白雪姫のあらすじを簡単に解説！ディズニー版とグリム童話との違いは？

1937年にアメリカで公開されたディズニーアニメーション映画「白雪姫」は、日本だけでなく世界中で人気のある作品です。原作がグリム童話と言う事も知られていて、あらすじや内容がディズニー版と異なる部分がありました。この記事では、ディズニーアニメーション映画「白雪姫」の簡単なあらすじや、グリム童話との違いなどを紹介していきます。

1937年にアメリカで公開されたディズニーアニメーション映画「白雪姫」は、世界で初めての長編アニメーション映画だった事でも有名です。元々は、グリム兄弟の童話「グリム童話」が元になっています。初の長編アニメーションという事もあり、簡単には進まず「白雪姫」の製作には、4年という月日をつぎ込んだとされています。日本では、13年後の1950年にディズニーアニメーション映画「白雪姫」が公開されました。

ディズニーアニメーション映画「白雪姫」の予告では、ディズニー創設者「ウォルト・ディズニー」本人がキャラクターを紹介した事でも有名です。ディズニーアニメーション映画「白雪姫」の監督や脚本家などは、現在では考えられないほど多くなっています。

1937年公開のディズニーアニメーション映画「白雪姫」の簡単なあらすじを紹介していきます。

ディズニーアニメーション映画「白雪姫」のあらすじでは、本が開いてあらすじが始まります。白雪姫の継母は、いつか白雪姫が自分よりも美しい女になるのではないかと思っていましたが、鏡は自分が美しいと言うのっで安心します。ですが、ある日に白雪姫の継母が魔法の鏡に「この世で最高に美しい女は？」と語りかけると、女王様も美しいですがぼろを着ている少女が美しいと言いました。

白雪姫の継母は、鏡にその人物の事を聞きました。鏡は、名前を言いませんでしたが、特徴を聞き白雪姫だと気づき怒ります。一方で、白雪姫は下働きのようにお城の階段を掃除していました。そして、願いが叶うと言う井戸に向かって歌を歌い始めます。その歌声に引き寄せられた王子は、白雪姫の元へ近付いて行きました。白雪姫は、驚いて逃げ出しますが、王子の歌声に聞き入り運命の出会いを待っていたと歌います。

その様子を見た白雪姫の継母は、狩人を雇って白雪姫を殺せと言います。狩人は、白雪姫を殺せないと言いますが、白雪姫の継母に逆らう事ができませんでした。白雪姫は、狩人に森に連れていってもらい花を積みながら、歌を歌たいます。鳥を助けた白雪姫に、狩人は剣を上げました。気づいた白雪姫は、悲鳴をあげましたが、狩人は逃げろと言います。白雪姫は、理由を聞くと白雪姫の継母が自分の命を狙っていると知りました。

命を狙われた白雪姫は、森の中を逃げ回っていきます。そして、パニックになり泣き崩れてしまいました。そこには、動物たちがいて白雪姫を慰めます。驚いた白雪姫にビックリして逃げた動物達に、白雪姫は謝りました。白雪姫は、動物たちと歌を歌い始めます。その歌声につられて、たくさんの動物たちが白雪姫の方に集まってきました。仲良くなった動物たちに寝ることろがないか質問をすると、案内してくれます。

白雪姫は、動物たちに案内されていきます。動物たちが連れて行ってくれたのは、小さなお人形さんの家みたいなところでした。中を覗き込んだ白雪姫は、何も見えないのでドアをノックします。留守のようでしたが、白雪姫と動物たちは勝手に中に入っていきます。白雪姫の声にビックリした動物たちは、思わず隠れましたが、小さな椅子を見て声を上げただけでした。

家の中はとにかく汚く、テーブルやイスが小さい事から子供だと思い込んだ白雪姫は、勝手に孤児だと決めつけ掃除を始めます。白雪姫は、動物たちにも簡単な掃除を手伝ってもらいました。動物たちは、白雪姫に注意されながらも掃除をしていきます。リスたちは、床を掃いたりアライグマは洗濯をしたり、鳥は花瓶を用意したり、みんなで協力してお皿を洗ったりしました。

一方で、鉱山では7人の小人が宝石を掘り出しながら仕事をしていました。時計の音が鳴り、7人の小人たちは、職場を後にします。7人の小人たちは、歌いながら鉱山から家へと帰路を歩いていました。掃除の終わった白雪姫と動物たちは、2階へと向かっていきます。白雪姫は、寝室で小さいベットを見つけました。ベットには、それぞれ名前が書いてあり見ていた白雪姫は眠たくなってしまいます。

掃除をした動物と白雪姫は、眠ってしまいます。ですが、7人の小人たちの声を聞いた動物たちは、白雪姫を置いて家の外に出ました。7人の小人たちを、動物たちは見つめます。7人の小人たちは、家の灯りや煙突から煙が出ている事から、誰かが入ったのかもと思いました。そっと家に近付いていき、忍び足で中に入っていきます。すると、中で様子を見ていた動物たちが様子を見ました。

7人の小人たちは、窓や床やイスや食器が綺麗に掃除がしてあることに驚きます。料理や、テーブルの花を見つけました。すると、7人の小人の「くしゃみ」がくしゃみをしてしまいます。仲間に怒られますが、止める事ができなかったのです。鳥たちは、7人の小人を驚かすために物音や叫び声をあげました。寝室に怪物がいると思いこんだ7人の小人は、「おとぼけ」を2階に向かわせます。

怖がったおとぼけは、布団をかぶった白雪姫見て逃げだしてしまいます。みんなは、一目散に森の中へと逃げて行きました。おとぼけは、2階で怪獣が寝ていたと報告します。すると、寝ている間にみんなで協力してやっつけようという作戦になりました。白雪姫を大きな怪物だと思った7人は、武器を持ちながらゆっくりと近付いて布団をめくります。布団をめくると、白雪姫が寝ていたので攻撃を止めました。

女の子だと言った7人の小人は、それぞれ色々な意見を言っていました。そうするうちに、白雪姫は目が覚めてしまいます。7人の小人は、思わずベットの下に隠れますが、白雪姫に見つかってしまいました。白雪姫は、挨拶をします。ですが、7人の小人の「おこりんぼ」が怒りだしました。

白雪姫は、みんなの名前を言い当ておこりんぼ以外は白雪姫を歓迎します。7人の小人の「せんせい」は、白雪姫の名前を聞きお姫様と言いました。白雪姫は、追いだされそうになりますが、事情を説明します。すると、おこりんぼが女王は魔女だから場所がわかると反対しました。ですが、白雪姫は家事や洗濯や食事を用意するように言うと、みんなは大喜びで賛成します。

白雪姫は、用意していた料理を出そうとします。ですが、手を洗わない7人の小人を叱って手を洗わせました。最後まで洗いに行きなかったおこりんぼでしたが、一応外に出る事にします。みんなは、手を洗うのを怖がりますが、白雪姫のために洗い始めました。せんせいが、やり方を教え手と顔を洗い始めます。おこりんぼは、見ているだけで白雪姫の言う事を聞き洗っているみんなをバカにしました。

絶対に洗わないと言うおこりんぼを、6人で捕まえます。ですが、おこりんぼが暴れたせいで石鹸が飛んでいきおとぼけが食べてしまいました。しゃっくりをするたんびに、おとぼけからは泡が出てきます。おこりんぼは、結局みんなに綺麗にされてしまいました。

ディズニーアニメーション映画「白雪姫」の中盤のあらすじでは、狩人から白雪姫の心臓を受け取った女王は、再び鏡に誰が美しいか聞きます。ですが、鏡は「7つの宝石が眠る山で7人の小人と一緒に住んでいる白雪姫が一番美しい」と言いました。そして、狩人が持ってきた心臓は白雪姫の物ではなくブタの物だと聞かされ、女王は激怒します。怒った女王は、自らで白雪姫を手にかけると決めました。

地下へと行った女王は、本を見て物売りの老婆に化ける事を思いつきます。容姿や声を変え、変身し訪ねる事にしました。そして、再び本を読み「毒リンゴ」の魔法を見つけます。白雪姫と7人の小人たちは、宴をしていました。みんなは色々な楽器を演奏し、リズムに合わせて踊ったりします。白雪姫は、みんなの踊りや歌を聞いて、一緒になって踊りだし心から楽しみました。

白雪姫を見守っていた動物たちも、窓の外から中を見ていました。ですが、7人の小人の「くしゃみ」のくしゃみのせいでみんな逃げだします。大笑いした白雪姫達でしたが、話を聞かせてくれと言いました。白雪姫は、恋の話が聞きたいと言われ、この間であった王子の話をし始めます。色々な事を聞かれ、白雪姫は歌を歌いだしました。白雪姫は、王子に向かいに来てもらい幸せになりたいと思っていたのです。

すると、家の時計がなります。白雪姫は、みんなに寝るように言いベットに向かわせました。ですが、みんなは白雪姫に2階で寝るように言います。6人の小人は、下で眠るので気にしないでと言いました。唯一のクッションがみんなで取り会いになり、破れてしまいます。白雪姫は、眠る前に7人の小人のために祈りを捧げてしました。みんなは、色々な場所で小さくなって眠り始めます。

女王は、白雪姫に食べさせるために毒リンゴを作っていました。真っ赤なリンゴを口にするだけで、心臓が止まり息が凍るとあります。女王が、魔法の解き方を知らべると「恋人の初めてのキスで魔法が解ける」と書かれていました。女王は、白雪姫を死んだと思ってキスをする人間などいないと高笑いをします。7人の小人は、出掛ける時に知らない人に用心するように言いました。

最後におこりんぼも、白雪姫に心配をします。おでこにキスをされたおこりんぼは、動揺してコケてしまいました。女王は、船でお城から抜け出し白雪姫の所へ向かいます。動物たちと白雪姫は、料理をしながら歌を歌っていました。すると、窓から老婆に化けた女王が現れ話しかけます。話しかけられた白雪姫は、無視ができず話を返しました。リンゴを出され食べてみなと白雪姫に言います。

動物たちは、白雪姫を庇おうとしますが、老婆をいじめてはいけないと白雪姫に言われてしまいます。動物たちは、急いで7人の小人を家に連れて帰ろうとしました。老婆はリンゴを食べると願いが叶うと言います。7人の小人は、白雪姫が危ないと気づいて家に向かいますが、白雪姫はリンゴをかじってしまったのです。眠りについた白雪姫を死んだと思った小人達でしたが、現れた王子がキスをして白雪姫は蘇りました。

1937年に公開されたディズニーアニメーション映画「白雪姫」は、原作のグリム童話よりも簡単に言うとあらすじが子供向けに作られていました。原作のグリム童話とディズニーアニメーション映画「白雪姫」の違いを、簡単に紹介していきます。

グリム童話にも色々な種類があり、白雪姫の原作と言われる物はたくさんありますが、中でも有名なのが実母だったという事です。ディズニーアニメーション映画「白雪姫」では、白雪姫を生んだ妃は亡くなってしまい、新しい妻を王様は取りました。ですが、グリム童話の方では、白雪姫の実の母親が白雪姫の美しさを妬み命を狙おうとするのです。

原作のグリム童話によって異なっていますが、白雪姫のクシに毒を塗ったともされています。ですが、ディズニー版の「白雪姫」と同じく、リンゴに毒を混ぜたべさせたというあらすじもありました。グリム童話によっては、ディズニー版と違って白雪姫の命を母親が3回狙おうとしています。

ディズニーアニメーション映画「白雪姫」の簡単なあらすじでは、白雪姫は王子さまのキスで救われるというシーンがありました。ですが、原作と言われているグリム童話のあらすじではそのようなシーンはなく、医者が生き返らせたり、王子の家来が白雪姫を運ばされるのに嫌気がさして殴るとリンゴを吐き生き返ったなどがあります。

ディズニーアニメーション映画「白雪姫」では、王子が白雪姫に一目惚れするシーンがありました。ですが、グリム童話の「白雪姫」では、王子は結末にしか登場せず白雪姫の遺体を気にって持って帰りたいと言います。小人たちに拒まれても、王子は交渉を続けたとされていました。

この記事では、1937年に公開されたディズニーアニメーション映画「白雪姫」の簡単なあらすじと、原作であるグリム童話のあらすじとの違いなどを紹介していきました。ディズニーアニメーション映画「白雪姫」は、たくさんの関連した実写映画や作品があるので、登場するキャラクターなどが好きな方やディズニーやグリム童話が好きな方は、是非他の作品もチェックしてみてください！