ポケモン みんなの物語の映画あらすじと感想を考察!主な登場人物・キャラは?

2018年夏に公開された映画「ポケモン みんなの物語」は、これまでのポケモン映画と異なり、サトシと複数の登場人物たちの成長を描いた作品で、タイトル通りみんなの物語です。それぞれ悩みや葛藤を抱きながら訪れた街で巻き込まれた一連の事件は、やがて登場人物たちを大きく成長させるとともにポケモンとの絆を生み出したきっかけともなりました。人を大切に思う心を忘れてしまいがちな大人に観てほしい映画です。

ポケモン みんなの物語の映画あらすじと感想を考察!主な登場人物・キャラは?のイメージ

目次

  1. ポケモン みんなの物語(映画)のあらすじは?登場人物やキャラもまとめて紹介
  2. ポケモンみんなの物語(映画)とは?
  3. ポケモン みんなの物語(映画)のあらすじをネタバレ解説!
  4. ポケモン みんなの物語(映画)登場人物・キャラを紹介!
  5. ポケモン みんなの物語(映画)の主題歌を調査!
  6. ポケモン みんなの物語(映画)を見た人の感想・評価は?
  7. ポケモン みんなの物語(映画)を是非ご覧あれ!

ポケモン みんなの物語(映画)のあらすじは?登場人物やキャラもまとめて紹介

子ども向けに制作されたアニメシリーズの映画版でありながら、かつての視聴者だった大人世代の多くが感動した劇場版「ポケモン みんなの物語」のあらすじや登場人物・キャラをまとめて紹介します。

ポケモンみんなの物語(映画)とは?

ポケモン みんなの物語(映画)は、フウラシティにて1年に1度開催される「風の祭」と、人とポケモンの絆を描いた作品です。本作品は、サトシだけでなく、フウラシティに訪れた5人の登場人物たちが抱える悩みや葛藤、そしてポケモンとの絆も多く描かれた、文字通り「みんなの物語」がつまった映画です。

ポケモン映画公式サイト「劇場版ポケットモンスター みんなの物語」

ポケモン みんなの物語(映画)のあらすじをネタバレ解説!

ポケモン みんなの物語(映画)は、人とポケモンが風と共に暮らす「フウラシティ」を舞台に描かれた作品です。映画の舞台である、サトシとピカチュウが旅の途中で訪れたフウラシティでは、1年に一度行われる「風の祭」が開催されようとしていました。そして、同時に様々な悩みや葛藤を抱くキャラクターたちも登場していきます。

あらすじ1:1年に1度の「風祭」

フウラシティで開催される「風祭」は、人間とポケモンの絆を確かめるお祭りであり、祭当日には世界各地から人とポケモンが集う大きな祭です。祭の会場は、市街地から長い橋でつながれた海の上に設置されており、会場周辺には、観覧者をはじめとするアトラクションやロケット団が営むジュース屋台などの飲食店が立ち並び、活気をみせています。

恵みの風

風祭最終日、伝説のポケモン・ルギアが街に現れ、街の人びととポケモンの絆が確認されると、ルギアによって街全体に「恵みの風」がもたらされます。恵みの風は、かつてルギアが街の人々と交わした約束であり、1年に1度、フウラシティで開催される風祭の最終日に、人とポケモンとの絆を確認するため、恵みの風をもたらすために訪れます。

風と共に生きてきたフウラシティの人々にとって、ルギアがもたらす「恵みの風」は発電に利用されたりと街の発展に欠かすことのできないものでした。恵みの風は、フウラシティにそびえ立つ灯台に灯る聖火を目印に、ルギアよりもたらされます。

登場人物1:フウラシティ市長の娘

フウラシティ市長の娘・ラルゴは、天真爛漫で優しく、しっかり者の女の子で、サトシと似たようなキャラををのぞかせる少女です。ラルゴは、市長や街の人々には内緒で、山の中で遊んでいた時に落石から助けてくれたあるポケモンのために、食べ物を運んでいる謎の多い少女です。

登場人物2:トレーナー初心者のスプリンター

ポケモントレーナー初心者・リサは、ケガで入院中の弟にイーブイのゲットを頼まれてフウラシティを訪れていました。彼女は、足を怪我するまで高校の陸上部選手として活躍していたためポケモンの知識に疎く、ポケモンの捕まえ方は勿論、自身のポケモンすら持っていないキャラクターとして描かれていました。

登場人物3:変わり者のポケモン研究者

風の祭が開催されているフウラシティでは、ポケモン研究者たちによる研究発表会も行なわれてました。多くのポケモン研究者が街に集う中に、1人の研究者がクローズアップされます。その研究者は、トリトと言い、ポケモンに関する知識が豊富でひらめきも冴える天才肌であるが、人見知りな性格のため人との会話が苦手な一面があり、同僚からは変人扱いされている孤独な研究者でした。

登場人物4:見栄っ張りのホラ吹き男

妹ミアとその娘リリィと共に、風の祭の見物に訪れたカガチは、姪のリリィの前で良い所をみせようと見栄を張っていました。「すごく強いポケモンを持っている」などと、ホラを吹くガカイの言葉は、やがてフウラシティに隠されたある事実が明るみにされるきっかけになりました。また、その饒舌を聞いたトリトから研究会のサポートを依頼されました。

登場人物5:ポケモン嫌いのおばあさん

50年前に起こった山火事で最愛のパート―ナーであったポケモン・ブルーを失ったヒスイは、自分に寄ってきたポケモンを全力で追い払おうとするポケモン嫌いに陥ってしまいました。街に来たトリトのサインを貰おうと研究所を訪れたヒスイの服にポケモンのワザ「甘い香り」の薬が付いてしまい、ポケモンが懐いてきてしまいます。ちょっと変わった一面をのぞかせるキャラクターです。

登場人物6:ロケット団

サトシとピカチュウを追い求めて、フウラシティにたどり着いてしまったロケット団のムサシ・コジロウ・ニャースは、活動資金の調達のため、祭の屋台にてラムの実ジュースを販売していました。アニメ版でもおなじみのキャラクターは、フウラシティでも悪だくみを実行し、やがて街全体を揺るがす大惨事を引き起こしてしまいます。

あらすじ2:ポケモンゲットレース

フウラシティで行われた「ポケモンゲットレース」とは、専用のモンスターボールを使用して街中に放たれたポケモンを捕まえる風の祭の恒例イベントです。プレイヤーがゲットしたポケモンのレベルに応じてポイントが変動する仕組みで、レベルの高いポケモンを数多く捕まえることが優勝の決め手です。

フウラシティを訪れたサトシは、子どもたちとトラブルを起こしているラルゴと出会い、街で開催される「ポケモンゲットレース」に参加することを決めます。また、ポケモンを持っていないカガチも姪のリリィの前で良い所をみせようと、トリトの研究発表会のサポートを条件にレースのサポートを依頼します。

あらすじ3:レースの結果

トリトの的確なサポートのおかげで見事優勝を果たしたカガチは、インタビューにて「レアポケモンがいる」と発言してしまいます。この発言は、カガチの嘘であるにも関わらずポケモンハンター達を中心にたちまち拡散されてしまいます。そして、この嘘を聞いたラルゴは、ある不安を覚えてしまいます。

ほら吹き男と嘘つきポケモン

カガチは、ポケモンレースに参加中、ゴルダックに襲われていたポケモン・ウソッキーを助けたことがありました。レースで助けたことをきっかけに、自身に懐いてしまったウソッキーに対して、カガチは疎ましく思っていました。また、カガチは、とっさの思い付きでリサに「山の中にイーブイがいる」と嘘をついてしまいます。

あらすじ4:いたずらの発生

カガチのレアポケモン発言の後、フウラシティでは至るところでいたずらが発生していました。例えば、路面電車の線路のうえに石が敷き詰められていたり、街中が洗剤で泡だらけになっていました。サトシとその場に居合わせたリサ、カガチは、街の人達と共に電車の復旧を手伝います。

リサの初めてのポケモン

ポケモンに関する知識を全く知らないリサは、カガチの嘘を信じて山の中へ向かうもイーブイは見つからず、翌日には、彼に怒りをぶつけてしまいます。そんな時、トレーナー歴の長いサトシと出会い、彼のサポートを受けることとなりました。サトシからピカチュウを借りたリサは、人生初となるポケモンのゲットに見事成功します。

小さな嘘と大きな代償

街の復旧が完了し祭が再開されるとカガチは、トリトが待つ発表会会場へ向かいます。しかし、発表会へは間に合わず一人で行うことになったトリトは緊張のあまりゲットレースでの不正動画を流してしまいます。カガチが言っていたことは全て嘘だったことが露見してしまい、この事実を知った姪のリリィは彼に怒りをぶつけます。そして、共に風の祭を楽しみにしていた姪の期待を裏切った罪悪感から、カガチは二人の元を離れます。

あらすじ5:嘘から出たまこと

その頃、街の灯台に設置してあった聖火が盗まれてしまいます。トリトの尽力もあって聖火を盗み出した犯人が見つかりました。その犯人は、フウラシティ市長の娘・ラルゴでした。彼女は、街中に悪戯を施して祭そのものを中止にさせようと画策していました。

ラルゴが盗んだ聖火は、風の祭最終日にルギアが恵みの風の送る際の目印でした。また、ラルゴが風の祭を中止にさせようと考えついたのは、カガチが発した嘘「レアポケモンの存在」が、本当にいることを知っていたからです。そして街には、カガチの嘘を信じて多くのポケモンハンターが集まっていました。

あらすじ6:幻のポケモン・ゼラオラの存在

ラルゴが風の祭そのものを中止にさせようとした理由は、50年前の山火事で死んだとされた幻のポケモン・ゼラオラを守るためでした。ゼラオラは、共に山で暮らすポケモンたちに慕われる心優しいポケモンでした。50年前のフウラシティでは、都市開発のために森林の開拓や発電所の建設に沸いており、人間のために山に住むポケモンたちは、住処を追われていました。

そして、50年前、発電所で発生した山火事での出来事や伝説のポケモン・ゼラオラを捕まえようと夜な夜な森へ侵入し、山に住むポケモンたちを脅かすなど、人間の身勝手な行動はやがてゼラオラを人間嫌いに変えてしまいます。そんなゼラオラの様子を知った前市長が、ゼラオラを守るために山火事で死んだという噂を広め、現在は、幻のポケモンとなっていました。

あらすじ7:未曽有の大災害

ラルゴの仕業で聖火が盗まれたのと同時に、トリトの胞子の秘薬がロケット団に盗まれてしまいます。そして、あろうことか爆発を起こしてしまい有毒ガスが発生してしまいます。有毒ガスは変電所付近にばらまかれ大爆発を起こし、山火事が発生してしまいます。また、聖火が盗まれてしまったがために風の力も弱まってしまり、街中が停電を起こします。

あらすじ8:それぞれの心境の変化

火事が発生した山には、多くのポケモンが取り残されていました。街の人々にサトシも加わり、大勢で山火事の鎮火とポケモンの救助に尽力します。そして、これまで登場したメインキャラクターたちも街や大切な人々を救うべく、それぞれ立ち向かっていきました。

サトシとゼラオラ

50年前の山火事と同様に、山に住むポケモンたちを必死に守ろうとするゼラオラの前に、サトシとラルゴが現れました。しかし、ゼラオラが抱える怒りは、やがて彼を説得に来たサトシたち人間に向けられてしまいます。

リサとイーブイ

自慢だった俊足を見込まれて聖火を取り戻してきて欲しいと頼まれたリサは、走ることへトラウマを抱えていました。トラウマから走ることをためらっている彼女の目の前で、人混みで足を怪我したにも関わらず必死に聖火を引きずるイーブイの姿が映りました。

パートナーであるイーブイの姿を見たリサは覚悟を決めると、自慢の俊足で山の中を走り抜きます。そして、聖火を元の場所に戻すことができ、同時にルギアを呼び戻すことにも成功しました。

トリトの心境の変化

今回起こった大惨事は、トリトが人やポケモンを治す薬の開発に使用と思っていた胞子の秘薬が原因でした。彼は、これまでは距離を置いていた同僚たちに協力を仰ぎ、彼の勇気ある行動は、やがてトリト自身を大きく成長させました。そして、持ち前の知識とひらめき、そしてロケット団が持っていたラムの実を使って煙に含まれる毒素を打ち消す秘薬を完成させます。

あらすじ9:秘薬の散布へ

トリトと仲間の研究者の尽力により開発に成功し、空中から秘薬の散布して胞子の煙に含まれる毒を打ち消す作戦に決まりました。空中から散布する役目は、50年前に旧発電所を管理していたヒスイが引き受け、彼女が操縦するプロペラから秘薬を散布することになりました。そこで、ガカチがトリトから託された秘薬と共にヒスイをおぶって旧発電所へ向かいます。

ヒスイの過去

カガチにおぶられ旧発電所へ向かう途中、煙の影響でショートした発電所が爆発・山火事が発生し道をふさがれてしまします。立ち往生するヒスイの脳裏には、かつてのパートナー・ブルーとの記憶が映りました。50年前、ヒスイは変電所の管理人でした。パートナー・ブルーが身を挺して変電所の発動キーを守り抜も、炎に包まれ亡くなってしまった過去が、ヒスイのトラウマとなりやがてポケモン嫌いにさせてしまいました。

過去のつらい出来事が思い出されるも、カガチの激励やブルーの幻影の後押しが彼女を変えます。そして、ついてきたポケモンたちとピンチを乗り越え、変電所を再起動させます。かつて管理人だったヒスイの操縦で変電所のプロペラを動かし、トリトに託された胞子の煙を中和させる薬を飛ばします。

カガチとウソッキ―

ヒスイを変電所へ連れて行ったカガチは、これまで疎ましく思っていたウソッキーと共にある場所へ向かいます。胞子がまかれたその時、姪のリリィと母親のリアがロープウエイに取り残されていました。停電の影響でロープウエイが止まってしまったのです。二人を助けようと奮闘するカガチに、これまでのホラ吹き男の姿はありませんでした。

あらすじ10:ゼラオラとの対決

自身を説得しに来たサトシ・ラルゴに対して攻撃的な態度を示すゼラオラは、かつて人間の強欲が引き起こした悲劇を忘れずにいました。しかし、ピカチュウとの本気のバトルや山火事が発生した時、身を挺して森のポケモンを守ろうとするサトシの姿を経て、ゼラオラにも心境の変化が現れます。

あらすじ11:ゼラオラとフウラシティ

過去に起こった山火事を始めとする人間の自分勝手な振舞いがゼラオラを人間不信へ陥れた原因となりました。心配した前市長は、償いとして「ゼラオラは山火事で死んだ」「山には、ゼラオラの呪いがかけられており、入ったものに災いが訪れる」と言う嘘を流し、その嘘はやがて噂となって街全体に知れ渡っていました。そのため、ラルゴ以外の人間がゼラオラの生存を知ることはありませんでした。

あらすじ12:物語の結末

一連の事件が終息し、風の祭が再開されました。そこで、市長から思いもよらぬ言葉が発せられます。それは、「ゼラオラは50年前の山火事で死んだ」という嘘を流すのをやめ、ゼラオラと共存していくことを宣言します。

ポケモン みんなの物語(映画)登場人物・キャラを紹介!

映画「ポケモンみんなの物語」では、フウラシティを訪れたサトシとそれぞれが複雑な心境を抱えていた5人の登場人物たちの成長を描いた作品です。それでは、映画に登場した個性的なキャラクターの担当声優を、演じた登場人物と共に紹介します。

サトシ/松本梨香

ポケモンマスターを目指して修行の旅を続けるアニメポケモンシリーズの主人公・サトシと相棒のピカチュウは、旅の途中で「風の祭」が開催されているフウラシティに立ち寄ります。アニメ本編でも固い絆で結ばれたサトシとピカチュウの姿は、やがて様々な悩みや葛藤を抱く街の人々に大きな影響を与えました。

サトシの声を担当する松本梨香さんは、アニメ版ポケモン放送開始から20年にわたりサトシを演じてきた声優です。これまでは、アニメ・映画を含めてサトシがメインキャラクターとしてあらすじが描かれていましたが、本映画では、サトシを軸に5人の登場人物の姿が色濃く描かれており、サトシの登場シーンが少ないと感じた視聴者も多かったでしょう。

ラルゴ/芦田愛菜

ラルゴは、フウラシティの市長・オリバーの娘で、芯が通ったしっかり者の優しい性格に、どこかサトシにも似たような一面をのぞかせる女の子です。幼少期に落石から命を救ってくれたゼラオラに食べ物をこっそり運んでいました。街を訪れたサトシと意気投合するも、ある事をきっかけに突拍子もない行動を始めてしまいます。

ラルゴの担当声優・芦田愛菜さんは、テレビドラマ「Mother」や「マルモのおきて」で一躍人気を博した子役です。現在は、学業と並行して、テレビCMやドラマに出演しており、2018年10月から放送開始されたNHK連続テレビ小説「まんぷく」のナレーションを務めています。

リサ/川栄季奈

地方大会に出場するほどの実力を持つ彼女の自慢でありトラウマだった俊足が、思わぬ形で街を救うきっかけになりました。フウラシティでの体験は、彼女自身を大きく成長させただけでなく、これまで興味のなかったポケモンという新しい世界へ踏み出すきっかけを作りました。リサとイーブイ―は、本作品で最も人気のあるキャラクターでした。

リサの声を担当した川栄李奈さんは、元AKB48の人気メンバーとして活躍、2015年にグループ卒業後は、NHK連続テレビ小説「トト姉ちゃん」への出演をはじめ、女優として活動を行なっており、今後の活躍も期待されています。

トリト/濱田岳

人見知りが幸いし、気弱で傷つきやすいトリトをいつも優しく励まし続けたパートナー・ラッキーの存在は、彼自身を大きく変えさせました。街を救おうと奮起する彼の姿は、これまでからは想像がつかないほど、自信に満ち溢れていました。

トリトの声を担当した濱田岳さんは、小学生の時に子役デビューし、ドラマ「釣りバカ日誌」主演・濱田伝助を始め、KDDI「au三太郎シリーズ」の金ちゃん役など、コミカルな役を多く演じる俳優です。

カガチ/大倉孝二

カガチは、自身のポケモンすら持っておらず、姪のリリィにすごく強いポケモンを持っていると嘘をついていました。彼が嘘をつく理由は、自分のことを慕ってくれる体の弱いリリィを喜ばせるためでした。ある時、彼が付いた嘘はやがて、忘れられていた伝説のポケモンと街の人々との絆を生み出し、自分と似たようなキャラであるウソッキーをゲットしました。

カガチの担当声優の大倉孝二さんは、舞台を始めとする多くの媒体で活躍する俳優で、優柔不断な青年やひねくれ者・コミカルな役のように、クセとインパクトのある役柄を多く演じており、他の俳優にはできない個性的な演技に定評があります。

ヒスイ/野沢雅子

過去に最愛のパートナーを失ったトラウマから極度のポケモン嫌いに陥り、街では「変わり者のおばあさん」と呼ばれるヒスイの元に、何故か多くのポケモンが寄ってきます。表面では、ポケモンを疎ましく装っているヒスイですが、本心では、誰よりもポケモンを慈しむ心優しい人間の一人です。そのことをポケモンたちは知っているかのように彼女を慕っています。

変わり者のおばあさん・ヒスイの担当声優は、一度は名前を聞いたことがある声優・野沢雅子さんです。野沢さんは、アニメ「ドラゴンボール」の主人公・孫悟空・悟飯・悟天、「ゲゲゲの鬼太郎」の鬼太郎、「銀河鉄道999」の星野鉄郎など、人気アニメの主人公の声をはじめ、少年・少女~老女役まで、幅広い役柄の声を演じてきました。ヒスイのどこかのキャラクターをのぞかせた演技は必見です。

ポケモン みんなの物語(映画)の主題歌を調査!

映画「ポケモンみんなの物語」の主題歌は、ポルノグラフィティが書き下ろした楽曲「ブレス」です。個性的なキャラクターと映画のあらすじを表現した心地よい主題歌です。

主題歌を担当したのはポルノグラフィティ

映画「ポケモンみんなの物語」の主題歌を担当したポルノグラフィティは、岡野昭仁と新藤晴一からなるロックバンドで、1999年にメジャーデビューを果たします。2019年には、ポルノグラフィティ結成20周年の節目の年を迎えます。

ポケモン みんなの物語(映画)を見た人の感想・評価は?

ポケモン映画は、子どもからかつて視聴していた大人まで世代問わず楽しめる映画シリーズです。2018年夏に公開された映画「ポケモン みんなの物語」を見た人の感想・評価を以下にまとめました。

まさに「みんなの物語」

これまでのポケモン映画では、主人公・サトシの目線で物語が進行されましたが、「ポケモン みんなの物語」では、それぞれの登場人物が独立して物語が展開される新感覚のストーリーに制作されました。タイトル通り「みんなの物語」だったとの感想がSNS上で多く投稿されています。また、登場するキャラクターが可愛い所もポケモン映画の魅力でしょう。

大人が見ても感動できる映画

ポケモンと人間との絆や登場人物たちの成長を描いたストーリーが多く制作されたポケモン映画は、子どもから大人まで楽しめる娯楽です。そして、映画「みんなの物語」は、思わず号泣してしまった大人やこどもより夢中になって見てしまった親御さんが多くみられ、大人も感動させてしまうほどの高い評価を得た作品でしょう。

登場人物たちに共感

複数の登場人物の視点を組み合わせて制作された「みんなの物語」の視聴中、個性的なキャラクターたちと自分の姿を重ねて見ていた大人も多かったでしょう。バトルシーンやギャグ要素が多く描かれることが多いアニメ版ポケモンでは体験できない感動が多く組み込まれた映画ポケモンは、大人になっても見続けていたいシリーズでしょう。

ポケモン みんなの物語(映画)を是非ご覧あれ!

ポケモンと聞いて子ども向けのアニメだと思われるでしょうが、2018年夏に公開された「ポケモン みんなの物語(映画)」は、大人だからこそ登場人物たちの思いを感じとることができ、同時に共感もできる、世代を問わず楽しめる映画です。子ども時代にポケモンを視聴していた大人も、もう一度ポケモンの世界を味わってみませんか。

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