【マッシュル】マッシュの鉄の杖は最古の杖（マスターケイン）？変形する理由は？

この記事では、『マッシュル』の試験編で主人公マッシュが使用した鉄の杖を特集します。これから、マッシュの鉄の杖は最古の杖（マスターケイン）なのか、そして鉄の杖が変形する理由について考察していきますが、まずはその前に『マッシュル』の作品情報をお届けしましょう。最初に作品概要、そして簡単なあらすじ解説へと続きます。

『マッシュル』は、甲本一による漫画作品で、甲本の初の連載作品として知られています。集英社の「週刊少年ジャンプ」にて2020年から2023年まで連載されました。多彩なキャラクターたちが織り成す熱い友情や、独特のユーモアと戦闘シーンの緊迫感が特徴で、その独自の魅力から、国内外問わず高い人気を誇っています。さらに、2023年にはメディアミックス展開としてテレビアニメ化と舞台化が行われました。

『マッシュル』は、主人公のマッシュが魔法界でトップクラスの魔導士、神覚者を目指す物語です。実は、マッシュは魔法が全く使えません。そんな魔法不全者マッシュに魔法警察の捜査の手が及びます。魔法は使えないものの、鍛え抜かれた筋力でマッシュは警察を圧倒します。そこで警察からある取引が提示されました。それは、マッシュがイーストン魔法学校に通って神覚者になることができれば殺処分を免除するというものでした。

『マッシュル』の主人公マッシュ・バーンデッドが持つ鉄の杖は、単なる武器ではなく、彼の才能と創造性を表現する象徴的なアイテムです。魔法が使えないマッシュにとって、この杖は冒険の中で重要な役割を果たします。鉄の杖は、マッシュの創造的な思考と高い問題解決能力を示し、彼のキャラクターに深みを与えます。また、この杖を使うことで、マッシュと彼の仲間たちとの絆が深まります。

マッシュが鉄の杖をテニスラケットなどに変形させるシーンは、彼の創造力と困難を乗り越える強い意志を見事に描き出しています。この杖を使うことでマッシュは、レムやフィンなどの仲間たちとの友好関係を深め、一緒に成長していく様子が描かれています。『マッシュル』における鉄の杖は、マッシュの創造力と困難を乗り越える強い意志、そして仲間たちとの絆を象徴する重要なアイテムであるとなっているのです。

『マッシュル』の最古の杖（マスターケイン）は、魔法界で13本しか存在しないとされる特別な杖です。マスターケインを手にする者は神の祝福を受けることができますが、現在確認されているマスターケインの所有者は、カルパッチョとドゥウムの2人だけです。カルパッチョは、自分が受けたダメージが「最古の十三杖」の祝福により、背後の女神像に全て自動的に吸収されるため、痛みを感じることはありません。

一方、ドゥウムは闇の組織「無邪気な淵源」のメンバーであり、「悪魔の五つ子（デビルクンタブレット）」の一員でもあります。彼はゼロの実の息子、つまりマッシュの実の兄の一人であり、生まれつき視力がありませんでした。また、同じくマッシュの実兄で、六人兄弟の四男、デリザスタが持つ杖は最古の十三杖（マスターケイン）ではないことを付け加えておきます。

結論から言いますと、『マッシュル』の主人公マッシュが使う鉄の杖は、最古の杖（マスターケイン）ではありません。マッシュの鉄の杖がマスターケインであるとは一度も明言されないまま原作は終了しました。魔法の杖の店で見つけたこの鉄の杖は、マッシュだけが扱うことができます。さらに、この鉄の杖は店に長い間置かれていて、「重すぎて誰も持てない」と店の主人はマッシュたちに語りました。

『マッシュル』において、どんなに力持ちであっても、あるいは魔法を使っても、過去に鉄の杖を持ち上げられた者はいないと伝えられてきました。それは1000年という長い時間が経過しても変わらない事実です。鉄の杖は店の床に埋まっているため、その重さは相当なものであることがわかります。しかし、マッシュは幼少期からの毎日の筋トレにより、超人的な筋力を身につけていました。

そのため、鉄の杖は彼がつかむだけで軽々と持ち上げることができました。まるで鉄の杖がマッシュを選んだかのようでした。なぜ、鉄の杖が魔法の杖の店の床に埋まっていたのかは明らかにされていません。過去に店の床下からエルフの水が湧き出たと主人は話しています。おそらく、店の床下からエルフの水が湧き出たので、それを塞ぐために鉄の杖を床に埋め込んでいたと考えられます。

次に、『マッシュル』の鉄の杖の変形一覧と、マッシュルの鉄の杖が変形する理由を考察してみましょう。

最初の『マッシュル』の鉄の杖の変形一覧事例は、カルパッチョ戦でマッシュが変形させた「テニスラケット」です。この場面でマッシュは鉄の杖を初めて戦闘で使いました。彼は何処からかボールを取り出し、それを打ち返しまた。注射器の攻撃は続けられますが、マッシュはそれを避けつつ、女神像に当たって跳ね返ったボールをひたすら打ち返していました。

続いて紹介する変形一覧は、ビリヤードのキューです。神覚者選抜の最終試験において、マッシュは鉄の杖を伸ばし、ビリヤードのキューのような形状に変形させました。そして、驚異的な速度で打ち込んだのです。それによって、敵が操る肉食性の昆虫たちをまさにビリヤードの球のように一掃し、逆に敵に向かって飛ばしました。

鉄の杖の変形一覧紹介を続けます。魔法局長の息子であり、金髪の長髪を持つ青年、レヴィ・ローズクォーツとの戦いで、マッシュは鉄の杖を野球のグローブに変形させました。彼は巧みなグローブさばきで、棘のついた鉄の球を全てキャッチしました。さらに、理由は不明ですが、変形した鉄の杖は質量が増加していたのです。

次に紹介する鉄の杖の変形一覧は、バットになります。野球のグローブと同じく、レヴィ・ローズクォーツとの戦いで、マッシュは鉄の杖をバットに変形させました。10m先から時速8000kmで飛び出す超電磁砲であるレールガンを見事にバットの芯に当てジャストミートしました。

前述のように、マッシュの鉄の杖は、彼の力と創造性を象徴する重要なアイテムです。そして、マッシュの鉄の杖が変形する理由は、マッシュの驚異的な握力と腕力にあります。彼はその力を活かして杖の形を変え、前項で解説した巨大虫を撃退するなどさまざまな状況に対応しているのです。

ここま『マッシュル』の鉄の杖特集をお届けしてきましたが、最後に『マッシュル』の鉄の杖に関する感想や評価をTwitterより紹介します。

こちらのツイート投稿者の方には、鉄の杖を力で変形させてテニスラケットにするシーンが受けたようです。滅茶苦茶な内容ですが、（ばかばかしいを）突き抜けているので楽しく感じたようです。

こちらの投稿者の方には、マッシュが鉄の杖をラケットに変形させテニスを始めるシーンはかなりの衝撃度があったようです。そのため、その後のストーリーをほとんど覚えていないとんことでした。

鉄の杖に関する感想で最も多かったのが、鉄の杖をラケットに変形させるのが奇抜で面白いというものでした。普通の人では思いつかないギャグセンスだそうです。

この記事では、『マッシュル』のマッシュが使う鉄の杖に焦点を当て、鉄の杖が最古の杖（マスターケイン）なのかどうか、さらには鉄の杖の変形一覧や変形する理由について考察してきました。

『マッシュル』の鉄の杖は、魔法界で13本しか存在しないとされる特別な杖、すなわち最古の杖（マスターケイン）ではありません。しかし、マッシュにとって、彼の才能と創造性を表現する象徴的な、そして重要なアイテムです。マッシュが鉄の杖をテニスラケットなどに変形させるシーンは、彼の創造力と困難を克服する強い意志をリアルに描き出しています。

また、この杖を使うことで、仲間たちとの絆を深め、彼のキャラクターに深みが加わりました。そして、鉄の杖が変形する理由は、魔法を使えないマッシュが幼少期から続けてきた毎日の筋トレにより、超人的な筋力を身につけていたからです。鉄の杖がマッシュを使い手として選んだのかもしれません。