【ドラゴンボール】レズンとラカセイはターレス軍団の双子の戦士！戦闘力は？

『ドラゴンボール』は世界的にも有名な漫画で、テレビアニメだけでなく劇場版アニメも多く制作されています。レズンとラカセイは、劇場版『ドラゴンボールZ 地球まるごと超決戦』に登場した悟空たちの敵キャラです。原作には登場しないオリジナルキャラであるため、映画を観たことがない人はその存在も知らないでしょう。本記事では、ドラゴンボールの劇場版アニメに登場する、レズンとラカセイについて詳しく解説します。

ドラゴンボールは、1984年から週刊少年ジャンプで連載が始まったバトル漫画です。連載は1995年まで続き、コミックスは全部で42巻発売されています。その後、完全版のコミックスが全34巻発売されました。単行本の累計発行部数は、国内だけでも1億6000万部を超しています。全世界での累計発行部数は、2億6000万部以上です。ドラゴンボールはアニメも人気で、原作をアニメ化した作品は11年間放送されました。

テレビアニメは原作終了後も制作が続き、『ドラゴンボールGT』『ドラゴンボール改』『ドラゴンボール超』と名前を変え放送されました。2024年秋からは、『ドラゴンボールDAIMA』の放送が決定しています。また、劇場版アニメも定期的に制作されており、すでに20本以上の作品が上映されています。

山奥に1人で暮らしていた孫悟空は、祖父の形見である不思議な珠を持っていました。その珠は、7つ揃うと何でも願いが叶う「ドラゴンボール」という珠でした。悟空はドラゴンボールを探しに来たブルマと出会い、一緒にドラゴンボールを集めるために旅立ちます。悟空はさまざまな敵と遭遇しては、祖父から習った拳法で撃退します。その後、亀仙人の弟子となった悟空は、さらなる強さを身につけていくのでした。

ドラゴンボールのレズンは、サイヤ人の生き残りであるターレスの部下で、「クラッシャーターレス軍団」のメンバーの1人です。ターレスはサイヤ人ですが、レズンはビーンズ人です。小柄な戦士で、紫色の肌が特徴です。辺境の惑星で化石状態になっていましたが、ターレスのおかげで復活することができました。それ以来ターレスの部下となり、ターレス軍団の1人として活躍しています。

ドラゴンボールのラカセイは、レズンの双子の弟です。レズンと合体したり分離したりして、相手を惑わせます。ラカセイの見た目はレズンそっくりで、ひと目で見分けることはできません。ただ、声が違うため、声でレズンと区別を図ることができます。レズンと合体しているときはラカセイの声はしないため、ラカセイの自我は表に出てきていないようです。

ドラゴンボールのレズンとラカセイが登場した頃は、悟空はすでに界王拳などを使えるまでに成長しています。メインキャラたちの成長にあわせ、敵も強いキャラが登場するようになりました。では、ターレス軍団のレズンとラカセイは、どの程度の強さがあるのでしょうか？ここでは、レズンとラカセイの強さや戦闘力を詳しくまとめます。

ドラゴンボールZ 地球まるごと超決戦の中で、レズンは天津飯と戦いました。レズンと天津飯の戦闘シーンは描かれておらず、レズンにどのような技や能力があるかは不明です。ただ、最終的に天津飯を倒し、ターレスと悟空の戦いに参加しています。レズンの戦闘力は8000で、当時の悟飯の戦闘力よりも低い数値です。ターレス軍団の中でも戦闘力は低いほうですが、ラカセイとの息のあった攻撃で戦闘力の低さをカバーしています。

ラカセイはレズンと分離した後、餃子と戦っています。餃子はラカセイに追い立てられ、防戦一方でした。ラカセイはエネルギー弾の連射で餃子にダメージを与え、とどめを刺そうとします。しかし、悟飯が助けに駆けつけ、ラカセイは今度は悟飯と戦うことになりました。ラカセイは悟飯の姿を見て、「またガキ相手か」と侮ります。エネルギー弾一発で決着をつけようとしましたが、悟飯は魔閃光を放ちラカセイの目をくらませます。

そして、死角から飛び込み、頭突きでラカセイを吹き飛ばしました。しかい、ラカセイはこれで完全に倒されたわけでなく、その後レズンとともにターレスと悟空の戦いの場に現れます。ラカセイの戦闘力は7600で、レズンよりも少し低い数値となっています。それでも餃子や天津飯以上の強さはあり、ターレス軍団の戦闘に貢献しています。

ドラゴンボールの登場人物は、名前がダジャレになっていることが多いです。ターレス軍団を率いるターレスは、レタスが由来となった名前です。では、レズンとラカセイの名前の由来は何でしょうか？ここでは、ドラゴンボールのレズンとラカセイの名前の由来と、最後についてまとめます。

ターレス軍団には、レズンとラカセイ以外に3人の戦士がいます。それらの戦士の名前は、アモンド、ダイーズ、カカオです。3人の名前は、アーモンド、大豆、カカオが名前の由来となっています。このように、ターレス軍団のキャラは、名前がすべて豆類や種実類に由来しているようです。

レズンだけはやや名前の由来がわかりにくいですが、レンズ豆かレーズンが由来ではないかといわれています。レーズンだと豆類や種実類の仲間に入らないことから、レンズ豆が由来ではないかと推察されます。ただ、レーズンもナッツの仲間として扱われることがあるため、レーズンが由来である可能性も捨てきれません。

ラカセイは、レズンに比べると名前の由来がわかりやすいキャラです。言葉の響きから推測できるように、ラカセイの名前は「落花生」に由来しています。レズンとそっくりな見た目をしているラカセイですが、名前は豆類以外の関連性はないようです。

レズンは天津飯を倒した後、ターレス軍団の仲間たちとともに悟空と戦いました。5対1とあって、悟空もレズンたちの攻撃には少し手を焼きます。しかし、悟空は5人すべての攻撃を防ぎ、レズンたちは悟空に一撃も入れることができませんでした。

ターレスとの対決を邪魔された悟空は怒り、界王拳を使います。そして、ターレス軍の5人全員を、それぞれ一撃で倒しました。レズンも悟空の一撃を受け、地面に倒れます。その後は悟空とターレスの戦いとなり、レズンの登場はありませんでした。

ラカセイの最後は、レズンの最後とまったく一緒です。ラカセイは悟飯に倒されたように見えましたが、特に大きなダメージもなく悟空との戦いに参加しています。しかし、ラカセイも最後は悟空の界王拳にやられ、レズンや他の仲間たちとともに物語から退場しました。

ドラゴンボールのレズンとラカセイは、登場時の決め台詞と決めポーズがあります。このセリフとポーズが好きな人が多く、特にセリフは「テンポが良い」と評判です。

漫画やアニメの双子は、髪型や服装などで区別されていることが多いです。しかし、レズンとラカセイは着ている服も外見もすべてが同じです。唯一違うのは声優だけで、静止画では判断が不可能です。そのため、「レズンとラカセイの見分け方がわからない」という声が多く上がっていました。

ドラゴンボールのレズンとラカセイには、「かわいい」という感想もありました。レズンとラカセイは悪役然とした姿をしており、お世辞にもかわいいという外見ではありません。しかし、背が小さいところや、双子でポーズを取るところなどが「かわいい」といわれています。

ドラゴンボールのレズンとラカセイについてまとめました。レズンとラカセイは双子の戦士で、見た目はそっくりです。しかし、アニメの声だけは違うため、声でどちらのキャラか判断することが可能です。また、戦闘力も少しだけ違いますが、基本的な強さやアニメでの最後などはどれも一緒です。レズンとラカセイは結局悟空に倒されますが、作中では餃子や天津飯との戦いで活躍しました。