2024年04月25日公開
2024年04月25日更新
【光が死んだ夏】ヒカルの正体を考察!山に行った理由やノウヌキ様との関係は?
光が死んだ夏のヒカルの正体について考察しました。とある理由から山に入った忌堂光。しかし、山を下りてきた光は幼馴染の知る光ではなく、ナニカに憑りつかれたヒカルでした。果たして、ヒカルの正体は何者か、集落の人々がいうノウヌキ様とはどのような関係なのでしょうか。ここでは、光が死んだ夏から、ヒカルの正体やノウヌキ様との関係を考察しました。その他、光が山に行った理由や死因もまとめました。
光が死んだ夏とは?
外見や人格こそ忌堂光であるものの、その正体はナニカと言われるヒカル。集落に伝わるノウヌキ様との関係が示唆され、正体は光の身体を器とするノウヌキ様と考察されています。同時に、ヒカルの登場は集落に異変をもたらしました。以下では、光が死んだ夏から、ヒカルの正体について考察しました。その他、光が死んだ夏の忌堂光が山に行った理由や死因、ノウヌキ様(ウヌキ様)との関係などもまとめました。
光が死んだ夏の概要
「光が死んだ夏」4巻読了 あーゾワゾワする よくこんな怖いもの描けるものだ pic.twitter.com/ebMn3y9bv7
— 永久保貴一 (@nagakubo_info) December 3, 2023
田舎の集落を舞台に、行方不明となっていた親友と主人公の交流を描いた光が死んだ夏の漫画。作者・モクモクれん先生の初連載作品であり、2021年から「ヤングエースUP」で配信されています。
光が死んだ夏のあらすじ
「光が死んだ夏」第15話-2
— モクモクれん (@mokmok_len) January 31, 2023
更新されました!
よろしくお願いします。
https://t.co/mXJpzsYnRk #光が死んだ夏 pic.twitter.com/ePOTAEHTrW
三重県の山間部の田舎に暮らす幼馴染のよしきと光。ある日、山に入った光が行方不明になる騒動が起き、一週間後に山を下りてきました。しかし、光の様子がどこかおかしく、光になりすましたナニカ=ヒカルだと察します。また、ヒカルが山を下りてきたことで集落では奇妙が出来事が起こり始めます。
光が死んだ夏のヒカルの正体を考察
光が死んだ夏に登場するヒカルは、よしきの幼馴染・忌堂光にそっくりな外見と人格を持ち、光の記憶も有する正体不明のナニカと言われています。集落の人々の反応からノウヌキ様とも推測され、集落で起きる異変の原因とみなされています。果たして、ヒカルの正体は何者でしょうか。以下では、光が死んだ夏の謎であるヒカルの正体について、忌堂光を「光」、光ではないナニカを「ヒカル」と表記して考察しました。
ヒカルの正体①人間にとっては霊的な存在?
光が死んだ夏のヒカルが霊的な存在と考察される理由は、よしきが林の中で見たある光景から浮上しました。漫画3話にて、忌堂光の身体へ何かが侵入する様子をよしきが目撃しています。
ヒカルの正体②見た目は光と同じ
『光が死んだ夏』という漫画を読んだ
— BONO (@alternative_Q) June 25, 2022
ちゃんとホラーで不穏で面白かった
ちょいBLなので感情の機序やキャラクターなどにはらだ先生の『ひきずる音』『後悔の海』『リスタート』あたりを想起した
田舎と幼馴染という題材は、いまや甘酸っぱいものではなく、少し不健康な題材になりつつある
いいぞ pic.twitter.com/9RDJSfmXtS
よしきには光ではないことを見抜かれていたヒカル。彼は見た目や振る舞いこそ光そのものであるものの、中身は人間ではありません。身体の内側はドロドロとしており、体内を触らせてもらったよしきからも「冷たい肉」と評されています。また、外見を不気味な怪物へ変えることもでき、得体の知れない存在と言えるでしょう。
ヒカルの正体③光としての記憶も存在している
ヒカルには、器となった光の記憶があり、よしきに対しても好意的に接しています。しかし、それらは幼馴染としての愛着なのかは分かりません。もしかしたら、ナニカとしてよしきのことを執着している可能も考えられるでしょう。
ヒカルの正体④巨大な塊や地獄という言葉
主婦の暮林理恵とよしきとの会話にも、ヒカルの正体につながる伏線が見られました。「巨大な塊」はヒカルの正体であるナニカを表すと推測されるも、「地獄」の意味は分かりません。
ヒカルの正体⑤ノウヌキ様と呼ばれる存在?
ある日、松浦さんという年配の女性から「ノウヌキ様」と呼ばれたよしきとヒカル。おそらく、ナニカに憑りつかれたヒカルをノウヌキ様と呼んだでしょう。一方、光の実家・忌堂家では、ウヌキ様にまつわる因習が続いています。場所によって呼び方が異なるだけで、ノウヌキ様とウヌキ様は同一の存在だと推測されます。
ヒカルの正体⑥よしきのことだけは大事にしようとしている
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— ヤングエースUP公式 (@youngace_up) April 18, 2023
🔈本日の更新作品
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漫画1話にて、肉体も人格も忌堂光の借り物であることを明かしたヒカル。その後もよしきと行動を共にし、光として学校生活を送っています。よしきには正体を見破れられたものの、それでもよしきのことが大好きなヒカル。よしきに万が一のことが起きた時には、彼を守る動きを見せています。もしかしたら、光の人格がよしきへの愛着につながっているとも考察できるでしょう。
光が死んだ夏の光が山に行った理由
以下では、光が死んだ夏の漫画から忌堂光がヒカルとなる原因となった、光が山に行った理由について考察しました。
理由①忌堂家の家訓が関係している
光の実家である忌堂家は、集落で古くから伝わる儀式を山で行う役目を担っていました。忌堂家では父親が他界しているため、光が山で儀式を行う必要がありました。また、この儀式にはとある迷信も伝わっており、光が山に行った理由の1つに考えられます。
理由②よしきのため?
幼い頃、今は亡き父親からウヌキ様について聞かされていた光。ウヌキ様は寂しがり屋であったものの、忌堂家との約束で一族から誰かを連れて行くことはしません。その代わり、忌堂家の人間が一番大事にしている人を連れて行きます。そのため、忌堂家では好きな人が出来たら、早く結婚するように言いつけられていました。
もし、光の一番大事な人がよしきだった場合、同性との結婚はできません。しかるべき時がきたら、よしきはウヌキ様に取られてしまいます。これからもよしきのそばにいたいという思いから光は自ら山に行くことを決意し、ヒカルとなって現れたでしょう。
理由③光の父親の死が関係?
ウヌキ様が人間の器を借りて山を下りたことは過去にもあり、暮林理恵の亡き夫がその例でした。ある日、ナニカが乗り移った夫が帰ってきて、それらを受け入れた理恵。当時は、夫と一緒にいたかった思いから受け入れました。しかし、その選択は彼女と息子の身体に消えることのない傷を残します。作中では、ヒカルがやってきたことで、集落に異変が起きたと考えられています。
しかし、暮林理恵の話から、彼女の夫が戻ってきた時から集落の異変は始まった可能性もあるでしょう。ウヌキ様ことノウヌキ様が山から下りてくることは、本来あり得ないことです。また、ノウヌキ様を山に閉じ込める役目を担っていたのが、ウヌキ様と関係のある忌堂家と考察されます。代々、山でウヌキ様の儀式を行ってきた忌堂家でしたが、役目を担っていた光の父親が亡くなったことで儀式が途絶えてしまいます。
跡取りである光はまだ幼く、忌堂家による結界が無くなったことでノウヌキ様が山を下りてしまったでしょう。もちろん、忌堂家ではウヌキ様が集落にくる危険性を知っているはずです。そこで、ウヌキ様の脅威が集落に及ぶことを防ぐため、成長した光が山に行くことを決意したでしょう。
光が死んだ夏の光の死因やノウヌキ様との関係
以下では、光が死んだ夏から忌堂光の死因や、ヒカルの正体と推測されるノウヌキ様(ウヌキ様)との関係を考察しました。
光の死因
ノウヌキ様に身体を乗っ取られたような状況から、ノウヌキ様に命を奪われたと考察された光。しかし、光が死んだ夏では、死因は山で足を滑らせたことによる転落死と判明しています。また、足を滑らせた理由が女体に似た樹木に気を取られたためと言われています。
光とノウヌキ様の関係
光が死んだ夏では、光とノウヌキ様の出会いについて言及され、山から転落して命が尽きようとしている光の前へノウヌキ様が出現しました。この時、光の肉体へノウヌキ様が入ったと推測されます。一方、その後の記憶はヒカル自身も曖昧となり、普通に動けるまで数日かかりました。
光が死んだ夏のヒカルに関する感想や評価
以下では、いまだ多くの考察が飛び交っている、光が死んだ夏のヒカルに関する感想や評価について紹介します。
感想1:得体の知れない者に対する恐怖がわく
光が死んだ夏読みました!!!なんやろか、こうそろーっと正体不明の恐怖がやってくる感じ。感情難しいな!!!!!!!
— まぁ (@funechandayo) January 15, 2023
光が死んだ夏において、もっとも謎めいた存在であるヒカル。見た目や言動こそ忌堂光そのものですが、どこか得体の知れない雰囲気は、人間の世界に居てはいけない危うさを感じさせるでしょう。SNSでもヒカルの正体に関する考察が多く見られ、ノウヌキ様説が有力視されています。一方、光が死んだ夏の漫画について、正体が分からない、例えようのない恐怖を感じさせる作品と評され、ホラー作品として支持されています。
感想2:怖さと守ってあげたい気持ちになる
『光が死んだ夏』ようやく2巻まで読んだ(購入したの年末)。確かにひぐらしのような雰囲気の田舎系じわじわホラー。ヒカルは正体不明の怖さあるけど守りたいこの笑顔…てなる。
— Rさん(雑記) (@oi_bfkr) March 9, 2023
光が死んだ夏の重要キャラであり、その正体が多くの謎に包まれているヒカル。山に行った忌堂光と同一人物と考察されたものの、光の死因が判明したことから両者は別人と断定されています。光が死んだ夏では独特のオーラを放ち、得体の知れない恐怖を感じさせるヒカル。一方で、正体が分からないという恐怖を感じつつ、ヒカルの笑顔に守ってあげたいという感情が湧き出たとの感想も見られます。
感想3:ヒカルの正体が明かされる日が楽しみ
⚠️ネタバレ有り?⚠️
— 3 (@aoiicg0131) May 2, 2023
光が死んだ夏17-1読んだ。大事件の後のさっぱりとした会話に2人の絆を感じた。これから「光」の正体が明かされ行くのが楽しみでもあり、2人に不幸が訪れる予感がして苦しい…。今回もありがたく読ませていただきました!
光が死んだ夏は、ヒカルの正体に迫る物語であり、山間部の集落を舞台にした閉鎖的な雰囲気もミステリー感を深めているでしょう。SNSでも、ヒカルの正体が明かされていく展開が楽しみである一方、ヒカル・よしきにふりかかる不幸を予想する意見も見られます。ヒカルの正体が少しずつ判明していく中、光が死んだ夏はどのように展開していくのか、読者の期待が高まっています。
光が死んだ夏のヒカルの正体まとめ
光が死んだ夏からヒカルの正体やノウヌキ様との関係、忌堂光が山に行った理由、死因を考察しました。見た目は光そのものであるものの、その正体は怪物のような存在と判明しているヒカル。光が死んだ夏の最大の謎であり、ヒカルとは何者なのでしょうか。同時に、集落に異変をもたらす存在とされ、ヒカルを危険視する動きもあります。果たして、ヒカルの正体は何者なのか、ノウヌキ様や忌堂家との関係も気になるでしょう。