【窮鼠はチーズの夢を見る】原作漫画のあらすじ・登場人物!恭一と今ヶ瀬の恋の行方は?

『窮鼠はチーズの夢を見る』は、代表作『脳内ポイズンベリー』や『失恋ショコラティエ』などで知られている漫画家・水城せとな先生による漫画作品です。既婚のサラリーマン・大伴恭一と彼の大学時代の後輩・今ヶ瀬渉との恋愛模様を描いたBL漫画であり、人を好きになることの喜びや痛み、そのリアルな恋愛描写が話題となりました。本記事では窮鼠はチーズの夢を見るの原作漫画あらすじをネタバレありで紹介します。また、原作漫画の登場人物や実写映画キャストについても一覧で詳しく紹介するため併せてチェックしてみてください。

【窮鼠はチーズの夢を見る】原作漫画のあらすじ・登場人物!恭一と今ヶ瀬の恋の行方は?のイメージ

目次

  1. 窮鼠はチーズの夢を見るとは?
  2. 窮鼠はチーズの夢を見るの原作漫画あらすじネタバレ
  3. 窮鼠はチーズの夢を見るの原作漫画の登場人物・キャラ一覧
  4. 窮鼠はチーズの夢を見るの原作漫画の用語をネタバレ解説
  5. 窮鼠はチーズの夢を見るの実写映画キャスト一覧
  6. 窮鼠はチーズの夢を見るの実写映画のオリジナルシーンや主題歌
  7. 窮鼠はチーズの夢を見るの原作漫画に関する感想や評価
  8. 窮鼠はチーズの夢を見るの原作漫画まとめ

窮鼠はチーズの夢を見るとは?

大人の男同士の恋愛模様を描いたBL漫画『窮鼠はチーズの夢を見る』。ここからは窮鼠はチーズの夢を見るの原作漫画あらすじをネタバレありで紹介していきます。また、原作漫画の登場人物・キャラや用語、実写映画のキャストについてもネタバレ解説するため併せてチェックしてみてください。それではまず、窮鼠はチーズの夢を見るの作品情報から見ていきましょう。

窮鼠はチーズの夢を見るの概要

『窮鼠はチーズの夢を見る』は主に女性向け漫画雑誌などで活躍している漫画家・水城せとな先生によるBL漫画です。女性向けコミック誌『Judy』の増刊号『NIGHT Judy』にて2004年6月号より連載されています。

本タイトルは大伴恭一と今ヶ瀬渉との恋愛模様を描いた一連のシリーズの単行本の総称です。全部で2巻が刊行されており、下巻のタイトルは『俎板の鯉は二度跳ねる』といいます。窮鼠はチーズの夢を見るは「このBLがやばい!2010年」にて1位を獲得して話題となり、2008年2月27日にドラマCD化、2020年9月11日に大倉忠義主演で実写映画が放映されています。

窮鼠はチーズの夢を見るの見どころ

窮鼠はチーズの夢を見るの恭一は、どこまでも流されてしまう優柔不断な性格をしていますが、そんな恭一に今ヶ瀬は「どうにかして触れたい。愛されたい」という執念を燃やしています。

一方、恭一は自分を一途に想う今ヶ瀬と女性たちに翻弄される日々を繰り返します。結果的に二人は両想いとなりますが、そこに至るまで、頭では理解しているけど、諦めきれないという人間の性がよく出ていました。本作は人を好きになることの喜びや痛み、そのリアルな恋愛描写が見どころです。

映画『窮鼠はチーズの夢を見る』公式サイト

窮鼠はチーズの夢を見るの原作漫画あらすじネタバレ

それでは早速、窮鼠はチーズの夢を見るの原作漫画あらすじをネタバレありで見ていきましょう。ここからは「再会」「翻弄される毎日」「三角関係」「たまきの恋心」「恭一と今ヶ瀬の恋の行方」といったタイトルで窮鼠はチーズの夢を見るのあらすじをネタバレ紹介していきます。

あらすじネタバレ①再会

妻のいる大伴恭一は、優柔不断で流されやすい性格ゆえに昔から受け身の恋愛ばかりを繰り返してきました。今も女性から言い寄られるままに不倫を重ねていた恭一は、ある日、大学時代の後輩・今ヶ瀬渉に呼び出されます。今ヶ瀬は探偵事務所に勤める調査員で、恭一の妻・知佳子から依頼を受け、恭一の浮気調査をしていることを告げました。恭一の不倫を突き止めた今ヶ瀬は、この秘密を黙っている代わりに取引をしないかと提案します。

今ヶ瀬は自分が同性愛者であること、そして大学時代から恭一のことをずっと好きだったと恭一に告白し、黙っている代わりにキスして欲しいとホテルで迫ります。恭一はこれっきりだと思い応じることにしました。今ヶ瀬の気持ちに戸惑いながら過ごしていたある晩、恭一は知佳子から「恭ちゃん 別れて欲しいの」と言われます。知佳子は慰謝料を多めに取ろうと浮気調査をしていたこと、そして新しい男ができたことを正直に打ち明けました。

恭一は離婚届にサインし、一人暮らし用のマンションに引っ越します。今ヶ瀬はすべてを知ってて恭一を脅していたのです。それに気づいた恭一は電話で今ヶ瀬を責めました。しかし、今ヶ瀬に「さよなら」と告げられ、電話を切られてしまいます。今ヶ瀬は誰よりも恭一が好きなのに自分を選んでもらえないことに腹が立っていたのです。別れを告げられ、ひどく喪失感を感じた恭一でしたが、それは「バツイチになったせいだ」と言い聞かせました。

あらすじネタバレ②翻弄される毎日

恭一が離婚したことを知った今ヶ瀬は、今がチャンスとばかりに恭一の家に押しかけてきます。何事もなかったかのように、後輩として恭一の生活に戻ってきた今ヶ瀬。やがて恭一はそんな今ヶ瀬のペースに流されるまま、いつの間にか一緒に暮らすようになりました。高校の同窓会があった恭一は、その会場で再会したかつての想い人・西村美咲にホテルに誘われ、一晩だけの関係を求められます。

案の定ふらふらと流されてそのままベッドインしてしまった恭一。そんな恭一のことをよく知る今ヶ瀬は、恭一と美咲の関係を察すると途端に嫉妬し、恭一と距離を置きました。一週間後、恭一は美咲と訪れたホテルから見知らぬ男と出てきた今ヶ瀬を見かけます。その光景に腹が立った恭一は、美咲がいることも忘れて思わず今ヶ瀬に食ってかかりました。その明らかな男同士の痴話喧嘩を見た美咲は、青ざめた顔で二人を見るのでした。

あらすじネタバレ③三角関係

ある日、恭一は大学時代の元カノ・夏生と偶然再会します。そのまま夏生と飲みに行った恭一でしたが、そこへなぜか今ヶ瀬が元カレ・高杉を連れて現れました。夏生と顔見知りだった今ヶ瀬も相席することとなり、テーブル上で不思議な四角関係が出来上がります。その後今ヶ瀬と元カレが帰り、恭一が今ヶ瀬にあげたジッポライターを今も使っていることに執念を感じたことから、実は今ヶ瀬はゲイなのではないかと疑っていたと夏生は言います。

夏生は恭一の流されやすい性格を案じている様子で、図星をつかれた恭一は内心焦るのでした。その後、完全に酔っぱらった恭一は夏生に支えられて自宅に送ってもらいます。そこで「おかえりなさい 先輩」と中から今ヶ瀬が出てきました。夏生は恭一が今ヶ瀬と親密に繋がっていたことに驚き、今ヶ瀬の冷たい口調や恭一への執着を目の当たりにし戦慄します。後日、恭一は再び夏生に呼び出されました。

「また付き合わない?」と夏生に言われた恭一は少し驚きましたが、返事はしませんでした。そんな恭一に「今すぐ返事しなくていいよ」と言う夏生。別の日、今度は夏生が今ヶ瀬に呼び出されていました。今ヶ瀬は「引いてください」と夏生に言いますが、夏生は引く気がない様子。そこへ夏生に呼び出された恭一が加わり、恭一はどちらか1人を選ぶように求められました。

恭一は今ヶ瀬に対する気持ちを否定するように「俺はお前を選ぶわけには行かない。普通の男には無理だよ。分かるよな」と言い、夏生とともにホテルに向かいます。しかし、恭一は夏生を抱くことができませんでした。夏生は服を着ながら、女々しく今ヶ瀬を想っている恭一に「ちゃんと人を好きになったことある?」と言って去っていきました。家に帰った恭一は「もう限界です。俺と寝てください」と今ヶ瀬に再び体の関係を求められます。

しかし、恭一はそれでも決断できませんでした。その夜、今ヶ瀬は荷物と一緒に部屋から消えてしまいます。残っているのは今ヶ瀬のタバコの吸い殻だけでした。それから二か月。急な雨に降られタクシーの列に駆け込んだ恭一は、タクシー乗り場で今ヶ瀬を見つけます。思わず同じタクシーに乗り込み、今ヶ瀬に声をかける恭一。そんな彼に今ヶ瀬は「用が済んだら適当なところで降りてくださいね これから男のトコ行くんで」と冷たく言いました。

あしらうセリフを受けた恭一は、「吸い殻を…」と答えに詰まりながらようやく言葉を絞り出します。恭一は今ヶ瀬が唯一残していった吸い殻を、いまだに捨てられないでいました。「来るもの拒まず去る者追わず」だった恭一でしたが、今は今ヶ瀬を追いかける立場になったのです。てっきり自分がいない間夏生と付き合っていると思っていた今ヶ瀬は、恭一の気持ちに驚きました。

キスしようとする今ヶ瀬に恭一は今付き合っている男と別れなければキスはしないと言います。その言葉を受けた今ヶ瀬は相手の男に電話で別れを告げました。その瞬間、二人は抱き合い車内で熱くキスを交わすのでした。

あらすじネタバレ④たまきの恋心

恭一は今ヶ瀬と関係を続けながらも、女性に目を奪われることが当たりまえでした。会社の部下の女性・たまきに想いを寄せられ、偶然彼女が抱える家庭の事情を知り、深入りしていきます。一方、たまきの事情を知り彼女のことに心を痛めている恭一を見て、今ヶ瀬は激しくショックを受け嫉妬しました。

今ヶ瀬は恭一に怒りをぶつけ「貴方は俺が邪魔になったんですよ!」と叫びました。その後諦めたように「もう終わりましょう」と言う今ヶ瀬に、恭一も引き止める言葉を思いつけず、二人は別れました。最後に今ヶ瀬と海へドライブをした恭一。恭一は「ごめん本当に…ありがとう…」と今ヶ瀬に最後の言葉を告げます。それを聞いた今ヶ瀬は涙を流しながら「あぁ…本当に好きだったなあ…」と呟くのでした。

あらすじネタバレ⑤恭一と今ヶ瀬の恋の行方

ドライブから帰宅した恭一はすぐに身支度をして家を出ていきました。その後恭一は会社でエレベーターを待っていると、たまきに明るい口調で声をかけられます。父である常務の葬儀で慰めてくれたお礼を話すたまきは、ふと聞いているはずの恭一が泣いていることに気づきました。すると恭一は一緒にいた相手と別れたこと、自分が意気地なしだったこと、こんな自分なんかたまきに気にかけてもらう資格がないとたまきに言い放ちます。

たまきは思い切って自分の気持ちを伝え、恭一の胸に飛び込み、二人は付き合うこととなりました。今ヶ瀬との別れから半年、恭一は今ヶ瀬への恋情をくすぶらせながらも、たまきとの穏やかな時間に癒されていました。しかし、ストーカー被害に遭っていたたまきが、それを調査会社に勤める今ヶ瀬に相談していたことで、恭一と今ヶ瀬は再会し、恭一の心は揺らいでしまい…

窮鼠はチーズの夢を見るの原作漫画の登場人物・キャラ一覧

窮鼠はチーズの夢を見るの原作漫画あらすじには、大伴恭一、今ヶ瀬渉、岡村たまき、大伴知佳子、西村美咲、夏生、高杉、野上美奈子、井出瑠璃子、柳田常務といった10人のキャラが登場します。ここではそれぞれのキャラの詳細を一覧形式で紹介します。では、まずはじめに窮鼠はチーズの夢を見るの主人公から見ていきましょう。

登場人物①大伴恭一

まずはじめに窮鼠はチーズの夢を見るの原作漫画の登場人物、大伴恭一について紹介します。大伴恭一は本作の主人公です。29歳のサラリーマン。25歳の頃に結婚した妻がいましたが、子供はいません。

極めて優柔不断で流されやすく、相手から言い寄られると拒めない性格のため、言い寄られるままに不倫を繰り返していました。妻による浮気調査がきっかけで大学時代の後輩・今ヶ瀬と再会します。数々の不倫を報告されたくない恭一は、大学時代から自分のことを好きだったと言う今ヶ瀬に、報告をしない代わりにキスを強要され、応じてしまいました。

登場人物②今ヶ瀬渉

続いて窮鼠はチーズの夢を見るの原作漫画の登場人物、今ヶ瀬渉について紹介します。今ヶ瀬渉は恭一の大学時代の後輩です。調査会社に勤めています。同性愛者であり、大学時代からずっと恭一のことが好きでした。恭一の妻・知佳子からの調査依頼を受けたことをきっかけに恭一と再会します。調査により浮かび上がった恭一の不倫行為を知佳子に黙っておく代わりに、恭一にキスを強要しました。

登場人物③岡村たまき

続いて窮鼠はチーズの夢を見るの原作漫画の登場人物、岡村たまきについて紹介します。岡村たまきは恭一の部下である女性社員です。父親は会社の常務ですが、「妾の子」という立場にありその関係は20歳になるまで知られていませんでした。常務の突然の死をきっかけに自分の立場を再認識し深くショックを受けます。あらすじネタバレでは今ヶ瀬と別れて涙を流していた恭一に告白し、付き合うこととなりました。

登場人物④大伴知佳子

続いて窮鼠はチーズの夢を見るの原作漫画の登場人物、大伴知佳子について紹介します。大伴知佳子はかつての恭一の妻です。恭一とは25歳の時に結婚しました。恭一は非の打ち所のない旦那でしたが、自分にはなにも要求せず関心を持ってくれない彼に冷め、新しい男を作ります。恭一の不倫調査を今ヶ瀬に依頼したのも、愛情からではなく離婚する時に慰謝料が貰えるかもしれないと思ってのことでした。

登場人物⑤西村美咲

続いて窮鼠はチーズの夢を見るの原作漫画の登場人物、西村美咲について紹介します。西村美咲は恭一の高校時代の同級生です。同窓会で恭一と再会します。既婚者で、子供もいましたが、同窓会の後に恭一をホテルに誘い出し夜を共にしました。結局は主婦である日常の鬱憤を晴らすためだけにしたことです。あらすじネタバレでは恭一と今ヶ瀬による男同士の痴話喧嘩を目の当たりにし、青い顔をして立ち尽くしていました。

登場人物⑥夏生

続いて窮鼠はチーズの夢を見るの原作漫画の登場人物、夏生について紹介します。夏生は恭一の大学の同級生であり、元恋人です。恭一の度重なる浮気もあり、大学卒業と同時に別れています。偶然数年ぶりに恭一と再会し、復縁しようと迫りました。あらすじネタバレでは今ヶ瀬の気持ちを知り、彼と恭一を取り合う形になっています。

登場人物⑦高杉

続いて窮鼠はチーズの夢を見るの原作漫画の登場人物、高杉について紹介します。高杉は今ヶ瀬の元カレです。今ヶ瀬とともに夏生と恭一が食事を取っていたテーブルに同席しています。高杉は恭一の隣に座り、ノンケの恭一にはゲイの今ヶ瀬と上手くやっていくのは到底無理だと説得し、今ヶ瀬に諦めるように言って欲しいと言いました。

登場人物⑧野上美奈子

続いて窮鼠はチーズの夢を見るの原作漫画の登場人物、野上美奈子について紹介します。野上美奈子はたまきの同僚であり、親友です。恭一の身のこなしを見て彼に彼女がいることをたまきに話したり、恭一と今ヶ瀬を見て二人の関係を悟ったりするなど観察力が優れています。たまきのことを親友として大切にしており、恭一がたまきと別れて今ヶ瀬を選んだ際は、たまきのことを傷つけたことに怒りを表していました。

登場人物⑨井出瑠璃子

続いて窮鼠はチーズの夢を見るの原作漫画の登場人物、井出瑠璃子について紹介します。井出瑠璃子は恭一の不倫相手です。映画版のみ登場しています。

登場人物⑩柳田常務

続いて窮鼠はチーズの夢を見るの原作漫画の登場人物、柳田常務について紹介します。柳田常務はたまきの父です。たまきは柳田の内縁の妻の娘でした。柳田は父親の役目をしっかりこなしていたため、たまきは普通の父親だと思っており、20歳になるまで自分が妾の子であるということを知りませんでした。柳田の葬儀は本家が取り行っています。

窮鼠はチーズの夢を見るの原作漫画の用語をネタバレ解説

窮鼠はチーズの夢を見るの原作漫画にはジッポライター、調査会社、6月22日、ノンケ、リバ、ハッテン場といったあまり聞きなれない用語が登場します。そこで、ここからはそれぞれの用語について詳しく見ていきましょう。

用語①ジッポライター

まずはじめに窮鼠はチーズの夢を見るの原作漫画の用語、ジッポライターについて紹介します。ジッポライターとは、大学時代に恭一が今ヶ瀬にあげた黒い猫の絵が付いたジッポライターのことです。あらすじネタバレでは今ヶ瀬の恭一への想いに夏生が気付いたきっかけを生んでいます。

用語②調査会社

続いて窮鼠はチーズの夢を見るの原作漫画の用語、調査会社について紹介します。調査会社とは、今ヶ瀬が勤めている会社のことです。浮気調査や人探しなどの依頼を請け負っています。あらすじネタバレでは恭一の元妻・知佳子の浮気調査や、恭一の恋人・たまきのストーカー被害の調査などをおこなっていました。

用語③6月22日

続いて窮鼠はチーズの夢を見るの原作漫画の用語、6月22日について紹介します。6月22日とは、今ヶ瀬の誕生日のことです。恭一はたまきと出会った後に携帯をロックするようになります。その暗証番号は今ヶ瀬の誕生日に関する数字でした。今ヶ瀬は自分の誕生日の暗証番号でたまきとのメールのやり取りを隠していたことに腹が立ち、恭一に怒りをぶつけます。

用語④ノンケ

続いて窮鼠はチーズの夢を見るの原作漫画の用語、ノンケについて紹介します。ノンケとは、同性愛者から見た異性愛者のことです。ゲイの気がない恭一は、同性愛者の今ヶ瀬をなかなか受け入れることができませんでした。

用語⑤リバ

続いて窮鼠はチーズの夢を見るの原作漫画の用語、リバについて紹介します。リバとは、リバーシブルの略のことです。タチもウケもできる人のことをリバと言い、恭一と今ヶ瀬はこれに当たります。

用語⑥ハッテン場

続いて窮鼠はチーズの夢を見るの原作漫画の用語、ハッテン場について紹介します。ハッテン場とは、男性同性愛者が使う出会いの場のことです。主に恋愛関係を省き、即座に体の関係に至れる相手を探す場として使われています。今ヶ瀬は大学時代に恭一と夏生がキスをしているところを見て悔しくなり、ここに来たようです。

窮鼠はチーズの夢を見るの実写映画キャスト一覧

窮鼠はチーズの夢を見るの漫画は実写映画化され、2020年9月11日に公開されています。監督は行定勲氏、脚本は堀泉杏氏、原作は水城せとな先生による『窮鼠はチーズの夢を見る』『俎上の魚は二度跳ねる』、制作会社はセカンドサイトがそれぞれ務めています。では、ここから窮鼠はチーズの夢を見るの実写映画キャストについて一覧形式で詳しく見ていきましょう。

大伴恭一役/大倉忠義

  • 名前:大倉忠義(おおくらただよし)
  • 出身地:大阪府東大阪市
  • 生年月日:1985年5月16日
  • 年齢:38歳
  • 職業:歌手、俳優、ドラマー
  • ジャンル:テレビドラマ・映画・CM・雑誌
  • 活動期間:1997年~
  • 所属事務所:ジャニーズ事務所(2002年~2023年)、SMILE-UP.(2023年~)

窮鼠はチーズの夢を見るの実写映画にて、大伴恭一役を務めたのは芸能事務所「SMILE-UP.」所属の大倉忠義さんです。大倉忠義さんは2000年9月に『怖い日曜日~2000~』でドラマ初出演を果たしています。2006年には『シンデレラになりたい!』でテレビドラマ初主演を飾りました。

窮鼠はチーズの夢を見るの監督・行定勲氏は、大倉忠義さんの演技について「どんな俳優でも自分の気持ちや要求を優先する中で、それを全く出さない」ところを賞賛しています。代表作はテレビドラマ『三毛猫ホームズの推理』『Dr.DMAT』『お天気お姉さん』『必殺仕事人』シリーズ、映画『クローバー』『大奥』『100回泣くこと』『疾風ロンド』などがあります。

今ヶ瀬渉役/成田凌

  • 名前:成田凌(なりたりょう)
  • 出身地:埼玉県
  • 生年月日:1993年11月22日
  • 年齢:30歳
  • 職業:俳優、モデル
  • ジャンル:テレビドラマ、映画
  • 活動期間:2013年~
  • 所属事務所:ソニー・ミュージックアーティスツ

窮鼠はチーズの夢を見るの実写映画にて、今ヶ瀬渉役を務めたのは芸能事務所「ソニー・ミュージックアーティスツ」所属の成田凌さんです。成田凌さんは2014年に『FLASHBACK』にて俳優デビューを果たしています。

2016年にはNHK BSプレミアム『ふれなばおちん』にて長谷川京子演じるアラフォー主婦と恋に落ちる年下男性を好演し、役者として評価を高めました。代表作はテレビドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』『逃亡医F』『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』『わろてんか』『転職の魔王様』『おちょやん』、映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』『愛がなんだ』『さよならくちびる』『スマホを落としただけなのに』シリーズなどがあります。

岡村たまき役/吉田志織

  • 名前:吉田志織(よしだしおり)
  • 出身地:北海道札幌市
  • 生年月日:1997年3月21日
  • 年齢:26歳
  • 職業:女優
  • ジャンル:映画、テレビドラマ、モデル
  • 活動期間:2017年~
  • 所属事務所:A.M.Entertainment

窮鼠はチーズの夢を見るの実写映画にて、岡村たまき役を務めたのは芸能事務所「A.M.Entertainment」所属の吉田志織さんです。吉田志織さんは2017年にドラマデビューを果たしています。

2019年には映画『チワワちゃん』にてキーパーソンとなるチワワちゃん / 千脇良子役を演じ話題となりました。代表作はテレビドラマ『結婚できないにはワケがある。』『ヒミツのアイちゃん』『花にけだもの』シリーズ、映画『チワワちゃん』などがあります。

夏生役/さとうほなみ

  • 名前:さとうほなみ
  • 別名:ほな・いこか、佐藤穂奈美
  • 出身地:東京都
  • 生年月日:1989年8月22日
  • 年齢:34歳
  • 職業:ドラマー、ミュージシャン、モデル、女優、タレント
  • 活動期間:2006年~
  • 所属事務所:ワタナベエンターテインメント

窮鼠はチーズの夢を見るの実写映画にて、夏生役を務めたのは芸能事務所「ワタナベエンターテインメント」所属のさとうほなみさんです。さとうほなみさんはバンド・ゲスの極み乙女のドラマーほな・いこかとしての顔も持ちます。

2017年4月からは芸能事務所「オスカープロモーション」に所属し、さとうほなみ名義で女優として活動することを宣言しています。代表作はテレビドラマ『黒革の手帖』『六本木クラス』『彼女たちの犯罪』、映画『彼女』『愛なのに』『銀平町シネマブルース』『花腐し』などがあります。

大伴知佳子役/咲妃みゆ

  • 名前:咲妃みゆ(さきひみゆ)
  • 出身地:宮崎県児湯郡高鍋町
  • 生年月日:1991年3月16日
  • 年齢:32歳
  • 職業:女優、歌手
  • ジャンル:舞台、ドラマ、映画
  • 活動期間:2010年~
  • 所属事務所:BLUE LABEL

窮鼠はチーズの夢を見るの実写映画にて、大伴知佳子役を務めたのは制作プロダクション「BLUE LABEL」所属の咲妃みゆさんです。咲妃みゆさんは2010年に宝塚歌劇団に入団し、2014年には雪組トップ娘役に就任しています。2017年に宝塚歌劇団を卒業しました。

雪組トップ娘役時代から高い演技力を評価され、退団後も女優として活躍が続いており、2021年には第46回菊田一夫演劇賞「演劇賞」を受賞しました。代表作はテレビドラマ『越路吹雪物語』『警視庁強行犯係 樋口顕 Season2』『まだ結婚できない男』『やじ×きた 元祖・東海道中膝栗毛』、映画『アイの歌声を聴かせて』 などがあります。

井手瑠璃子役/小原徳子

  • 名前:小原徳子(こはらのりこ)
  • 出身地:長野県岡谷市
  • 生年月日:1988年3月22日
  • 年齢:35歳
  • 職業:女優
  • ジャンル:映画
  • 活動期間:2003年~
  • 所属事務所:ディサイファ

窮鼠はチーズの夢を見るの実写映画にて、井手瑠璃子役を務めたのは芸能プロダクション「ディサイファ」所属の小原徳子さんです。小原徳子さんは2003年にスカウトされ、グラビアアイドルとして活動を開始しています。

グラビアアイドル時代から演技志望であり、映画『こたつと、みかんと、ニャー。』『ちょっとかわいいアイアンメイデン』で主演を務めています。代表作はテレビドラマ『花燃ゆ』『私がヒモを飼うなんて』『オバー自慢の爆弾鍋』、映画『ピョコタン・プロファイル』『素敵なダイナマイトスキャンダル』『Z〜ゼット〜 果てなき希望』『屋根裏の散歩者』『卍』などがあります。

窮鼠はチーズの夢を見るの実写映画のオリジナルシーンや主題歌

ここでは窮鼠はチーズの夢を見るの実写映画オリジナルシーンや主題歌について紹介します。では、まずはじめに窮鼠はチーズの夢を見るの実写映画のオリジナルシーンから詳しく見ていきましょう。

窮鼠はチーズの夢を見るの実写映画のオリジナルシーン

窮鼠はチーズの夢を見るの物語の序盤には、女性関係で喧嘩した後に仲直りし、その後の順調な二人の仲睦まじい様子が描かれました。実はこのワンシーンは、実写映画のみのオリジナルシーンです。ほぼ素の状態の大伴恭一(大倉忠義)と今ヶ瀬(成田凌)の仲の良さが微笑ましいワンシーンとなっています。

窮鼠はチーズの夢を見るの実写映画の主題歌

『窮鼠はチーズの夢を見る』の実写映画の主題歌は、Jes Hudakによる「Different World」です。David Guettaによる「Titanium」をカバーしているようです。

窮鼠はチーズの夢を見るの原作漫画に関する感想や評価

ここまで窮鼠はチーズの夢を見るの原作漫画あらすじをネタバレありで紹介しつつ、登場人物・キャラや用語、実写映画キャストなどをネタバレ解説してきました。では、最後に窮鼠はチーズの夢を見るに関して寄せられたネット上の感想や評価を見ていきましょう。ネット上では窮鼠はチーズの夢を見るの原作漫画の魅力や実写映画の主人公2人に関する声があがっていました。

窮鼠はチーズの夢を見るの漫画の魅力に関する声があがっています。こちらでは窮鼠はチーズの夢を見るの漫画の魅力として、挙動や眼で感情が伝わってくるという点が取り上げられているようです。

窮鼠はチーズの夢を見るの漫画の魅力に関する声があがっています。こちらでは窮鼠はチーズの夢を見るの漫画が「心の描写が細かくて内容の濃いBL」と好評です。

窮鼠はチーズの夢を見るの漫画と実写映画に関する声があがっています。こちらでは窮鼠はチーズの夢を見るの漫画が好きということで、実写映画を観に行ったようです。実写映画では主人公二人がとても印象的だったとのこと。また、今ヶ瀬渉役を演じた成田凌さんの演技が高評価されています。

窮鼠はチーズの夢を見るの原作漫画まとめ

本記事では窮鼠はチーズの夢を見るの原作漫画のあらすじをネタバレありで紹介しつつ、登場人物や実写映画キャストについて一覧で詳しくまとめてきました。

窮鼠はチーズの夢を見るの実写映画では、恭一が今ヶ瀬を待っていることを匂わせる演出で終わっていますが、窮鼠はチーズの夢を見るの続編『俎上の鯉は二度跳ねる』では、なんだかんだあった挙句、二人は付き合うこととなっています。窮鼠はチーズの夢を見るの漫画や実写映画を見る際はぜひ、本記事のあらすじネタバレや登場人物一覧を参考にしてみてください。

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