来世は他人がいいのあらすじネタバレ!霧島など登場人物も紹介【小西明日翔】

「来世は他人がいい」は「次にくるマンガ大賞2018」コミックス部門で一位に輝いた小西明日翔の作品です。恋と家族に縛られ、切なく重苦しい恋模様を描かれた小西明日翔の前作「春の呪い」とは反対に、高校生でありながら極道の孫で婚約者同士の主人公吉乃と霧島の、笑いとスリルのさじ加減が絶妙な極道エンターテインメント漫画となっています。今回は「来世は他人がいい」の魅力について、ネタバレも含めたあらすじ紹介、個性豊かな登場人物を紹介いたします。

来世は他人がいいのあらすじネタバレ!霧島など登場人物も紹介【小西明日翔】のイメージ

目次

  1. 来世は他人がいいのあらすじが気になる!
  2. 来世は他人がいいとは?作者の小西明日翔も紹介!
  3. 来世は他人がいいの霧島などの登場人物を紹介!
  4. 来世は他人がいいの1巻のあらすじをネタバレ紹介!
  5. 来世は他人がいい2巻のあらすじをネタバレ紹介!
  6. 来世は他人がいいを読んだ人の感想は?
  7. 来世は他人がいいのあらすじネタバレまとめ!

来世は他人がいいのあらすじが気になる!

「来世は他人がいい」は、「このマンガがすごい!2017」のオンナ編2位に輝いた「春の呪い」の作者・小西明日翔(こにしあすか)の連載作品です。月刊アフタヌーンにて2017年10月から連載がスタートしました。前作「春の呪い」とは打って変わった任侠ストーリーで、2話にして主人公の女子高生が腎臓を売って金に換えるなど、インパクト抜群の展開は、さすが小西明日翔とファンたちをうならせたようです。

来世は他人がいい / 小西明日翔 - アフタヌーン公式サイト - モアイ

来世は他人がいいとは?作者の小西明日翔も紹介!

来世は他人がいいのあらすじ

主人公は祖父をヤクザの親分に持つ女子高生、染井吉乃です。特殊な家庭環境でもそれなりに平穏に過ごしてきた吉乃ですが、祖父の決めた婚約者・深山霧島と出会ってからはその生活が激変します。貼り付けた笑顔の裏が全く読めず、品行方正な学生生活の裏では暴力の限りを尽くすヤクザの顔も持つ霧島と、霧島を一年かけて惚れさせて一年後成大に捨てることを目標にした吉乃の、スリルと笑いあふれる任侠エンタメストーリーです。

来世は他人がいいの作者・小西明日翔

「来世は他人がいい」の作者である小西明日翔は、「鉄男」という名義でインターネット上で作品を公開しています。Twitterや、pixivや自身のホームページにイラストを公開し、じわじわと人気が広がっていった作家です。「来世は他人がいい」は、当初はTwitter・pixivで掲載された作品です。その人気から月刊アフタヌーンで連載になりました。

来世は他人がいいの霧島などの登場人物を紹介!

染井芳乃(そめいよしの)

本作の主人公で、関西最大の指定暴力団四代目桐ケ谷組直系染井組の組長の孫娘です。大阪で暮らしていましたが、深山霧島との婚約を機に東京で暮らすことになり、生活が激変します。小西明日翔の前作「春の呪い」の夏美の危うさは一切ない、極道の妻を絵に描いたような強さを持っています。

深山霧島(みやまきりしま)

吉乃の婚約者で、関東最大の指定暴力団・五代目砥草会直系の深山一家の総長の孫。総長深山蕚(みやまがく)は、実際は祖父ではなく、祖父の兄ですが、過去の事件から総長預かりになっています。眉目秀麗で特進コースに進むほどの頭脳の持ち主ですが、どこか壊れており、笑顔で暴力を繰り返すという底知れぬ不気味さを秘めています。

鳥葦翔真(とりあししょうま)

2巻から現れる吉乃の義家族です。小学校時代に母が他界し、親戚宅を転々とし、中学時代、染井組組長・染井蓮二に拾われ、事実上の養子となります。常に無気力そうな無表情ながら、吉乃とは深い絆と信頼で結ばれており、吉乃のことは「吉乃さん」と呼びます。

来世は他人がいいの1巻のあらすじをネタバレ紹介!

来世は他人がいい第1話のネタバレ・あらすじ

まずは来世は他人がいい第1話「負け犬に出る幕はない〈前編〉」のネタバレ・あらすじです。主人公は染井吉乃(そめいよしの)という女の子です。関西を牛耳る桐ケ谷組直系染井組組長・染井蓮二(そめいれんじ)を祖父に持ち、吉乃自身も見るからに気の強そうな美人なので近寄りがたく、友達もできず、しかしそれなりの学生生活を送ってきました。
 

週刊誌では「関西最大の暴力団・染井組の染井蓮二組長と、関西最大の暴力団・深山一家の深山萼(みやまがく)総長が兄弟杯を交わした」という記事が話題になっており、それと一緒に「双方の孫同士が婚約」という記事があり、それを吉乃は祖父・染井蓮二を問い詰めます。染井蓮二組長と深山萼総長は旧友で、お互いの孫同士を婚約させようと勝手に決めてしまったのです。

吉乃は祖父蓮二組長に「会うだけあってみて、東京に住んでみろ」と無理やり話を押し切られてしまうのです。そして数か月後、東京の深山総長の邸宅で暮らすことになった吉乃は、関西弁を封印して標準語を身に着け、黒塗りのいかにもな車での送迎を受けます。関西の自分の家とは違い、老舗旅館の見た目をしたヤクザの家と重々しい雰囲気に及び腰でした。

婚約相手の深山霧島の祖父にあたる深山総長に挨拶をするときになって、ようやく婚約者の深山霧島が実は送迎のときから傍にいたことを知ります。愛想よく笑顔で家を案内してくれる深山霧島は、吉乃のことを「かわいい」「会いに来てくれただけでうれしい」と言いますが、吉乃は本能から何かを感じとり、嫌な汗が出てきます。

半年後、深山家で同居し、吉乃は霧島と同じ高校に進学します。吉乃は文系コース、成績優秀な霧島は理数特進コースです。吉乃は関西にいた頃はヤクザの孫ということで友達もできなかったのに、同じヤクザの孫でも霧島は同級生女子からは憧れの対象であることを知ります。

高校の同級生たちの反応と、霧島の言動から、霧島がただの優しい好青年ではないことに気づいていきます。その晩、窓の外を見ると、組員たちを連れ、両手を血まみれで帰宅する霧島の姿を目撃します。「ヤクザみたい」と戦慄を覚える吉乃です。

来世は他人がいい第2話のネタバレ・あらすじ

来世は他人がいい第2話「負け犬に出る幕はない〈後編〉」のネタバレ・あらすじです。第2話では霧島が半年以上隠していたその本性を現します。大阪でもヤクザの孫として距離をおかれ、友達を持たなかった吉乃は、進学した東京の高校でもまだ周囲になじめないでいます。高校の同級生から陰口をたたかれている場に出くわし、どっと疲れてしまう吉乃でした。

霧島と街に買い出しに出た際、霧島の傍を離れた隙にナンパに遭遇し、タチの悪そうな男三人に裏道に連れ込まれそうになります。脅されていたところに霧島が現れ、過剰な暴力であっという間に三人を半殺しにしてしまいます。吉乃が止めに入っても「ちょっと待っててね」と笑顔を貼り付けての殴る蹴るに、吉乃はかつての夜に見た血まみれの霧島の姿を思い出します。

霧島が返り血で血まみれになった服を脱ぐと、その背中には虎の入れ墨が彫られており、荒っぽい人にもヤクザにも慣れているはずの吉乃ですら恐怖を覚えるのです。そんな吉乃に「めんどくさい」とついに霧島は本性を露わにします。

「女に嫌われる外見の女にメチャクチャに振り回されるのを期待していたのに、吉乃が予想以上に普通すぎて飽きてしまった」「今の吉乃では何の価値もないから、自分の儲けになるべく体を使って稼いでこい」と冷たく言うのです。この結果、関東と関西が大きな戦争になっても、それが楽しみだと嗤う霧島に、吉乃は言葉もなく座り込みます。

それから数日、霧島とは会うことなく過ごしてきた吉乃は、高校では霧島にあこがれる女子たちにいじめにあい、帰る場所に悩むようになります。そんな吉乃の元に、大阪に住むヤクザ・祖父の蓮二から電話があります。
 

「一年かけて霧島を死ぬほど惚れさせて、容赦なく捨てて帰ってこい。男にはその復讐が一番効く」と、蓮二に説得され、かつて女に散々振り回された男のセリフに吉乃の中で何かが吹っ切れるのです。2週間後、高校の教室にいた霧島の元に、しばらく行方不明になっていた吉乃が紙袋を持ってやってきます。何事もなかったかのような顔で挨拶をする吉乃は、標準語ではなく、関西弁を話していました。

「自分の腎臓、片方400万で売ってきた」と言い、霧島の机の上に万札の詰まった紙袋を置きます。この先一生減塩生活と言いながらも後悔の表情は見せず、いじめをした女子たちに向けても毒を吐く吉乃は、霧島にも劣らない迫力を持っていました。タンカを切って去ろうとする吉乃に、霧島は突然変態ドMクソ野郎に豹変し、「好きだ」と言います。

今まで生きてきて、吉乃の存在に心のメーター針が振り切れたようで、「絶対に結婚しよう。俺の人生をメチャクチャにしてほしい」と興奮しながらメチャクチャなプロポーズをするのです。いきなり変態ドMに変わってしまった霧島を気持ち悪いと嫌がる吉乃に、壊れた発言でグイグイ迫る霧島の構図が完成しました。

来世は他人がいい第3話のネタバレ・あらすじ

続いて来世は他人がいい第3話「誠意を見せたい。あわよくば少し好きになってほしい1」のネタバレ含むあらすじです。第2話で吉乃に惚れて変態ドMに変わってしまった霧島は、自分を好きになってもらうべく、吉乃を追い回します。吉乃の電子辞書にGPSを改造し、行く先々に現れ、愛のストーカー状態です。そんな吉乃と霧島は、霧島の祖父に呼ばれ、組の構成員の橘から説明を受けます。

本家の第三次団体・赤座興業会長の娘が行方不明になった。赤座興業会長の娘は吉乃と同年代で同じ立場。その行方不明の会長の娘が見つかるまでは、安全のため霧島と一緒に行動するよう指示され、霧島は嬉しそうです。危険だから家にいるわけもなく、霧島は吉乃を高級割烹に連れ出します。霧島を心底嫌がって毒を吐く吉乃に「そういうところがなおさら好きだ」と、ブレない笑顔の霧島に、ドン引きする吉乃です。
 

話の流れで、実は霧島は深山会長の実の孫ではないことが明らかになります。祖父の兄なので血のつながった親戚ではあるが、12歳の霧島が勝手に深山会長の元に突撃しての現在なのだと知ります。そこに赤座興業の組員の死体が発見された連絡が入るのです。ここで「来世は他人がいい」1巻は終わり、次は2巻のあらすじネタバレへと進みます。

来世は他人がいい2巻のあらすじをネタバレ紹介!

来世は他人がいい第4話のネタバレ・あらすじ

ここからは「来世は他人がいい」2巻第4話「誠意を見せたい。あわよくば少し好きになってほしい2」のあらすじ含むネタバレです。第4話では裏の世界の説明が多い回になります。霧島は、学校の吉乃の教室に勝手に入ってきて、殺された赤座興業の構成員について話します。殺された構成員は、インターネットカジノに手を出したり、マンションの一室で行うマンションバカラも経営していた模様です。

問題になっている赤座興業の会長の娘・赤座しおりはその構成員と関係があり、マンションバカラの場でも姿を見られていたと言います。情報の出どころを問いただす吉乃に、読めない笑顔で「教えない」と話をそらします。買い出しのため、組の構成員の稲森に車で送ってもらう車内で、稲森さんと世間話をします。チンピラのような見た目でも人当たりよく優しいお兄さん風な稲森に、吉乃はほっとします。

稲森が言うには、初めて会ったときの霧島はまだ中学2年生で、小学校5年生のときに同級生と上級生、合わせて20人の身体中の骨を折るという壮絶な暴力事件を起こし、霧島の両親の手に負えず、結果的に深山総長が引き取ることになったという話でした。車の中で霧島の過去を聞き、改めて霧島という男の狂気と底のなさを知る吉乃です。ふと窓の外を見ると、問題の赤座興業の会長の娘・赤座しおりの姿を発見し、第5話へと続きます。

来世は他人がいい第5話のネタバレ・あらすじ

続いて、来世は他人がいい第5話「誠意を見せたい あわよくば少し好きになってほしい3」のネタバレ込みのあらすじです。買い出しの最中、行方不明になっていた赤座興業会長の娘、赤座しおりを発見した吉乃は、霧島に連絡します。父親の赤座会長も行方不明で、親子で姿をくらませているようです。吉乃と霧島は赤座しおりを追って、赤座しおりの入っていったクラブに入っていきます。

そのクラブのVIPルームには、行方不明のはずの赤座しおりがおり、父親の指示で潜伏し、翌日には海外に高飛びする予定だったようです。赤座しおりと殺された構成員は、マフィアに命を狙われていました。原因はフィリピンマフィアと取引のある起業家相手にイカサマ賭博を仕掛けたためでした。その場に突然笑顔で登場する霧島です。突然の登場に気圧される赤座しおりと取り巻きの護衛たちと、吉乃です。

吉乃が他の取り巻きに殴られると、それまで笑顔だった霧島が激高しフォークで相手の目を刺したり滅多打ちにしたりと我を忘れたバイオレンス展開となりますが、吉乃の決死の一撃で目を覚まします。結局、赤座しおりは海外に逃げ、赤座会長は除籍で話は終わりました。

霧島は吉乃に1千万円の現金の入った鞄を渡します。驚く吉乃に「赤座会長と娘のしおりを捕獲した報酬」だと説明します。1千万円は、吉乃と違って「売る臓器がない」という霧島なりの、「誠意」なのだそうです。

来世は他人がいい第6話のネタバレ・あらすじ

衝撃のバイオレンス展開の第5話が終わり、第6話「人間一年生」のあらすじとネタバレです。夜中、眠る吉乃は誰かの気配を感じるようになります。ある夜、護身用に包丁を隠して眠ると、その侵入者は霧島でした。なぜか頭から血を流しながら、吉乃の髪を三つ編みしているのです。
 

夜間の侵入の理由を問いただしたところ、「怒った顔しか見たことがないからせめて寝顔を見たいと思った」と言います。他の女の間を夜中まで渡り歩いた後、夜中に吉乃の元に押しかける霧島は、ルールを無視して生きています。

それでも霧島は、「吉乃がいると楽しい。自分のことは嫌いか?どうすればいいのか」ときき、吉乃は「間違っても好きではないけど、ブレないところはいい」と返します。一言も好きとは言われていないけれど、前向きドMの霧島は元気を取り戻すのです。

来世は他人がいい第7話のネタバレ・あらすじ

続いて、来世は他人がいい第7話「拳で殴らず笑顔で脅す」のあらすじ・ネタバレです。第7話ではヤクザサミットが開催されます。霧島の祖父・深山総長や、吉乃の祖父・染井組長も登場し、ヤクザのオンパレード状態の数ページです。ヤクザサミットでは、染井組長と深山総長、深い付き合いのある秋目総長のやり取りがあります。


大阪から送ってもらったアルバムが足りないことに気づき、吉乃は関西に電話をかけます。電話の相手は新キャラ・イケメン大学生です。京都の大学に通っているので、大阪に寄った時に吉乃の部屋にアルバムがないか確認してほしいと頼まれます。「わかりました。探しときます」と答えるその男の腕には、やはりオシャレとは程遠い、本物の入れ墨があるのです。

来世は他人がいい第8話のネタバレ・あらすじ

来世は他人がいい第8話「地獄の三角関係<前篇>」のあらすじ・ネタバレを続けます。吉乃は都内の喫茶店で、大阪から来た染井組組員の布袋と再会します。布袋は吉乃が大阪で暮らしていた頃から馴染みのある組員で、楽しそうに話をします。布袋に、霧島のことを聞かれると、裏の読めない笑顔とろくでもない感想しか思い浮かばず「強いて言うなら、メンタルが死ぬほど強い」とだけ伝えます。

そこに、無気力そうな顔の男・翔真がやってきます。翔真は7話の最後に吉乃がアルバムを届けてほしいと電話をしていた相手です。頼まれていたアルバムを届けに東京までやってきたのでした。翔真の背中と腕には、龍と桜のド迫力の入れ墨が入れられており、服の袖からちらちらとのぞきます。


一方、桐山は自宅の地下にある自分の部屋にいました。その地下室は昔、麻薬中毒になった組員が薬を抜くために閉じ込めるのに使ったといういわくありげな部屋です。書類とパソコンだけの事務的な部屋で、霧島が開いたファイルには、翔真の経歴が記されていました。
 

そして、翔真と吉乃は、翔真が泊っているビジネスホテルの一室にいました。深山の屋敷では常に緊張の日々だったため、翔真の前ではすっかり気を抜いている吉乃です。「本心のわからない霧島は疲れる。正直翔真と大阪に帰りたい」という吉乃に、翔真は無表情に淡々と「じゃあ一緒に帰ります?」と聞きます。

霧島がいなくなれば吉乃が悩まないのであれば、吉乃の代わりに霧島を殺してやると、こともなげに言うのです。「決まったら言ってください。待ってるんで」と、外にたばこを吸いに行った翔真は、ホテルの前に笑顔で立つ霧島と相対します。

来世は他人がいい第9話のネタバレ・あらすじ

単行本2巻の最後に当たる、来世は他人がいい第9話「地獄の三角関係<後篇>」のあらすじ・ネタバレです。ホテルの前で相対する虎と龍、霧島と翔真は静かに火花を散らします。一触即発な空気の中、ホテルの部屋で翔真を待ちくたびれた吉乃が現れます。笑顔で迫ってくる霧島がなぜこの場所がわかったのか、吉乃はすぐに気づき、スマホをコピーしてGPS情報を監視していたことに思い当たるのです。

吉乃は霧島のストーカー行為にも動じなくなっていました。霧島と翔真が言い争いになり「外野が口出しするな」と言う霧島に、ブチ切れた吉乃が「翔真は自分の家族だから、おまえのほうが外野だ」と迫力をもったタンカを切るのです。吉乃の本気の怒りに、珍しく霧島の顔からいつもの笑顔が一瞬なくなり、素直に謝り、その日はおしまいになります。


翌日、新幹線で大阪に戻る翔真を、吉乃が駅のホームで見送ります。新幹線のドアの前で、「大阪に帰りたくなった」と弱気な発言をする吉乃を、翔真が突然抱き締め「また来ます」と告げます。吉乃はいつもの元気を取り戻し、翔真を送り出しました。見えない絆を持つ翔真と吉乃を、反対側のホームのベンチに座っていた霧島がじっと見ていました。いつもの裏の読めない笑顔ではなく、その顔からは表情が消えていました。

来世は他人がいいを読んだ人の感想は?

来世は他人がいいのファンアートです。Twitterではこのような小西明日翔作品のファンアートがたくさん見られました。次の3巻は来年発売のようです。

「次にくるマンガ大賞2018」のコミックス部門第1位にランクインした時の、ファンの投稿です。「春の呪い」の頃から小西明日翔の次の作品を心待ちにしていたファンはとても多いようです。

2巻で登場した大学生・翔真へのリスペクト投稿です。霧島の振り切れっぷりの後に登場する、落ち着いた表情の翔真は、さすが小西明日翔作品と思わせる設定と期待されています。霧島、吉乃の三角関係に目が離せないファンも多いようです。

「この男性が」「この女性が」素敵だ、と思える描写が全くない。設定や作画は悪くないのだが反社会組織とラブコメは本質的に相いれない。ギャグでごまかすならいいのだけど何かしらリアリティを持たせようとするとそこから先は不快の度合いが増す一方だ。早々に打ち切りになってほしい作品。

称賛の声も多い反面、逆にアンチの声もありました。リアリティのある任侠とラブコメは両立が難しいという意見です。

シリアス路線なのかコメディ路線なのかもハッキリせず、それぞれの要素が中途半端に反発し合っている雰囲気。
思い付きの設定だけで描かれた薄っぺらな印象で、続けて読むほどの引きや魅力は感じなかった。

シリアスの中に突然入ってくるコメディ部分が小西明日翔の持ち味と評判ですが、それが逆に魅力に感じないという意見もありました。

作者さんが、ツイッターで小ネタにしていたものは、もっとほのぼのとしていて、ギャグが詰まっていて楽しく読めたので、それを求めて購入したので、肩透かしを食らった感じでした。登場人物の思考に共感が持てないため、読んでいてお話に置いてかれてしまった感じがありました。ツイッターのネタが素敵だっただけに残念です。次巻は買わないと思います。

ネット連載していた頃の小西明日翔作品を愛していたファンの投稿です。Twitterでは単発故に味があったものが、長編になると共感が持ちにくいものになっているという意見のようです。

春の呪いが好きだったので買ってみたのですが、合いませんでした。
全キャラクターに魅力を感じない。誰か1人でも好きになれれば面白いと思います。
要するにキャラ漫画ですね。

小西明日翔の前作「春の呪い」とは全く違う雰囲気に戸惑ってしまったファンもいたようです。「来世は他人がいい」は、どのキャラクターも個性が際立っているので、キャラを受け入れられれば読んでもらえるのではという感想でした。

来世は他人がいいのあらすじネタバレまとめ!

「春の呪い」の小西明日翔の連載作品「来世は他人がいい」のあらすじをネタバレでご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか?貼り付けた笑顔の裏が全く読めない霧島と、それに振り回されているだけではなく、随所で極道の女らしさを光らせる吉乃、そしてその間に入ってくる翔真の三角関係はどうなっていくのか、これからも目が離せません。

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