【天官賜福】風師（フォンシー）は最後に死亡する？性別は男性？女性？

こちらの記事では、2020年に日本でアニメが放送された『天官賜福』の登場人物、風師（フォンシー）の最後についてしています。風師が最後に死亡するのか、もしくは死亡せずに生き残るのかを知りたい人は、『風師は最後に死亡する？』の項目に目を通してみてください。また、風師の最後や死亡の他にも、風師の性別が男性なのか、女性なのかについても説明しています。

天官賜福の作中で、男性と女性の姿、両方を見せた風師の本当の性別がどちらなのか気になっている人は、そちらの項目もチェックしてください。他にも、風師のプロフィールや、天官賜福のアニメで風師の声を演じた声優についても紹介しています。天官賜福のアニメでは、男性の姿と女性の姿で風師の声を演じた声優が違います。

こちらの記事では、初登場時に風師の声を演じた女性声優・川澄綾子さんのプロフィールと代表作をまとめました。天官賜福の登場キャラクター・風師が最後に死亡の結末を迎えるのかを紹介する前に、まずは下記の項目で風師が活躍する本作の作品概要と物語のあらすじを紹介しています。天官賜福の作品情報をおさらいしたい人は、そちらの項目から目を通してみてください。

風師（フォンシー）が活躍する天官賜福は、中国のWEB小説を原作としたBL作品です。天官賜福の原作者は墨香銅臭先生で、日本語翻訳は鄭穎馨さんが担当しています。天官賜福の原作小説は2017年から2018年にかけて晋江文学城にて連載され、全6巻で完結しました。2020年には中国の動画共有サービスbilibiliにてアニメが放送されました。天官賜福のアニメは現在第2期まで制作されています。

アニメの天官賜福の制作は中国のアニメ制作会社・絵夢動画とRed Dog Culture Houseが担当しており、日本語版はソニー・ミュージックソリューションズとアニプレックスが手掛けています。日本語版は、日本の声優がキャラクターの声を吹き替え、中国語の文字や挿入歌には日本語訳がついています。天官賜福の日本語版アニメは、第1期が2021年、第2期が2024年1月から放送されました。

古代中国にあった仙楽国の太子である謝憐は、生前、人々のために尽くしたことで、武神として天界に招かれます。しかし、度重なる不運により、天界から追放されてしまいます。そして3度目の追放の時、謝憐は「下界で徳を積もう」と考えました。まず自分にできることからと考えた謝憐は、ガラクタ集めをすることにします。その最中、謝憐は三郎と名乗る不思議な少年に出会います。

風師（フォンシー）は、天官賜福に登場する神の1人です。男性と女性の姿に変化できます。天官賜福の作中では「風師」と呼ばれることが多いですが、本名は師青玄（シー・チンシュエン）といいます。天界には、自然の能力を操る五師がおり、風師はそのうちの1人で風を操る神です。そのため、人々からは称号である「風師」の名前で呼ばれています。

風師は、天官賜福の主人公・謝憐と同じように、元々は下界で生まれた人間でした。下界にいた時に兄がおり、兄が徳を積んで天界に招かれました。その後、水師の称号を得た兄の指名によって、風師も天界に招かれます。天界の神になった者は、下界の人々に祀られる風習があり、風師は兄である水師と一緒に祀られることが多い人物でした。

「神を2人並べるなら片方は女性の方が見栄えする」という下界の人々の考えによって、いつしか風師は女性の神として祀られることが多くなります。女性の神として人々に知られていることによって、女性の姿をしている時の方が法力が強くなり、自ら女性の姿に変身することが多くなったようです。

自ら女性の姿に変身することからも分かるように、風師は明るく朗らかな性格をしています。交友関係も広く、天界では評判の良い神として知られています。また、謝憐と困難を乗り越え交友を深めた後には、周囲に非難されていた謝憐をかばう正義感ある一面を見せています。

天官賜福の原作小説は全6巻で完結しています。そのため、天官賜福の登場キャラクターの最後について、小説版で既に描かれています。原作の天官賜福の物語では、風師（フォンシー）は死亡しておらず、生存の結末を迎えています。しかし、原作小説は中国語で書かれているため、日本語で公開されているインターネットの情報では、風師がどのような最後を迎えたのか詳しい情報までは分かっていません。

風師は天官賜福の物語の最後まで死亡していないものの、風師の兄である水師は死亡の結末を迎えました。こちらも、日本語の情報ではどのような最後となったのかは不明ですが、弟である風師を救うために命を落としたことは分かっています。風師は下界で人間として暮らしていた頃、運が無い人物だったようです。それを変えるため、水師が何かしらの行動をとりその行動がきっかけで恨みをかい、死亡に繋がったようです。

天官賜福の初登場シーンで、風師は美しい女性の姿で登場しました。しかし、その姿は変化によって見た目を変えた姿だったのです。その後、風師が天官賜福の物語に再登場した時には、女性の時の面影を残男性の姿でした。天官賜福のアニメでは、男性の姿の時の風師は長い黒髪と、薄い緑色の瞳が印象的な姿をしています。

天官賜福のアニメで風師（フォンシー）の女性の時の声を演じたのは、『のだめカンタービレ』の野田恵や、『シスタープリンセス』の千影の声なども担当している川澄綾子さんです。川澄綾子さんは「あやちー」や「綾ねぇ」の愛称で親しまれている声優で、大沢事務所所属の声優として活躍しています。

公表プロフィールでは、1976年3月30日生まれのB型、身長157センチ、東京都出身であることを公開されています。3歳からピアノを習っており、声優業の傍ら、作詞作曲を自ら手掛けた音楽アルバムも制作しています。交友関係が広く、声優仲間と遊びに行ったり、食事に行くことが多いようです。

• 野田恵（のだめカンタービレ）
• 千影（シスタープリンセス）
• 安藤まほろ（まほろまてぃっく）
• 桜庭葵（藍より青し）
• 桜木茉莉（苺ましまろ）
• 吉田一美（灼眼のシャナ）
• 天条院沙姫（ToLOVEる）
• エリー/リーシャ・バレンタイン（RAVE）

原作があるアニメ作品は、原作とアニメでキャラクターのデザインが違うことがあります。こちらのかたのように、アニメの天官賜福を見た人の中には、風師（フォンシー）の見た目がアニメと原作で違うのか気になっている人がいるようです。天官賜福の原作小説は、日本語版が第2巻まで発売しているので、気になっている人はそちらを手に取ってみてはいかがでしょうか？

天官賜福のアニメを見た人からは「風師の声優が川澄綾子さんで嬉しかった」という声があがっています。川澄綾子さんは、1990年代から2000年代にかけて特に活躍されていた声優の1人です。風師の見た目に合った美しい声が、風師の魅力を引き立てています。

天官賜福の物語では、謝憐と風師が一緒に困難を乗り越えて、友情を結びます。その後、謝憐が過去にとった行動を叱責されるシーンがあり、風師はそのような窮地に陥った謝憐を庇う姿を見せました。天界の人々から良く思われていない謝憐を、そのように庇う風師の姿を見て、「風師は良い人」と評価する人も多いことでしょう。

以上、天官賜福に登場する風師（フォンシー）の最後について紹介してきました。天官賜福の原作小説では、風師は最後まで死亡せず生き残っています。一方、風師の兄である水師は、風師を救うために犠牲になって死亡の結末を辿りました。作中では、女性の姿で初登場となった風師ですが、本当の性別は男性です。

作中では度々女性の姿になる風師の様子が描かれており、アニメでは男性と女性の姿の時で、それぞれ別の声優が演じています。初登場時の女性の姿では川澄綾子さん、本当の姿である男性の時には島崎信長さんが声を演じています。