【ティアムーン帝国物語】ルードヴィッヒは優秀な毒舌文官！ミーアとの関係は？

『ティアムーン帝国物語〜断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー〜』には、個性豊かなキャラクターたちが登場します。その中の1人であるルードヴィッヒ・ヒューイットは、ミーアから「くそメガネ」と呼ばれている物語の主要キャラクターです。本記事では、ティアムーン帝国物語のルードヴィッヒに焦点を当てて、彼のプロフィールやミーアとの関係などを解説します。

ティアムーン帝国物語〜断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー〜は、小説家になろうで2018年から連載が開始したライトノベルです。2019年からは、COMICコロナで漫画版の連載も始まりました。2023年にはテレビアニメになり、10月から12月まで全12話が放送されました。

ティアムーン帝国の皇女であるミーアはわがままな性格が災いし、革命が起こった際に処刑されます。ところが、ミーアが目を覚ますと、12歳の自分になっていました。ミーアは処刑される運命から逃れるため、人生をやり直すことを決意します。そして、徐々に味方を増やし、自分と帝国の未来を変えていくのでした。

ティアムーン帝国物語のルードヴィッヒ・ヒューイットは、若くて優秀なイケメン文官です。ただ、その若さから「生意気」と捉えられることが多く、周囲との人間関係をうまく築けません。帝国の姫であるミーアに対しても、遠慮することなく毒舌を放ちます。ルードヴィッヒは上司からの受けも悪く、ミーアの転生前は地方に左遷させられました。

もちろんミーアからの心象も悪く、メガネをかけていることから「くそメガネ」と呼ばれるようになります。ただ、ルードヴィッヒは誰からどう思われようとも自分の信念を曲げることはなく、帝国のために最後まで尽力しました。

ティアムーン帝国物語〜断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー〜の序盤では、ミーアとルードヴィッヒ・ヒューイットが主軸となって話が進んでいきます。2人はミーアが転生する前から関わりがありましたが、2人の関係はミーアの転生後に大きく変わりました。では、ミーアとルードヴィッヒの関係は、どのように変わったのでしょうか？ここでは、ミーアとルードヴィッヒのもともとの関係や、ミーア転生後の関係の変化についてまとめます。

ティアムーン帝国物語のルードヴィッヒ・ヒューイットは、ミーアにとっては天敵のような相手です。ミーアは転生前、イケメンの文官がいるという噂を聞きつけ、ルードヴィッヒに会いに行きました。しかし、そこでルードヴィッヒから説教を受け、ミーアはルードヴィッヒのことが大嫌いになります。

それからミーアはルードヴィッヒのことを、「くそメガネ」や「陰険メガネ」などと呼ぶようになったのです。ルードヴィッヒはその後左遷させられますが、帝国の情勢が危機になった際に帝都へと戻っています。そして、捕らえられたミーアの釈放に奔走するなど、最後までミーアを見捨てませんでした。

処刑が決まったミーアのことを見捨てなかったのは、侍女のアンヌと嫌味なルードヴィッヒだけでした。ミーアはアンヌからルードヴィッヒが自分のために助命活動をしていると聞いて、その存在を胸に刻みつけます。お互いに良い印象は持っていなかったミーアとルードヴィッヒでしたが、2人の間には目に見えない信頼関係があったといえるでしょう。

ティアムーン帝国物語のルードヴィッヒ・ヒューイットとミーアの関係は、ミーアの転生前と転生後では関係が変わります。では、ミーアの転生後、ルードヴィッヒとミーアはどのような関係になったのでしょうか？ミーアは転生した後、自分が処刑される運命を変えるべく動き出します。ミーアは処刑を回避するために帝国を立て直そうと考えますが、何をどうしたら良いかさっぱりわかりません。

そこで思い出したのが、「くそメガネ」と呼んでいた青年文官でした。しかし、過去に書いていた日記にも、彼のことは「くそメガネ」や「陰険メガネ」などとしか記載していませんでした。どうしても彼の名前を思い出せないミーアでしたが、くそメガネの文官が左遷されたことは思い出しました。そこで、急いで文官たちがいる金月省に向かい、ルードヴィッヒの左遷をギリギリで回避します。

ミーアはルードヴィッヒを人気のない場所へと連れ出し、帝国を立て直すための意見を求めます。しかし、ルードヴィッヒはミーアのことをただのわがままな姫だと思っており、バカにしたようにミーアの食事にかかっている費用を尋ねました。転生前にもルードヴィッヒから同じ質問をされたことがあるミーアは、得意気にこの問いに答えます。

ミーアは今回の質問だけでなく、ルードヴィッヒから言われたことはすべて日記に書き残していました。そこで、以前ルードヴィッヒから言われたことを、さも自分の意見であるかのように述べます。ルードヴィッヒはミーアの聡明さに感激し、ミーアに誠心誠意仕えることを誓います。こうして、ルードヴィッヒはミーアの忠実な部下となり、後にミーア四天王の1人として名を残しました。

アニメ版のティアムーン帝国物語〜断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー〜で、ルードヴィッヒ・ヒューイットを役を務めた声優を紹介します。アニメでルードヴィッヒの声を演じたのは、声優の梅原裕一郎さんです。梅原裕一郎さんは、これまでにもさまざまなアニメに出演してきた人気声優です。ここでは、ティアムーン帝国物語のルードヴィッヒ役の梅原裕一郎さんのプロフィールや、これまでの出演作品などをまとめます。

梅原裕一郎さんは、1991年3月8日生まれの声優です。身長173cmのO型で、出身地は静岡県です。梅原裕一郎さんは、大学受験の浪人中に声優に興味を持ち始めます。そして、大学2年のときに日本ナレーション演技研究所に通い始め、その1年後にアーツビジョンの所属となりました。声優デビューを果たしたのは、2013年です。

梅原裕一郎さんは2016年に第10回声優アワードの新人男優賞を、2017年にニュータイプアニメアワード2017年で男性声優賞を受賞しました。2018年に病気で一時休養を発表しましたが、数ヶ月後から徐々に活動を始めまています。梅原裕一郎さんの趣味はクラッシク音楽や映画、テレビドラマ鑑賞です。憧れの声優には大塚芳忠さんの名前を挙げており、悪役などで活躍できる声優を目指しています。

梅原裕一郎さんが出演した主なアニメや担当キャラクターは、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』のユージン・セブンスターク、『銀河英雄伝説 Die Neue These 邂逅』のジークフリード・キルヒアイス、『キャプテン翼』の若島津健などです。他にも、『フルーツバスケット』の草摩紅野や『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』のウェザー・リポート、『アオアシ』の栗林晴久などを演じています。

ティアムーン帝国物語のルードヴィッヒは、転生したミーアのことを「帝国の叡智」として崇めています。しかし、ミーアの本質は転生前と変わっておらず、ルードヴィッヒの勘違いによって評価が高まっているだけでした。ルードヴィッヒが勘違いするシーンは人気が高く、ファンから「面白い、「笑える」という感想が上がっています。

ティアムーン帝国物語のルードヴィッヒは、ミーアの転生前はミーアに説教ばかりしていました。しかし、他の者のようにミーアを見限ることなく、最後までミーアのために働きました。どちらの世界線でも忠臣だったルードヴィッヒに、好感を抱くファンが大勢います。また、ミーアの転生前のルードヴィッヒには、「かっこいい」という感想もありました。

ティアムーン帝国物語のルードヴィッヒには、声優の梅原裕一郎さんへの感想も見られます。ルードヴィッヒ役の梅原裕一郎さんには、「適役だ」という感想や、「声が好き」という感想が寄せられていました。

ティアムーン帝国物語〜断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー〜の主要キャラクターである、ルードヴィッヒ・ヒューイットについてまとめました。ルードヴィッヒはミーアの転生前から帝国のために尽力した文官で、ミーア転生後は頼りになる右腕として活躍します。ミーアが聡明であると勘違いするルードヴィッヒの姿は、ティアムーン帝国物語の大きな見どころのひとつであるといえるでしょう。