奴隷区の登場人物まとめ！名前やあらすじ・結末ネタバレ注意！

「奴隷区」は、平凡な日常に飽き飽きしていたエイヤと「SCM」を使って自分の力を試したいユウガが出会った事がきっかけでストーリーが始まります。登場人物は、東京の地名に関する名前が使われているので覚えやすいです。この記事では、奴隷区に登場する人物の名前やあらすじや結末のネタバレを紹介していきます。

奴隷区のあらすじは、エイヤがSCMに興味のあるユウガに誘われてパートナーになり、ユウガが奴隷になってしまった時に助ける約束をしました。SCMを使って奴隷の事をブログに書いている「春のジャマイカ」という人物に2人は注目し、接触を測ろうとしましたが正体不明です。

「奴隷区」は、登場人物が多く1人1人それぞれの視点でストーリーが進んで行くので、話によって主人公が立ち代わります。SCMを持っている人間同士の騙し合いや、SCMを使う事で人格自体が変わっていってしまうシーンなどがとてもリアルです。一度奴隷を得た人間が、解放する事ができるのか見どころになっています。

奴隷区の「SCM」は、正式名「スレイブ・コントロール・メソット」という器具で、上の歯に装着します。SCMを付けている者同士で勝負し勝った方が主人となり命令する事ができますが、奴隷の感情を操ったり直接死に関わるような命令はくだせません。生理現象は、奴隷の忍耐次第になっていて、主人に対して嘘を付く事ができ無くなります。

奴隷区は、SCMを付けている者同士が近づくと、振動するようになっています。奴隷になった場合でも解放される手段が2つあります。1つ目は、主人が奴隷を解放すると宣言する事。2つ目は、24時間以上SCMを外しておく事です。24時間以上SCMを外していると、解放はされますが脳に大きな障害が残るので、普通の生活ができなくなります。

主人公である「荒川エイヤ」は、基本的にアツくなれない性格で日常に退屈していました。大田ユウガと出会い、SCMの事を知りユウガに協力する事になります。奴隷区の登場人物の中でも、頭が良く観察力に優れています。

エイヤの友達と付き合っていた「大田ユウガ」は、店内で見かけた男女の関係を当てたエイヤの能力見抜きます。自分の実力や頭脳を試したいユウガは、エイヤに300万とSCMを渡して相棒になってもらいました。奴隷区の中でも自意識過剰で、ナルシストな一面があります。

立川シンノスケは、大田ユウガの親友で一緒に起業する約束をしていましたが、SCMの危険性を知り手放しました。300万円持ち逃げしたユウガの事を探しています。奴隷区の登場人物の中で唯一名前に、地名が入っておらず結末で真相が明らかになりました。

奴隷区の杉並ルシエは、ネットで知り合った「目黒マサカズ」に性的暴行をされた復讐をする為にSCMを入手します。SCMを手放したい「立川シンノスケ」からSCMを購入し、目黒に送り付けて勝負を挑みました。見事に目黒に勝利し、目黒を使い自分に危害を加えた人間に復讐します。

目黒マサカズは、ギャンブルが好きな中年で「杉並ルシエ」に性的暴行を加えて復讐された。SCMの事を知らずに、ルシエから送られたSCMを装着してしまいます。勝負に負け奴隷になりました。

堂島アヤカは、風俗嬢で「新宿セイヤ」の事を愛していて春のジャマイカのブログを読み、裏ルールがある事を知ります。セイヤとSCMを付けて勝負し、勝負に勝ったアヤカはセイヤを奴隷にして彼女と別れさせました。

新宿セイヤは、ホストをしていて鬱陶しくなった「堂島アヤカ」を奴隷にしようとします。アヤカに騙されて自分が奴隷になってしまい、アヤカの命令で彼女の「葛飾ジュリア」と別れる事になりました。ホストクラブに現れたユウガとエイヤに勝負を挑まれ、負けてしまいます。

葛飾ジュリアは、元々「新宿セイヤ」の彼女でした。アヤカの奴隷から解放されたセイヤと再会し、先行勝負でセイヤを奴隷にします。「春のジャマイカ」のブログに写真が載っていてジュリアは、裏ルールの第二段階に入っておりリュウオウの事を崇拝しています。自らリュウオウの名前を肩に彫りました。

中野タイジュは、女装癖のある男性で「足立シヲリ」の事が好きでSCMを使って奴隷になりたいと思っています。シヲリに勝負を挑み勝利してしまいました。普段は、おとなしい性格ですが凶暴な一面があります。

足立シヲリは、お姫様カフェで働いています。常連客である「中野タイジュ」にSCMの勝負を挑まれた事がきっかけで、SCMをつかいはじめました。男勝りな性格で、言葉使いも荒いですが優しく思いやりのある登場人物です。

文京ゼンイチは、頭を使って勝負するわけではなく暴力で全部解決しようとします。「練馬ムオン」にSCMを勧められ、SCMを使い始めます。強引な暴力によって、足立シヲリを奴隷にしました。「堂島アヤカ」に暴力を振るい、怪我をさせたこともあります。

中央アタルは、過去に「サクラ」という名前の恋人を無くしてから真面目に働いていました。キャバクラに行った際にサクラに似た「葛飾ジュリア」に、SCMを使った勝負を挑まれて奴隷になります。ジュリアの主人であるリュウオウに仕えていて、一番信頼されている登場人物です。

墨田ズシオウマルは、奴隷区の中で唯一SCMを付けている犬です。元々は「荒川エイヤ」に育てられていましたが、家を飛び出してしまいSCM開発者の「墨田」に拾われて生活していました。首輪に「ZUSHIOHMARU」と名前が書かれていて、エイヤと再会を果たしました。

渋谷サチは、女子大学生で「葛飾ジュリア」と同じキャバクラで働いています。ジュリアが同じキャバクラに来るまでNo.1だったサチは、ジュリアを妬んでいました。キャバクラに来た「港タキオ」にSCMを使った勝負を挑まれて、敗北してしまい奴隷になってしまいます。

品川ゼロは、いじめられた経験があり内気な性格です。リュウオウに敗北した人物からSCMを手に入れて、リュウオウに勝負を挑みますが敗北してしまい奴隷になります。奴隷になったにも関わらず、リュウオウの命令を無視しパニックを起こしました。結末にかけて重要な人物になります。

板橋ゲッコウは、呪いなどを信じていてSCMを装着していない状態でもSCMを付けている人間がわかります。深夜のネット番組に登場する「千代田マリア」を崇拝していて、SCMを感知できる能力を使いマリアに協力する。

千代田マリアは、普段は美容室で働いていますが、深夜にネット番組で悩み相談を受けています。マリアの事を崇拝している「板橋ゲッコウ」の能力を知り味方にしました。「品川ゼロ」の母親である「江東キヨ」の事を尊敬しています。

港タキオは、元々「葛飾ジュリア」を奴隷にしたくてSCMを使い始めたが、ジュリアではなく「渋谷サチ」を奴隷にする事に成功した。プライドが高く、見下した人間を従わせるためにSCMに手を出しました。結末にかけて力を発揮していきます。

練馬ムオンは「ムオングループ」という風俗業界トップクラスの経営者です。紳士的だが、冷酷な性格をしています。名前は違いますが孫の「北ミナミ」の事を溺愛していて、ミナミの奴隷にされた事もありました。「江戸川リュウオウ」の母親が、ムオンが経営している風俗で働いています。

北ミナミは、高校生で「練馬ムオン」の孫です。「葛飾ジュリア」が星マークのSCMを探す際に、潜入した高校にミナミはいました。自信過剰で、礼儀知らずな性格です。

台東フジコは、片思いしている「立川シンノスケ」を探し出し奴隷にしてもらう事を望んでいる。自称「頭がおかしい人」と名乗っていて、リュウオウに勝負を仕掛けますが敗北してしまい奴隷になります。リュウオウの命令で「北ミナミ」が通ってる高校に教師として潜入しました。

世田谷ツバキは、SCMを開発した「ズシオウマル」を拾った「墨田シンノスケ」からSCMを奪い世の中にバラまいた人物です。「葛飾ジュリア」と「台東フジコ」が潜入した高校の教師で、特別なSCMを保有してます。

江戸川リュウオウは、9歳の子供ですが頭がとても良くたくさんの奴隷を従えています。SCMのブロガーで「春のジャマイカ」という名前を使い、ジュリアの記録などを載せている。母親が「練馬ムオン」の風俗店で働いていて、母親を救うお金を貯める為に奴隷を集めに奮闘しています。序盤では、姿を見せず名前しかわかりませんでした

エイヤとユウガは、ある仮説を立てた上で「新宿セイヤ」と「堂島アヤカ」に勝負を挑みSCMの仕組みに気が付きました。重要なのは、勝敗ではなく敗北感であるという事がわかりました。SCMは、責任感を増幅させ敗北を認めた事によって反応するという仕組みです。

「春のジャマイカ」という名前でブログをしているリュウオウの記事を見たユウガ達は、SCMに第二段階がある事を知ります。ただ命令に従う第一段階とは違い、第二段階は心まで主人に捧げる事が判明しました。第二段階になるには、2000時間必要になるとされています。

奴隷区でSCMを付けている人間の位置は、マルと三角で表示されます。「葛飾ジュリア」と「台東フジコ」がリュウオウに潜入を命令された理由は、星のSCMの反応が出た事がきっかけです。星マークのSCMの持ち主は、高校教師で元々SCM開発者「墨田」の助手である「世田谷ツバキ」でした。

ツバキが装着しているSCMは、他のSCMと違って「J-SCM」と言われる改良がされたSCMです。特別なSCMの為星マークで表示される事がわかりました。強制的に勝負を仕掛ける事ができるSCMで、高校に潜入した「台東フジコ」を奴隷にしています。

結末に近付くにかけて、奴隷や主人の関係が大きく動きだします。最終巻から結末にかけてのあらすじと、ネタバレを紹介していきます。

奴隷区の最終巻までのあらすじは、序盤に「葛飾ジュリア」や「中央アタル」を使って奴隷を増やしていた「江戸川リュウオウ」ですが、お金を集めても母親が自分の親になる事がないと気づいてしまい目的を失います。結末にかけてリュウオウの代わりに「中央アタル」が指揮を取りながら「世田谷ツバキ」を追いかけていましたが、ジュリアを人質に取られてリュウオウを奴隷にしました。

世田谷ツバキは、高校に潜入した「台東フジコ」を奴隷にした事をきっかけに次々と奴隷を増やしていきます。「中央アタル」の動きに気づき、ジュリアを人質に取りリュウオウを奴隷にしました。結末に近づくにつれて、奴隷を増やしていきます。

ユウガを助ける為にSCMを使い始めたエイヤは、SCMを無くすために奴隷を集めます。リュウオウの奴隷を手に入れた「世田谷ツバキ」に狙われ、自分の奴隷をすべて取られてしまいました。エイヤは、ズシオウマルやユウガを助ける為に「立川シンノスケ」に協力を依頼します。

「港タキオ」は、地道な戦略で「世田谷ツバキ」が信頼していた「台東フジコ」を秘かに奴隷にしていました。気がつかなかったツバキは、戦略にハマり奴隷になっただけでなく「J-SCM」を取られてしまいます。世田谷ツバキの奴隷を全員手に入れたタキオは、奴隷たちに酷い扱いをしていました。

最終巻のあらすじは、奴隷たちを解放したい「荒川エイヤ」に協力を頼まれた「立川シンノスケ」が「港タキオ」に立ち向かいます。2人は、タキオとの勝負に順調に勝ち進んでいきますがリュウオウに負けてしまい全員が、タキオの奴隷になりました。

奴隷区の結末のあらすじは、タキオが奴隷にしたシンノスケをサンドバッグにして、エイヤは別の場所に縛り付けます。ゼロを連れてタキオがエイヤの元に向かい勝負を持ち掛けますが、勝負を受けたのはゼロではなく母親の人格である「江東キヨ」でした。先行勝負になっていた為、タキオは勝負に負けてしまいます。

江東キヨは、ゼロとシンノスケの母親で父親の名前は「墨田シンノスケ」である事が判明しました。全員を奴隷にしたキヨは、ゼロとシンノスケの大丈夫という言葉を聞き「Blessed」と言い奴隷を全員解放しました。

この記事では、奴隷区の登場人物とあらすじと結末のネタバレを紹介していきました。奴隷解放後のストーリーもあるので、興味のある方は読んでみてください。奴隷区は、漫画と実写版ではストーリーや設定が少し違うのでどちらかを見た方にも楽しみやすくなっています。