進撃の巨人の立体機動装置の仕組み・構造と使い方は?他の兵器や武器も考察

大人気漫画の『進撃の巨人』に登場する空中を飛び回る立体機動装置ってすごくかっこいいですよね。この立体機動装置がどういう構造になっているのか、仕組みはどうなっているのか気になった事はありませんか?この記事では『進撃の巨人』に登場する立体機動装置の構造や仕組みの解説から使い方の紹介をします。『進撃の巨人』には他にも兵器や武器が多数登場するので、どんな兵器や武器があるのかや、その使い方なども紹介していきます。

進撃の巨人の立体機動装置の仕組み・構造と使い方は?他の兵器や武器も考察のイメージ

目次

  1. 進撃の巨人の立体機動装置の仕組みが気になりませんか?
  2. 進撃の巨人の作品情報
  3. 進撃の巨人の立体機動装置の仕組みと構造や使い方を解説
  4. 進撃の巨人に登場する兵器と武器について
  5. 進撃の巨人に登場する立体機動装置などを画像で紹介!
  6. 進撃の巨人の立体機動装置の仕組み・構造と使い方まとめ

進撃の巨人の立体機動装置の仕組みが気になりませんか?

『進撃の巨人』に出てくる兵士の装備である立体機動装置がどういう構造になっているか気になった事ありませんか?この記事では立体機動装置の構造や使い方から『進撃の巨人』に出てくる武器や作品情報などをまとめていきます。ネタバレも含みますのでご注意ください。

TVアニメ「進撃の巨人」Season 3

進撃の巨人の作品情報

進撃の巨人とは?

『進撃の巨人』とは、別冊少年マガジンで連載中の漫画作品。巨大な壁によって外の世界から隔離されてしまった人類と人を喰らう巨人の死闘が描かれるダークファンタジー漫画で、現在26巻まで出ています。『進撃の巨人』はアニメから実写化まで幅広く展開されていて、作者の諫山創(いさやまはじめ)さんはこの『進撃の巨人』がデビュー作です。

進撃の巨人のアニメシリーズ

アニメ『進撃の巨人』は原作から変更されている点があったり、オリジナルの展開があったりしますが、話の大筋は原作通りに進んでいきます。アニメ『進撃の巨人』は現時点でシーズン3まで制作されており、2019年にはシーズン3の第2クールが始まります。

アニメ『進撃の巨人』には劇場版もあり、劇場版はテレビアニメの総集編になっていますが、新音響になっていたり、セリフを新しく収録していたり、新規カットが追加されていたりします。2018年時点でシーズン2までの3作公開されました。

進撃の巨人の実写版

実写版『進撃の巨人』は前篇と後編の2部作で公開されました。ストーリーは原作者の諌山創さん監修で、原作をベースにオリジナルの要素を加えたものになります。原作と同じ登場人物は出るのですが、オリジナルのキャラが多いです。実写版『進撃の巨人』にはスピンオフドラマ作品もあり、dTVにて3話配信されています。2018年10月30日にはハリウッドでの実写化が発表されました。

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進撃の巨人の立体機動装置の仕組みと構造や使い方を解説

立体機動装置の仕組みと構造、使い方の解説

ここでは、立体機動装置の仕組みと構造や使い方を解説していきます。立体機動装置には対人立体機動装置もあるので、そちらの解説もしていきます。

立体機動装置は、全身に張り巡らされた体重移動装備の耐Gベルト、腰の裏に装着する本体、腰の左右に装着するアンカー付きワイヤー射出装置、操作装置を兼ねたブレードの柄、太ももに装着する鞘とガスボンベで構成されており、立体的で高速な機動が目的である装備は徹底して軽量化の限りを尽くされています。

ガスボンベに圧縮して充填されたガスが立体機動装置の動力源であり、ガスボンベは本体、アンカーの射出装置、ブレードの柄と間接的に管で繋がっています。肝心の操作装置が作用する仕組みについてはブラックボックスとなっており、分からないようになっています。

操作装置を兼ねる柄のトリガーを操作する事で各種装置へガス供給が行われ、アンカーの射出や、本体部分に内蔵されたファンを回しワイヤーを巻き取る事などが可能となっています。また、巻き取りの速度調整や、途中停止もできます。ガスボンベの容量が多くなく、持続的に運用する為には頻繁な補給が必要不可欠となることから、前衛に追従する後衛の補給部隊が大型ボンベにて補給用ガスを運搬しています。

基本的な使い方はアンカーを打ち込み、アンカーと繋がるワイヤーを巻き上げる事による移動。アンカー付きワイヤーを建造物などの高所に向けて打ち込み、伸ばしたワイヤーを巻き上げる際に打ち込んだアンカー側に射出装置を引き寄せることで容易に登れない高所へ登ったりできるようになっています。

強力かつ高速な巻き上げ能力を利用して2つのアンカーを交互に別の地点に打ち込む事で、歩行ではできない高速移動をする事が可能になっており、実質的に高低差を無視して行動できるのが利点となります。本体からの噴射ガスにも相応の推進力があるので、空中で噴射ガスによって直角に軌道を変えたりする事もできます。また、アンカーを相手に撃つ事で武器として使用する事もできます。

対人立体機動装置の仕組みと構造、使い方

中央第一憲兵団の対人立体機動部隊が装備している立体機動装置であり、普通の立体機動装置が対巨人用に作られているのに対して、対人立体機動装置は立体機動装置を装備した人間と戦うために作られました。

対人立体機動装置は、1本にまとめられたガスボンベと本体を背中に背負うような形になっており、アンカー射出装置は、武器である短銃と一体型になって短銃の下に付いています。基本的に対巨人用の立体機動装置と使い方は同じですが、戦う相手が巨人ではなく人間を想定しているので対人に特化した作りになっています。

アンカーが簡単に抜ける仕組みとは?

こちらはアニメで壁に刺さったアンカーが抜けるシーンの画像です。刺さってる時にはアンカーが広がっているのですが、抜ける時にはアンカーが閉じます。手元にアンカーを飛ばしたりワイヤーを巻き取る操作装置のトリガーがあるので、そこでアンカーを閉じる操作をしていると思われます。公式からアンカーが抜ける仕組みについて説明がされていないので、これは描写されたシーンからの推測になります。

原作ではアンカーの構造が違い、アンカーが抜ける時にアンカーが閉じている様子はないのですが、抜ける仕組みは恐らくアニメと同じで手元のトリガー操作によるものと思われます。

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進撃の巨人に登場する兵器と武器について

超硬質スナップブレード

『進撃の巨人』には多くの武器や兵器が登場します。ここでは『進撃の巨人』に登場する武器や兵器の解説をしていきます。

ここでは『進撃の巨人』に登場する兵器と武器の構造や仕組み、使い方について紹介をしていきます。

立体機動装置の操作装置を兼ねる柄の部分に刀身を装着した状態の武器。刀身は強靭さとしなやかさを合わせ持つ超硬質スチールで作られていて、刀身は約70cm、柄の部分を含めると約88cmの長さになります。刃には特殊な製法で折れ筋が入れられており、折る刃式のカッターナイフを大きくしたようなデザインになっています。高負荷が掛かった時に簡単に折れる仕組みで、この仕組みによって手や柄の保護をしています。

対巨人用に特化しており、硬い肉を効率良く削ぐために良くしなるようにできています。基本的に破損することが前提の消費武器なので、使い方によっては一度の攻撃で破損してしまうこともあります。その為、多数の刀身を鞘に携行し、刃が破損した場合は刀身ごと破棄して予備と交換します。

散弾銃

中央第一憲兵団のケニー・アッカーマンが率いる対人立体機動部隊が装備している銃身交換式の短銃。片手に1丁ずつ装備しており、初期状態で交換用の銃身を大腿部の左右前面に各6本ずつ計12本装着しています。

構造上、短銃とアンカー射出装置が一体型なのでアンカーと散弾の射線が同一方向になってしまい、立体機動中は背後への攻撃が行えない事と、散弾が単発式のため2発撃ち尽くすと再装填するのに時間を要する事が弱点となります。作中ではその弱点を突かれ苦戦を強いられました。また、武装は散弾のみであるため巨人と戦う能力はありません。

雷槍(らいそう)

鎧の巨人に対抗する為、第一中央憲兵が隠匿していた技術からハンジ・ゾエと技術班によって開発された兵器であり、雷が落ちたような威力がある事から雷槍と名付けられました。使い方は、先端が尖った棒を立体機動装置の柄部分の下側から前腕に装着しトリガーで撃ちます。

発射された雷槍は標的に突き刺さった後、使用者が起爆用ワイヤーを引き抜くことで爆発する仕組みになっています。その破壊力ゆえに、使用者が爆発に巻き込まれる危険があるため、巨人にアンカーを刺して近づいて使用する事は出来ず、周囲に建築物や樹木がある場所での使用に限られます。

1人2発しか装備できなかった雷槍ですが、後に改良されたのか片腕に4本ずつの計8本装備しているミカサ・アッカーマンの姿も確認できます。

壁上固定砲

人間の居住エリアを覆う壁の上に設置されている大砲。立体機動装置の登場以前は対巨人主力兵器でしたが、機動力に欠けるため壁に設置し防護用の改良がされました。台座ごと壁上に設置されたレールで移動できるようになっており、壁に密着した巨人を狙えるように砲口が直下まで向けられる構造になっています。

砲弾にはぶどう弾・榴弾など種類があり、ぶどう弾は威力は低いですが、巨人の動きを停滞させる効果があり、榴弾は威力は高いですが命中精度が極端に低く、狙って当てる事が困難です。どちらも発射前に固定作業が必要である事から連射性に劣り、動きの速い巨人への命中率は低くなります。しかし、壁に群がった巨人に対してはうなじを狙えるため、威力を発揮します。

対特定目標拘束兵器

特定の巨人を拘束することを目的として新開発された調査兵団の兵器で女型の巨人を拘束する際に使用されました。外見は普通の荷馬車のように偽装されています。積載されている樽の中には金属製の7本の筒があり、筒の中には両端に矢じりを付けた大型のワイヤーが収納されています。この装置を起爆させる事により、筒の両端から矢じりが射出され、一方は標的の巨人へ、もう一方は木の幹へと撃ち込まれる仕組みになっています。

多方向から撃ち込まれた矢じりは、標的の巨人と木の幹をワイヤーで繋ぎ、ワイヤーの張力によって巨人の自由を奪う事が可能です。

調査兵団は、この兵器を開発するにあたり多大な資金が必要でしたが、必ず成果を出す事を条件に出資者から出資を受けました。その後、女型の巨人の捕獲に失敗し調査兵団の存亡が左右される状況になりましたが、ウォール・シーナ、ストヘス区で女型の巨人の正体であるアニ・レオンハートを捕獲する事に成功したので最悪の事態は回避されました。

対巨人伐採兵器

エレン・イェーガーが操れるようになった硬質化能力の特性を利用してハンジ・ゾエが考案・開発した半自動の巨人駆逐兵器。外壁に硬質化で作成した檻があり、その檻に巨人をおびき寄せた後、硬質化能力を応用してできた大きい丸太を頭上から落としうなじごと潰して駆逐できる構造になっています。

単純な動作しかできない巨人に対して極めて有効であり、囮用の人員、丸太を落とす人員、牽引用の馬の低コストで運用でき、一切被害を出さずに確実に駆逐する事ができます。この兵器の事を、ハンジ・ゾエは親しみを込めて「巨人伐採しまくりの地獄の処刑人」と呼んでいます。

トロスト区外門を中心に、ウォール・ローゼの数ヵ所に設置し約1年フル稼働させた結果、パラディ島内のほぼ全ての巨人を駆逐する事に成功しました。

対巨人砲徹甲弾

中東連合がマーレとの戦争で見せた対巨人用の最新兵器。固定砲台、装甲列車、戦艦の連装主砲などに配備されています。巨人の肉体を容易く貫通する威力があるので、弱点のうなじを正面からでも破壊する事が可能です。鎧の巨人の装甲も貫く事ができるので、当たりさえすれば九つの巨人を一撃で仕留める事ができると言われています。

車力の巨人の兵装

車力の巨人(ピーク)とパンツァー隊隊員が運用する装備。重機関銃で武装した砲台4基で構成されていて、車力の巨人の背中に装着されています。対人用軽戦車に近い運用がされていて、車力の巨人の機動力により対人での強さを発揮します。車力の巨人の本体であるピークが操縦手、パンツァー隊隊員が砲塔の射撃手を務めます。

地ならし

パラディ島の3重の高い壁は超大型巨人で造られています。地ならしは、その壁の中にいる幾千万の超大型巨人をエレン・イェーガーの持つ始祖の巨人の力で目覚めさせ行進させるというパラディ島の最終兵器です。近代兵器でも超大型巨人の進行を食い止める事は難しく、一度発動してしまえば幾千万の超大型巨人が地上の全てを平らに踏みならします。

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進撃の巨人に登場する立体機動装置などを画像で紹介!

立体機動のかっこいい場面を紹介!

原作の7巻30話(アニメ・シーズン1の22話)で女型の巨人と戦うリヴァイ・アッカーマンのシーン。女型の巨人にエレン・イェーガーが攫われてしまいますが、リヴァイ・アッカーマンが女型の巨人を圧倒して取り返します。高速の立体機動と回転斬りがすごくかっこいいシーンです。

アニメ・シーズン3の2話(原作14巻58話)で中央第一憲兵団の対人立体機動部隊に追われるリヴァイ・アッカーマンのアクションシーン。この一連の激しいアクションシーンはすごく描き込まれていてクオリティが高く、大絶賛されました。この後、リヴァイ・アッカーマンは酒場の店内まで立体機動で行き対人立体機動部隊に包囲されますが反撃に転じます。

立体機動装置のグッズを紹介!

ユニバーサルスタジオジャパンでは過去に実物大の立体機動装置が発売されていたようで、価格が10万7700円、重さが8kgあるとの事です。ムービックという会社からもそれ以前に実物大の立体機動装置が発売されていた事があるのですが、ユニバーサルスタジオジャパンで販売されていた立体機動装置は同じものと思われます。

進撃の巨人の立体機動装置の仕組み・構造と使い方まとめ

『進撃の巨人』の立体機動装置の仕組みや使い方についてまとめてきましたが、いかがでしたでしょうか?2019年4月にはアニメ『進撃の巨人』シーズン3の第2クールがNHK総合にて放送されます。第2クールでは獣の巨人達と調査兵団の戦いもあるので、かっこいい立体機動シーンが見られそうです。

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