アカギの最終回の内容・感想!鷲巣との結末や27年間の連載の最後は?

ついに最終回を迎えた大人気漫画「アカギ~闇に降り立った天才~」について物語をおさらいしつつ、最終回の感想、鷲巣編の流れ、その他作品情報について紹介して行きたいと思います。完結までにどのような物語が描かれていたのか?最終回はどうなったのか?完結までに実に20年の長い歴史を持つ「アカギ~闇に降り立った天才~」のストーリーをこの完結を機に今一度振り返ってみましょう。

アカギの最終回の内容・感想!鷲巣との結末や27年間の連載の最後は?のイメージ

目次

  1. ついに最終回を迎えた大人気漫画「アカギ」とは?
  2. 最終回までのアカギのストーリーをおさらい
  3. 最終回までの内容を紹介!アカギと鷲巣の対決始まりの一局と二局の内容
  4. 最終回までの内容は?アカギと鷲巣の対決!三局と四局の内容
  5. アカギと鷲巣の対決もいよいよ大詰め!五局までの内容と最終回までの内容は?
  6. アカギと鷲巣の対決もついに六局!最終回までの内容は?
  7. ついに最終回を迎えたアカギに対する感想
  8. アカギの最終回は様々な感想があった!

ついに最終回を迎えた大人気漫画「アカギ」とは?

「アカギ ~闇に降り立った天才~」は大人気漫画「賭博黙示録カイジ」の著者・福本 伸行による「天 天和通りの怪男児」で登場する大人気キャラクター”赤木 しげる”を主題とした、スピンオフ作品となっています。本編「天 天和通りの怪男子」と同様、麻雀を主題とした物語で、物語の侵攻が遅いことで知られています。序章から最終章となる鷲巣との麻雀終局まで実に20年という長い連載期間を得て、2018年2月に完結しました。

最終回までのアカギのストーリーをおさらい

最終回までのアカギの内容を簡単におさらいしていきます。序盤、中盤のアカギはどんなストーリーだったのか?アカギ終章となる鷲巣麻雀までの流れを見ていきましょう。

アカギ序章の内容とは

アカギの初登場シーンは、南郷がヤクザと麻雀をしているところに乱入するところから始まります。当時、中学生だったアカギでしたが突然入った部屋の殺伐とした空気のなか、全く知らない麻雀を南郷の代打ちとして行うことになります。当時から狂気の天才だったアカギはヤクザ相手にイカサマで勝利を収めます。

ヤクザは代打ちの八木にバトンを渡しますが、アカギはこの八木にも勝利を収め、途中からアカギの麻雀を観察していた悪徳刑事・安岡からさらに強い雀士・盲目の市川を紹介されます。市川の見事なイカサマの前に苦戦するアカギでしたが、強運を見せつけ市川に勝つことに成功します。南郷はこの時の狂気を楽しむアカギの表情を見て自分にギャンブルが向いてないことを悟り、足を洗います。

数年後、町工場で平凡に生きるアカギでしたが、再び闇の世界に戻ることになります。偽アカギとの勝負に勝ち、後日勝負を挑むこととなったアカギですが、偽アカギがヤクザの代打ち卜部に負けたことにより、卜部と勝負することとなります。卜部に対して素人の治を勝負に挑ませたアカギはその狂気が健在なことを示しますが、治が気負けする頃に交代を名乗ります。

治との麻雀を観察し卜部の本質を見極めていたアカギは、見事な心理戦の末、勝利を収め、さらに名声を高めます。闇の世界でその他のギャンブルの中でも、狂気の沙汰を繰り返し勝利を収め続けるアカギですが、刑事・安岡によって、究極の狂気の沙汰、全6局となる鷲巣麻雀に挑むこととなります。

最終回までの内容を紹介!アカギと鷲巣の対決始まりの一局と二局の内容

鷲巣の屋敷に向かうまでに前に戦った偽アカギの死に様から、勝負内容を悟ったアカギは戦う準備を行い、鷲巣との勝負に向かいます。鷲巣麻雀は自らの血液と金をかけた狂気の麻雀であり、さらに一部透けた牌を使うなど特殊なルールで行われます。アカギは普段行っている鷲巣麻雀よりレートを上げ、より死の近い状態でこの勝負に挑むことになります。

第一戦目、アカギは見に回ります。鷲巣麻雀では牌が透けていることによる情報量の多さとコンビ打ちが可能という特殊な環境での勝負となります。アカギはルールに慣れつつ局を進めますが、最終局では鷲巣からの直接上がりを目指すため、一度上がりを見逃し、山越で鷲巣から上がります。お互いに余裕のある対局になりましたが、全体的にアカギがきれいにまとめた形となります。

第二回戦では、鷲巣がアカギを後ろから追い詰める展開となります。鷲巣はアカギから直撃を取れば一撃で殺すことができるので、必要に狙うことからペースを崩され、アカギがリードする流れとなります。終局の間近には鷲巣はコンビ打ちの黒服から支援を貰い、上がりまで一歩のとこまで迫ります。鷲巣は上がり牌の参萬を差し込むように指示しますが、その参萬を完璧に読んでいたアカギに頭打ちされてしまいます。

初戦から続けて2戦を落とした鷲巣は一億を失っていましたが、一撃でアカギを死に追いやることが出来る余裕からか、悔しい思いを抱えつつも次戦への意欲を示します。以前、アカギは追い詰められた状態、対して鷲巣は圧倒的有利な立場から第三戦が始まります。

最終回までの内容は?アカギと鷲巣の対決!三局と四局の内容

三回戦からはここまで押してきたアカギが序盤からリードを守ります。アカギに押され気味な鷲巣でしたが、途中、カンによる表示牌でドラが12枚乗った超大物手が入ります。優勢が一転、劣勢に立たされるアカギでしたが、コンビ打ちの安岡の協力のもと鳴きで鷲巣のツモを飛ばし、聴牌までこぎつけます。そんな中、鷲巣は聴牌キープのままじっと待っていましたが、ついにアカギから当り牌がこぼれます。

鷲巣は喜び勇んでロンと叫び始めますが、アカギは静かに安岡への差込であったことを告げます。鷲巣はぬか喜びをさせられたことに激怒し、牌を安岡に投げつけるなど、いよいよ心をひどく乱していくことになります。鷲巣は己のスタイルを崩し始め、三回戦を落とすと、そのままの流れで四回戦に挑みます。

続く四回戦ではアカギでは珍しく何の描写も無く三回戦の結果を引きずっていた鷲巣が負けるここととなります。鷲巣はここまでの四連敗ですっかり勢いをなくし、財産も半分以下の二億円を割っていたので、安岡たちは次の対局はないのではないかと安心していました。しかし、アカギをそんな鷲巣を奮い立たせ最後の死地まで立ち向かわせるため、自ら血液を捨て、戦えと鷲巣に迫ります。

アカギと鷲巣の対決もいよいよ大詰め!五局までの内容と最終回までの内容は?

アカギの譲歩によって息を吹き返した鷲巣は隠し財産の一億円をさらに追加し、勝負に挑みます。鷲巣の勢いをまし、跳満を積もります。直撃ではないとはいえ、致死量の2000ccの血液を抜かれたアカギはついに卓の上で気を失ってしまいます。鷲巣はピクリともしないアカギを見て死んだと確信します。鷲巣は仰木に対しても、勝利の景品の腕一本を要求します。

ところが、腕を切り落とす直前、アカギが息を吹き返します。致死量の血液を失っていた赤木ですが、戦い前の受けつによって、ピンチを潜り抜けます。そこから鷲巣は動揺から来るミスが続き、あっという間にアカギにまくられてしまいます。さらにアカギはオーラスでも上がり止めをせず、鷲巣を倒し切ろうとたくらみます。しかし、間一髪、鷲巣は仲間に差し込みなんとか生き延びます。

アカギと鷲巣の対決もついに六局!最終回までの内容は?

ついに鷲巣編完結まで最後の一局が始まります。ここまでの内容では、度々チャンスが訪れるものも鷲巣はチャンスを掴めずに来ています。しかも、鷲巣の現金は残り2700万円ほどしか残っていませんでした。そこで、アカギは鷲巣に自分と同じように血で足りない分を払うように迫ります。鷲巣はこの提案を受け入れ、完結への一局へと挑みます。

鷲巣は案の定、アカギに対して負け越すことになります。血を抜かれていく鷲巣はついにアカギ同様、気を失って倒れてしまいます。鷲巣は気を失い地獄に落ちた夢を見ながら生死の境を彷徨いますが、アカギとの勝負を続けるため覚醒します。そして、挑んだ最終局、鷲巣はまたしても逆転手を張る直前までこぎつけますが、そこで牌を握る力をも失い、絶命してしまいます。

アカギは勝負に勝ちはしたものの、アカギは鷲巣の勝負中に死ぬ生き様に憧れを抱き、また呆気ない結末に落胆し鷲巣亭を後にします。こうして、長きに渡ったアカギと鷲巣の戦いは実に20年という歳月を得て、完結と相成ります。完結に関して様々な感想がアカギファンから寄せられています。

ついに最終回を迎えたアカギに対する感想

ついに最終回を迎え、完結を果たしたアカギでしたが、その連載期間の長さから、様々な年齢層の読者が完結を祝い感想を残しています。そんな感想をまとめて紹介します。

鷲巣編での最終回で見せたアカギと鷲巣の関係

最終回のシーンでは、アカギは鷲巣に憧れ、鷲巣はアカギを求める場面があります。長い戦いの中、お互いに起きた価値観の変化がライバルとしての関係を際立たせており、感慨深いとの感想があげられています。その他の雀士とは一線をかく者同士通じ合うものも合ったのでしょう。鷲巣との戦いの中、自らの考えを変容させたアカギの一面が本編・天でも描かれています。

アカギ全体を通しての感想

アカギの物語全体の感想としては、あまりの連載期間の長さから、虚無感を感じるといった感想や鷲巣以外のその他の雀士の物語のほうが面白かったなど、複雑な感想も多く寄せられています。鷲巣編が長すぎて、その他の話を覚えていない読書も多いのではないでしょうか?20年続いた連載期間故の感想となっています。

アカギの最終回は様々な感想があった!

アカギ完結までの流れはいかがだったでしょうか?鷲巣編が長すぎてその他のストーリーが思い出せないなど、完結までの長さによって様々な感想のあるアカギですが、改めて一読してみると、その他の話と合わせて楽しめるのかも知れません。この完結を機に再度、鷲巣編、その他の雀士との戦いをもう一度楽しんでみるのもいいかもしれません

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