【ドラゴンボール】サイヤ人の下級戦士の基準とは?エリート戦士との違いや戦闘力は?

こちらの記事では『ドラゴンボール』に登場する種族・サイヤ人の下級戦士の基準やエリート戦士との違いについてご紹介しています。また下級戦士サイヤ人の戦闘力や、下級戦士の分類一覧もまとめているので、下級戦士について知りたい人はこちらの記事を参考にしてみてください。他にも『ドラゴンボール』の作品概要と簡単なあらすじ、主人公・悟空が下級戦士とされている理由もご紹介しています。

【ドラゴンボール】サイヤ人の下級戦士の基準とは?エリート戦士との違いや戦闘力は?のイメージ

目次

  1. ドラゴンボールのサイヤ人とは?
  2. 下級戦士とは?基準やエリート戦士との違いを考察
  3. 下級戦士のキャラ一覧!戦闘力も紹介
  4. 孫悟空は本当に下級戦士だった?
  5. 下級戦士に関する感想や評価
  6. 下級戦士まとめ

ドラゴンボールのサイヤ人とは?

ドラゴンボールの作品情報

サイヤ人をはじめとする様々な種族が登場する『ドラゴンボール』シリーズ。こちらの記事ではそんな『ドラゴンボール』に登場する戦闘民族"サイヤ人"の下級戦士についてご紹介していきます。その前にまずは『ドラゴンボール』の作品概要とあらすじをご紹介。ドラゴンボールについておさらいしたい人はこちらもチェックしてみてください。

ドラゴンボールの概要

  • 作者:鳥山明
  • 出版社:集英社
  • 掲載誌:週刊少年ジャンプ
  • レーベル:ジャンプ・コミックス
  • 発刊期間:1984年11月20日~1995年6月5日現在
  • 巻数:全42巻(完全版:全34巻)

『ドラゴンボール』は1984年に漫画家の鳥山明先生が連載を開始したバトル漫画で、掲載誌の週刊少年ジャンプでも大人気のシリーズとして多くの世代に親しまれました。『ドラゴンボール』の原作コミックスは1995年に最終回を迎えましたが、アニメでは原作コミックスのその後を描いた『ドラゴンボールGT』や『ドラゴンボール超』といった作品も制作されています。

『ドラゴンボール』の原作コミックスは日本国内で1億6000万部以上の累計発行部数を誇っているほか、海外では80カ国以上の国でアニメが放映される人気を見せました。また2009年には『ドラゴンボール』のハリウッド版実写映画が制作され話題を呼びました。原作コミックスが完結した後には、ドラゴンボールと世界観を共有した漫画『銀河パトロール ジャコ』が鳥山明先生の手によって制作されています。

ドラゴンボールのあらすじ

山奥に住むサイヤ人の少年・孫悟空は、ある日何でも願いを叶えてくれるという"ドラゴンボール"を探す少女・ブルマと出会います。悟空は自分を育ててくれた孫悟飯の形見の球がそのドラゴンボールのひとつだと知り、ブルマと共にドラゴンボール探しの旅に出ることに。そしてヤムチャや亀仙人、クリリンといった仲間たちと出会い、次第にサイヤ人としての能力に目覚めていきます。

サイヤ人の分類

『ドラゴンボール』の物語で人間と並んでメインとなる種族『サイヤ人』。サイヤ人はこちらの記事でご紹介していく『下級戦士』の他にも、様々な分類があります。下記では下級戦士以外のサイヤ人の分類名の一部を記載しているので、下級戦士以外にどんなサイヤ人がいるのか知りたい人は参考にしてみてください。

  • 王族(ベジータ、ベジータ王など)
  • エリート(ナッパ)
  • 混血種(孫悟飯、トランクスなど)
  • 融合戦士(ゴテンクス、ベジットなど)
  • 追放された者(ブロリー、パラガスなど)
  • 人工生命体(セル、複製ベジータなど)
  • 古代サイヤ人(シャロット、ジブレットなど)
  • 原初サイヤ人(ヤモシ)
  • 第6宇宙(キャベ、ケールなど)
  • 別次元のサイヤ人(ゴクウブラック、オニオなど)

【公式】ドラゴンボールオフィシャルサイト(DRAGON BALL OFFICIAL SITE)

下級戦士とは?基準やエリート戦士との違いを考察

考察①サイヤ人のほとんどは下級戦士?

サイヤ人は"戦闘民族"と恐れられており、他の種族に比べて好戦的で戦闘力も高い傾向にあります。しかしサイヤ人の種族内では下級戦士と呼ばれている戦闘力が低いとされている者がほとんどで、『ドラゴンボール』の主人公である悟空も初めは下級戦士の一人として数えられていました。下級戦士以外では上級戦士(王族)と中級戦士(エリート)と呼ばれる階級があります。

ベジータなどの王族はサイヤ人の中でも最も戦闘力が高く、それに次いで王族では無いけれど生まれつき戦闘力が高い者がエリートと呼ばれ区別されています。そしてエリートよりも戦闘力が劣る者は下級戦士と呼ばれます。悟空の家系はこの下級戦士として扱われています。サイヤ人は瀕死から再起すると戦闘力が上がっていくという性質がありますが、戦闘力が上がっても下級戦士がエリートとして認められることはありません。

考察②下級戦士は顔のパターンがあまり多くない?

悟空を初めとする下級戦士のサイヤ人は顔のパターンがあまり多くないとされており、設定の元となったのは劇場版『ドラゴンボールZ 地球まるごと超決戦』に登場するキャラクター・ターレスが言った「俺たち使い捨ての下級戦士はタイプが少ない」という発言です。このターレスというキャラクターはその言葉の通り悟空と瓜二つな顔をしており、悟空との血縁関係は無いキャラクター。

悟空とターレスのみを見れば彼の言葉の通りエリートよりも下の下級戦士は顔が似通っているという特徴があるように思えますが、実際にはバーダックチームのように顔の特徴が違う者も多くいます。そのため、この「下級戦士はタイプが少ない」というセリフは劇場版のみでの設定であり、原作とは関係ないのではないかと考えられます。

考察③下級戦士の戦闘力の基準

王族以外のサイヤ人は生まれた時の戦闘力によってエリートと下級戦士に分類されますが、その基準となる戦闘力の数値はどのあたりなのでしょうか?公式からは明確な数値は発表されていませんが、エリートのナッパの戦闘力が4000で下級戦士のラディッツが1500とされているため、生まれながらにエリートと扱われるのは少なくとも2000以上の戦闘力を持つ者なのではないかと予想されます。

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下級戦士のキャラ一覧!戦闘力も紹介

下級戦士のキャラ一覧①孫悟空(カカロット)

下級戦士のサイヤ人キャラ一覧1人目は『孫悟空(カカロット)』。『ドラゴンボール』の主人公・悟空も下級戦士の一人で、生まれた時の戦闘力は人間よりも少し高い程度のものでしたが、何度も強敵と戦い死を経験し生き返ったことによって、最後にはサイヤ人の上級戦士であるベジータと肩を並べるほどの力を手に入れました。フリーザと戦い超サイヤ人になった際には1億5000万ほどの戦闘力となりました。

下級戦士のキャラ一覧②ラディッツ

下級戦士のサイヤ人キャラ一覧2人目は『ラディッツ』。ラディッツは悟空の実の兄でサイヤ人編の物語で一番初めの強敵となった相手です。当時『ドラゴンボール』のキャラクターの中でも強さを見せていた悟空とピッコロが2人がかりで立ち向かうも、まったく歯が立ちませんでした。しかしサイヤ人の中では最低クラスの強さとされており、戦闘力は1500程度でした。

下級戦士のキャラ一覧③ターレス

下級戦士のサイヤ人キャラ一覧3人目は『ターレス』。ターレスは劇場版『ドラゴンボールZ 地球まるごと超決戦』に登場するアニメオリジナルキャラクターで、下級戦士ながらも3万近い戦闘力を持っています。下級戦士ながらもこれほどの戦闘力を手に入れたのは、星の生命を養分に成長する"神精樹の実"を食べたためで、ピッコロの魔貫光殺法を片手で受け止めるほどの強さを見せました。

下級戦士のキャラ一覧④バーダック

下級戦士のサイヤ人キャラ一覧4人目は『バーダック』。バーダックは悟空の父親で、フリーザ軍所属チームの1つバーダックチームの隊長として活躍しました。下級戦士のうちのひとりですが、他の惑星を襲撃し戦闘を重ねた経験もあり、戦闘力は1万で下級戦士中では強い部類に入ります。

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孫悟空は本当に下級戦士だった?

考察①サイヤ人は生まれたときに戦士の素質を検査される?

戦闘民族と言われるサイヤ人は生まれた時に戦闘力を測り、その強さと親の血統から階級を決める風習があります。血統が良く生まれた時の戦闘力が高い者は中級戦士(エリート)、親の身分が低いながらも戦闘力が高いものは下級戦士を束ねる中間管理職の役割を担い、身分も戦闘力も低い者は戦いの駒として駆り出されます。

またベジータのような王族は上級戦士とされており、生まれつき高い戦闘力を持ちあわせています。そんな王族よりも強いサイヤ人が生まれてしまった場合には、王の血統を脅かす可能性があるため処分する方針となっています。また階級制は絶対で、下級戦士はその後戦闘力が中級戦士並となっても中級戦士に昇進することはありません。

考察②孫悟空の成長速度は飛躍的に上がった?

生まれた時の戦闘力が2だったため、下級戦士の中でも最低クラスと判定された悟空。しかしフリーザ編では1億5000万という圧倒的な数値まで上昇し、サイヤ人の王族で最も高い戦闘力を持つ血統であるベジータが「お前がナンバー1だ」と認めるほどの強さになりました。サイヤ人は経験を積むほど戦闘力が上がる特性を持っていますが、それを考慮しても上級戦士の戦闘力を上回った悟空の成長速度は異常と言えるでしょう。

ベジータはセル編で悟空のことを"天才"と言っているため、戦いの経験を糧に成長するのにもセンスが必要であることが分かります。そのため、悟空は生まれた時には戦闘力は最低クラスだったものの、潜在力と戦いのセンスがずば抜けて高かったのだと考えられます。

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下級戦士に関する感想や評価

サイヤ人には階級が存在しますが、下級戦士の血統の悟空と王族であるベジータの行き着いた技が一緒であることが感慨深いという感想があがっています。生まれて間もなく地球に飛ばされ、自分の種族ことを何も知らないながらもサイヤ人の技を習得した悟空はベジータの言葉通り"天才"の素質を持っていたのかもしれません。

王族という身分からプライドも人一倍高いベジータ。下級戦士のことを見下すような発言も見られていた彼ですが、下級戦士である悟空の実力を目の当たりにし、身分だけに頼るのではなく努力を重ね成長する姿に好感を持つファンも多いようです。

サイヤ人ヒエラルキーの中でも底辺階級の下級戦士。『ドラゴンボール』の作品ファンの間では、その意味合いや語呂からジョークとして「下級戦士」という単語を使う人も多いようです。ちょっとしたユーモアを混ぜてみたい時に使用してみてはいかがでしょうか?

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下級戦士まとめ

以上、『ドラゴンボール』に登場する種族・サイヤ人の階級『下級戦士』についてご紹介してきました。サイヤ人の階級には上級戦士(王族)、中級戦士(エリート)、下級戦士があり、ほとんどのサイヤ人は下級戦士として振り分けられています。また下級戦士の中でも戦闘力が高い者はリーダーとして他の下級戦士をまとめる権限を持ちますが、一度下級戦士と判定されるとその後中級戦士になることはありません。

劇場版『ドラゴンボールZ 地球まるごと超決戦』に登場したアニメオリジナルキャラクターのターレスの発言から、サイヤ人の見た目は似通った者が多いという設定が付与されていますが、原作漫画ではサイヤ人の見た目はバラバラとなっているため、劇場版オリジナルの設定である可能性が高いようです。

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