【ダンジョン飯】ファリンが嫌いでうざいと言われる理由は？かわいい魅力も解説

ダンジョン飯のファリンは、主人公・ライオスの妹でパーティーの仲間でもあるキャラクターです。かわいい見た目で癒し系なキャラクターでもありますが、様々な点が嫌いでうざいとも言われています。作中ではキメラ化してしまい、最後どうなったのかと注目されている存在でもあります。ダンジョン飯のファリンが嫌い・うざいと言われる理由と、最後にどうなったのかについても詳しくまとめていきます。

ダンジョン飯のファリンが嫌い・うざいと言われている理由や、最後どうなったのかをまとめていく前に、ダンジョン飯の作品概要を紹介します。ダンジョン飯は日本の漫画家・九井諒子による漫画作品で、KADOKAWANOのハルタにて連載されていた作品です。バトルファンタジーとグルメの要素が合わさった、異色の世界観で注目されている人気の漫画作品です。

ダンジョン飯は2014年から連載を開始し、2023年に完結を迎えています。ダンジョン飯の原作漫画は、このマンガがすごい!2016のオトコ編の1位や、全国書店員が選んだおすすめコミック2016年度の1位など、様々な漫画賞を受賞している話題作となりました。ダンジョン飯は2023年の1月からテレビアニメも放送されています。

ファリンが登場するダンジョン飯のあらすじを紹介します。ダンジョン飯の主人公で冒険者のライオスは、ダンジョンの深層でレッドドラゴンに襲われ、パーティーが全滅の危機に瀕します。そんな時、妹の魔法使い・ファリンは魔法を使い、仲間達を逃がしてくれました。しかし、ファリンはドラゴンに食べられてしまいます。ファリンが消化される前に助けたいライオスは、魔物を食べながらダンジョンの深層を目指していきます。

ダンジョン飯のファリンのプロフィールを紹介します。ファリンはダンジョン飯に登場する女性キャラクターで、種族はトールマンです。ファンタジー的な世界観をしているダンジョン飯には、エルフやノーム、ドワーフといった人種が登場しています。作中ではトールマンは最も人口の多い人種で、現実世界の人間にあたる人種となっています。

ファリンはダンジョン飯作中で、ライオスのパーティーの魔法使いとして活躍していました。常に目を閉じたようなのんびりしたかわいい顔立ちをしており、性格もマイペースで少し変わったところがあるキャラクターです。性格はおっとりとしたファリンですが、魔法の技術は確かなもので、パーティーでも頼りになるヒーラーといった立ち位置の人物でした。

ダンジョン飯に登場するファリンは、主人公のライオス・トーデンの妹です。ライオスとファリンは作中でトーデン兄妹と呼ばれ、ダンジョン周辺ではある程度知名度のあるベテラン冒険者でした。ライオスとファリンは田舎の村で村長を務める両親のもとに生まれました。しかし、田舎での生活になじめなかったことや、幼少期からファリンが霊感を獲得し、迫害されていたことなどから、2人とも故郷を出ています。

ライオスは妹のファリンよりも先に故郷を出て兵士になっていましたが、そこでも周囲に馴染むことができず、脱走した後は自由気ままに過ごしていました。やがてダンジョンがある島へ流れついたライオスが、ファリンの顔を見に魔法学校へ行った際、ファリンが一緒に行きたいと強く希望したことから、ファリンも魔法学校を脱走することになりました。

ダンジョン飯に登場するエルフのマルシルは、ファリンの親友となるキャラクターです。マルシルはライオスのパーティーメンバーの1人で、主に攻撃魔法や補助魔法で仲間を支える魔法使いです。一般的な耽美で高潔なエルフのイメージとは違い、明るくちょっと抜けたところがあるキャラクターで、マイペースなファリンの良き理解者で友人です。

マルシルはかつてファリンが通っていた魔術学校に、研究者という立場で通っていました。そこで周囲から「落ちこぼれ」だと言われていたファリンと出会い、ファリンの自由奔放さと、自然体で魔法に向き合っている姿勢に惹かれ、お互いに1番の友達となっていきます。その後、ライオスと一緒に冒険者になったファリンを心配したマルシルは、ファリンを学校へと連れ戻そうとします。

ファリンとライオスと一緒に実際にダンジョンに入ってみたマルシルは、そこで経験したことに感動し、自身の専門である魔術の研究のため、ライオスパーティーに加わることとなりました。ファリンの友人であるマルシルは、ファリンを助け出すために見返りを求めずにライオスに協力し、最後にはファリンを蘇生させています。

ダンジョン飯のファリンは、高い実力を持つ魔法使いです。主にパーティーでは回復役をこなしており、ファリンの回復魔法は痛みも伴わず、仲間たちから好評でした。また、幼少期から強い霊感を持っており、幽霊系のモンスターを容易く鎮めてしまうなど、魔法使いとして幅広い能力を持っていました。

ダンジョン飯のファリンはかわいいキャラクターながら、嫌いでうざいとも言われています。その理由の1つに、性格が優しすぎるというものがあります。ファリンはストーリー冒頭で、自分が犠牲になって仲間たちを脱出させています。この自己犠牲の精神や優しすぎる性格が、偽善者のように感じて嫌いと言われているのです。

ダンジョン飯のストーリーは、ドラゴンに食べられたファリンを助け出すといった、ファリンが中心となった展開になっています。このお姫様のようなポジションが嫌いだという意見もあります。ダンジョン飯のストーリーではファリンを救出・蘇生するため、命がけで戦うライオスたちの冒険が描かれています。そのため、ファリンの助け出されるだけのお姫様ポジションがうざいと言われています。

ダンジョン飯でファリンが嫌いだという感想では、キメラになった姿が苦手だというものもありました。ファリンはかわいい見た目をしたキャラクターですが、作中でキメラに変えられた後は、巨大なモンスターのような姿になってしまいます。このキメラファリンの姿が嫌いという意見もありました。

ダンジョン飯のファリンのかわいい魅力も紹介します。ファリンの優しい性格は、偽善者のようで嫌いという意見も集めていますが、ファリンの大きな魅力の1つでもあります。マイペースでおっとりしたファリンは、仲間想いで優しい性格をしています。特に兄のライオスやマルシルは大切にしており、優しい性格でかわいいと注目されました。

ダンジョン飯のファリンは、スタイル抜群でかわいい所も人気です。かわいい顔立ちだけでなく、スタイルも良く注目されていました。ファリンはストーリー冒頭で食べられてしまうので、登場シーンは他のキャラクターに比べて少ないのですが、少ない登場シーンの中でもそのかわいさで人気を呼んでいます。

ダンジョン飯のファリンについて、キメラ化された理由や最後どうなったのか？死亡するのか？などを詳しく紹介していきます。ダンジョン飯のストーリー冒頭で、ファリンはレッドドラゴンに食べられてしまいます。その後、ファリンを食べたレッドドラゴンはライオス一行によって討伐されます。この時、ファリンの身体はすでに消化されており、骨しか残っていませんでした。

通常の魔法では蘇生できなくなっていたファリンを前に、マルシルは禁忌とされている古代魔術を使用してしまいます。レッドドラゴンの肉を使い、ファリンは肉体を取り戻すことができました。しかし、レッドドラゴンが迷宮の主に支配されている使い魔だったため、レッドドラゴンの魂を取り込んでしまったファリンは、迷宮の主による支配を受けてしまいます。

迷宮の主で狂乱の魔術師と呼ばれているシスルは、かつて黄金郷で暮らしていた王・デルガルを探し出そうとしていました。シスルはファリンにも「デルガルを探す」という命令を下し、ファリンをキメラに変えてしまったのでした。キメラ化したファリンは上半身は人間のままですが、下半身は巨大なドラゴンになってしまいます。

ダンジョン飯でキメラ化したファリンが最後どうなったのか詳しく紹介します。シスルによってキメラにされてしまったファリンは、ライオス一行の元から逃げ去ってしまいます。ライオスはファリンを助け出すため、迷宮の主を倒すことを誓います。ダンジョン内にある迷宮の主の家に到達したライオスは、ファリンを止める手段を考え出します。

キメラとなったファリンは巨体を維持するための栄養が足りず、常にお腹を空かせていました。ライオスたちはファリンのために、大量のカレーを作っておきます。カレーの匂いに誘われたファリンは満腹になるまで食事をし、その後眠ってしまいます。ライオスはその隙をつき、濡らした布でファリンの口元を塞いで窒息死させました。

キメラになったファリンが死亡し、最後にどうなったのか詳しく紹介します。キメラファリンはドラゴンの魂とファリンの魂が混ざり合った状態であり、ドラゴン部分を切り離さなければファリンを救うことはできません。また、ライオスたちは迷宮の魔物を「食べて消化する」ことで、無力化できると発見します。そこで、ライオス一行はファリンからドラゴンの部分だけを切り離し、料理して食べ尽くしてしまうことにします。

迷宮の主を倒し、迷宮の主を支配する悪魔まで食べてしまったライオスは、これまでの冒険で助けてくれた人々に、ファリンから切り離したドラゴンの料理を振舞います。そのおかげでドラゴンの肉は食べ尽くされ、最後にはファリンは人間の身体で蘇生することができました。

ダンジョン飯のファリンに関しての感想をいくつか紹介していきます。ファリンに関しての感想では、かわいいと高評価する感想が多く見られていました。ファリンはかわいい顔立ちやおっとりした優しい性格など、様々な魅力で人気を集めているキャラクターです。また、サイコパスと言われている兄・ライオスと似ているところもあり、その一風変わった部分も好きだと高評価されていました。

ダンジョン飯のファリンに関しては、強い魔法使いなところが好きだという感想も挙がっています。ファリンは見た目や性格はおっとりと優しいキャラクターですが、装備している武器はメイスで、モンスターを物理的に殴って倒す魔法使いです。見た目はかわいいのにモンスターとの戦闘では武闘派なところが、ギャップがあって好きだという感想も見られていました。

ダンジョン飯のファリンは、ストーリー冒頭で死亡してしまい、その後彼女を助けるための冒険がはじまります。作中でファリンを食べたドラゴンを倒し、一度は復活を果たしますが、今度はキメラになってしまいます。そのようなファリンの境遇には、どうなったのか気になるといった感想も挙がっていました。キメラ化したファリンを救うためには、迷宮の主を倒さなければならなくなります。

レッドドラゴンを倒すだけでも困難だった冒険が、ダンジョンを支配する迷宮の主との戦いまでもつれ込んでいきます。ライオスの妹・ファリンが最後はどうなったのか、多くの関心が寄せられていました。

ここでは、ダンジョン飯のファリンが嫌い・うざいと言われている理由と、最後どうなったのかについてまとめました。ダンジョン飯のファリンは、「性格が優しすぎる所」「キメラ化した姿」「お姫様的なポジション」が嫌いでうざいと言われているキャラクターです。

作中で一度は蘇生したものの、狂乱の魔術師によってキメラにされてしまったファリンは、最後にはライオス一行により人間の姿で蘇生されていました。是非ダンジョン飯をチェックして、ファリンのかわいい魅力や、最後どうなったのかに注目してみて下さい。