黒子のバスケ・キセキの世代メンバー一覧！能力やプロフィールを徹底調査

黒子のバスケは2009年から2014年にかけて、『週刊少年ジャンプ』で連載された藤巻忠俊さんの漫画です。ファンからは「黒バス」や「黒子」と呼ばれています。タイトルの通りバスケットボールが題材になっています。2011年にアニメ化の発表がされ2012年に1期、2013年に2期、2015年に3期が放送された人気の高い作品です。

黒子のバスケには『キセキの世代』と呼ばれる天才たちが登場します。『キセキの世代』とは、黒子のバスケに登場するバスケットボール超強豪校「帝光中学」で100名を超える部員の頂点に立ち、10年に1人の逸材と呼ばれた5人の選手のことです。5人は他のプレイヤーが太刀打ちできないほどのセンスと、それぞれオンリーワンの能力を持っています。

『キセキの世代』のメンバーは元々、他の人よりも少しだけバスケがうまい程度の選手でしたが、バスケをしていくうちに驚異的な才能に目覚めていきました。そんな、黒子のバスケに登場する天才たち『キセキの世代』のメンバーのプロフィールや、能力の一覧を画像と共に紹介していきます。

黒子のバスケの『キセキの世代』の中で最初に対決することになるのが、海常高校1年・黄瀬涼太です。6月18日生まれのA型で、身長189cm、体重77kg、海常高校でのポジションはSF（スモールフォワード）です。語尾に「〜ッス」とつけ、自分が認めた相手は「〇〇っち」と呼ぶのが特徴です。読者モデルとして活動もしているイケメンで、作品の中でも現実世界のファンの中にも女性のファンがたくさんいます。

黄瀬涼太は一度見た相手の技を瞬時に再現する「コピー」の能力を持っています。この能力は『キセキの世代』のメンバーの技は再現できませんでしたが、後に『キセキの世代』の技も再現してしまう『パーフェクトコピー』をマスターしています。『キセキの世代』に立ち向かう黒子と火神を最初に悩ませるのが黄瀬涼太の能力です。黄瀬涼太は「コピー」の能力を武器にするためのセンスや発想力も持ち合わせています。

黒子のバスケの『キセキの世代』の中で2番目に登場するのが、秀徳高校1年・緑間真太郎です。7月7日生まれのB型で、身長は195cm、体重79kg、秀徳高校でもポジションはSG（シューティングガード）です。語尾に「〜なのだよ」とつけるのが特徴で、占いの「今日のラッキーアイテム」を必ず持ち歩く黒子のバスケの中でも個性的な一面があるキャラクターです。そして、黒子のバスケのキャラでは数少ない眼鏡キャラでもあります。

緑間真太郎はフォームを崩されなければ28メートルあるコート上のどこからでもシュートを決めることができる『長距離3Pシュート』です。緑間真太郎は『長距離3Pシュート』の他に、ボールを持つ前にシュートの体制に入り空中でボールを受け取りシュートする『スカイ・ダイレクト・スリーポイントシュート」という技も持っています。バスケに関しても、普段に関しても頭が良い黒子のバスケの中の秀才です。

黒子のバスケ『キセキの世代』の中で、中学時代黒子の光の存在だったのが桐皇学園高校1年・青峰大輝です。「オレに勝てるのはオレだけだ」というセリフは聞き覚えがある有名なセリフです。8月31日生まれのB型で、身長192cm、体重85kg、桐皇学園高校でのポジションはPF（パワーフォワード）です。練習をサボったり1人で行動したりなど野生的な雰囲気がありますが、面倒見が良く優しい一面を持っているキャラクターです。

青峰大輝は『キセキの世代』の中で究極系と評価される選手で、『フォームレスシュート』という能力を持っています。『フォームレスシュート』はフォームに型がなく読めないシュートを放つ能力です。青峰大輝はシュートだけではなく、ディフェンスも超人的な技術を持っています。また、野生のカンで素早く動いたりゾーンに入ったりでき、セリフの通り青峰大輝に勝てるのは青峰大輝しかいないと思わせるほど天才的な選手です。

黒子のバスケ『キセキの世代』の中で1番の高身長のメンバーが、陽泉高校1年・紫原敦です。10月9日生まれのO型で、身長は208cmの高身長、体重99kgで並外れた体格を持っています。陽泉高校でのポジションはC（センター）です。「〜ちん」の呼び方が特徴的な他に、バスケをしている時以外はお菓子を食べていて、座右の銘が『お菓子は正義』なほどのお菓子好きです。

紫原敦の能力は高身長と長い手足、体格から持ち合わせているパワーを生かして2つあり、ひとつめが『鉄壁のディフェンス』です。『鉄壁のディフェンス』はスリーポイントエリア内を1人で全て守ります。ふたつめの能力が『トールハンマー』という技で、ブロックでいる選手を吹き飛ばしながらシュートを決める力技です。『トールハンマー』には3人のディフェンスを同時に吹き飛ばす威力があり、紫原ならではの能力です。

黒子のバスケ『キセキの世代』のメンバーであり、他のメンバーを率いた帝光中学元主将が、洛山高校・1年赤司征十郎です。1年ですが洛山高校バスケ部の主将でもあります。12月20日生まれのAB型で、身長173cm、体重64kgでバスケ選手としては小柄な体型をしています。見た目は赤髪が特徴的で、左右で目の色が違うオッドアイをしています。

赤司征十郎は二重人格の持ち主で、人格によって一人称や呼び方が変わります。普段は柔らかい物腰で丁寧ですが、誰からの反論も受け付けないカリスマ的な存在です。この世界は勝利が全てで勝者が肯定されると考えていて、「全てに勝つ僕は全て正しい」と信じている勝利主義者の一面があります。人の才能を見出すことができ、黒子の能力を見つけた人物でもあります。

赤司征十郎が持つ能力は『天帝の目（エンペラーアイ）』という能力で、呼吸や心拍、汗、筋肉の収縮などから相手の次の動きを正確に先読みする能力です。そして、相手の重心を軸足にある瞬間に切り返して相手が転んでしまう現象、アンクルブレイクを自由自在に引き出すことができます。アンクルブレイクは現実のバスケでも稀に起こる現象です。

赤司征十郎はアンクルブレイクを複数人に同時に引き起こすことも可能で、相手のディフェンスは立っていることもできなくなります。広い視野や高い予想能力も持っている選手です。

黒子のバスケの作中で『キセキの世代』のメンバー5人とともに、チームを勝利へと導いた「幻の6人目（シックスマン）」と呼ばれたのが黒子テツヤです。黒子はシュートを決めたりディフェンスでかつ訳すのではなく、パス回しやスティールに特化している影に徹した選手です。元々影が薄いこともあり、目立つような選手ではなかったため存在があまり知られていませんでした。

黒子テツヤは役割が他の5人の役割とは根本的に違うことや、黒子のバスケの作中の中で黒子は「キセキの世代の5人は自分とは違う正真正銘の天才」と言っていることもあり、黒子テツヤは『キセキの世代』のメンバーには含まれないと言われているようです。しかし、アニメや原作以外での扱いで『キセキの世代』の1人として加わっている場合が多く、見る側によって『キセキの世代』のメンバーかどうかが別れるところでしょう。

『キセキの世代』の5人と黒子のバスケの作中で言われていることから、この記事では黒子テツヤは『キセキの世代』のメンバーとして紹介していません。しかし、黒子テツヤには影の薄さを生かしたミスディレクションやバニシングドライブ、幻影のシュート（ファントムシュート）など、黒子のバスケの『キセキの世代』を驚かせる能力や技を持っています。

黒子のバスケ『キセキの世代』メンバーのプロフィールと能力の一覧を画像と共に紹介しましたが、知らなかったという情報もあるのではないでしょうか。紹介したプロフィールや能力からもわかるように黒子のバスケに登場する『キセキの世代』のメンバーは、超人的な能力を持つ選手だらけでしたね。5人全てのプロフィールと能力を知った上だと、黒子のバスケをまた違った見方ができるのではないでしょうか！