【16bitセンセーション】上原メイ子は原作漫画の主人公?アニメ版では違う? 

『16bitセンセーション』に登場する上原メイ子の魅力に迫ります!この記事では、彼女の原作漫画とアニメでの描かれ方の違いや主人公コノハとの関係性、そして彼女の声を演じるアニメ声優の情報など、上原メイ子の持つさまざまな側面を掘り下げていきます。彼女の魅力を多角的に捉えることで、『16bitセンセーション』の世界をより深く理解するための一助となることでしょう。この機会に是非ご覧ください。

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目次

  1. 上原メイ子とは?
  2. 上原メイ子は原作漫画の主人公?アニメとの違いは?
  3. 上原メイ子のアニメでの結末をネタバレ
  4. 上原メイ子の仕事の内容やコノハとの関係
  5. 上原メイ子のアニメ声優
  6. 上原メイ子に関する感想や評価
  7. 上原メイ子まとめ

上原メイ子とは?

16bitセンセーションの作品情報

この記事では、2023年10月から始まったテレビアニメ放送で話題の漫画『16bitセンセーション』の登場人物、上原メイ子を特集します。これから、上原メイ子の原作漫画とアニメでの違いやコノハとの関係、そしてアニメ声優の情報などをお届けしていきますが、まずはその前に『16bitセンセーション』の作品情報をお届けしましょう。最初に作品概要、そして簡単なあらすじ解説へと続きます。

16bitセンセーションの概要

『16bitセンセーション』は、みつみ美里と甘露樹の原案に基づき、若木民喜が作画を担当した漫画作品です。この作品は、「90年代の美少女ゲームの現場を記録する」というコンセプトで創作され、2016年のコミックマーケット91で同人漫画として頒布されました。登場人物は全てオリジナルですが、原案者の体験談に基づく半自伝的な作品となっています。

概要のイメージ

その後、この作品はKADOKAWAから『16bitセンセーション 私とみんなが作った美少女ゲーム』というタイトルで刊行されました。ちなみに、作中に登場するゲーム制作会社「アルコールソフト」は、原案者のみつみ美里と甘露樹がかつて所属していた実在のゲーム制作会社「カクテルソフト」がモデルとなっています。これにより、作品にはさらにリアリティが加わっています。

同人誌で発表した原作漫画は、2023年のコミックマーケット103で刊行された『16bitセンセーション10』をもって完結しています。その後、2022年のコミックマーケット101で、アニメ化が発表されました。このアニメは、2023年10月から12月まで、TOKYO MXやAT-Xなどのテレビ局およびDMMTVやdアニメストアなどの配信サイトで放送・配信されました。

16bitセンセーションのあらすじ

あらすじのイメージ

時は、まだバブル経済の余韻が残る1992年になります。大学生の上原メイ子は「パソコンショップR」でアルバイトを始めました。パソコンショップRは「アルコールソフト」という美少女ゲーム制作会社を兼ねており、店の2階が開発室となっていました。メイ子は絵の才能を店長・六田勝に見込まれて、サブグラフィッカーとして逃げたスタッフの代わりを務めることとなりました。

上原メイ子のプロフィール

ここからは、この記事のメインテーマである『16bitセンセーション』の上原メイ子の話題に移ります。上原メイ子は、原作漫画では1992年時点で19歳の大学1年生であり、大学では教育学部に所属しています。彼女は小さいアホ毛が特徴の可愛らしい女の子です。以前から学童保育のアルバイトをしたこともあり、とても綺麗なイラストを描くことができました。

六田勝にその才能を買われて美少女ゲーム制作会社「アルコールソフト」でCGを手がけるようになり、やがては原画も担当するまでになりました。「アルコールソフト」で扱う美少女ゲームについてはあまり詳しくないメイ子でしたが、勧められてプレイするうちに、それが単なるエッチなゲームではなく、「キャラクターの魅力や可愛らしさ」と「ゲームやシナリオの面白さ」に溢れていることに気づいていきました。

最初はマウスやわずかな色で描くイラストに戸惑っていましたが、経験を積むにつれその才能を発揮し、先輩の下田かおりをして「天才」と言わしめました。その後、メイ子はアルコールソフトでバイトをしながら大学を卒業しイラストレーターとして就職しました。また、かおりと一緒に同人誌活動も行うようになりました。彼女は行くあてがなく困っていたコノハを真っ先に受け入れてあげようとした優しい性格の持ち主でした。

一方、アニメ版では、メイ子は「アルコールソフト」でCGや原画を担当する経験豊富な社員として描かれています。社内では、同じく女性社員で先輩のかおりと一緒に活動することが多く、かおりと一緒に市ヶ谷東洋の会社「ダイヤモンドスタジオ」を訪れることもあります。かおりからは「メイちゃん」という愛称で呼ばれています。

テレビアニメ『16bitセンセーション ANOTHER LAYER』公式サイト

上原メイ子は原作漫画の主人公?アニメとの違いは?

上原メイ子は原作漫画の主人公?

ここからは、上原メイ子の原作漫画とアニメにおける違いについて考察していきます。『16bitセンセーション』で、上原メイ子が非常に重要な役割を果たしていることは言うまでもありませんが、アニメ版では、コノハの信頼できる上司であり、理解者として描かれています。ところが、漫画版では彼女が主人公となり、物語は彼女を中心に進行していくのです。

原作のイメージ

原作の第1話では、メイ子は19歳の大学生で、パソコンショップRでアルバイトをしていました。しかし、以前に学童保育でアルバイトをしていた時に磨いたイラストの技術が評価され、アルコールソフトでCGの仕事を任されることになります。その後、彼女は原画も手掛けるようになり、さらにはゲーム制作にも関与するようになりました。

その後、メイ子はかおりたちと一緒に同人活動を始め、彼女の才能はさらに開花します。そして、彼女はあっという間に人気イラストレーターとしての地位を確立し、その名は業界に広く知られるようになりました。このように、メイ子は自身の才能と努力によりイラストレーターとしての地位を確立しました。彼女の物語は、夢を追い求める若者たちにとって、大きな希望とインスピレーションを与えるようになりました。

上原メイ子の原作とアニメの違い

漫画版の上原メイ子は、イラスト制作のスキルアップと人気を得たことが、山田冬夜から敵視されるという厳しい状況に直面します。冬夜は、初登場時点で既にシューティングスターのCEOとして圧倒的な地位を有していたにもかかわらず、上原メイ子から仕事を奪うためになりふり構わず手だてを尽くします。

メイ子は冬夜の策略を知る由もありませんでしたが、さすがに自分の周りで起きている変化については気づき始めるようになります。やがてメイ子は、新作ゲーム「こみっくパラダイス」のキャラクターイラストで大きく成長を遂げました。これは、勝社長(てんちょー)が市ヶ谷との契約不履行により発生した負債1億円返済のために、社運を賭けて開発したゲームでした。

上原メイ子は原作でも伝説的な存在に予兆がある?

物語の進行速度の違いにより、アニメ版では先に「伝説の存在」となったメイ子ですが、原作でもそのような兆候が描かれています。また、「メイ子のストーカー」はアニメでも登場してきていますが、アニメの7話の時点では、ストーカーは一人だけであり、しかも電柱に隠れて待っている程度の軽いものでした。

ストーカーのイメージ

しかし、漫画版では、ストーカーが複数人に増えており、メイ子が描いた原画を目指してゴミを漁るなど、ストーカー行為の内容もより過激になっていました。現在、メイ子の原画のラフスケッチは「高橋留美子先生にも引けを取らない人気」があり、ストーカーたちはそのラフを盗むために彼女を追い回しているのだと、かおりは警告していました。

そのような事態の中で、守(マモー)が監視システムを作成しました。これは、キキララから依頼されたもので、ひとまず安心できるまでになりました。しかし、コミック2巻完了までの段階では、窃盗まで行ったストーカーたちは未だ野放し状態であり、逮捕されるなど完全な解決には至っていません。

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上原メイ子のアニメでの結末をネタバレ

上原メイ子は結婚している?

コノハたちと共同で制作した「ラスト・ワルツ」が大成功を収め、上原メイ子はその伝説的な存在となりました。それでは、彼女が移住したアメリカでの生活やそこでの人生について、さらには、コノハが99年に再び帰国したことにより、メイ子にどのような変化が起こるかも予測してみましょう。

コノハと共にゲームを制作した90年代から現在まで、20年以上の時間が経過しメイ子もすでに40代になっていました。「伝説的な存在」になったとはいえ、アメリカで素晴らしいパートナーと出会って結婚し、子供にも恵まれ、幸せな人生を送っているのではないでしょうか?

結婚のイメージ

しかし、上原メイ子が奥さんになった後も、原画制作やゲーム制作の仕事を続けていることは間違いありません。そうでなければ、守がコノハに見せたタイム誌の表紙に載ることはありませんでした。また、メイ子と結婚した男性については、アニメ10話までの内容では全てが明らかになってはいません。

しかし、「ラスト・ワルツ」が大ヒットした後、会社の移転とともにアメリカに渡ったという事実から、アメリカで出会った男性と結婚した可能性が高いと考えられます。

上原メイ子にコノハが変える歴史の影響はある?

「ラスト・ワルツ」の驚異的な成功により、現代の世界では「コノハが望まない歴史」が形成されました。しかし、守の提案を受けて、コノハは再び99年の時代へとタイムトラベルする決断をします。タイムトラベルにより99年に戻ったコノハは、「ラスト・ワルツ」に続く新たなゲームの制作を決定します。この決定が、メイ子たちの未来や歴史を大きく変えてしまうのではないかと、視聴者の間で懸念が広がっています。

しかし、コノハと守が目指しているのは、歴史の修正ではなく、「コノハが理想とする現代と守たちが追求する現代を両立させること」です。そのため、コノハたちの作戦が成功したとしても、美少女ゲーム業界やアルコールソフトの未来や歴史に大きな影響を及ぼすことはないはずです。

もし何らかの影響が出るとしても、「ラスト・ワルツ」の売上げに微妙な変動が見られるか、「メイ子が伝説的な存在として認知されるタイミングが少し遅れる」程度のことでしょう。このように、コノハと守の目指す未来は、過去の歴史を修正することではなく、理想と現実を両立させることと考えられます。そのため、彼らの行動がアルコールソフトのスタッフたちの未来や歴史に大きな影響を及ぼすことはないと言えるでしょう。

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上原メイ子の仕事の内容やコノハとの関係

上原メイ子の仕事の内容

アニメ版では、上原メイ子はアルコールソフトのベテランスタッフとしてCGや原画を手掛けており、市ヶ谷から「コンシューマー化」の提案が承認された際には、これまで以上に重要な役割を担うことになります。「ラスト・ワルツ」で描かれた美少女キャラクターのイラストにより、現代(2023年)までの歴史が大きく変わり、アルコールソフトがアメリカ市場に進出したことと共に、メイ子も「伝説的な存在」にまで昇りつめました。

先に述べた通り、アニメ10話では、守がコノハに見せたタイム誌の表紙にメイ子が掲載されていました。しかし、この時点では上原メイ子はアメリカに住んでいるため、コノハと再会していません。さらに、コノハが残り2話で99年に再びタイムトラベルするため、メイ子の姿をアニメで見ることは難しいかもしれません。それでも、原作漫画の物語はまだ続いていますから、今後の漫画版での上原メイ子の成長を楽しみにしましょう。

上原メイ子とコノハの関係

『16bitセンセーション』のアニメ版では、上原メイ子は、かおりと共に「コノハの理解者」として描かれています。コノハは男性スタッフである守や勝社長(通称:てんちょー)からは疑いの目で見られがちですが、上原メイ子とかおりの存在はコノハにとって大きな支えとなっています。

特に、アニメの7話では、コノハが描いた美少女イラストに対して、メイ子が最初に称賛の言葉を送っています。これは、メイ子がコノハの才能を認め、彼女の成長を支えていることを示しています。さらに、コノハが提案した「10億円の負債返済を賭けた新作ゲーム制作」についても、メイ子はコノハを全面的に支持し、プロデューサーのかおりを熱心に説得していました。

また、アニメの5話以降、アルコールソフトの社員が増えてからは、メイ子はキキララ姉妹からも尊敬される存在となり、彼女たちからは姉のように慕われていました。これは、メイ子が社内での地位を確立し、他のスタッフからも信頼されていることを如実に示しています。

一方、コノハ自身もまた、メイ子から多くを学んでいます。彼女はメイ子のプロフェッショナルな態度や才能に深く影響を受け、自身のスキルを磨くための努力を惜しまない姿勢を持っています。これらの要素が組み合わさって、メイ子とコノハの間には深い信頼関係が築かれています。この関係性は、『16bitセンセーション』の物語において重要な要素の一つとなっていると言えるでしょう。

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上原メイ子のアニメ声優

堀江由衣のプロフィール

ここで、アニメ『16bitセンセーション』の上原メイ子役の声優・堀江由衣(ほりえ・ゆい)を紹介します。堀江由衣は、1976年9月20日東京都生まれの女性声優で、現在はヴィムスに所属し声優だけでなく歌手としても活動しています。

堀江由衣の声優としてのキャリアは、1997年にゲーム『ボイスファンタジア 失われたボイスパワー』のナスティ役で始まりました。その後、多数のアニメ作品に出演し、その中でも『ラブひな』の成瀬川なる役や『とらドラ!』の櫛枝実乃梨役、『〈物語〉シリーズ』の羽川翼役などが代表作となっています。

また、歌手としては、これまでに19枚のシングルと10枚のアルバムを発表しています。特に、2012年に発売された「BEST ALBUM」はオリコンデイリーチャートで3位に、2015年にリリースしたアルバム「ワールドエンドの庭」はオリコンウィークリーチャートで5位にランクインしました。さらに、声優ユニット「Aice5」や「黒薔薇保存会」を立ち上げ、後者では「ユイエル」の名前で活動を行っています。

堀江由衣の主な出演作品や担当キャラ

声優のイメージ

次に、アニメ『16bitセンセーション』で上原メイ子役を演じた声優・堀江由衣の主な出演作品や担当キャラを紹介します。

『ラブひな』は赤松健によるラブコメディ漫画を原作としたテレビアニメです。主人公は東京大学への合格を目指す浦島景太郎で、彼は女子寮「ひなた荘」の管理人となり、住人の美少女とのドタバタ劇を繰り広げていきます。アニメは2000年4月19日から9月27日まで放送されました。

その他の出演作品や担当キャラとして、〈物語〉シリーズの羽川翼、DOG DAYSのミルヒオーレ・F・ビスコッティ、魔法つかいプリキュア!の十六夜リコ(キュアマジカル)、フルーツバスケットの本田透、リトルバスターズ!の直枝理樹、ミス・モノクローム -The Animation-のミス・モノクローム、ひぐらしのなく頃にの羽入、ぬらりひょんの孫の雪女(氷麗)、シャーマンキングのアイアンメイデン・ジャンヌなどがあります。

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上原メイ子に関する感想や評価

ここまで『16bitセンセーション』の上原メイ子特集をお届けしてきましたが、最後に『16bitセンセーション』の上原メイ子に関する感想や評価をTwitterより紹介します。

アニメ『16bitセンセーション』の上原メイ子の感想で多かったのが、この記事でも取り上げた声優・堀江由衣に関するツイートでした。こちらの投稿者も「癒される」と絶賛した上で、心地よさやゾクゾクする快感を与えてくれるASMRを熱望していました。

次に紹介するアニメ『16bitセンセーション』の上原メイ子に関する感想・評価は、本作アニメ『16bitセンセーション』と『Helck』の存在が2023年の救いだったという方のツイートです。上原メイ子については、アニメ声優の配役とキャラクターデザインともに最高だったようです。今後の熱い展開にも大きな期待をしていました。

続いて紹介する上原メイ子に関する感想・評価は、アニメ『16bitセンセーション』の配役の妙を呟くツイートです。下田かおりと上原メイ子との声優が、四半世紀前に放送されたアニメ『To Heart』のヒロイン・神岸あかりとメイドロボのマルチだったということに気づいたとのことで、感無量のようでした。

最後に紹介するのは、上原メイ子の可愛さを称賛するツイートです。物語の前半では、上原メイ子の可愛さで頭の中が埋め尽くされたと言います。物語の後半も上原メイ子の可愛さにより満たされた気持ちのまま物語が終了することを望んでいるようでした。

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上原メイ子まとめ

この記事では、「【16bitセンセーション】の上原メイ子は原作漫画の主人公?」と題して、アニメ版との違いやコノハとの関係、そしてアニメ声優の情報などをお届けしてきました。

まとめのイメージ

上原メイ子は、『16bitセンセーション』の原作漫画では主人公として描かれています。彼女はアルコールソフトで働きながら大きな成長を遂げていきました。アニメ版との違いは存在しますが、その核となる部分は変わりません。女性キャラとしての華やかさではコノハや冬夜に一歩譲る印象があるものの、彼女が物語の中で果たす役割を考えると必ずしもネガティブな要素ではありません。

むしろ、メイ子の控えめな存在感が、物語のバランスを保つ上で重要な役割を果たしています。特に、タイムリープしたばかりのコノハに対して、メイ子は常に優しく接し、彼女を支えていました。その姿勢は、他のキャラクター、特に守やかおりと同様に、コノハや作品全体にとっての大きな存在感を示していたと言えるでしょう。

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