2024年02月28日公開
2024年02月28日更新
【16bitセンセーション】モデル・元ネタは原作者の元職場?原作とアニメの違いも調査
『16bitセンセーション』には、アルコールソフトという架空のゲーム制作会社が出てきます。このアルコールソフトのモデル・元ネタは、原作者の元職場であるカクテルソフトだといわれています。本記事では、16bitセンセーションの原作者について紹介するとともに、作中の会社のモデル・元ネタについてまとめます。16bitセンセーションの原作とアニメの違いや、アニメの最終回についても解説します。
目次
16bitセンセーションとは?
16bitセンセーションの概要
16bitセンセーション単行本、増刷の見本誌が届いた。コノハが現れない世界線のアルコールソフト。こちらもよろしく。3巻はないので💦、同人誌を買ってください。 pic.twitter.com/I33auVqf3w
— 若木民喜@「16bitAL」「結婚ですか」アニメ4649 (@angelfrench) October 19, 2023
『16bitセンセーション』は、美少女ゲームの開発会社を描いた作品です。もともとは同人誌として作られていましたが、2020年から『16bitセンセーション 私とみんなが作った美少女ゲーム』というタイトルで、商業版コミックスが刊行されるようになります。2023年には、主人公とストーリーを改変したアニメが、TOKYO MXなどで放送されました。
16bitセンセーションのあらすじ
#16bitセンセーション 総評
— しゅか (@shuka_anime) December 28, 2023
もっとゲーム作りが見たかっただけに終盤の展開が、、って感じでした。見る人によってかなり評価が割れそうですね。自分は序盤の展開が好きだったのであの感じで最後までやってくれていれば高評価だったと思います。少し残念でした。お疲れ様でした。#アニメ16bitAL pic.twitter.com/fftqAg9luj
コミックス版の主人公である上原メイ子は、ひょんなことから美少女ゲームの開発に携わるようになります。メイ子はゲームの原画家としてデビューし、自らゲームの企画も行うまでに成長します。アニメ版では、あるゲーム会社で働くイラストレーターの秋里コノハが主役です。コノハはタイムリープをきっかけに、アルコールソフトで働くようになります。そして、一昔前のゲーム作りに悪戦苦闘しつつ、自分の夢に向かって突き進むのでした。
16bitセンセーションのモデル・元ネタや原作との違いは?
16bitセンセーション
— ラフ (@lafrecia) November 10, 2023
アルコールソフトのモブ社員のCVが豪華すぎる
結城:杉山里穂
神山:市ノ瀬加那
南里:河瀬茉希 pic.twitter.com/1TZ0PgSA5e
16bitセンセーションの原作やアニメには、現実世界に存在するゲームやショップなどが数多く登場します。そのため、物語の舞台となった「アルコールソフト」も、現実にある会社かと思う人もいるでしょう。しかし、主人公たちが働くアルコールソフトという会社は、実際には存在しません。
ただ、モデル・元ネタとなった会社はあると言われています。では、16bitセンセーションのアルコールソフトのモデル・元ネタとはどのような会社でしょうか?ここでは、16bitセンセーションのモデル・元ネタとなった会社について詳しく解説します。
16bitセンセーションのモデル・元ネタは原作者の元職場?
16bitセンセーションの原作者は誰?
SNS不精な私が作ってもきっとまた放置になる予感がしないでもないでも…(;^ω^) pic.twitter.com/W2YA7oD2J5
— みつみ美里💫アニメ16bit〜放送中♪ (@mitsumi_m) February 8, 2024
16bitセンセーションは、 美少女ゲーム開発の経験者が原作を務めています。原作者はみつみ美里さんと甘露樹さんで、2人は1990年代から美少女ゲームを制作する会社で働いていました。そして、当時の開発現場の状況を記録するため、16bitセンセーションの制作を始めたそうです。
16bitセンセーションのストーリーは原作者の体験談が元ネタとなっており、美少女ゲーム開発の過程などが詳細に描かれています。みつみ美里さんと甘露樹さんは16bitセンセーションの原作者ですが、作画は担当していません。16bitセンセーションで作画を担当しているのは、『神のみぞ知るセカイ』などの作者でもある若木民喜さんです。
アルコールソフトのモデルはカクテルソフト?
『16bitセンセーション ANOTHER LAYER』5話
— イータ (@ETA_624) November 2, 2023
大手からコンシューマ移植の話が来るまで成長したアルコールソフト
形見狭くなったキョンシーのように情熱や夢持てずに作れなくなったことは、散々コノハが言ってた夢や好きだった本来のアルコールソフトと徐々に離れているのでは...#16bitセンセーション pic.twitter.com/ZwECLJL0Bc
みつみ美里さんと甘露樹さんは、自分が働いていた会社をモデル・元ネタとして物語に登場させています。それが、主人公が働くこととなったアルコールソフトです。アルコールソフトのモデル・元ネタは、名前からして「カクテルソフト」だと推察されます。
16bitセンセーションには、実在する美少女ゲームである『同級生』という作品が登場します。この同級生を作ったのが、カクテルソフトです。このことからも、16bitセンセーションに登場するアルコールソフトのモデル・元ネタは、カクテルソフトである可能性が高いでしょう。
16bitセンセーションの原作とアニメの違い
16bitセンセーション、原作は最も盛り上がる場面の主人公がいざ美少女を描くシーンで、当時のちゃん様のこみパの原画を見開きで出すんです。それが絵の力を信じるってことだと思うんですよね。https://t.co/Ez0Bz3hqoq pic.twitter.com/s74DXYYRqa
— nicolith (@nicolith) December 27, 2023
16bitセンセーションはテレビアニメにもなりましたが、原作とアニメでは大きな違いがあります。16bitセンセーションの原作では、上原メイ子という女子大生が主人公でした。メイ子は美少女ゲームにはまったく縁がない学生でしたが、アルコールソフトの店長に頼まれてゲーム開発に携わるようになります。そして、徐々に仕事に慣れていき、美少女ゲームの原画も担当するようになりました。
16bitセンセーションの原作では、主人公のメイ子がゲーム開発に奮闘する姿がメインに描かれています。一方、アニメの16bitセンセーションでは、秋里コノハというイラストレーターが主人公となっています。コノハは原作には登場しない、アニメのオリジナルキャラです。アニメの16bitセンセーションは、コノハがタイムリープを繰り返しながら、アルコールソフトと関わっていく様子が描かれています。
原作:若木民喜、みつみ美里・甘露樹(アクアプラス) TVアニメ『16bitセンセーション ANOTHER LAYER』制作決定 ティザービジュアル公開#16bitAL https://t.co/Jr00O76AZl pic.twitter.com/YybI3Dzk0s
— SPICE[アニメ・ゲーム情報メディア] (@spice_anige) March 25, 2023
「タイムリープ」という現象を入れたことで、原作よりもSF要素が濃い作品となりました。アニメは原作との違いを明確にするため、タイトルに「ANOTHER LAYER」という副題を付け足しています。ANOTHERには「別の」、LAYERには「層」という意味があります。ANOTHER LAYERという副題を付けることで、アニメは原作の16bitセンセーションとは別の世界線にある物語だと強調しているのでしょう。
16bitセンセーションは打ち切り?最終回はどうなる?
16bitセンセーションの打ち切りの噂の理由
「16bitセンセーション 10」、「16bit Sensation Material」も無事届きました💾 pic.twitter.com/u6RkhB5HiP
— ヒロセ (@_h1r0se) January 8, 2024
16bitセンセーションの原作には、打ち切りの噂が流れることがあります。しかし、16bitセンセーションの原作が打ち切りになったという確定情報はありません。では、なぜ16bitセンセーションには打ち切りの噂が流れるようになったのでしょうか?16bitセンセーションはもともと同人誌として作られたものですが、その後KADOKAWAから単行本が刊行されています。
ただ、2021年に2巻が発売されて以来、新刊が発売される様子はありません。何年も新刊が出ないことから、16bitセンセーションは打ち切りだと噂されるようになったようです。ただ、16bitセンセーションは連載をしているわけではないため、「打ち切り」という言葉を使うのはおかしいでしょう。実際、同人誌はそれ以降も続いており、2024年2月現在で10巻まで作られているようです。
16bitセンセーションの最終回はどうなる?
16bitセンセーション
— ぱぴ坊 (@Ot6Yg) December 31, 2023
原作とは主人公も話の内容も違っていて、SF要素もあり風呂敷広げてたのに綺麗に終わってて凄かった pic.twitter.com/j0VU1GaGJU
16bitセンセーションの原作は商業版コミックスが2巻で止まっているため、最終回がどうなっているかわかりません。ただ、アニメの16bitセンセーションは、13話で最終回を迎えました。ここでは、16bitセンセーションのアニメの最終回について解説します。コノハはタイムリープを繰り返しながら、アルコールソフトの危機を救う大ヒットゲームを作り上げました。
その後、2023年に戻ったコノハは、秋葉原の町が大きく様変わりしていることに気づきます。コノハが作った「ラストワルツ」が大ヒットしたことで、未来が変わってしまったのです。コノハは大人になったマモルと出会い、自分の住んでいた世界がなくなってしまったことを嘆きます。マモルは新たなゲームを作り、そのゲームをラストワルツの対抗馬として売り出すことを提案します。
アニメ「16bitセンセーション ANOTHER LAYER」4~13話(終)
— ソノン (@sononheaview) December 30, 2023
面白かったです♪
劇中のネガティブな出来事も、明るく活発なコノハのお陰で、元気が伝播していくのが、凄く良かったです!
萌えないセイバーを見て、改変現代でもFFは変わってなさそう…と思ったよ(汗)#16bitAL #16bitセンセーション pic.twitter.com/2DdXlZsThq
マモルはラストワルツで成功したアルコールソフトの面々の未来を守りつつ、コノハがいたかつての秋葉原も取り戻そうと考えたのです。コノハはマモルの提案に乗り、2人で新たなゲームを作り始めます。思うようにゲームが作れず悩んでいるコノハのもとに、1本の電話がかかってきました。電話の相手は、過去で友達になった山田冬夜でした。冬夜との待ち合わせ場所に向かったコノハは、そこで何者かに連れ去られます。
コノハを拐ったのは、プラネットゲームズのCEOであるグレンでした。グレンは冬夜が社長を務めるシューティングスターズと提携し、冬夜の声を使ってコノハをおびき出したのでした。グレンはラストワルツを開発したコノハに目をつけ、新たなゲーム開発にコノハを利用しようとしていたのです。ピンチに陥ったコノハを助けたのは、異変を察知して駆けつけたマモルでした。
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— TVアニメ 16bitセンセーション ANOTHER LAYER 公式|💻 (@16bit_anime) December 31, 2023
💻#16bitセンセーション ANOTHER LAYER
放送・配信情報
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📶本日より各種配信サイトにて
第13話「『わたしの大切なもの』」
の配信が開始‼
ぜひ何度でもご覧ください✨https://t.co/5W7LR2HTYx#アニメ16bitAL pic.twitter.com/iZIkjlVl09
その後、エコーたちの助力もあり、コノハとマモルは無事に逃げ切ることができます。そこに、マモルが招集したアルコールソフトのスタッフたちも到着し、コノハは彼らと一緒にゲーム作りを進めることになります。皆の協力のもと、コノハはラストワルツに対抗できる美少女ゲームを完成させました。コノハはそれを持って、1999年へとタイムリープします。
そして再び2023年に戻ると、そこにはコノハが知っている秋葉原の町並みがありました。アルコールソフトもなくなっておらず、スタッフたちも以前の未来と同じくアメリカで活躍していました。しかし、マモルだけは秋葉原に残り、ずっとコノハを待ち続けていたのです。コノハはマモルと再会し、また2人でゲーム作りを始めました。
16bitセンセーションに関する感想や評価
16bitセンセーション原作同人誌やっと読みました。解説が濃いのと、でもストーリーがあって読みごたえ有りました。確かにコノハが出てくるアニメとは別かも pic.twitter.com/bHqvk2nse2
— なりた (@nai_sei_10000) November 29, 2023
16bitセンセーションの原作には、「読み応えがある」という感想が上がっています。16bitセンセーションの原作はゲーム業界の内情が詳しく知れる内容となっており、現場の雰囲気が知れて面白いと評判です。また、ストーリーも良くできていると、高評価を得ています。
16bitセンセーションAL、原作キャラこそ出てくるもののストーリーはアニメオリジナルで先が読めず大変ワクワクなので未視聴の人には是非見ていただきたい
— やしきん (@yashikindesu) November 22, 2023
アニメの16bitセンセーションは、原作とはまったく違う内容です。そのため、原作を読んだことがある人でも、先の読めない展開にワクワクできたようです。
16bitセンセーション観終わった。
— 勇(=゚ω゚)気 (@okarocker) December 28, 2023
結構冗談抜きに駄作にならないか心配してたけど、ちゃんと綺麗に終わってよかったな。
美少女ゲー全然知らないから予想だけど、途中の超展開からの最後良い感じに終わる流れ自体、古き良き美少女ゲーのオマージュって意図なんかな。
考察とか見る限りでは。
16bitセンセーションのアニメは、途中からSF要素が絡んできます。ストーリーが複雑化したことで、物語の着地点がどこになるか不安を覚えた人も多いようです。しかし、16bitセンセーションのアニメの最終回は、素晴らしいハッピーエンドを迎えました。ファンも納得のいく終わり方に、「きれいに終わった」との感想が多く寄せられています。
16bitセンセーションのモデル・元ネタまとめ
#16bitセンセーション
— てふてふ (@tefu_tefu_180) October 15, 2023
16bitセンセーション1話観てきました!
美少女ゲーが衰退した今、美少女ゲー全盛期?にタイムスリップするのは面白いですね!
漫画の方ではコノハちゃんがそもそも登場してないんですね アニオリキャラが主人公の作品初めてかも…
美少女ゲーは全く触れて来てないので楽しみです! pic.twitter.com/FS9nJss9Db
16bitセンセーションのモデルや元ネタについてまとめました。16bitセンセーションは、実在するカクテルソフトをモデルとした作品です。カクテルソフトは一時期活動を休止しましたが、2004年に活動を再開しています。カクテルソフトやゲーム業界に興味がある人は、より一層16bitセンセーションが楽しめるでしょう。