シャングリラ・フロンティアをネタバレ解説!漫画のあらすじや原作者も紹介

投稿サイト「小説家になろう」に連載中のライトノベルを原作とした漫画版シャングリラ・フロンティア。今話題のこの作品をネタバレ解説します!この記事では、シャンフロの愛称で特に若者層から熱烈な支持を得ている漫画版の1巻から3巻までのあらすじをネタバレで紹介していきます。さらに、原作者の情報やシャングリラ・フロンティアの面白い魅力考察など盛りだくさんの情報をお届けします。この機会にぜひご覧ください!

シャングリラ・フロンティアをネタバレ解説!漫画のあらすじや原作者も紹介のイメージ

目次

  1. シャングリラ・フロンティアの漫画とは?原作者も紹介
  2. シャングリラ・フロンティアのあらすじネタバレ
  3. シャングリラ・フロンティアの面白い魅力
  4. シャングリラ・フロンティアのコミカライズ・漫画版
  5. シャングリラ・フロンティアに関する感想や評価
  6. シャングリラ・フロンティアのネタバレまとめ

シャングリラ・フロンティアの漫画とは?原作者も紹介

シャングリラ・フロンティア(シャンフロ)の概要

シャングリラ・フロンティア(略称:シャンフロ)は、正式名称を「シャングリラ・フロンティア~クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす~」といい、小説投稿サイト「小説家になろう」に連載されている同名のライトノベルを原作とする漫画作品です。

シャンフロでは、近未来におけるバーチャル空間で行われるネットゲーム(VRMMO)をテーマとしています。作品の中での大人気ゲーム「シャングリラ・フロンティア」に主人公のサンクラがプレイヤーとして参加し、冒険の旅へ出かけるストーリーになっています。

原作をコミカライズした漫画作品は、2020年週刊少年マガジン7月号より連載を開始、現在も連載中の作品です。第1話が掲載されると、すぐに読者アンケートで1位を獲得、10代や20代など若い読者層から熱い支持を受けています。

シャングリラ・フロンティアの原作者

続いて、シャングリラ・フロンティアの原作者を紹介していきます。原作者はペンネームを硬梨菜(カタリナ)といい、本名・性別などプロフィールは不明です。

硬梨菜は、2017年5月小説投稿サイト「小説家になろう」に本作の原作となるライトノベルを発表。以降頻繁に更新を重ね、人気もうなぎ上りに上昇していきます。未だ書籍化されていませんが、ファンアンケートが実施されたり二次創作小説が登場するなど異例な展開を見せています。人気のほどは、アニメ化して欲しいラノトノベルランキングの2020年下半期で支持率30%を獲得、第1位に輝いたことでも裏付けられました。

硬梨菜の作品の特徴は、緻密な設定により構成されていること。そうした世界観・キャラクター設定については、小説のあとがきやサイトに寄せられた感想への返信で明かされています。さらに設定情報だけを掲載したページも数多く用意されていることから、作者の設定を大切にする姿勢がよくわかるのではないでしょうか?

『シャングリラ・フロンティア~クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす~』を徹底解説! │ 週刊少年マガジン公式

シャングリラ・フロンティアのあらすじネタバレ

1巻あらすじネタバレ

ここからは本題であるシャングリラ・フロンティアの巻毎のあらすじをネタバレありで解説していきます。

物語の舞台となるのは、高度なVRゲームが普及した近未来の日本。主人公のサンクラこと陽務楽郎(ひづとめ・らくろう)は、パッと見はごく普通の高校2年生でしたがクソゲー攻略に情熱を傾ける「クソゲーハンター」の異名を持っていました。

夏休み前のある日、ゲームショップを訪れた楽郎は、店員からの一言「たまにはクソゲー以外もやってみたら」に触発され神ゲー「シャングリラ・フロンティア」を購入します。家に帰って早速神ゲーを起動する楽郎。今までのクソゲーではあり得ない操作性の良さやバグのなさに感動します。そして、クソゲーで鍛えたスキルを活かして難易度の高いクエストをクリアするうちに、シャンフロの世界に引き込まれていきました。

2巻あらすじネタバレ

次に漫画シャングリラ・フロンティアのネタバレなあらすじを解説していきます。ゲーム「シャングリラ・フロンティア」で最強の1体「夜襲のリュカオーン」に敗北を喫したサンクラ。身体全体にペイントでマーキングされた上、胴体と足を捕縛されてしまいます。

そんな中で、サンクラは新たにNPCの魔術兎エムルを仲間に引き入れます。ところが、エムルといるところを新米プレイヤーに写真に撮られ、名前入りで掲示板に張り出されてしまいます。サンクラの見た目や喋るNPCのコンビは注目を集め、後に多くのプレイヤーたちが押しかけて来ることになります。

次にサンクラが取った行動は、エリアボスを討伐することでした。さっそくエリアボスの泥堀りマッドディグと沼地帯での一戦を交えるサンクラ。ところが、沼地のため持ち味である俊敏さが生かず苦戦を強いられます。そんなサンクラの窮地を救ってくれたのがエムルの魔法攻撃でした。接戦を制したサンクラは、エリアボス討伐に成功しました。

サンクラの進撃は続きます。サードレマに到着したサンクラを待ち構えていたのは、SF-zooの園長・アニマリア。掲示板を見てテイムを聞き出そうと考えたのです。ところが、そこにかつてのクソゲー仲間ペンシルゴンが現れます。サンクラはアニマリアにペンシルゴンの足止めをさせ、その場を後にします。その後も行く手を阻まれるサンクラでしたが、エムルに兎の国・ラビッツへ転送してもらい難を逃れました。

次に、サンクラはユニークシナリオ「兎の国からの招待」に着手。クエストの内容は闘技場・ヴォーパルコロッセオでモンスター10体と1体ずつ戦うことでした。順調に勝ち進み残り1体となったところで、ヴォーパルバニーのボス・ヴァッシュが現れます。残りの1体は彼が用意したモンスター「妄執の樹魔ルーザーズ・ウッズ」。段違いの戦力差に、ある条件が追加されました。その条件とは、「5分間生き延びろ」でした。

ところがこれが至難の業。時間稼ぎで逃げ回ろうという甘い考えは吹き飛んでしまいます。サンクラは戦略を練り直し初見突破をめざします。ようやくウッズの魔法攻撃を支えている杖を奪い取ることに成功。ところが、残り2分になったところでヴァッシュのきつい一言が飛び出します。「安堵するには早すぎらぁな」。

3巻あらすじネタバレ

最後に漫画版3巻のあらすじをネタバレありで解説していきます。残り2分でルーザーズ・ウッズが繰り出したのは、意表を突く発狂モード。俊敏さを生かして攻撃を回避するサンクラでしたが、あまりの攻撃の多さに屈しデバフ攻撃を許してしまいます。窮地に陥ったサンクラは、苦し紛れに奪った杖を放り投げました。これが功を奏し、ウッズが杖を取りに行っている間に5分が経過。ホッと胸をなでおろすサンクラでした。

今度は、クソゲー仲間ペンシルゴンからメールが入ります。それは、シャンフロのプレイヤー3000万人が誰一人倒したことのない「七つの最強種」の1つ「墓守のウェザエモン」討伐への誘いでした。墓守のウェザエモンを倒すことができるのは、大規模アップデート直後の一度きりだということでした。

サンクラはペンシルゴンの連れのカッツォとともに「墓守のウェザエモン」討伐に臨みます。難敵ウェザエモンでしたが、アンデット系のモンスターであることにペンシルゴンが気付き、攻略の希望が見えてきます。

決行の夜まで別行動を取ることになったサンクラとカッツォ。地図と釣竿、そして双剣を武器にライブスタイド・レイクサーペントモンスターを倒すことに成功しました。その成果は大きく、レベルアップに加えて新たなスキルも身に付きました。

その後合流したペンシルゴンは、サンクラたちの短時間でのレベルアップに驚きます。その彼女の口から出たのは「墓守のウェザエモン」と戦うための条件でした。それは、「ユニークPC・遠き日のセツナと話をする必要があるの」だったのです。

シャングリラ・フロンティアの面白い魅力

面白い魅力①転生ものではない?

ここまで、ライトノベルを原作とする人気漫画「シャングリラ・フロンティア」のあらすじをネタバレで解説してきました。次に本作シャングリラ・フロンティアの面白い魅力について考察していきます。

小説投稿サイト「小説家になろう」の作品の特徴として、いわゆる「転生もの」をイメージされる方が多いのではないでしょうか?大人気作品「転生したらスライムだった件」や「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」も然りです。ほぼ例外なく主人公が異世界のキャラに転生したり転移しています。

ところが、本作シャングリラ・フロンティアでは、主人公は転生したり異世界に転移することはありません。ゲームの世界に入り込みますが、あくまでプレイヤーとして活躍します。作中ではゲームの世界に没入する主人公のサンクラこと陽務楽郎が、時に現実世界で休息を取ったり、別のゲームに興じている場面も出てきます。転生ものでないことがシャンフロの面白い魅力になっているのです。

また、ゲームの世界にこだわっているからこその不可思議な点も現れます。例えば、決められたことしか話せないはずの、コンピュータのプログラム上で動くNPC(ノンプレイヤーキャラクター)であっても、シャンフロでは生身の人間のようにしゃべったりします。こうした点もシャンフロならではの魅力の1つになっているようです。

面白い魅力②主人公のキャラ

一般的に主人公というと、イケメンの外見に颯爽としたコスチュームのカッコいいキャラを想像することでしょう。ところがシャンフロの主人公・楽郎(サンクラ)のアバターは、ハシビロコウのような鳥の被り物にパンツ一枚というコミカルないで立ちで登場します。

最初は、楽郎も普通の洋服に覆面なしのアバターでした。ところが、何を考えたのか楽郎はそれらを全て売ってしまい半裸の状態に。素顔は隠したかったらしく、身近にあった覆面がハシビロコウだったというわけです。結果的に一度見たら忘れられない面白いキャラになりました。

面白い魅力③ゲーム世界の「ユニーク」要素

シャングリラ・フロンティアにはゲーム世界の「ユニーク」要素が詰まっています。それが作品の面白い魅力を増幅させていると言えるでしょう。例えば、サイドクエストの一つの「ユニークモンスター」。世界に7体しかないユニークモンスターは攻略法も不明で、多くのプレイヤーが血まなこになり謎と格闘しています。

主人公のサンラクは、ユニークモンスターの一つ「夜襲のリュカオーン」に偶然出会います。そして、そこから誰も辿り着いたことのないシナリオの入口に立つのです。読者の多くがこの展開に引き込まれいき、いやが上にもテンションは上昇してしまうことでしょう。

そして、サンラクが誰も読んだことのないシナリオを手に入れたことは、多くのプレイヤーが知るところとなります。情報を求めて多くのプレイヤーがサンラクのもとに押し寄せます。プレイヤー同士の戦いも勃発し、読者はここでも手に汗握る体験に身を任せることになります。

シャングリラ・フロンティアのコミカライズ・漫画版

シャングリラ・フロンティアのコミカライズ担当は不二涼介

シャングリラ・フロンティア特集の最後に、ライトノベル・シャンフロを原作とした漫画版を紹介します。シャンフロのコミカライズにあたり、作画を担当したのは漫画家の不二涼介です。

彼は「進撃の巨人」を原作としたスピンオフ作品「進撃の巨人 LOST GIRLS」を皮切りに、漫画「ワールドエンドクルセイダーズ」やアニメ「Fairy gone」のコミカライズを手掛けてきました。

不二涼介の作画がすごい

漫画版シャングリラ・フロンティアで大きな話題になったのが、不二涼介の作画の凄さです。登場人物の生き生きした表情や躍動感のあるアクションは、見ごたえ満点と評判になりました。

その特徴は人間だけにとどまらず、モンスターや動物iでも迫力ある画像を見ることができます。緻密な設定が肝となっているシャンフロですが、それを漫画で表現するには不二涼介のように高い画力を持つ作家が必要となるのです。

シャングリラ・フロンティアに関する感想や評価

ここまで漫画シャングリラ・フロンティアのネタバレあらすじを中心にお届けしてきましたが、最後にシャングリラ・フロンティアに関する感想や評価をTwitterより紹介します。

最初に紹介するシャングリラ・フロンティアに関する感想や評価は、シャンフロの原作小説を読んだ方のツイートからです。普段は投稿サイト「小説家になろう」の小説は読まないという投稿者。

偶然手にしたシャングリラ・フロンティアが面白いことに気づき、今では、はまっているそうです。たまには新たな分野へ手を伸ばしてみることが必要なのかも知れません。

続いて紹介するシャングリラ・フロンティアに関する感想や評価は、シャンフロに興味を示している方のツイートからです。「次に来るマンガ大賞」で5位に入賞したシャングリラ・フロンティア。今まで漫画には興味がなかった投稿者ですが、面白い感じがすると言います。先ほどのツイートのように、偶然の出会いが幸せな結果をもたらすことになるかも知れません。

最後に紹介するシャングリラ・フロンティアに関する感想や評価は、シャンフロの漫画5巻を読了した方のツイートからです。殺人ゲームでもないのに、ここまで読者を興奮させられるのはすごいと言います。原作小説に興味が湧いてきたのか、ネット小説の書籍化を希望していました。

シャングリラ・フロンティアのネタバレまとめ

ここまで、「シャングリラ・フロンティアをネタバレ解説!」と題して漫画版のあらすじをはじめ、シャンフロの面白い魅力考察や原作小説の作者の紹介などをしてきました。いかがでしたでしょうか?

まとめのイメージ

この記事でシャングリラ・フロンティアに興味を持った方は、漫画版や現在も連載中の原作小説を読んでみてはいかがでしょうか?百聞は一見に如かずとも言います。感想・評価欄のTwitter投稿者のように、趣味の世界が広がり作品との幸せな出会いが生まれることになるかも知れません。

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