【飴色パラドックス】ネタバレあらすじと感想！雑誌編集部が舞台の仕事ものBL漫画

こちらの記事では、シェリプラスで連載中のBL漫画『飴色パラドックス（飴パラ）』のあらすじと感想を、ネタバレを交えて紹介していきます。飴色パラドックスのネタバレあらすじは『飴色パラドックスの漫画あらすじネタバレ』の項目の中で紹介しているので、どのようなストーリーなのか気になっている人はそちらをチェックしてみてください。

他にも、『飴色パラドックスに関する感想や評価』の項目では、飴色パラドックスの漫画やドラマを見た人の感想を紹介しています。こちらの記事では、飴色パラドックスのドラマの情報や登場人物の声優などについても紹介しているので、まだ作品を見ていない人は、そちらにも目を通してみてください。飴色パラドックスの漫画のネタバレあらすじを紹介する前に、まずは下記の項目で作品概要をチェックしてみてください。

飴色パラドックス（飴パラ）は、夏目イサク先生によるBL漫画です。2010年からBL漫画雑誌・ディアプラスにて連載が開始されました。BL漫画雑誌のディアプラスでの連載は2012年までとなっており、その後、2014年からは当時ディアプラスの増刊号として刊行されていたBL漫画雑誌・シェリプラスに移籍しています。

2024年3月時点では単行本が第6巻まで刊行されています。濃厚な恋愛描写が面白いBL漫画だと人気となったことで、2022年12月から2023年2月の間に、毎日放送でテレビドラマが放送されました。飴色パラドックスのテレビドラマは、全8話で完結しています。

飴色パラドックス（飴パラ）は、「恋愛要素が強くて面白いBL漫画」と読者から感想が寄せられており、人気の作品です。そのように話題になったことで、2022年にはドラマ化がされました。ドラマ版飴色パラドックスは、ダンスボーカルグループ・FANTASTICS from EXILE TRIBEでダンサーを務めている木村慧人さんが、主人公の尾上聡を演じています。

蕪木元治役には、ダンスボーカルグループ・M！LKの山中柔太朗さんが抜擢されました。監督は、『さよならみどりちゃん』や『ケータイ刑事 銭形シリーズ』で監督を務めた古厩智之さんが担当しています。ドラマ版飴色パラドックスを見た人からは、「登場人物にキュンとする」「深夜ドラマ枠・ドラマシャワーでは飴パラ（飴色パラドックス）が一番面白い」という感想が寄せられています。

週刊「DASH！」の記者として働く尾上聡は、ある日異動になります。移動先では張り込み班に抜擢され、そこで同期のカメラマン・蕪木元治とコンビを組むことになりました。尾上は、付き合っていた女性と蕪木の仲が良かったことや、何でも器用にこなす完璧な彼のことが苦手でした。そのような新たな相棒のことを、尾上は酒を飲みながら愚痴っていました。

しかし、ある出来事をきっかけに、尾上の蕪木に対してのその気持ちに変化が訪れます。自分が酒を飲んでいる合間にも、蕪木が真面目に仕事をしていたことを知ったのです。何でも完璧にこなす蕪木に嫉妬のような気持ちを持っていた尾上ですが、彼のその成果が努力の結果だと身をもって知ったことで、尾上は蕪木に惹かれていきます。そして、いつしか2人は付き合うことになります。

尾上は、仕事を通して蕪木と過ごしていくうちに、彼に惹かれ付き合うことになりました。しかし、蕪木に対しての不満が無いわけではありません。飴色パラドックス（飴パラ）第2巻では、そのような尾上の味方となる人物が登場します。その人物とは、蕪木の妹・理子です。蕪木に対して理子も不満を持っており、それがきっかけで尾上と理子は親しくなります。

そしてある日、目が冷めると尾上は隣で理子が寝ている状況に陥ります。昨晩なにがあったのか思い出せない尾上ですが、2人でベッドに寝ていたその状況に動揺した尾上は、恋人である蕪木によそよそしくなります。蕪木は尾上の異変に気が付き、さらに理子は尾上に「家に泊めて」と言い出します。第2巻では、そのように蕪木兄妹に振り回される尾上の姿を見ることができます。

飴色パラドックス（飴パラ）第3巻は、尾上と蕪木が付き合ってから1年後の物語が描かれています。この巻では、新人として編集部に入社してきた笠井が2人の関係をかき回します。笠井は、以前尾上にスクープを先取りされたことがあり、尾上を見返すために週刊「DASH！」編集部に入社してきたのでした。そして、笠井は自分の教育係となった蕪木のフォローによって、尾上が成果を出していたと気づきます。

それを知った笠井は、尾上に「蕪木をもらう」と宣戦布告しました。2人が付き合っているとは知らない笠井によって、尾上は蕪木との時間を奪われてしまいます。第3巻は、近い距離にいるのに、なかなか一緒の時間を過ごすことがきできない尾上と蕪木の姿に、やきもきさせられるストーリーが繰り広げられています。

飴色パラドックス（飴パラ）の第4巻は、尾上が危険を伴う仕事を任されます。尾上は、スクープを撮るため、俳優の印南を追っていました。印南はアイドルとの熱愛が噂されている人物とされていましたが、実際は女性に近づいてAVに斡旋する仕事をしていたのです。それに気が付いてしまった蕪木は、尾上と付き合っていることを知った印南に脅されます。

お互いの気持ちを伝え合うことにも慣れてきた尾上と蕪木ですが、そんな2人の関係が仕事によって問題を抱えるようになるのが、飴色パラドックス（飴パラ）の5巻の内容です。この巻では、蕪木の高校時代の友人・三条が新たに登場しました。ある会社の次期社長となる三条は、蕪木を引き抜きにやってきます。しかし、蕪木はそれを断りました。

一度は断られたものの、どうしても蕪木を自分の会社に迎えたいと考える三条は、蕪木と尾上の関係を悪くさせ、自分の会社に転職させようとします。旧友といっても、形だけの友人だった三条の強引なやり口に、蕪木は辟易とします。その様子を見ていた尾上は、2人を仲直りさせるために動き出します。

飴色パラドックス（飴パラ）第6巻は、尾上と蕪木の関係がいつのまにか深いものとなっていたことが描かれています。蕪木は、年中尾上の家にいるようになっていました。それに気づいた尾上は、新しい家を探して2人で住もうと話します。新居を探すことにした尾上と蕪木ですが、尾上が気遣いで言った一言が裏目に出てしまい、2人は微妙な距離感になってしまうのでした。

飴色パラドックス（飴パラ）のドラマCDで、主人公の尾上聡の声を演じたのは近藤隆さんです。『テイルズオブエクシリア2』のルドガーや、『家庭教師ヒットマンREBORN！』の雲雀恭弥役などでも活躍されている声優です。

前野智昭さんは、『はたらく細胞』の白血球や、『ユーリ!!!onICE』のミケーレ・クリスピーノ役なども演じられています。飴色パラドックス（飴パラ）以外でも、いくつものBLドラマCDに出演しており、第4回声優アワードでは、新人男優賞を受賞されました。

飴色パラドックス（飴パラ）を見た人の感想では、「受けキャラがかわいいし、攻めキャラもかっこいい」と、キャラクターや関係性を高く評価する声が多く見られています。職場恋愛や、受けと攻めのキャラがはっきりしているなど、王道BLが好きな人に絶賛されています。

飴色パラドックス（飴パラ）のドラマは全8話で完結しており、最終回を見た人からは「ハッピーエンドで良かった」という感想が寄せられています。飴色パラドックスのドラマはTVerやHuluなどの配信サイトで見ることができます。

飴色パラドックス（飴パラ）を読んだ人からは「糖度が高めのBL」「ベタな展開が多い」という感想があげられています。こちらの方のように「読みながらツッコミを入れてしまったけど面白かった」という感想も見られています。

以上、飴色パラドックス（飴パラ）の漫画あらすじをネタバレを交えて紹介してきました。飴色パラドックスは、編集部の職場恋愛を描いたBL漫画で、濃厚な恋愛描写が人気の作品です。ドラマも制作されており、TVerなどの動画配信サイトで見ることができるので、気になった人は手に取ってみてはいかがでしょうか？