【シャンフロ】深淵のクターニッドはタコ形の最強種！5形態や討伐戦の内容は？

『シャングリラ・フロンティア（シャンフロ）』には七つの最強種の1体、深淵のクターニッドが登場します。一筋縄ではいかないクターニットとの戦いは、読者から「面白い」「ゲームのボス戦らしいギミックがあるのが良い」などと好評です。そこで、ここからは深淵のクターニッドが何話で登場するのか、また何話で討伐されるのか？などの疑問に答えつつ、討伐戦の内容やクターニッドの5形態について詳しく紹介していきます。

• 漫画タイトル：シャングリラ・フロンティア〜クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす〜
• ジャンル：SF・VRゲーム、冒険、ファンタジー
• 原作・原案など：硬梨菜
• 作画：不二涼介
• 掲載誌：週刊少年マガジン
• 発表号：2020年33号～
• 巻数：既刊16巻（2023年12月時点）
• アニメ情報：窪岡俊之（監督）、筆安一幸（シリーズ構成・脚本）、倉島亜由美（キャラクターデザイン）、C2C（アニメーション制作）、2023年10月1日～（放送期間）

それではまず、『シャングリラ・フロンティア』の作品情報から見ていきましょう。シャングリラ・フロンティアは小説投稿サイト「小説家になろう」にて、2017年5月19日より連載中のオンライン小説です。略称は「シャンフロ」。作者はweb小説家の硬梨菜先生です。メディアミックスとして、コミカライズ化・アニメ化・ゲーム化がおこなわれています。

ここではシャングリラ・フロンティア（シャンフロ）の簡単なあらすじを紹介します。ごく普通の高校生ゲーマーである主人公・陽務楽郎は、通常ならば忌み嫌われるクソゲー（向上した映像技術にシステム面が追い付いていないゲーム）をこよなく愛するクソゲーハンターでした。ある日、クソゲーをクリアして燃え尽き症候群となってしまった楽郎は、普段ならば手を出さない神ゲー『シャングリラ・フロンティア』を購入し…

シャングリラ・フロンティア（シャンフロ）の深淵のクターニッドはゲームが開始されて一回も倒されたことがない、作中屈指の強さを持つモンスターであり、シャングリラ・フロンティア（シャンフロ）のワールドストーリーを進めるのにも関係している重要キャラです。では、ここから深淵のクターニッドについて詳しく解説していきます。

シャングリラ・フロンティア（シャンフロ）の深淵のクターニッドとは、ゲームが開始されて1回も倒されたことがない「七つの最強種」の1体であり、サンラクを苦戦させた夜襲のリュカオーンと同じユニークモンスターです。「反転」という能力を持っています。その名の通りあらゆることを反転させることができる能力で、たとえば破壊されたところを破壊されていないということにできます。

深淵のクターニッドが登場する場所は「深淵盟都ルルイアス」です。深淵のクターニッドに挑むためには、旧大陸の港街「フィフティシア」にて特殊NPCと会話することで発生するユニークシナリオ「深淵の使徒を穿て」を受注、シナリオを進行しなければなりません。ユニークシナリオEXの名前は「人を深淵を見仰げ、世界は反転る」となっています。

かつての名前は「ルールイア」という島国です。もともとルールイアには人が住んでいましたが、国を壊滅寸前にまで陥れた大群青をクターニッドが抑え、その感謝の気持ちとしてクターニッドに差し出したため、現在はクターニッドの住処となっています。そして、クターニッドの能力によって島ごと海に沈められており、島の中には半魚人や強力なモンスターが蔓延っていました。

深淵のクターニッドはサンラクが墓守のウェザエモンの次に倒したユニークモンスターですが、運営側の想定では深淵のクターニッドが最初に倒される予定だったようです。では、深淵のクターニッドは何話で登場し、何話で討伐されるのか、また討伐戦はどのような内容なのか？ここからはクターニッドの登場回や討伐される回、討伐戦の内容をそれぞれ解説していきます。

深淵のクターニッドは何話で登場するのか？結論から言うと、小説家になろうの第198話「倶に天を戴いて 其の四」で登場します。討伐されたのは第213話「倶に天を戴いて 其の十九」です。

先に深淵のクターニッドが何話で登場し、何話で討伐されたのかを紹介しました。では、クターニッド討伐戦はどのような内容となっているのでしょうか？ここではクターニッド討伐戦の内容を解説します。まず、クターニッドが登場する深淵盟都ルルイアスには、1つの城と4つの塔があります。

それぞれ城にはクターニッドが、塔にはクターニッドの特殊な眷属である4体のモンスター「封将」が待ち構えています。そして、クターニッド討伐戦に至るまで、4つの塔それぞれに配置されているクリーオー・クティーラー、スレイビール・ダーゴーン＆ハイドーラ、バーシュド＝メルナクル、アンモーン・オトゥームを倒さなければなりません。封将の詳細については以下のとおりです。

• クリーオー・クティーラー：魔法を封じる能力を持つクリオネ姿のモンスター
• スレイビール・ダーゴーン＆ハイドーラ：物理攻撃やスキルによる攻撃を無効化する2体で1体のボスモンスター
• バーシュド＝メルナクル：近距離攻撃を無効化する能力を持つ1種の群体モンスター
• アンモーン・オトゥーム：魔法、スキルを問わず遠距離攻撃を無効化する能力を持つアンモナイトを模した騎士モンスター

上記4体の封将を無視してクターニッド本体と戦うこともできますが、その場合はクターニッドが封将の持つ能力を使用してくるため、討伐難易度が跳ね上がります。4体の封将を倒す場合は物理・魔法・遠距離・近距離の攻撃を無効化されないように、討伐チームのメンバーごとに役割分担をする必要があります。

シャングリラ・フロンティア（シャンフロ）の深淵のクターニッドは、第1形態「妄想態」、第2形態「幻想態」、第3形態「空想態」、第4形態「仮想態」、第5形態「想像態」といった5つの形態をすべて倒すことで攻略することができます。

では、その5つの形態について一覧で詳しく見ていきましょう。ちなみにクターニッドはサンラクの攻撃により宝珠を破壊された後、顔を持ち上げられて無防備な状態をさらし、そこを秋津茜によって攻撃され討伐されました。

深淵のクターニッドの第1形態は、巨大な漆黒のタコに見える姿をした「妄想態」です。ルルイアス中央の城にある地下の扉を開いた先で待ち構えています。この形態のクターニッドは仮の姿であり、実際には存在していないため倒せません。城内にあるパズルを解く必要があります。パズルを解くことで次の形態に移行します。

深淵のクターニッドの第2形態は、宙に浮いた巨大な八芒星から触手と目玉が生えた「幻想態」です。戦闘開始と同時に特殊行動「深淵凝視」を発動し、シナリオ参加者に恐怖を振りまきます。攻撃に用いられる触手すべてに一定ダメージを与えると次の形態に移行するのですが、触手の数は96本（大元の8本が12本に枝分かれした時の総数）とかなり多いです。

深淵のクターニッドの第3形態は、魔法陣を組み合わせて作られた巨大なタコ「空想態」です。

触手が持つ8つの聖杯は発光することで8つのそれぞれ異なる特殊能力を発動し、それに対応した反転効果が現れます。その効果は赤が近距離攻撃無効、橙が遠距離攻撃無効、黄が物理攻撃無効、黄緑が魔法攻撃無効、緑が色彩反転（プレイヤーの視点の色が変わる）、青が性別反転（プレイヤーの性別が変わる）、藍がステータス反転、紫がダメージ反転など。空想態はこれらすべての聖杯を破壊することで攻略できます。

深淵のクターニッドの第4形態は、ブラックホールのような漆黒の穴に姿を変えた「仮想態」です。一定時間経つごとにモンスターを召喚し、吸収します。仮想態は5分経つと自動的に第5形態に移行しますが、吸収したモンスターの数によって第5形態の体力が変動するため、早めに倒しておかなければ第5形態の攻略が難しくなります。なお、この時はプレイヤーに対して攻撃をおこなうことはありません。

深淵のクターニッドの第5形態は、第4形態で吸収したモンスターによって仮初の実態を得た「想像態」です。想像態は二段階の行動パターンを持っています。1段目は宝玉によって戦闘に参加しているプレイヤーからランダムに選出された8名の行動パターンを解析し、自分の動きとするパターンです。第2段階は8本の超巨大触手を展開して攻撃するパターンです。倒すには第2段階で背中にある8つの宝玉をすべて壊さなければなりません。

ここまでシャングリラ・フロンティア（シャンフロ）に登場する深淵のクターニッドについて、何話で登場し何話で討伐されたのか、またどのように倒すのか？などの疑問を考察紹介しました。では、最後に深淵のクターニッドに関して寄せられたネット上の感想や評価を見ていきましょう。ネット上ではクターニッド戦について「面白い」「ゲームのボス戦らしいギミックがあるのが好き」などといった声があがっています。

深淵のクターニッド討伐戦に関する声があがっています。こちらではクターニッドとの戦いが「面白すぎた」と好評です。ほかの感想ではクターニッドの反転の使い方を高評価する声もあがっています。クターニッドは第5形態まであり、さまざまな戦い方をするためクターニッド討伐戦はかなり見ごたえのある戦いと言えるでしょう。

深淵のクターニッド討伐戦におけるギミックに関する声があがっています。こちらでは深淵のクターニッド戦におけるギミックが「いかにもゲームのボス戦らしい」として高評価されているようです。

クターニッド戦は5つの形態ごとにギミックがあります。たとえば、城内にあるパズルを解いたり、クターニッドの触手すべてに一定ダメージを与えたり、クターニッドの持つ聖杯を破壊するなど。このようにクターニッド戦にはさまざまなギミックがあるため、とても見ごたえがあり、またゲームのボス戦を見ているような感覚になるかもしれません。

深淵のクターニッド討伐戦に関する声があがっています。こちらではクターニッド討伐戦が「面白い」と好評です。また、「プレイヤーの人間性も出ててなんか良い」とのことですが、これは4体の封将と戦う時のことを言っているのでしょうか？4体の封将と戦う場合は、物理・魔法・遠距離・近距離の攻撃を無効化されないように、討伐チームのメンバーごとに役割分担をする必要があります。

本記事ではシャングリラ・フロンティア（シャンフロ）の深淵のクターニッドについて、登場シーンや5形態、討伐戦の内容を交えて紹介しました。深淵のクターニッドは小説家になろうの第198話「倶に天を戴いて 其の四」で登場し、第213話「倶に天を戴いて 其の十九」で討伐されます。

深淵のクターニッドを討伐するためには、塔にいる深淵のクターニッドの4体の眷属「封将」を討伐し、その後現れるクターニッドの第1形態「妄想態」、第2形態「幻想態」、第3形態「空想態」、第4形態「仮想態」、第5形態「想像態」をすべて討伐しなければなりません。以下にて第1～第5形態の討伐方法をまとめています。シャングリラ・フロンティアの漫画を読む際はぜひ、本記事のまとめを参考にしてみてください。

• 妄想態（第1形態）：城内にあるパズルを解く
• 幻想態（第2形態）：攻撃に用いられる触手すべてに一定ダメージを与える
• 空想態（第3形態）：触手が持つ8つの聖杯をすべて破壊する
• 仮想態（第4形態）：5分経つと自動的に第5形態へ移行する
• 想像態（第5形態）：背中にある8つの宝玉をすべて破壊する