からかい上手の(元)高木さんの魅力と感想をネタバレ!結婚後のスピンオフ漫画?

山本崇一朗さんがゲッサンで連載してアニメ化にもなったからかい上手の高木さん。そのスピンオフ漫画として展開されているのがからかい上手の(元)高木さんです。スピンオフ漫画にも色々な系統の物がありますがからかい上手の(元)高木さんは主人公の西方とヒロインの高木さんが結婚したその後を描く漫画です。今回はからかい上手の(元)高木さんの魅力や感想をネタバレありで紹介していきます。

からかい上手の(元)高木さんの魅力と感想をネタバレ!結婚後のスピンオフ漫画?のイメージ

目次

  1. からかい上手の(元)高木さんの魅力や感想に迫る!
  2. からかい上手の高木さんとは?
  3. からかい上手の高木さんと西片くんが結婚したスピンオフ漫画
  4. からかい上手の(元)高木さんの魅力とは?
  5. からかい上手の(元)高木さんのあらすじネタバレ
  6. からかい上手の(元)高木さんを読んだ感想は?
  7. からかい上手の(元)高木さんの魅力や感想まとめ

からかい上手の(元)高木さんの魅力や感想に迫る!

からかい上手の(元)高木さんはアニメにもなった日常系人気作、からかい上手の高木さんのスピンオフ漫画として展開され、話題となっている作品です。元々がアニメ化され人気も知名度も高いからかい上手の高木さんをベースにしている事、そしてその連載の経緯もあって非常に人気を集める作品となっています。

スピンオフ漫画であるからかい上手の(元)高木さんではどのような展開が行われているのでしょうか?今回は元となったからかい上手の高木さんについてもネタバレありで紹介しつつ、からかい上手の(元)高木さんの魅力や感想などをネタバレありで紹介していきます。

TVアニメ「からかい上手の高木さん」公式サイト

からかい上手の高木さんとは?

からかい上手の(元)高木さんについて紹介する前に原作であるからかい上手の高木さんについても簡単にネタバレありで紹介しておきます。

西片と高木さんのやり取りが面白いラブコメ漫画

からかい上手の高木さんは小学館が発行する月刊の漫画雑誌「ゲッサン」にて山本崇一朗さんが連載するラブコメ漫画です。元々は「ゲッサン」の付録小冊子「ゲッサンmini」で連載されていましたが、山本崇一朗さんが「ゲッサン」で連載していた前作である「ふだつきのキョーコちゃん」が完結すると「ゲッサン」で定期連載されるようになります。

登場人物は基本的に主人公の西片とヒロインである高木さんの2人で展開され、エピソードによっては本当にこの2人だけ以外登場しないエピソードもあるのどとことんまでに2人のやりとりを描くラブコメ漫画として「第2回次にくるマンガ大賞」にもノミネートされるなど人気を集める事になります。2018年10月現在まで単行本にして9巻までが展開されており、現在も連載中です。

2018年1月からはアニメ化も行われました。原作では舞台となる地域などは明言されていませんが、アニメ化に際して、原作者山本崇一朗さんの出身地である小豆島土庄町近辺が舞台として設定、実際に小豆島土庄町立土庄中学校が撮影に協力しています。西片の声優は梶裕貴さん、高木さんの声優は高橋李依さんが務めました。

からかい上手の高木さんと西片くんが結婚したスピンオフ漫画

そんなからかい上手の高木さんを元にスピンオフ漫画として連載されているのがからかい上手の(元)高木さんです。ここからはからかい上手の(元)高木さんの概要的な部分についてネタバレありで紹介していきます。

元々は新人賞の特別企画として誕生したスピンオフ漫画

からかい上手の(元)高木さんはからかい上手の高木さんを連載する雑誌「ゲッサン」の開催するグランプリは連載確約として募集された新人賞の特別企画「高木さん杯」にてグランプリ作品の1つとして誕生しました。掲載は「ゲッサン」の発売元である小学館が運営する漫画アプリ「マンガワン」にて2017年7月より連載される事になります。新人賞作品なのでもちろん、作者は山本崇一朗さんではなく新人の稲葉光史さんです。

からかい上手の(元)高木さんはタイトルでもネタバレされているように「もし西片と高木さんが結婚したら?」というifストーリーとしてストーリーが展開されます。そのストーリーは原作である「からかい上手のt高木」さんの中でも極一部のストーリーに登場した未来の2人の娘、ちーちゃんを交え、多くはちーちゃんとママ(高木さん)による母娘のエピソードが展開されます。

からかい上手の(元)高木さんは小学館の提供する漫画アプリ「マンガワン」での配信という形式上、自由な曜日での配信ができますが、最初期の毎週土曜日更新から変更され現在は2018年10月現在は毎週水曜日に更新され、アプリでは現在先読みも合わせて61話までが連載、加えて現在までに既に3巻までが紙媒体として単行本でも発売しています。

全ては5巻収録のとあるエピソードから始まった!

からかい上手の(元)高木さんはその世界観も原作であるからかい上手の高木さんから踏襲していますが具体的に元になっているエピソードもあります。ネタバレになりますが、それが原作5巻に収録されているエピソードです。このエピソードは大人になった高木さんが高校時代のアルバムを見ている所に娘がやってきて一緒にアルバムを見るというエピソードです。

このエピソード自体は、あくまでも単発のエピソードですが、このエピソードから広げられ、スピンオフ漫画となったのがからかい上手の(元)高木さんだというファンも多いです。以降もおまけページに原作者の山本崇一朗がからかい上手の(元)高木さん向けのおまけページを手掛けるなど、原作者とも密接に関わった物語となっています。

西片の職業はなんと体育教師

原作ではまだ将来についてそこまで言及されているわけではありませんが、大人になった西片と高木さん、もちろん西片は就職して働いているので毎回登場するわけではありません。ネタバレすると西片は中学か高校で体育教師をしているようです。その過程に関してはからかい上手の(元)高木さん内でも触れられていませんが、水着などになった際には細身ながらも体育教師として鍛えられている様子を伺いしる事ができます。

ちなみに対する高木さんは働きに出ているような様子はなく、常にちーちゃんといる姿が多いです。もっとも明確に専業主婦と明記されているわけでは無く、ちーちゃんと高木さんのやりとりがメインの漫画なので、単に描写されていないだけの可能性もあります。エピソードの中で過去に触れる機会もありますが、どのような過程で結婚したのか気になる所ですね。ウブな西片から告白はできたのでしょうか。

からかい上手の(元)高木さんの魅力とは?

ここからはいよいよからかい上手の(元)高木さんの中身に具体的に触れていきます。まずはじめにからかい上手の(元)高木さんの魅力をネタバレありで紹介していきます。

結婚しても関係は変わらない二人は魅力的

原作では中学生だった西片と高木さん。西片の大きなリアクションとそれを面白がってちょっかいを出す高木さんとのやりとりこそがからかい上手の高木さんの魅力でしたが、その2人の関係性はスピンオフ漫画であるからかい上手の(元)高木さんでも健在です。娘のちーも加わった事でよりバリエーションが増え、より魅力的な部分が大きくなったとも言えます。

からかい上手の高木さんのネタバレにもなりますが、西片は今も結婚した高木さんにからかわれない為に腕立てを行う習慣は変わらず、それを娘のちーちゃんに不思議がられるなど、原作を知っているとより楽しめる要素もしっかり取り入れられているのもポイントになっています。

2人の特徴を反映した娘ちーがかわいい

西片と高木さんに加えて新たに登場したメインキャラクターが2人の愛娘であるちーちゃんです。からかい上手の(元)高木さんでは、おおよそ半分のエピソードに西片は登場せず、ママになった高木さんとちーちゃんの物語になっているのも特徴の1つです。その場合には多くの場合でちーちゃんが西片のポジションに収まり高木さんにからかわれながらも育てられる事になります。

原作であるからかい上手の高木さんでも登場していた未来に2人が結婚したら生まれる娘のちーちゃん。からかい上手の(元)高木さんでは幼稚園児として登場し、西片と高木さんに次ぐ3人目のメインキャラクターとして活躍します。性格、特にリアクションの大きさやその表情などは父である西片寄り、いたずら好きな部分と容姿に関しては高木さん寄りとまさに2人の特徴を反映した娘と言えます。

幼稚園児だからこその母親とのかわいいばかし合いや、父である西片を慕う面などが描かれる反面、ピーマン、ホタテ、ブロッコリーが苦手と幼稚園児らしい面も持ち合わせています。あくまでも西片と高木さんを中心として描く原作の良さを取り入れつつ、視点を変える事でその雰囲気をより盛り上げてくれるとして人気を集めています。

どっち側にもなれるちーちゃんの存在感が良い

原作であるからかい上手の高木さんでは、西片は残念なことに高木さんに勝てません。無意識にドキっとさせる事はありますが、意識してそれを起こせないのが実情です。それは大人になって結婚しても変わらない様子も描かれるのがからかい上手の(元)高木さんですが、今回は西片にも強い味方がいます。それが愛娘であるちーちゃんです。ちーちゃんもまたママである高木さんによくからかわれています。

またお父さんである西片の事も大好きなので、お父さんと協力してお母さんにからかい返しをしようとするのです。しかしそこは母は強し。時にはまだ幼く素直なちーちゃんに入れ知恵して味方につけ、時には2人まとめてからかいきります。まだ幼いちーちゃんだからこその流動的な行動は、西片と高木さんそれぞれの魅力をさらに引き出しているとも言えます。

かわいらしい絵柄もしっかり踏襲

作者の変わるスピンオフ漫画で怖いのがいわゆる作画崩壊。特にからかい上手の(元)高木さんは本作がデビュー作である新人の稲葉光史さんであるという点もその不安に拍車をかけていました。しかしからかい上手の(元)高木さんは原作の絵柄をしっかりと踏襲し、ウリの1つでもある西片のリアクションの表情なども相変わらずの大きさで描かれています。

1つネタバレしてしまうとからかい上手の(元)高木さんの作者稲葉光史さんは、原作者である山本崇一朗さんのアシスタントをしていた事もあり、その絵柄は描き慣れているというのも非常に大きな要素ではあります。特に西片のウブな反応は大人になったにも関わらず原作通りな部分も強いのでそれが1つの魅力にもなっています。

西片と高木さんの2人も「中学生」から結婚できる「大人」になったとはいえ、原作でも何度か描かれた事のある大人の姿をベースにしっかりとかわいらしい絵柄で描かれています。からかい上手の(元)高木さんの場合、原作は好きだったけどスピンオフ漫画になって絵柄が変わって読みにくくなったという事がないのが魅力の1つでもあり、原作が好きなら絶対読むべきという感想もあります。

からかい上手の(元)高木さんのあらすじネタバレ

ここからはからかい上手の(元)高木さんのあらすじを既に発売している3巻までの中から抜粋して紹介していきます。からかい上手の(元)高木さんはストーリー漫画ではなく多くのエピソードが1話完結の形で展開されています。

からかい上手の(元)高木さん第1巻ネタバレ

1巻では基本的にママになった高木さんと娘のちーちゃんのやりとりが多いのが特徴で、逆に7話までの間、パパである西片は話題として名前などは出ていてもその姿を見せる事はありませんでした。ちーちゃんが幼稚園児という事も関係しているのか基本的に高木さんは専業主婦のような形で持ち前のからかい上手を巧みに使いながらしつけを行っている様子が描かれます。

分かりやすい例が第1話です。1話では原作5巻のあのエピソードを示すようにちーちゃんが卒業アルバムを見ている所から描かれます。どうやらちーちゃんは漢字は読めるらしく、ママである高木さんの名字が「西片」ではなく高木である事が分かり疑問に思います。高木さんは結婚すると名字が変わるんだよと教えますが、ちーちゃんは名字が変わる事が嫌なようで「お父さんと結婚するから変わらない」と言います。

そこで高木さんは話を終わらせません。紙とペンを取り出した「にしかた」とひらがなでも書けるようにお勉強しようというのです。ちーちゃんはまだ上手く書けませんでしたが、懸命にトライする姿はどこか西片のような雰囲気を醸し出しています。またこのエピソードには別の側面もあり、ちーちゃんがママに対して「ママは西片で高木は似合わない」というのです。

ちーちゃんにとってはママは間違いなく「西片」なので間違いではないのですが、それを聞いた高木さんは嬉しそうにちーちゃんの頭を撫でます。この話には終始西片自身は登場しませんが、高木さんが結婚しても西片が好きなんだなという事が分かるエピソードでもあるのです。スピンオフ漫画ならではありながらしっかり原作の流れも踏襲した始まり方になっています。

またその他にも高木さんらしさが出ていると言われるのが1巻収録の3話です。このエピソードでは、ちーちゃんに苦手な食べ物がある事が分かります。それがピーマン、ホタテ、ブロッコリーです。ママである高木さんがちーちゃんに苦手な物を克服させたいと考えるのが母心。ですが、ちーちゃんはやはり苦手なようで最初は「ママが好きだから」とママの高木さんに渡そうとします。

それを見たママの高木さんは、「ちゃんと食べれたら何でも言う事を聞く、その代わり食べなかったら言う事を聞いてもらう」という勝負を持ちかけます。そこでちーちゃんはママ譲りの知恵を働かせて口の中に含んだまま飲み込んだ振りをします。当然それを見破っているママの高木さんは、ちーちゃんを笑わせる事でピーマンを食べていない事を証明、この勝負を勝ちへと導きます。

「1つのお願いを3つにして」と願うなんて冗談も交えながら、今日は良いからとピーマンを貰います。とても美味しそうに食べるママに感化されたちーちゃん。やっぱりピーマンを食べてみたくなりママの分から欲しがります。そんなちーちゃんにママの高木さんはお願いを1つ聞いてくれたらと条件をつけちーちゃんは承諾。晴れてちーちゃんはホタテとブロッコリーもちゃんと食べるとお願いされてしまうのでした。

その他にも、一緒に買い物に出てなんとかお菓子を買い物かごに忍ばせようと頑張るちーちゃんと、それを知りながらギリギリでそれを防ぐママの高木さんといったあるあるながらも高木さんらしい反応をするエピソードや、ちーちゃんをその気にさせてお掃除を頑張らせるなど、高木さん持ち前の冗談半分な形で誘導するという高木さんらしさが出ているのが1巻のあらすじです。

からかい上手の(元)高木さん第2巻ネタバレ

1巻は中盤くらいまで西片自身が登場せず母娘の物語として展開されますが、7話で西片が初登場して以降は西片も絡んで家族の物語として展開、2巻以降はどちらのパターンもある形でエピソードによって西片は出たり出なかったりという形になっていきます。しかしやはりそこはスピンオフ漫画、西片の登場するエピソードもやはり人気が高いです。

2巻収録のエピソードで特に人気が高いのがクリスマスのエピソードです。ラブコメ漫画ならカップルのメインイベントになる重要イベントですが、からかい上手の(元)高木さんはホームコメディ漫画。家族らしさと高木さんらしさを垣間見る事が出来ます。リビングで編み物をするママになった高木さん、テレビからは「今日はクリスマス・イブ、気になる人から好きが聞けるかも」とナレーションされます。

言ってくれるかなぁと独り言を言いながらタヌキのコースターを完成させた高木さんはちーちゃんを呼びますが、反応がありません。そこで高木さん、からかいを思いつきます。タヌキのコースターをプレゼントボックスに詰めて「サンタさんの忘れものかな」と大きな声で言うのです。その言葉に反応して現れるちーちゃんと西片。西片はサンタが見てみたくてなんて笑っていますが、反応が完全にちーちゃんと一緒です。

ママからプレゼントボックスを受け取ったちーちゃんは早速プレゼントを空けてみます。中からタヌキのコースターが紙で作ったバネの力で飛び出してきてちーちゃんはびっくり。実はママの髪留めを勝手に使っていたちーちゃん、ママの高木さんがサンタさんをダシに髪留めを取り返します。そして、その髪留めを使い後ろ髪をまとめて縛り、西片に「どっちが好き?」と聞くのです。

西片は少し反応に困った後、「どっちもいいと思う」と答えるのですが、高木さんは「どっちも好きって事?」といたずらに微笑みながら聞き西片を戸惑わせるのです。そんな2人を尻目にちーちゃんは雪に興奮しているのでした。家族のエピソードながらも原作の高木さんのような好きな人に好きと言わせたい感が全開に溢れるエピソードなのでした。

からかい上手の(元)高木さん第3巻ネタバレ

2巻のネタバレで紹介したクリスマスのエピソードは2巻のちょうど最後のエピソードになっており、3巻では新年となった形でエピソードが展開していきます。とはこうした季節ごとのイベントもしっかり取り入れるのはホームコメディ漫画でありながらからかい上手の(元)高木さんの特徴でもあります。

3巻のネタバレエピソードとしておすすめしたいのがままごとのエピソードです。ちーちゃんがままごとをしたいと言いだして最初はお父さん役になります。当たり前ですがちーちゃんのイメージするお父さん像は完全に西片そのもの、すぐにギブアップしてしまいます。ちーちゃん今度はお母さん役になりちあいと高木さんに自分の役を演じるように言います。

ちーちゃんはそこでいつもされているかの如く、ご飯として自分の嫌いなピーマンを出します。そしてちーちゃんがいつもされているように高木さんに嫌いでも食べなきゃダメだよ!というのです。ママの高木さんは嫌だとごねるふりをし、ちーちゃんが変わりに食べて上げます。苦手だという事を知っているにも関わらず、ちーちゃん役に徹するママの高木さんは「おいしいの?」と聞くのでした。

結局ちーちゃんは困った顔になってしまい高木さんの手の平で踊らされてしまうのでした。やはりからかいのセンスはちーちゃんは父親譲りであり、百戦錬磨である高木さんには敵わないのでした。上記でもネタバレした1巻収録の苦手な物エピソードなどと合わせて読むとさらにそのエピソードに面白味が増すエピソードとして人気が高いです。

その他にも3巻では西片の登場エピソードが増え家族のエピソードが多くなっています。ちーちゃんを介しての西片と高木さんの縄跳び勝負や過去のエピソードを交えた話に加えて、西片が家族を大切に思っている事が伝わるバレンタインのエピソードや、反対に高木さんとちーちゃんに西片が肩たたきをされるエピソードなど、家族それぞれがしっかりと家族の事を思っている事が分かるエピソードが多くなっています。

からかい上手の(元)高木さんを読んだ感想は?

原作がアニメ化している事に加えてスピンオフ漫画でありながら定期的にしっかりと連載されているのでからかい上手の(元)高木さんには感想も非常に多いです。ここからはからかい上手の(元)高木さんを読んだ人の感想をネタバレありで紹介していきます。

誰もが期待した未来が描かれるのが良い

からかい上手の高木さんはもちろんですが、ラブコメ漫画で特に実際にカップルになると、やはりその未来を予想する人が多いですが、多くの場合学園の卒業などを目途に完結し、その後が描かれるとしても僅かなエピソードだけで「結婚したという事は分かるけどその生活までは分からない」ようなタイトルが多い中、スピンオフ漫画で作者は違うとはいえ、期待した未来が描かれるのが良いとする感想は非常に多いです。

一応からかい上手の(元)高木さんはifストーリーですが、原作でも結婚している未来を描いた描写があるので原作者である山本崇一朗さんも認めるストーリーだと言えます。内容的にも原作の雰囲気や絵柄を大切にしているので原作的にも読者的にも期待している未来を日常的にしっかり描いているのが良いという感想が多いです。

未来になっても相変わらずの2人の関係が良い

からかい上手の高木さんの読み味でもあった西片と高木さんのやりとりはからかい上手の(元)高木さんになっても健在です。2人とも大人になったとはいえ西片のリアクションも相変わらず、高木さんのからかい好きも相変わらずで本当に作者変わったの?と言われる程に2人の特徴も良く捉えられているという感想も多いです。

同時に中学時代から続く2人の関係性から「結婚に対して」触れる感想も非常に多くなっています。結婚しても子供が出来ても相変わらずウブな反応を見せる西片、そんな西片だからこそ高木さんも嬉しそうにからかいます。そんな姿に単純に結婚したくなるという感想から西片と高木さんそしてちーちゃんのいる家庭が理想的な家庭であるとする人も多いです。

特に高木さんに関しては、結婚という明確に相手が好きである事が分かっている分、西片に対してのからかいは比較的ストレートに表現する形に変化こそしているものの、その女性的な色気に大人という補正も加わって強力なインパクトを受けたという人も多くなっています。対して西片がウブなままである上にその対象としてちーちゃんも加わった事でそのイメージはより強くなっています。

ちーちゃんがかわいい

原作であるからかい上手の高木さんではあくまでも数少ないエピソードでの登場になっている西片と高木さん2人の娘であるちーちゃん。幼稚園児である事もあってそのかわいいエピソードに触れる感想も非常に多いです。時にママである高木さんにからかわれる対象になり、時に高木さんと一緒にパパである西片をからかう姿は癒されるとする感想は非常に多いです。

なんとかからかい好きのママを騙そうと頑張るちーちゃんの姿は、まさしく子供のそれであると同時に高木さんの娘なんだなと感じさせる要素にもなっています。同時にからかいに対する反応は西片そのもので、その見た目が高木さん似である事も相まってギャップが良いとする声もあります。基本的にはママには勝てないちーちゃんですが、それでも懸命に頑張る姿が微笑ましいという感想もあります。

また同時に意識しては決して勝てないちーちゃんも無意識ではママである高木さんを喜ばせたりさせる事に成功しており、そこには原作からある西片の無意識の赤面に通じる部分があり、西片の血もしっかり感じる事ができます。やはりお父さんの西片と2人で協力しても高木さんには勝てないわけですが、この無意識こそが原作から読んでいる人の中で「西片の娘らしい」とする感想も非常に多いです。

西片と高木さんの2人の関係性に加えてちーちゃんの存在が加わった事でラブコメ漫画からホームコメディ漫画となり原作よりもさらに面白くなったという感想もある程です。同時に中学時代を知っている原作からの読者からは、ちーちゃんを「親戚の子供を見ているようだ」として非常に家族感に溢れていて良いとする感想も多くなっています。

ママになっても見せる元高木さんのからかいが良い

原作であるからかい上手の高木さんの最大の読み味でもある「からかい」。結婚し、母になった今でもそのからかいセンスは抜群ですが、そのからかい方には少し変化が見られます。あくまでも好きな人だからこそのからかいであった西片へのからかいと違い、娘のちーちゃんに見せるからかいには上記のあらすじでもネタバレしたエピソードのようにどこか「成長」を促すようなものが多いです。

もちろん夫である西片に対しては原作通り、或いはそれ以上のからかいを見せる姿も健在です。そのからかいがからかい上手の高木さんシリーズの生命線でもあるので、そのキレのあるからかいで、時には西片を時にはちーちゃんを、或いは同時にも相手取る姿が良いとする感想も非常に多いです。原作とはまた違ったほのぼのとしたホームコメディ漫画に仕上がっています。

結婚に関してもそうですが、ママとしての高木さんにも、女性ファンからはこんな風になりたいと言う声が多く、こんなお母さんが良いというような高木さんを「理想の母」であるとする感想も非常に多くなっています。

あくまでもスピンオフ漫画!元を知ってこそ楽しめる

やはりスピンオフ漫画の宿命として、原作を知らないと楽しめない要素があるのも事実でそこに触れる感想もあります。ただからかい上手の(元)高木さんの場合、原作も1話完結の物語が多く、登場人物も基本的には西片と高木さんの2人に凝縮されていたので一般的なスピンオフ漫画と比較するとその手の感想は少数派にはなっています。

とはいえ比較して楽しむ事ができるのがスピンオフ漫画の楽しみ方の1つでもあり、時間軸的にも本編の未来を描いている事、本編のエピソードに関連しているようなエピソードもあるのでより深く楽しむという意味でスピンオフ漫画である事に触れる感想の多くにはやはり原作も読んでほしいという感想が多いです。

からかい上手の(元)高木さんの魅力や感想まとめ

からかい上手の(元)高木さんはスピンオフ漫画で、原作の魅力をそのままに新たに発展させたと言っても不思議ではない漫画です。高木さんの切れ味鋭いからかいは本作でも健在ながら、結婚して母になった事で新しく母らしい顔も見せています。もちろん高木さんの持ち前のいたずら好きっぽい性格もしっかり残しており、西片に対しての態度は相変わらずです。

作者は変わっていますが、からかい上手の高木さんの世界観や展開、絵柄をしっかり踏襲していて非常にかわいらしい絵柄になっています。既にアニメ化もされているからかい上手の高木さんの人気をそのままに観る事ももちろん可能です。反面、元々からかい上手の高木さんはエピソードの繋がりが薄いのが特徴な事もあって、からかい上手の(元)高木さんから読み始めても充分に楽しむ事ができます。

からかい上手の(元)高木さんはスマホさえあれば小学館が展開するアプリ「マンガワン」をダウンロードする事で読む事ができるのも強みです。スマホで読んでみて、気に入ったらからかい上手の高木さんの世界にどんどん触れていくという事もできます。まだからかい上手の高木さん、そしてからかい上手の(元)高木さんに触れた事がないという人はぜひ1度触れてみる事をおすすめします。

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