白雪姫の王子の名前や年齢は？プロフィールや衝撃の真実まで紹介

皆さんは、この画像を見て何の映画か分かりますか。ディズニープリンセスの第一号として知られている「白雪姫」。幅広い年代から人気を集めており、世界中の人々から愛されています。白雪姫の内容を聞かれると多くの方が答えることが出来ますが、実は白雪姫に登場した「王子」については、今だにあまり知られていません。今回は気になる白雪姫の「王子」の名前や年齢、また、衝撃の真実について、画像と共に見ていきましょう。

白雪姫は、1937年にディズニーが初の長編カラーアニメーション映画として制作しました。この物語はグリム童話を基に制作され、公開と共に人気になり、80年以上たった今でも人気は変わりません。

簡単に白雪姫のストーリーを画像付きで紹介していきます。昔々、とても美しい容姿を持つ白雪姫という女性がおり、見た目だけでなく性格もとても美しいことから、皆に愛されていました。そして、白雪姫は、森の中で7人の小人出会い、生活をしていました。ある日、同じく美しい容姿を持つ魔女は、魔法の鏡に「この世で一番美しい人はだれか」と尋ねると、鏡に映し出されたのは、白雪姫。

嫉妬と欲望に駆られた魔女は、白雪姫に毒入りのリンゴを食べさせ、白雪姫は息途絶えてしまうのです。小人達が白雪姫を失い、悲しみに暮れていると、隣の城で暮らしている王子がやってきます。王子は白雪姫のあまりの美しさに恋に落ちてしまい、白雪姫に口ずけをすると、魔法の力で白雪姫は息をとりもどしました。そして、王子と白雪姫はいつまでも幸せに暮らす、というストーリーです。

この画像を見ると、美しい容姿、また純白な性格であるように見える王子。実は白雪姫の映画の中では、王子の名前や、年齢は明らかにされませんでした。気になる王子の名前、年齢について、画像付きで見ていきましょう。

白雪姫の映画の中で、白雪姫は王子のことを「The Prince(ザ・プリンス)」や、「The Prince Charming(ザ・プリンス・チャーミング)」と読んでいるため、王子の名前は「Charming(チャーミング)」なのではという推測がありますが、実はこれは外国でかっこいい人に付けられるあだ名のようなもので、現在も魅力的な男性には、「Mr.charming(ミスター・チャーミング)・(魅力的な人)」といった愛称で呼ばれることがあります。

ディズニー映画「白雪姫」の原作となったグリム童話のなかでは、王子の名前は明かされていません。また、映画の中でも名前が明かされてないことから、制作時に「王子」として作られたキャラクターであることが分かります。映画の中では、王子と白雪姫はすぐに恋に落ちていることから、愛すること名前は必要ない、ということで、王子と白雪姫は、お互い名前を名乗っていない、とされているそうです。

白雪姫を見た多くの女性は画像にあるように、王子の美しい容姿と、立ち振る舞いに見惚れたことでしょう。王子の年齢を皆さんはご存知でしょうか。映画の中で、王子の年齢は「18歳」と設定されています。また、驚くことに白雪姫の年齢は「14歳」。画像を見る限り、王子と白雪姫は大人に見えることから、この事実は多くの人を驚愕させました。

この映画は1930年代に作られたもので、王子や姫たちはもちろん仕事などする必要もありません。愛に年齢など関係ない、とされていたので、現在の視聴者からすると、少年少女の恋愛だ、と言う人もいるでしょうが、当時の人からすると、白雪姫は早くに王子との素敵な愛を見つけることが出来て羨ましい、と言われていたのです。

さて、ここまで王子の名前や年齢について見ていきましたが、映画の中で王子についてあまり語られておらず、まだ知られざる真実が多くあるのです。衝撃ともいわれる王子の真実について、画像付きで今から見ていきましょう。

映画の中では、白雪姫の年齢は14歳として設定されていますが、原作・グリム童話の中では、白雪姫の年齢はなんと7歳に設定されていたのです。ディズニーは7歳の白雪姫と18歳の王子の恋愛を描くことは出来なかったため、白雪姫の年齢を14歳に引き上げたとされています。原作通りに白雪姫の年齢が7歳であったならば、現在まで白雪姫は伝説の映画として人々を引き付けていなかったことでしょう。

7歳の少女・白雪姫に恋に落ちてキス、結婚をした王子。これは誰が見ても「ロリコン」にしか思えません。映画の中では美しい愛が描かれましたが、原作では、描かれ方が少し異なっていたのです。グリム童話は昔に書かれたものなので、当時の人々にとっては、純愛の物語であったといえます。

原作・グリム童話の中では、王子と白雪姫の出会いについても映画と少し異なっています。映画の中では白雪姫が永遠の眠りにつく前に、一度王子と出会い、挨拶を交わしていますが、原作では、白雪姫が永遠の眠りについたときに王子が偶然に白雪姫の家を訪れ、すでに息を引き取っている白雪姫に恋をしたとされています。

白雪姫のあまりの美しさに惚れ込んでしまった王子は、悲しみに暮れている小人達に、「白雪姫の遺体を譲ってくれないか」と懇願するのです。このストーリーはディズニーが映画を製作するにあたり、教育上不適切な表現とされたことから、白雪姫が息を引き取る前に、一度王子と出会い、恋に落ちたという設定にしたそうです。

この画像のシーンは非常に有名で、多くの人が見惚れたことでしょう。実は、映画・白雪姫の結末と、原作の結末も少し異なっています。

原作では、王子が息を引き取った白雪姫に恋に落ち、小人達を説得して白雪姫の棺を王子の城へ持ち帰ることになったのです。王子の家来が、棺を抱えようとしたところ、家来の1人がつまずき、棺が大きく揺れてしまいました。その瞬間に白雪姫の喉に詰まっていた毒入りリンゴが飛び出して、白雪姫は目を覚ましたのです。

目を覚ました美しい白雪姫に対して王子はプロポーズをし、二人は結婚。ディズニー映画では、真実の愛が白雪姫を目覚めさせ、二人は永遠に幸せに暮らした、という結末ですが、原作では、白雪姫がのどに詰まらせた毒リンゴが飛び出し、目を覚ました後にプロポーズを受け、結婚をした、という結末になっています。

では、なぜ、このように王子の設定は衝撃の真実と言われ、人々にあまり知られていないのでしょうか。その理由として、原作のグリム童話の構成が挙げられています。原作の結末は、映画と同じくハッピーエンドであるのですが、ハッピーエンドの先に、あまり知られていない続きがあるのです。今から、知られざる原作の結末について見ていきましょう。

原作のグリム童話は、子供達の教育のための童話であったため、ファンタジーやロマンスの要素は映画に比べると少なくなっています。この物語は「Karma(カルマ・因果応報)」の教訓を伝えるための物語であり、実は主人公は白雪姫たちでなく、白雪姫に嫉妬をして毒リンゴで殺してしまった魔女である、とさえ言われているのです。

原作・グリム童話の結末は、映画の結末と全く異なっており、最後は魔女に焦点が当てられています。白雪姫を殺そうとした魔女は、白雪姫と王子の結婚式に参加をするのですが、その際に、魔女の存在に気付いた人々が、魔女を殺してしまいます。その殺し方が非常に残酷で、鉄であぶられた靴を魔女にはかせて、魔女が死ぬまで永遠に踊らさせるのです。

原作のグリム童話が子供達に伝えたかったことは、「悪い行いをすると必ず自分に返ってくる」という「Karma(カルマ)」の教訓。悪い行いをすると、魔女のように殺されてしまうということを伝えています。王子の名前が設定されていないのに対して、魔女の名前は「Wicked Witch(ウィキッドウィッチ)」と言われ、人々に知られていることから、やはりこの物語の主人公は魔女であったと言われているのです。

いかがだったでしょうか。白雪姫の話は、美しい純愛の話として知られていますが、その裏には王子の知られざる真実が多くあったのです。王子の名前は設定されておらず、年齢はなんと18歳。画像から想像できる年齢を遥かに下回っています。そして、7歳の息を引き取った白雪姫に恋をした王子。また王子は強引に白雪姫の棺を引き取りました。

このように、原作と、映画では内容は少し異なっています。その背景には、時代の違いや、原作が教訓的要素を含んでいたことが挙げられます。現代の私達であるからこそ、王子の事実に驚愕してしまうのですが、王子に関するこれらの真実を知ることで、また、映画をより一層楽しめるのではないでしょうか。

実は、ディズニーランドの白雪姫のアトラクションでは、あまり王子と白雪姫に焦点が当てられていません。このアトラクションの主人公は魔女であることから、これらの真実を頭に入れておくと、違った見方でアトラクションを楽しめることでしょう。原作の話と映画と話の中で変わらない内容は、やはり王子と白雪姫の真実の愛でしょう。