RAINBOW 二舎六房の七人のネタバレあらすじ！漫画の最終回がひどい？

RAINBOW 二舎六房の七人をまだ読んだことのない方、アニメをまだご覧になってない方はどんな漫画、作品なのかわからないかもしれません。そこで、まずはRAINBOW 二舎六房の七人の舞台や背景をご紹介していきます。RAINBOW 二舎六房の七人は太平洋戦争の傷が癒えきらない1955年の少年院が舞台となっており、7人の少年たちが友情を深め、時に衝突し、それぞれの抱える夢に向かって成長していく物語となっています。

原作は安部 譲二です。日本の小説家、漫画原作者、タレントでもありますが、元暴力団員という過去があり、自らの服役経験を基にした自伝的小説も執筆しています。地下ボクシングの経験や悪役プロレスラーの経験もあり、自身のそのすべての経験を基にRAINBOW 二舎六房の七人の原作を手掛けている為、リアリティに溢れる作品に仕上がっています。この記事では、そんなRAINBOW 二舎六房の七人のあらすじをネタバレします。

ここではRAINBOW 二舎六房の七人の漫画あらすじをご紹介していきます。ネタバレを含むことになりますのでまだご覧になっていない方はお気を付けください。気になるあらすじや登場人物について、ネタバレをまじえつつご紹介していきますので、ぜひアニメ版RAINBOW 二舎六房の七人のオープニングを聴きながら読み進めてみてください。

RAINBOW 二舎六房の七人は1955年の日本で6人の少年が少年院の二舎六房に収監され始まります。水上 真理雄（みなかみ まりお）、前田 昇（まえだ のぼる）、遠山 忠義（とおやま ただよし）、野本 龍次（のもと りゅうじ）、横須賀 丈（よこすか じょう）、松浦 万作（まつうら まんさく）です。収監された房には桜木 六郎太（さくらぎ ろくろうた）という少年が先に収監されており、彼らの出会いから物語は始まります。

まだ子供である彼らは少年院の看守や職員に嫌がらせや酷い仕打ちを受けます。それでも固い絆で結束した少年達は耐え続けますが、ある日脱走します。脱走してからも執拗に追い詰められ、その結果アンチャンは命を落とします。家族を失う悲しみを乗り越えながら少年達は復讐を誓います。

復讐を終えた6人でしたが、マリオが捕まってしまいます。家族であるマリオを助けるため、5人が協力します。大きな借りを感じつつなんとかマリオは窮地を脱します。それぞれの人生を歩み夢を見つけ追いかけるようになる6人は肉体的にも精神的にも成長していきます。マリオはアンチャンから手ほどきを受けたボクシングの道に進んでいくことになりました。

ここではRAINBOW 二舎六房の七人の最終回をネタバレしつつ紹介していきます。RAINBOW 二舎六房の七人の最終回は桜木六郎太が罪を肩代わりした、迫田鉄という男も物語に加わります。アンチャンの夢でもあったプロボクサーを再び目指すことにした迫田は、アンチャンの墓の前で約束を果たすことを誓い、その後日本タイトルを獲得するほど勝ち進みます。

事故の影響で片方の目の視力を失ってしまったマリオも、ハワイでプロボクサーのライセンスを取り迫田との戦いに挑みます。世界への挑戦権をかけてマリオと迫田は試合を行い、激しい戦いの末に迫田はマリオに勝利します。迫田はマリオとアンチャンの夢を背負い世界チャンプを目指していくことになりました。

一方、二舎六房の他の仲間達はそれぞれの道に向かい一歩ずつ前進していました。スッポンは自社ビルを2棟所有するまでに成長し、バレモトは弁護士になるべく勉強中、ジョーは歌手として成功し夢を叶え、キャベツはプロレスラーとして活躍、ヘイタイは看守となり受刑者を支える立場になりました。マリオはアメリカで自分の夢や幸せを探す旅をします。家族以上の固い絆で結ばれた六人はそれぞれの人生を歩んでいきます。

ここでは漫画RAINBOW 二舎六房の七人の名言や各キャラクターについてご紹介していきます。戦後で貧しい人の多い日本で、罪を犯した少年たちが過ごす少年院での物語ですので、看守含め汚い大人たちとの争いや少年たち同士の衝突などを鬼気迫る表現で描かれています。RAINBOW 二舎六房の七人は多少暴力的な表現もありますが、それだけ生きることに必死だった少年たちの名言をぜひご覧ください。

アンチャンこと桜木　六郎太（さくらぎ　ろくろうた）の名言です。アンチャンはRAINBOW 二舎六房の七人では兄貴分のキャラクターです。この名言は皆で刑期を終えてシャバ（刑務所の外の世界）に思いをはせるセリフとなっています。他にも数多くの名言が登場してきますが、あくまでも二舎六房の七人全員で外の世界に出ることを夢見るシーンなので心にグッとくると話題になっています。

マリオこと水上　真理雄（みなかみ　まりお）の名言です。アンチャンにボクシングの手ほどきを受け、アンチャンの夢であったボクシングの世界チャンピオンになることを目指します。RAINBOW 二舎六房の七人の中では面倒見のいい性格からトラブルに巻き込まれながらも、一番アンチャンに近い存在に成長していきます。

スッポンこと前田 昇（まえだ のぼる）の名言です。アンチャンに向けてスッポンが放つこの一言とその前後のシーンから、どれだけシャバの世界に夢を抱いていたかが伝わります。スッポンも自らの夢である大金持ちになるために成長していきます。

ヘイタイこと遠山 忠義（とおやま ただよし）の名言です。ヘイタイは将来兵隊になるという夢を叶えますが、ある事情から除隊させられ、最終的には特別少年院の看守となります。任侠気質のこのキャラクターならではの名言であることが伺えます。

バレモトこと野本龍次（のもと　りゅうじ）の名言です。少年院に入ることになった犯罪も詐欺横領であり、ずる賢い性格をしています。少年院からの脱獄、脱走計画についてもやはりこの男が計画しており、後にその頭の回転の速さから弁護士を目指す人物です。

ジョーこと横須賀 丈（よこすか じょう）の名言です。元々は気弱な性格でしたが、妹や仲間の為なら自分が犠牲になることもいとわない仲間思いの性格です。仲間思いの性格から出た、汚い大人たちに向けてのこのセリフはジョーのセリフの中で一番の名言です。最後には歌手になりたい夢を叶えました。

キャベツこと松浦 万作（まつうら まんさく）の名言です。頭はあまり良くないが大食いで力持ち、温厚な性格のキャラクターであるキャベツは、仲間の為なら喜んで足止め、壁役を引き受ける男です。騙されることも数多くそれでも最後の最後まで信じようとするお人よしですが、最後はプロレスラーとして活躍します。

漫画RAINBOW 二舎六房の七人は2002年から2010年まで連載していました。アニメも2010年に放送されている為、twitterにて呟かれている時期もバラバラです。ですが、2010年に連載が終わっているにもかかわらず、今でも数多くの人がこの作品について感想を述べていることから、RAINBOW 二舎六房の七人が評価のかなり高い作品であることが伺えます。

こちらのツイートでは動画を添付してまで皆に気持ちを共感してもらいたいというのが伝わります。少年院というどこか暗い、後ろめたいイメージを持つ場所で出会った7人が家族以上の関係で結ばれている物語、そしてこの動画のシーンでの桜木の死、RAINBOW 二舎六房の七人が涙なくしては語れない作品に仕上がっています。

こちらのツイートではまた読みたくなる、心にグッとくる作品であることが感じ取れます。1巻の表紙の画像を添付するあたり、やはり皆と共感したいという気持ちの表れであることが伺えます。この方以外にも、全話を何度も読み返しその度に涙している方がたくさんのツイートをされています。

こちらの方も漫画の表紙を添付してツイートされています。RAINBOW 二舎六房の七人の最終巻を得て最初から最終回までが手に入ったことがどれだけ嬉しいことかをツイートしたくなるほど、重厚なストーリーや感動の作品であることが伝わります。漫画RAINBOW 二舎六房の七人の表紙には一冊ずつに登場人物の名言が載せられており、その名言が恰好良いとのツイートも数多く存在しています。

いかがでしたか？RAINBOW 二舎六房の七人という作品のあらすじや名言、最終回までネタバレを含めてご紹介させていただきましたが、実際に作品を読みたい気持ちになっていただけたら幸いです。また、既に読んだことのある方は改めて読み返していただけると名作であることを再実感出来ることでしょう。RAINBOW 二舎六房の七人のネタバレやあらすじに最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。