【俺だけレベルアップな件】上原悠真は白虎ギルドのタンク！死亡してアイアンになった？

上原悠真は俺だけレベルアップな件に登場したキャラクターです。この記事では俺だけレベルアップな件の上原悠真について、ネタバレありでまとめて紹介していきます。

上原悠真が登場する俺だけレベルアップな件は、元々は韓国で連載された小説を原作とした作品です。高い人気を獲得したことで漫画化が行われ、日本でもピッコマで連載されることになりました。俺だけレベルアップな件は日本でも高い人気を集め、ピッコマを代表する作品として扱われるほどになります。2024年にはアニメ化も行われるなどしている作品になっています。

カルテノン神殿での経験からシステムを得て再覚醒した水篠旬。そのような性質からハンター協会はもちろん、有力ギルドからも一目置かれ、スカウトを受けるほどになります。そのような流れで白虎ギルドの訓練現場に見学に訪れることになります。そこで登場したのがこの記事で紹介する上原悠真です。

上原悠真は、俺だけレベルアップな件に登場する中でも有力ギルドの1つ、白虎ギルドに所属するA級のハンターです。職業はタンクで、白虎ギルドでも特別な訓練を経てトップ攻撃隊に入る予定でした。しかし、その性格はかなり自己中心的な性格をしており、その性格が災いして死亡することになるのです。

上原悠真が死亡することになるのは俺だけレベルアップな件漫画原作での7巻収録の53話でのことです。とはいってもこれは最終的に死亡することになったシーンであり、それ以前からいつ死亡しても不思議ではないような描写があるほどになっていたキャラクターになっています。

上原悠真が最終的に死亡したのは、水篠旬の影、イグリットに攻撃されたためです。しかし、水篠旬もわざわざ上原悠真を殺そうとしたわけではありません。いわば不可抗力のようなものだったのです。元々、このエピソードはC級相当のゲートに入ったはずが、上位のゲートにつながるレッドゲードだったことに始まります。

レッドゲードだと気づいた上原悠真は、突入隊を2つに分けます。その分け方はあからさまで、高いランクの者を自分の部隊に集め、もう1つのランクの低いハンターで集まった部隊を囮にするというものです。しかし、別行動を取ってすぐ、アイスベアの襲撃、そこに雪男とアイスエルフの襲撃も重なり、上原部隊は上原を除いて全員死亡してしまうという事態に陥ってしまいました。

命からがら逃げ出した上原悠真でしたが、そこで発見したのが、囮だったはずの、水篠旬達の部隊が水篠旬の活躍でしっかり生存している様子でした。この様子に上原悠真は彼らを逆恨みしたのです。この時は、水篠旬が後頭部から一撃を入れて気絶させることでことなきを得ますが、それでも上原悠真の逆恨みは収まることを知りませんでした。

その後の展開で、水篠旬が、アイスエルフのボス、バルカと戦闘になります。その最中、目を覚まし水篠旬に襲いかかったのが上原悠真でした。正直水篠旬からするとこの上原悠真の行動は想定の範囲内であり、この攻撃に対し、水篠旬はイグリットを召喚。カウンターを食らわせる形で死亡させるという最後になったのです。

人間としての上原悠真はここで死亡しますが、俺だけレベルアップな件作中の活躍はこれでは終わりませんでした。ここまでの俺だけレベルアップな件作中において、水篠旬は様々な影を抽出していましたが、人間の影を抽出したことはありませんでした。

そのため、人間の影は抽出できないと想定されていたのですが、ネタバレすると、死亡した人間からも影の抽出は可能です。影の抽出の対象範囲は魂が存在するもの全てであり、そこには当然人間も含まれるのです。

水篠旬がこの条件を正確に把握していたというわけではありませんが、上原悠真の死亡直後に影の抽出を行います。これにより、上原悠真から影が抽出され、水篠旬によってアイアンと命名。以降は彼に従順な影の1人として活躍することになります。

ちなみに、アイアンという命名は、生前から上原悠真がゴツい印象を与える装備で身を固めていたことが由来しています。またアイアンになった時点で体の大きさも人間の時より大きくなっています。

アイアンとなった上原悠真は、水篠旬の命令で、戦闘中だったバルカとの戦闘に加わることになります。挑発の雄叫びというスキルを持っていたアイアンでしたが、高い抵抗力を持つバルカには通用せず、一見するとバルカ有利に戦闘は進みます。しかし、水篠旬はアイアンにバルカを任せている間に、バルカの兵士を倒して周り、一気に形勢を逆転させました。

その後、水篠旬とアイアンの連携も相まって、バルカを倒すことに成功します。しかし、ここでアイアンの性格が露わになるのです。アイアンは既に倒れているバルカに対し、ひたすら叩いて攻撃を続けたのです。その様子から水篠旬には影になってもバカはバカのままと言われ、程々にするように注意されるほどでした。

このバルカ戦以降も人間上原悠真としては既に死亡しましたが、アイアンとしてはその後も活躍を続けることになります。影になった時点ではナイト級でしたが、最終的には精鋭ナイトS級にまで昇格しています。個としての強さではイグリットやベルには劣りますが、外の影と打ち解ける様子を見せたり、挑発と高い耐久で敵を引き付けたりと、文字通り影達のタンク役として活躍を続けます。

ネタバレすると、アイアンとしては俺だけレベルアップな件最終回の最後まで死亡するシーンが描かれておらず、生存した可能性が高いとされています。

ここからは既に俺だけレベルアップな件を視聴している人の、上原悠真とアイアンについての感想をネタバレありでまとめて紹介していきます。上原悠真は、死亡する最後のシーンまで、まともなキャラクターとは言えないキャラクターだったとはいえ、俺だけレベルアップな件の主人公である水篠旬が、あっさり人間である上原悠真を殺したことには驚いたという感想が多くなっています。

同時に、そのようなキャラクターだっただけに、アイアンとして影の抽出をしたことには驚いたという感想が多くなっています。ただこれにより、人間上原悠真と影アイアンとしての違いが描かれ、影となったキャラクターが、完全に生前のままではないということも分かったという声も見られる結果になっています。

上原悠真の時点では、嫌いと言われることもあるほど、壊滅的な性格をしていましたが、アイアンとなって仲間になって以降は、ほどよいアホさが、緊迫感のある作風の俺だけレベルアップな件において癒やしになったと言われるほどに人気を集める結果になっています。影の中でもイグリットと並んで人気が高く、グッズがほしいと言われるほどです。

俺だけレベルアップな件のアニメ化が発表された際には、彼の加入まではアニメにしてほしいと言われることにもなりました。

俺だけレベルアップな件の上原悠真は、最後はイグリットに殺される形で死亡したキャラクターです。おおよそ水篠旬の予想通りの動きだったとはいえ、自業自得とも言える最後を迎えているのです。そのような最後を迎えたことで、そのまま退場するかと思いきや、水篠旬によって人間で初めて影の抽出が行われ、アイアンとして俺だけレベルアップな件の物語の最後まで活躍することになりました。

イグリットと共に、影の中でも古参な存在として、水篠旬を支え、生前の上原悠真の職業でもあったタンク役として高い適正を持ち、最後には、精鋭ナイト級のS級にまで昇格するほどになっています。戦闘での活躍と同時に、アホな一面を見せるなど、癒やしとも言われる描写も多いキャラクターになるので、まだ俺だけレベルアップな件を視聴していない人は、上原悠真及びアイアンに注目しながら視聴してみましょう。