奴隷区・リュウオウの正体と最後！母親やジュリアとの関係を調査！

奴隷区とは、原作はエブリスタという携帯小説で執筆されたものです。その他にも文庫化、漫画化、映画化までされ、2018年にはアニメ化もされました。とても人気の高い物語が奴隷区です。その中でも奴隷区のリュウオウは、序盤でもっとも多い奴隷を従えていて、圧倒的な力を見せつけてきます。

奴隷区のリュウオウの正体は一体誰なのでしょうか？その他にもリュウオウの母親や、奴隷のジュリアとの関係、リュウオウの最後はどうなるのかなどを、ネタバレ満載で記載していきます。奴隷区のリュウオウの謎に詳しく迫っていきます。

奴隷区のリュウオウの正体に迫る前に、まずは奴隷区のあらすじを紹介します。ネタバレも含んだ内容となります。奴隷区とは、SCM（スレイブ・コントロール・メソッド）という、口の中に矯正器具のような物を装着し、勝負をして負けると勝った者の奴隷になります。勝った者は主人となり、奴隷に命令することができるようになります。主人の命令は絶対です。拒否することは出来ません。

SCMを装着するには、上の歯10本あれば誰にでも装着可能になります。動物や子供でも装着できます。主人の命令には絶対ですが、奴隷の命に係わる事、その他にも人間の限界を超えた行為などには、従えないです。その他にも奴隷の感情までは操れないなど、いくつか条件があります。主人同士が勝負をして片方が負けた場合は負けた主人とその奴隷も一緒に、勝った主人の奴隷になります。

奴隷区では一度SCMを装着した人は、解放されるには2つの条件しかありません。1つ目はSCMを外す。SCMは24時間以上外していると、脳に信号が走り、脳を損傷してしまいます。その結果歩くことはもちろん、話すことも出来ず、尿も垂れ流し状態となり、とても普段通りの生活に戻れる事はありません。2つ目は主人が解放宣言をすれば解放されます。その他には逃れる手段はありません。

奴隷区では、SCMを手に入れた者たちが、様々な方法で勝負を挑み、己の欲望のため、金のため、復讐のため、その他にも色々なの思いの中で戦いながら、奴隷を増やしていくというストーリーになっています。単純な勝負だけではなく、心理戦なども用いて、頭脳勝負などもありとても面白い内容になっています。様々な人間の関係性なども垣間見えて、読んでいくとハマっていきます。奴隷区の最後はどうなるのでしょうか。

奴隷区のリュウオウについてネタバレで書いていきます。奴隷区の悪魔の装置であるSCMについてとても詳しく書かれているサイトがありました。春のジャマイカという人が書いたサイトです。内容は、とても鬼畜な人体実験でした。SCMをつけてどこまで操ることが出来るかなどを、実験した映像入りのサイトでした。そのサイトをアップした春のジャマイカの正体が、リュウオウだったのです。

奴隷区のリュウオウの正体は、なんと子供でした。子供と言えど、かなり高い頭脳を持ち、冷静沈着。とても子供がするような事ではない事も平気でします。その他のSCM所有者達もリュウオウの正体が子供と分かり驚きを隠せませんでした。ジュリアやその他の奴隷などを使い、奴隷をどんどん増やしていきます。リュウオウの目的はお金でした。大量の奴隷を使い、お金を増やすためにSCMを始めました。

リュウオウには3000万円のお金が必要でした。ネタバレになりますがリュウオウは母親を助けるために、大金を集めています。母親を解放するために、母親と平穏に暮らすために。その望みを叶えるためだけに、リュウオウは子供とは思えないほど、SCMを熟知し、奴隷を集め、大金を手に入れる為に突き進み続けます。

奴隷区のリュウオウ、その母親の正体とは？奴隷区のリュウオウは何から母親を救い出そうとしているのか、その他ネタバレありで書いていきます。リュウオウの母親について詳しく考察します。奴隷区のリュウオウの母親は何故ほとんど自宅にいないのでしょうか。

奴隷区のリュウオウの母親は普段ほとんど家にはいません。風俗店で働いています。男に貢いで、簡単に返せないほどの莫大な借金をしています。風俗店のオーナー、練馬ムオンから母親を解放する為に3000万円を用意しろと言われ、リュウオウは子供ながら母親の為に借金の返済をしています。

奴隷区のリュウオウと母親の親子関係はよくありません。子供のリュウオウは母親の愛を受け取る事が出来ず育ちました。母親は男にハマり、子供のリュウオウを愛する事はありませんでした。ネタバレになりますが、リュウオウは母親がレイプされて、授かった子供である事も関係しているようです。

奴隷区のリュウオウはまだ9歳の子供です。頭脳はずば抜けていても、どれだけ冷酷な態度を見せようとも、本当の心は母親の愛情を欲する子供です。悪魔の装置SCMに手を出してでも、母親との生活を取り戻したくて、母親の愛情を自分に振り向かせたくてその一心で戦い続けています。

奴隷区のリュウオウとジュリアの関係についてネタバレしていきます。奴隷区のリュウオウとジュリア。この二人の関係はとても深いものです。二人は主従関係よりも深い思いがあるのでしょうか。ジュリアの正体、リュウオウとの出会い、その他にもネタバレ満載で二人の関係に迫ります。

奴隷区のジュリアはもともとホストのセイヤと恋人同士でした。しかしセイヤに強烈な恋心を抱き、付きまとう女性がSCMを使いセイヤを奴隷化します。奴隷化したセイヤにジュリアと別れるよう命令し、ジュリアは振られてしまいます。行き場を無くし、ネットカフェで寝泊まりをしているジュリアに、家を提供してくれる話があり、その家に住んでいたのがリュウオウとリュウオウの母親でした。

リュウオウはジュリアにゲームをやらないかと持ちかけSCMをつけさせ、何も知らないジュリアをあっさりと奴隷にしてしまいます。リュウオウはジュリアを使い、奴隷はどこまで命令をきくかなどの実験を行い、春のジャマイカとしてサイトにアップしました。

ジュリアを使い、リュウオウは母親を助ける為、風俗店のオーナーに攻撃を仕掛けますが、相手もSCMの存在を知っており、勝つことはできませんでした。そこで母親を返してほしければ大金を用意するように言われます。リュウオウの目的を知ったジュリアは、リュウオウの傍にいて、助けることを決意します。

奴隷区での第二段階とは、奴隷として３ヶ月経過すると、奴隷は主人に心まで捧げるようになるというものです。ジュリアは既に第二段階に入っており、リュウオウを神のように崇拝していました。身も心も全てを主人に捧げている状態です。

奴隷区のリュウオウの最後はどうなるのでしょうか？奴隷区の悪魔の装置SCMに関わってしまった人たちの最後はどんな結末を迎えるのでしょう。日常生活に戻る事は出来たのでしょうか。リュウオウとジュリアの関係は終わってしまうのでしょうか。奴隷区のリュウオウの最後をネタバレありで記載していきます。

奴隷区の完全なネタバレになりますが、最後にはリュウオウも奴隷にされてしまいます。圧倒的な知識で着実に奴隷を増やし続けてきたリュウオウ。あと一歩で母親を救うための資金も溜まります。そんな時にジュリアのお腹の中に子供が出来ていることを知ることになります。

お腹の赤ちゃんの父親の正体は一体誰なのか。リュウオウなのか。その他の男なのか。ジュリアはお腹の子供がリュウオウ様だったらいいのにと嘆きます。しかしお腹の子供の父親は元恋人のセイヤでした。リュウオウはジュリアのお腹の子供の存在を知り、考え方が変わります。

奴隷区のリュウオウは今まで母親を解放する為だけに、貯めてきた大金を全てジュリアへと差し出します。赤ちゃんの為に使ってほしいと言います。このお金でもし母親を解放したところで、決して自分の母親にはなれない。愛情を与えてはくれない、また同じように男に貢ぎ、同じ生活へと戻っていく事が分かっていたのです。

母親解放への希望を失い、すっかり戦意が喪失したリュウオウは、SCMの戦いを全てリュウオウの奴隷の中央に丸投げしてしまいます。J-SCMという反則級なSCMをもつ世田谷に、リュウオウはジュリアを人質にされ、負けてしまいます。それによりリュウオウはもちろん、リュウオウ一派は全員、世田谷の奴隷となりました。

奴隷区の完全なネタバレですが、ラストはリュウオウもジュリアも他の奴隷たちも全員解放されます。SCMを世にバラまいた黒幕、世田谷。J-SCMという反則的なSCMを使い、ほとんどを世田谷勢力としますが、港タキオにJ-SCMを奪われ、港の天下となります。奴隷狩りと称して奴隷たちに極悪非道な行いを繰り返します。

奴隷区の22人の奴隷が港に負け、絶望した時に現れたのが、品川ゼロの中にいるもう一人の人格、江東キヨでした。江東キヨは簡単に港を圧倒し、敗北させます。これで奴隷区の23人の奴隷が全員、江東キヨの奴隷となりました。江東キヨは息子のゼロを奴隷区の渦の中に巻き込んだリュウオウに憎しみを向けますが、息子達のの説得により、怒りを鎮めます。

二人の息子との会話が終わると、安心した江東キヨは、「主人より命令します。奴隷23人全員を解放します」と奴隷の解放宣言をします。これによりSCMの奴隷から全員解放されました。解放宣言と共に、江東キヨは品川ゼロの中から消え去ります。解放された奴隷たちは日常生活に戻ることができました。

奴隷区での最後のSCM対決が終わり、解放された奴隷たち。リュウオウとジュリアもお別れすることになります。お互いの今後を気遣う言葉をかけながら、最後にリュウオウを抱きしめるジュリア。リュウオウの奴隷だった中央も、リュウオウに困ったことがあれば頼れと言葉をかけます。それを聞いたリュウオウは嬉しそうな表情を見せます。

風俗店オーナーの練馬ムオンの計らいで、リュウオウの母親の借金は帳消しになり、母親は解放されます。それによりリュウオウ親子は、母親と子供の二人の新生活が始まります。ジュリアも子供を出産し、悪戦苦闘しながらも、母子ともに健康な日々を過ごします。奴隷区SCMに関わった人達はそれぞれ少しづつ日常生活を取り戻していきました。

奴隷区のリュウオウの正体は、まさかの9歳の子供、江戸川リュウオウでした。子供とは思えないほどの頭脳を持ち、誰よりもSCMについての知識を深く持っていました。リュウオウが奴隷区の悪魔の装置SCMに手を出した理由は、練馬ムオンの経営する風俗店から、母親を解放する為でした。3000万円の大金を手に入れる為、奴隷を次々に増やしていきました。

リュウオウは最初に手に入れた奴隷のジュリアを使い、様々な実験などを繰り返し、奴隷を増やす為の知識をつけました。次第にジュリアはSCMの第二段階という、主人を神のように崇拝する状態にまでなりました。リュウオウを崇拝するジュリアは、リュウオウの為ならどんなことでもやりました。次第にリュウオウ勢力は拡大し、かなり大きな勢力となりました。

順調に奴隷を増やしていたリュウオウでしたが、ジュリアの妊娠をきっかけに、母親への希望が絶たれ、戦意を喪失してしまいます。世田谷の持つチートな能力のSCM、J-SCMの登場によりリュウオウ及び、リュウオウ一派、その他の勢力も奴隷にされてしまいました。

最終的には品川ゼロの中にあるもう一つの人格、江東キヨにより、全ての奴隷が解放されることとなりました。江東キヨの奴隷解放宣言により、SCMに関わった全ての人達は、悪魔の装置から解放されいつもの日常へと徐々に戻っていくこととなりました。リュウオウも母親を解放され、新たな生活が始まるという形で締めくくられています。

この記事では、奴隷区のリュウオウについて詳しくネタバレで記載していきましたがいかがだったでしょうか？奴隷区には魅力的なキャラクターが多数存在しています。一人一人の生い立ちや、怒りや悲しみなどの感情、ただ快楽の為だけに手を染めたキャラクターなど、個性的な様々なキャラクター達が、色々な立ち回りをし、話が進んでいきます。

本編では、SCMの開発者や、なぜ世間に出回ったのかなどの経緯も書かれていて、奥深い内容となっています。奴隷区は様々なメディアで放送されていて、とても人気のある作品です。詳しい内容を知るほど、面白くなります。奴隷区に是非一度目を通してみてはいかがでしょうか。