特に男性が前髪を伸ばすのを快く思っていません。黒執事の主役の1人セバスチャンの顔についても「いやらしい顔」と評価していて、ときおり「いやら執事」と呼ぶこともあります。シエルの誕生日を笑顔でお祝いをするシエルを大事に思っている事が伺えます。

兄エドワードは典型的なシスコンです。エリザベスの事をリジ―と呼んで溺愛しています。リジ―至上主義の為、口ではシエルが許嫁とは認めないと言い張っていますが、本心ではすでにシエルの事を認めています。また、シエルが幼いうちに当主としての務めを果たしている事について尊敬すらしています。リジ―失踪時にはファントム・ファイブとして見事に下記画像の様な「チョイ悪で強引キャラ」を見事に演じきっていました。

エドワードは周りに天才が多いせいで自分の事は凡人だと認識しています。しかし、エドワードは周りの才能に嫉妬をして卑屈になることはありません。むしろ、尊敬している相手に近づこうと努力するタイプです。エドワードのこの姿勢は黒執事登場人物ハーマン・ギリーンヒルからも「一直線の尊敬（フルリスペクト）」と「努力の天才」とまで称された程です。

上記の画像はミュージカル版ミッドフォード家です。原作でもミュージカル版同様ミッドフォード家はとても仲が良い一家です。その為、リジーも家族の影響を充分に受けています。リジ―の可愛い物好きやシエルに対する愛情表現の仕方はアレクシスにそっくりです。リジ―の剣士としての腕やファントムハイヴ家にふさわしい嫁となる教えはフランシスから習っています。エドワードもリジ―の事をとても溺愛しています。

黒執事ファンの中ではもはや常識となっているリジ―の可愛い物好きですが、その可愛い物好きはどれほどのものなのでしょうか。また、どうして可愛い物に執着するようになったのかについて改めて紹介します。

可愛い物が大好きなリジ―は社交界でも物怖じせずに他人のドレスを見て回っています。そして、自分自身を可愛く着飾る事も上記の画像のように周りの人物を可愛く着飾る事も大好きです。その対象は老若男女問いません。高齢のタナカさんが相手だろうとごついバルドロイだろうと可愛く着飾ろうとします。

リジ―の徹底した可愛い物好きにはシエルや悪魔であるはずのセバスチャンも振り回されています。シエルはリジ―の可愛い物好きを充分に理解しているので上記のような可愛い恰好（女装）をしている時はリジ―に合わないように警戒します。

リジ―は元々可愛い物が好きでしたが、より可愛い物に執着し始めたのはシエルが原因でもあります。リジ―がそう思った決定打は幼い頃何気なくシエルが放った一言でした。「強いお嫁さん…僕は怖いな」この一言でリジ―はシエルに守られるお嫁さんであろうと決めました。結果、可愛い物や女の子らしいものに執着するようになりました。

リジ―が実は最強の剣士だったということは豪華客船編にてわかります。上記画像をクリックすれば映画版しかし、どうしてシエルの為に可愛くて守られる女の子になろうと思っていたリジ―が最強と言われるほど強くなったのでしょうか。また、どうしてリジーは剣士としての一面を隠していたのかを紹介します。

リジ―は幼少期から母フランシスにファントムハイヴ家に嫁ぐ娘として強さを着ける為に剣を握らされていました。リジ―の剣士としての才能は兄エドワードよりも優れ、天才と呼ばれるほどでした。それでも、リジ―はシエルの理想である守られる可愛いお嫁さになるのが夢でした。その夢が壊れたのはファントムハイヴ伯爵夫妻惨殺事件です。事件後帰ってきたシエルを見てリジ―はシエルを守れるお嫁さんになろうと決心をします。

リジ―は特にシエルの前では徹底的に剣士としての一面は隠していて、天真爛漫で可愛い姿だけを見せるようにしていました。それはもちろん、シエルに嫌われてたくなという思いからです。その気持ちがとても感じられるのが豪華客船編ですが、上記の画像のシーンではリジ―のセリフにグッときたという黒執事ファンが多かったようです。

リジ―は本心ではシエルの前ではいつまでも可愛い姿のままでいたいと思っていました。しかし、シエルを守る為にリジ―は「女王の番犬の妻」として最強の剣士でいる覚悟を決めました。その覚悟と思いの強さはどれほどのものなのか。また、シエルの前で剣を握る事をリジ―は本心ではどう感じていたのかについて紹介します。

リジ―はシエルの前で剣を握る事をギリギリまでためらっていました。それでも剣を握ったのはシエルの為です。今のリジ―の全てはシエルのためだとリジ―本人も言っていました。シエルの為に可愛いヒールが高い靴をはくのは諦め、厳しい母の教えを守り、シエルを守れる剣を握る事を覚悟しました。シエルの理想のお嫁さんを捨て、シエルを守れる強さを持つ「女王の番犬の妻」として最強の剣士でいる覚悟を決めたのです。

覚悟を決めたリジ―ですが、シエルの前で本当の姿をさらしてしまったことについて戦いの後で我慢できずに泣いてしまいます。シエルに嫌いにならないのか？お嫁さんにしてくれるのか？と問いかけるリジ―は年相応の可愛い女の子の顔をしていました。もちろん、シエルはそんなリジ―に対して照れ隠しをつつも嫌いだとは言いませんでした。

シエルとリジ―は親によって決められた婚約者です。一見するとリジ―の片思いにも見えますが、シエルなりにリジ―を大事に思っている事がわかります。シエルにとってリジ―はどんな時でも守らないといけない相手です。それは、リジ―が最強の剣士だと分かった後でも変わりませんでした。

リジ―が初めて最強の剣士である一面を見せたのは豪華客船版です。シエルはリジ―の強さを目のあたりにした後でもリジ―に対しての態度を変える事はありませんでした。リジ―をエドワードに預け、エドワードの「戻ってこなくてもいいぞ！可愛い妹を嫁にやらなくて済む！」という挑発にも「必ず戻ります」と言い返しています。口に出してリジ―に気持ちを伝える事はありませんが、こうした行動からはリジ―への好意が伺えます。

一般的に漫画・アニメでは女性キャラクターは男性に好かれる傾向があります。しかし、黒執事に出てくるリジ―は男性だけでなく女性にも人気があります。女性にも好かれるリジ―の魅力について紹介します。

ここまではリジ―の天真爛漫さと最強の剣士について述べてきました。この2点についてはリジ―を語る上では忘れてはいけない魅力です。しかし、最終的にリジ―の1番の魅力はというとリジ―本人の可愛さです。リジ―は可愛い物が大好きな点もとても可愛いと言われています。

リジ―はロリータ系が大好きですが、好きなだけでなく着こなしていてとても可愛いと言われていまです。可愛いだけでなく、双剣を操る姿は圧巻で、格闘シーンはまるで舞っているかのように戦います。なにより、リジ―がシエルに最強の剣士だという事がバレてしまって泣くシーンはギャップがあってとても魅力的に見えます。強さと可愛さを兼ね備えているリジ―の魅力は黒執事の男性ファンだけでなく女性も虜にしているようです。

黒執事に登場するリジ―には上記の画像の様に真剣にリジ―を応援している女性ファンも多くいます。女性ファンの間ではリジ―の可愛さやファッションについても話題になっています。特に黒執事のコスプレイヤーの中ではリジ―のコスプレする人も多く、リジ―のコスプレグッズは多数見られます。つまり、リジ―のように可愛くなりたいと思っている女性が多いという事です。

黒執事のアニメ版では上記画像の女性、田村ゆかりさんがリジ―を演じています。田村ゆかりさんといえば他有名作品では「斉木楠木雄のΨ難」で夢原知予役を演じています。幅広い声質で、様々な役柄を演じていることでも知られている実力派声優です。黒執事ファンも納得の演技でリジ―の可愛さと凛々しさを表現してリジ―を演じきっています。

リジ―は幼少期からファントムハイヴ家に嫁ぐにふさわしい娘になるよう鍛えられてきました。客観的に考察して見るとよくわかりますが、リジ―の天真爛漫で物怖じしない性格は社交界で人脈を作るのに適しています。また、戦闘力についても大勢の敵を前にして切り抜けている剣士としての強さはセバスチャンからもお墨付きをもらっています。まさに、ファントムハイヴ家の嫁としてふさわしい人物だと言えます。

漫画本編でリジ―が自分の意志でシエルから離れて失踪する事件があります。その原因は死んだはずの双子の兄「シエル」が生き返っていたことが関係します。セバスチャンの主人であるシエルはその事を知り、たいへんどうようしますが、リジ―にとっても衝撃的な事実でした。

真面目で努力家で何よりシエルが大好きなリジ―だからこその葛藤が伺えます。実際に、セバスチャンに「いつも坊ちゃんの笑顔を願われていたあなたが何故このようなことを？」と聞かれて、リジ―は「あたしだってどうすればいいかわからない！あたしだけはそっちに帰れない！」と涙ながらに返しました。

上記の画像は双子説が確定となった原作シーンですが、「シエル」にとって特別なリジ―が今後どう動くのか黒執事ファンの間でも注目されています。リジ―が最終的にどちらに剣を捧げるのか、はたまたどちらも救おうと動くのか、どちらにも動けないのか。全く読めない展開故に、黒執事ファンは今後のリジ―の活躍と動向に期待しています。

この記事では最強の剣士リジ―の強さと魅力についてお伝えしてきました。リジ―の魅力は可愛さだけでなく、剣士としても最強という点ですが、それもシエルへのまっすぐな愛からきています。シエルに対する思いが今のリジ―の強さと魅力を作っているのです。リジ―が今後どのように活躍し、また、リジ―の真っすぐな愛がどのようにシエル達の関係を動かしていくのか今後も目が離せません。