ルパン三世の名言まとめ！不二子や次元などキャラクター別のかっこいい名セリフ集

幅広い年代に人気の日本を代表する作品『ルパン三世』は、現在でも劇場版やテレビアニメシリーズが放送されており勢いがとどまるところを知りません。今回は多くのシリーズがある中からピックアップしてかっこいい名言・名セリフをキャラクター別にまとめて紹介いたします。かっこいいルパン達から名言で男の美学、女の美学を学びましょう！

『ルパン三世』はモンキー・パンチ先生によるアクション漫画です。1967年から1969年まで「漫画アクション」にて全94話連載されており、現在のようなユーモアたっぷりの描写よりもハードボイルド色の強い作品でした。1971年からテレビアニメが放送されたものの第1期は打ち切られました。しかし再放送を繰り返すうちに、人気が高まり1977年に第2期が製作されることになりました。

徐々に大人たちの間にもルパン三世が浸透し、1984年に第3期、2000年代に入ってからは2012年にルパン三世のスピンオフ作品「LUPIN the Thied-峰不二子という女-」、2014年「LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標」、2015年には第4期、2017年「LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門」、2018年には第5期が放送・公開されています。またテレビスペシャルとして不定期に長編作品が放送されています。

アニメ作品も長期化になるにしたがって声優も変更になっています。初期ルパン三世は山田康雄さんが担当していましたが亡くなったことから、1995年からは栗田寛一さんに変更になっています。その他主要キャスト陣も石川五ェ門、峰不二子、銭形警部は2012年からキャストが一新されており、次元大介役の小林清志さんは当初から出演している唯一のキャストになります。声優が変更になってもそれを感じさせない役作りは好評です。

『ルパン三世』の主人公であり、アルセーヌ・ルパンの孫であり神出鬼没の大泥棒です。アニメ版では様々な作画担当によってキャラクターデザインが違うことが多いですが、一般的には細長い顔と、手足、もみ上げ、ジャケットにネクタイが特徴的です。ユーモアがあり好みの女性にはとことん弱いのですが、ずる賢く策略家、盗みに関してはあらゆる情報・知識があり天才と言っても過言ではないとファンから評価されています。

盗みの際には現金よりも、名のある美術品や装飾品、宝石が多いですが、宝そのものが目当てというより犯行の難易度の高く困難な状況で鮮やかに盗み出す手順を好んでいるようです。身体能力も非常に高く、あまり語られることはありませんが射撃能力も次元に匹敵するほどの実力を持っています。愛用する拳銃はワルサーP38を使用しています。原作とアニメ版の性格の違いもあるので見比べてみるのも面白いかもしれません。

ルパン三世1stの第1話「ルパンは燃えているか…！？」で峰不二子の運転する車に乗ったルパンが言ったセリフです。こんなセリフがさらりと言えてしまうのはさすがルパンと言ったところでしょうか。不二子に何度も騙されても、彼女には魅力があり輝いて見えるのでしょう。ルパンの女性に対する寛容さや優しさは紳士的で惚れてしまうファンも多いのではないでしょうか。

「男はよ、騙されるために生きてんだ」のセリフは『ルパン三世 ナポレオンの辞書を奪え』からのセリフです。先ほどの「裏切りは女のアクセサリーのようなものさ」に通ずるものがあります。ロマンチストで女性に対して分かっていても騙されてあげるルパンの器の大きさに驚かされる名言です。

ルパンの名言は女性や、峰不二子に対してのセリフも多くあります。今回のこのセリフの他にも『ルパン三世 くたばれ!ノストラダムス』で峰不二子に似た女性に「(不二子は)金と光物が大好きで、気が強くってよく裏切る」と言った後に「また騙されてみようって気になっちゃう、女さ」などというセリフもあります。それだけ不二子への愛が深いと感じられる言葉です。

『ルパン三世 東方見聞録～アナザーページ～』からの名言です。夕暮のオレンジ色に染まる川岸でルパンがヒロインのリサ・アルジェントに「分からねえ、か。その甘え、そろそろ卒業しなくちゃな。自分で決めなきゃ明日は開かれねぇんだぜ、お嬢ちゃん！」と人としての道を説いました。大泥棒として数多くのピンチを乗り越えてきたルパンだからこそ言えると評価されている名セリフです。

「ルパン三世 ルパンVS複製人間」からのシーンです。このシーンは複製人間の中でも名シーンと言われています。このセリフ聞いた視聴者も話の流れから不二子のことなのかなと思いますが、「夢、盗まれたからな」の後に次元は夢とは女(=不二子)のことかと尋ねます。ルパンは明確な答えを出さずに「…実際、クラシックだよ。お前ってやつは」と返答をしています。果たしてルパンの言う"夢"とは何でしょうか？

作中で敵であるマモーがルパンの脳内をのぞくシーンがあるのですが、ルパンの本質は夢を見ない男でした。"ルパン三世"として充実な日々を送っており、それで満足だったのです。ですがマモーは本物のルパンは死んでおり、お前は偽物かもしれないと告げるのです。ルパンは自分のアイデンティティー(=夢)を守るためにマモーと対峙することを決めた深い名言です。

ルパン三世2ndの第3話「ヒトラーの遺産」からの名言です。アニメ2ndが放送されたときにはまだベルリンには壁が存在していました。今回のターゲットはヒトラーの遺産のありかを知っている人物でありベルリンの壁を乗り越えなければお宝にありつけないと仲間の言われたときに「壁なんて超えるためにあるんだ」と言えてしまうのはルパンが狙った獲物は逃がさない大泥棒であるが故なのでしょう。

こちらの名言は「ルパン三世 くたばれ！ノストラダムス」です。刑務所に入れられてしまったルパンですが、脱獄を試みます。同室の人に「ここから逃げられたヤツはいない」と釘をさされますが「人生を楽しむコツは、どれだけバカなことを考えられるかなんだ」と言うのでした。"長い人生、ルパンのように大らかな気持ちで楽しみたい！"と思っている方もいるのではないでしょうか。

ルパン三世2ndの第82話「とっつあん人質救出作戦」からルパンが銭形のとっつあんを想う名言です。銭形警部が人質で連れ去られてしまい、このままでは殺されてしまうと思ったルパンは銭形警部を救出しようと言い出します。そのときに言ったセリフが「扉のない金庫から盗んでもちっともおもしろかねぇんだ。とっつあんに追われてないと、一味違うんだよなぁ」というものです。

ちなみに銭形警部を救出する際、峰不二子は危険だといって降りますが、石川五エ門はルパンに付き、次元大介はサイコロで奇数が出たら行動を共にすると言いサイコロを振ります。見事奇数が出たのですが、実はこのサイコロは奇数しか出ないようになっており、一緒に行くと素直に言えない次元の可愛らしさが垣間見えるシーンとしても有名です。

こちらもルパン三世2ndからです。第139話「ルパンのすべてを盗め」から次元とルパンの会話シーンからの名言です。身だしなみを整えオシャレをするルパンを片目に罠かもしれないと忠告する次元に「大人の恋は甘い罠はつきものよ」と言います。大人の恋愛を知っており、余裕を感じられるかっこいいセリフとして人気です。

ルパン三世2ndの第76話「シェークスピアを知っているかい」からのセリフです。この話ではヒロインのアンジェリカが出てくるのですが、彼女が犠牲になってしまう悲しい話でもあります。人種差別という社会に切り込んだ1話であり、そこでルパンが放った「黒だ白だ黄色だって言うのは嫌いなんだよ」は男前でありながら、世界中がルパンのような考えを持ってほしいと願わずにはいられないと評判の名言です。

『ルパン三世～コピーキャットは真夏の蝶』からの名言です。ヒロインであるベッキーがルパンの相棒になりたいと頼んだ時のやり取りの中で出たセリフです。ルパンのように人生を生き生きと過ごしている人は常に日々変化を求めています。人生はたった一度きり、平凡な日常から1歩踏み出す勇気をくれると人気の言葉です。

次元大介は一部ファンの間では「名言放出機」と言われているほど名言が非常に多いです。次元はルパンの相棒であり狙撃手で、クールで渋いキャラクターです。現在ではルパンの良き理解者であるも、昔は殺し屋稼業だったため因縁のある敵が作中にも多く登場しています。五ェ門とは気が合いコンビを組むことが多いが、不二子の場合は敵とグルであることを疑い「ろくなことがない」と愚痴をこぼすこともあります。

次元と言えば拳銃の他、猫背で顎髭を生やし、ダーク色のスーツと帽子を着用しているのが特徴です。愛用の銃はS&W M19コンバット・マグナムで作中での使用頻度は高く、「GREEN vs RED」では40年も使っていると語っている描写があります。拳銃は女性以上に大切に扱い、次元の名言は銃に関することが多いです。ルパンのように体術や武術は不得意なものの、それなりの強さを持っているキャラクターとして描かれています。

こちらの名言はルパン三世2ndの第45話「殺しはワインの匂い」からです。ルパンがカワイコちゃんにあげる宝石に悩んでおりどちらをカワイコちゃんにあげればいいのか質問して返ってきた答えが「まず不二子にやるのを選べ。残ったのがカワイコちゃん」と助言します。これには「さすが次元だ」とルパンも納得の様子で、長年相棒としているからこそ不二子=本命を先に選べと言ったのでしょう。

続いてこちらもルパン三世2ndの第129話「次元の男心の優しさに見た」からです。次元ファンの間では有名な話と名言です。外は危険だと止める宿主に「チップを弾むから勇気を分けてくれねぇか」と一言、こんなセリフが似合う次元のかっこよさが分かると評判です。単独行動だったからこそ次元から出た本音なのかもしれません。

ルパン三世PART3の第27話「暗号名はアラスカの星」からの次元の名言です。次元が殺し屋だった時代に、とある男と戦った話なのですが、バーカウンターでお酒を嗜みながら語る姿がかっこよく魅力的です。「俺たちの世界では、同じ腕のヤツはいらねぇんだ。勝つか負けるか、それしかねぇ」と自分自身の付加価値問う次元らしいと人気の名セリフです。

「ルパン三世 ルパンVS複製人間」からの名言です。ゴードンにアメリカ海軍の施設のような場所に連れ去られた次元と五ェ門がルパンの居場所を吐けと拷問をチラつかせて脅すシーンで次元が言ったセリフです。マリリン・モンローとハンフリー・ボガードはアメリカの世界的有名なスターであり、ファンを辞めると言ったのはアメリカに憤りを感じていたために出たセリフです。

こちらの名言は『ルパン三世 ロシアより愛をこめて』です。普段では使わないセリフではありますが次元が使うと格別にかっこいいセリフになります。敵がいるところに乗り込み、拳銃を腹に突き立てます。ちなみにこのタイトルは「007」でも同じタイトルのものがありそれに由来しています。1992年の作品ながらも根強い人気です。

『ルパン三世 ルパン暗殺命令』からの次元の名言です。次元がカレンとの因縁がありながらもラストは涙する、ハードボイルドでありこれぞルパン三世という作品です。このセリフは拳銃に対する次元のセリフであり、女性に例えて語っています。「ルパン暗殺命令は」ルパンだけでなく、ヒロインのカレンも五ェ門もとても魅了的に描かれています。

2008年の作品「GREEN vs RED」からのセリフです。敵のへリに飛びつき、普段は隠れている目をチラつかせ拳銃を向けて仕事正確にスマートにこなします。おっさんをなめてかかっちゃいけません。次元のよう仕事を淡々とこなしてしまう上司がほしいと思っている方もいるのではないでしょうか。

1991年の作品『ルパン三世 ナポレオンの辞書を奪え』からの名言です。大人になったからこそ魅力的に感じるセリフです。銭形警部と女刑事に追いかけられている時に言ったセリフになります。この前にももう一ついいことを言っているのでそれは次で紹介します。『ナポレオンの辞書を奪え』は自由と組織の対立が描かれているため"自由"に関するセリフが多く登場します。

こちらも『ルパン三世 ナポレオンの辞書を奪え』からで同じく追われる中での女性刑事との掛け合いになります。このセリフで組織に忠実だった女刑事は惑わされます。社会人になるとなかなか難しいことですが、たまにはルパン達のように自由に楽しく生きるのもいいのではないでしょうか？

ルパン三世2ndの第111話「インベーダー金庫は開いたか？」からの名言です。次元の昔のガールフレンドのキャサリンが目の前に現れ、自宅の金庫に眠るダイヤを盗まないかと提案します。彼女は明日も生きれるかも分からず、死ぬ前に一度次元と対決してみたかったと語ります。そしてキャサリンの寝室にあった昔の自分の写真を撃ち抜いた後に言ったセリフです。

ルパン一家の一員であるものの、一緒に行動することは少なく単独行動をしていることが多いですがいざという時は駆けつけルパン達の手助けをしています。袴姿に斬鉄剣を所持し「またつまらぬ物を斬ってしまった」と決め台詞も有名です。古風なイメージが強いものの、大抵の乗り物は難なく操縦し乗りこなしています。また戦いが終わった後に自分が未熟だと知ると勝手に旅に出たりやや自分勝手な部分も見られます。

日本文化・日本食をこよなく愛し、食べ物はほぼ日本食にこだわるといった徹底ぶりです。身体能力はルパン以上にすごいことがあり、雪駄を履きながら素早く走ったり、跳躍したり、高所から落下した場合でもきっちり着地を決めます。また斬鉄剣がなくとも空手の免許皆伝をしており、格闘家の達人と手合わせしても負けるたことはありません。視力も良く複数の弾丸を見切り斬鉄剣で切り落とす離れ業もやってみせています。

五ェ門の決め台詞といっても過言ではない有名な名言です。斬鉄剣を使用した後に必ずと言っていいほどこのセリフが飛び出します。ちなみに初めてこのセリフが使用されたのは劇場版第1作目『ルパンVS複製人間』でマモーの操るヘリコプターを斬ったときに初めて登場しました。その後、色々なものを斬っては「またつまらぬものを斬ってしまった」と呟いています。

その他に斬鉄剣で切ったものは、ヘリコプター以外に『カリオストロの城』では燃え盛るルパンの服を、『ワルサーP38』では床を、また建物や竜巻、列車、ダイヤモンド、ジェット機などありとあらゆるものを斬っています。

ルパン三世2ndの第112話「五右ヱ門危機一発」でのセリフです。最初はルパンの敵として登場しましたが次第に絆を深め、次元のような相棒とは違うものの切っても切れない縁で繋がっていることは間違いありません。そんな五ェ門が言ったこのセリフにはルパン達を大切に思う本心が垣間見えます。仲間のためなら命を惜しまない姿勢がと人気の名言です。

『ルパン三世 バビロン黄金伝説』より、五ェ門が唯一斬れなかったものです。銭形警部の部下であるチンジャオをに一目ぼれをし最終的には斬鉄剣で斬ることができませんでした。女性にはめっぽう弱い五ェ門ですが、紳士的で優しい部分も持ち合わせています。斬鉄剣で斬れないものは可憐な女性、そしてこんにゃくも斬れないことで有名です。

五ェ門の名言は2001年にTVシリーズのスペシャルで放送された『ルパン三世 アルカトラズコネクション』に多数登場します。「斬るのは未熟な我が心！」と五ェ門の侍精神が現れた言葉で自分に厳しくストイックさが表れています。自分を律するときに是非とも覚えておきたいと有名な名言です。

こちらも同じく『アルカトラズコネクション』からの名言です。「愛とは尽くすものでござる」のセリフに共感する方もいるのではないでしょうか？ルパンとはまた違った愛の形でまさに硬派な五ェ門にはピッタリと言われています。

１人の人に真摯に愛を注ぐ、そんな人になってみたいと思わせるセリフとして知られています。『アルカトラズコネクション』では五ェ門はスーザンという美女に騙されているのですが、それでも愛を貫く姿はカッコいいと評価されています。

こちらも『アルカトラズコネクション』からです。先ほどまで愛を語っていましたが、今度は現実的なセリフです。大和証券とのコラボTwitterでもこのセリフが掲載されています。確かに何事にもお金がないと楽しめまないのかもしれません。この作品がカジノメインの話で五ェ門がいつもの袴姿ではなく白いタキシードを着てディーラーに扮したり、洋服を着ていたりと五ェ門ファンにとっては貴重な作品です。

こちらのセリフは『ロシアより愛を込めて』からの名言です。悟りとは知らなかったことに気付くこと、宗教の意味では迷いを払拭し永遠の道理を会得するという意味があります。五ェ門のセリフのように確かに生きている間は必ず悩み・迷いが出てくるので悟りは得ることができないかもしれません。

『ルパン三世 お宝返却大作戦』からの名言です。先ほどの「悟りとは～」のセリフにも似ていますが、人生を一言で表しており共感する方も多くいらっしゃいます。その繰り返しの中に自由やバカなことを見つけ出し楽しく過ごしていこうとルパン達の名言には前向きに生きる言葉が非常に座右の銘のしたいと思っている方もいるのではないでしょうか？

峰不二子はルパン一家の中で唯一の女性キャラクターです。ルパンのことはよく裏切り、敵になることも多々あります。なのでルパン達も不二子が裏切る前提で作戦を立てていることが多く、たとえ横取りされたとしてもアニメ版では不二子が宝を手中に収めたことはほとんどありません。敵か味方かわからず、自分の物欲のために素直に生きる不二子に、憧れを抱く女性も多いのではないでしょうか。

また不二子と言えば華麗にバイクを乗りこなし颯爽と登場します。愛用の拳銃はFN ブローニングM1910とレミントン・デリンジャーですが銃器など所持品で常用しているものはほとんどありません。作中ではルパンをないがしろにすることがありますが、ルパンが本当に危機に陥った時には心底心配したりしていることから嫌いではない様子です。こうした小悪魔的な要素が峰不二子の魅力だと言われています。

2002年のOVA作品「生きていた魔術師」からの不二子の名言です。いつも通りルパンを騙してお宝を手に入れるのですが、魔術師によって操られた次元によって撃たれ海に沈んでいってしまいます。ルパンに復讐を果たし満足な魔術師の元に不二子が現れて「ルパンを撃ったアナタをあたし撃てるわよ」と銃を突き付けて言い放ちます。不二子がルパンを想う気持ちが現れたセリフです。

不二子の名言には自分を輝かせるための女の美学に関するものがとても多いです。こちらのセリフは「LUPIN the Thied-峰不二子という女-」の第5話「血塗れた三角」に登場します。ミステリアスな不二子ならではでセリフですが、少し隠し事があるぐらいが男性にとっては魅力的に感じるのではないでしょうか。

人と接するうえで笑顔は相手に好印象をもたらしますが、自分自身に嘘をついて笑ってばかりいても愛想のいい子で終わってしまう可能性もあります。不二子のように自分に正直に生きることができるからこそ輝いていられるのかもしれません。こちらのセリフも『LUPIN the Thied-峰不二子という女-』からになり、不二子が主人公の作品ということで数多くの名言が誕生しています。

『ルパン三世PART5』の第13話「弓と王女とテロリスト」からの不二子の名言です。この作品では不二子は欲望に忠実ですが、いろいろなキャラクターと絡むことで魅力がましており、女性から見ても「いい女」と感じるように描かれています。いつも追いかける恋愛をしている方は、不二子のように追われるような魅力を放つ自分になってみてはいかがでしょうか？

1997年に『週刊Weekly漫画アクション』に連載されたのShusay作画、高口里純脚本の漫画「宝石(ダイヤ)はもう誰も愛さない」からの不二子の名言になります。セリフはこの後も続き「～誰も愛さずに、愛されずによ。悲しむ女が減るわ」までが一つになります。遠回しにルパンのことを言っているようにも聞こえます。

『ルパン三世PART5』第14話『王国の盗み方』からの名セリフです。「また色仕掛け？」かと不二子に尋ねたときにこの答えが返ってきました。不二子にとっては女性としての自分が長所で、それだけ自信があるということです。自分の魅力がわかっているからこそのセリフだと言われています。

ルパン三世2nd第38話「ICPOの甘い罠」からのセリフです。警察が一切手出ししないという条件付きで不二子はルパン逮捕に協力します。ルパンを追いかける不二子ですが、ICPOはもちろん不二子を利用するだけ利用してルパンと一緒に逮捕することを考えていました。2人が銃を向け合い対峙したときに「女心をむやみに試したりするもんじゃないわ」というセリフを呟きます。

不二子はためらいなくルパンを撃ちますが、打ち込んだのは麻酔銃でした。ICPOにより2人は牢に入れられますが、これは牢屋にいる泥棒が飲み込んだダイヤを狙うために不二子とルパンが仕組んだ芝居でした。その後ダイヤはあっさり見つかります。ストーリーの流れはこのようなものですが「女心を試すもんじゃない」と一度は不二子のように言ってみたいセリフとして人気です。

『ルパン三世 ～愛のダ・カーポ～』からの名言になります。不二子は一見破天荒で悪女のイメージがありますが、言葉遣いは上品で、男性への甘え方も上手く、常に自分に自信を持っています。マイナス的な言葉は言いませんし、責任は自分で持ちます。美貌と色気も持ち合わせ永遠の美しさのために自分を磨き続けています。いつまでも女性でいることを忘れないように心に書き留めておきたいと評価されている名言です。

『アルカトラズコネクション』からの名言です。男を手玉に取るだけでなく、バイクを乗りこなし、武器を使いこなし、たまには計画的に実行に移し、守られるだけの女性ではありません。時には男性を頼らない強い女性になることも必要です。そんな女性がたまに弱さや甘えを見せる姿に男性はクラっとくるのかもしれません。

峰不二子には学ぶことがたくさんあります。アメとムチを上手く使い分け、1人でも堂々と生きていける芯の強さを持ち、生き生きしています。言葉も仕草も自分の女性という武器を使っています。不二子のような魅力的な女性になるには時には名言のようにワガママになってみるのも必要なのかもしれません。

銭形警部の有名な名セリフです。『カリオストロの城』のラストシーンで、ヒロインのクラリスとのやり取りで、洒落たセリフで今でも人気があり、ルパンファンでなくとも知っている方も多い名言の1つです。金曜ロードショーで度々放送されることがあり『カリオストロの城』は今もなおファンの心を鷲掴みにしています。

ルパン三世1st第1話「ルパンは燃えているか…！？」記念すべき銭形警部の初登場シーンです。峰不二子が後ろに付きルパンを逮捕した際にこのセリフを言いました。まずは自由でなければ人生を楽しむことができない、銭形警部は組織に縛られていないルパンに憧れを抱いていたのではなか、と指摘する声もあります。

ちなみにこの記念すべき第1話にはルパンが銭形警部から逃げ切ったあと不二子の車に姿を現し「裏切りは女のアクセサリーのようなものさ」という名言も誕生しており、ファンの間では伝説の1話となっています。

『ルパン三世』の各キャラクターのかっこいい名言・名セリフをまとめて紹介しましたがいかがでしたでしょうか？ほんの一部の紹介でしたがこの他にもたくさんの名言があります。キザでロマンチストと言われているルパンですが、現実社会を楽しみ、豊富な人生経験をしているからこそ言える言葉なのかもしれません。ストーリーも非常に面白いですのでこの機会に『ルパン三世シリーズ』を見てみるのもいいかもしれません。