【フリーレン】ブライはスキンヘッドの魔法使い！能力や第二次試験で戦った複製体は？

「葬送のフリーレン」のブライは、一級魔法使い試験でエーデル、ドゥンストとパーティーになった魔法使いです。スキンヘッドで不思議な雰囲気を持っており、謎めいているところが魅力となっています。彼がどれほどの強さや能力を持っているのか、ファンの間では話題となっているようです。地味なキャラですが、本作の中では独特の役割を果たしました。本記事ではブライにスポットを当てて、彼の魅力や謎に迫っていきます。

ブライが登場する葬送のフリーレンは、2020年より「週刊少年サンデー」にて連載中の漫画です。原作者は山田鐘人先生、作画はアベツカサとなっています。2023年12月時点で単行本は既刊12巻、累計発行部数は2000万部を突破しました。

2023年9月から2024年3月まで、テレビアニメーション化が日本テレビ系列ほかにて、前28話で放映されています。2021年に「第14回漫画大賞」および「手塚治虫文化賞新生賞」を受賞しました。また、2023年に「第69回小学館漫画賞」を受賞した作品です。

魔法使いフリーレンは、千年以上生きているエルフです。勇者ヒルメンたちと共闘して魔王を倒し、世界に平和をもたらしました。50年の月日が経っても変わらぬフリーレンに対し、ヒンメルはすっかり老いてしまい、人生は残りわずかとなります。ヒンメルが死を迎えたことを機に、フリーレンはこれまで「人を知る」ことをしなかった自分に気づきました。フリーレンはそのような自分の生き方を悔いて、人を知るための旅に出ます。

北側諸国のオイサーストで行われた魔法使い一級試験に参加した魔法使いです。一次試験ではエーデル、ドゥンストと同じパーティーとなり、プライベートでも共に過ごすことが多くありました。スキンヘッドで顎髭を生やしているのが特徴です。ドゥンストと見た目がよく似ています。

年齢は明かされていませんが、20～30代前半だと考察されていました。謎めいた神秘的な雰囲気が漂っており、本作の中でも独特の役割を果たしたキャラです。ちなみに、ブライはドイツ語で「鉛」という意味があります。

葬送のフリーレンのブライは普段から落ち着いており、物事を冷静に考えられる性格です。2次試験の際は、ゼンゼの複製体を目の当たりにしても、取り乱すことはありませんでした。強敵のゼンゼへ対抗するための作戦を立てるなど、パーティーの中で最も優秀な頭脳の持ち主です。

葬送のフリーレンのエーデルは二級魔法使いの女性で、一次試験でブライと同じパーティーとなります。二次試験のときに、ゼンゼの複製体から襲われました。その際に、水鏡の悪魔が創り出す複製体は「心」を持ってないことを突きとめます。しかし、エーデル自身は、負傷したため脱落しました。

一方、ドゥンストは立派な髭が特徴の男性魔法使いです。一次試験でブライと同じパーティーになります。彼もゼンゼの複製体から襲撃を受けますが、残った仲間に情報を伝えるため逃げ切りました。パーティの中で唯一、生存できた人物でもあります。彼は3次試験まで進みましたが、ゼーリエの面接を受けて失格となりました。

葬送のフリーレンには、さまざまな能力を持つ魔法使いが多く登場します。ブライはどのような能力を持っているのでしょうか？彼の主な装備は、先端がEの字型をした「魔法の杖」です。また、攻撃を防ぐことができる防御魔法という技を持っています。六角形の壁を作り展開することで、魔法攻撃を防ぐ技です。しかし、魔力消費量が多いため、制限して使わなければ、わずか数十秒で魔力切れをしていまいます。

他にも、魔法の杖から炎を放つ「地獄の業火を出す魔法」の技も持っています。ラヴィーネが凍らせた湖を溶かすシーンで使いました。ただ、能力を使った戦闘シーンは描かれておらず、強さのレベルも明らかにされていません。二次試験でゼンゼの複製体に襲われて敗北したため、能力や強さは下位のレベルだと考察できます。

ブライは、エーデル、ドゥンストとパーティーとなり一次試験に臨みました。印象的な技は、杖の先から炎を放出して凍った湖を溶かすシーンです。その他は、特に目立った活躍シーンは描かれませんでした。コミックス5巻45話で、シュティレを捕獲しようとする1シーンで登場するだけです。

一次試験でパーティーとなったエーデルとドゥンストと、二次試験でも共に行動しました。そして、水鏡の悪魔が生みだしたといわれるゼンゼの複製体から襲われます。真正面から戦っても勝てる可能性がないため、その場から逃げ出しました。ブライはドゥンストを逃がすため、ゼンゼの複製体を足止めします。しかし、自身は試験に落ちてしまいました。

一級魔法使い試験後のブライの消息は不明で、活躍シーンもありません。二次試験で無事に脱出したかも描かれておらず、死亡した可能性もあります。ドゥンストを逃がすために、自ら複製体を足止めをした姿は、彼の勇気と犠牲の精神がうかがえました。生死不明で謎を残したままのブライが、再登場する可能性は低いといわれています。

葬送のフリーレンのブライ役を担当したアニメ声優は、高橋伸也（たかはししんや）さんです。声優を志したきっかけは、好きだった作品が最終回となり寂しく感じ、自分もアニメの世界の住人になりたいと思ったからだそうです。事務所はプロ・フィットが2022年年3月末にマネジメント事業を終了したことによって、ラクーンドッグへ移籍しました。

• 生年月日：1978年12月5日
• 出身地：山形県酒田市
• 血液型：B型
• 職業：声優、ナレーター、司会者
• 事務所：ラクーンドッグ
• 趣味：格闘技観戦、ダーツ
• 好きな言葉：「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」

2008年にテレビアニメ「喰霊-零-」の飯綱紀之役で、声優として初レギュラーを獲得しました。テレビアニメ声優の他にも、ドラマCDやゲーム、映画の吹き替えなど幅広い分野で活躍しています。また、2015年のアニメ「暗殺教室」の打ち上げにて、結婚したことを発表しました。

• 2008年：喰霊-零-（飯綱紀之役）
• 2010年：屍鬼（村迫正雄役）
• 2013年：ガラスの仮面ですが（速水真澄役）
• 2015年：暗殺教室（～2016年 三村航輝、研究員役）2シリーズ
• 2020年：ムヒョとロージーの魔法律相談事務所（エビス ／線恵比寿花夫役）
• 2021年：（～2022年 教師、サップ、キリサメ役）
• 2022年：メイドインアビス 烈日の黄金郷（干渉器役）
• 2024年：転生貴族、鑑定スキルで成り上がる（チャーリー役）

ドゥンストが最深部に辿り着けたのは、ブライが足止めしてくれたおかげという感想が上がっています。ブライは目立たない地味キャラだと思っていたら、非常に良い人で感動したという声もありました。また、ドゥンストとの関係が好きだというファンもいます。2人ともパーティーを組んでいたときは、エーデルに振り回されてたのだろうという感想もありました。

葬送のフリーレンのブライがかっこいいという声も多く上がっています。ゼンゼ複製体から逃げるブライが「合格者なしよりマシだ！」と言い、身体を張ってドゥンストを逃がすシーンに感動したというファンもいました。また、第二次試験の説明をするゼンゼに対して、「また合格者を出さないつもりか」と喧嘩を吹っ掛けた、彼なりの精一杯の落とし前ではないかと考察する声もあります。

葬送のフリーレンのアニメ版は、ブライとドゥンストのセリフが原作よりも増えていると喜ぶファンの声が上がっています。自分を犠牲にして他者を行かせるブライは、人格者だという感想もありました。二次試験後にブライだけ生還してる描写がないけれど、絶対に死なないで欲しいという声もあります。

葬送のフリーレンのブライは、一級魔法使い試験を受けた魔法使いです。スキンヘッドと顎髭が印象的なキャラで、冷静でいつも落ち着いた性格をしています。能力や強さは不明ですが、魔法使いの中でも下位のレベルだと考察されています。二次試験脱落者の中で、ブライだけ脱出するシーンがありませんでした。いまだに生死不明で謎の多い人物ブライにも、ぜひ注目してみてください。