【推しの子】マリアとは誰のこと？アニメOP主題歌アイドルの歌詞を考察

「推しの子」とは、2024年2月現在、最も人気と勢いのある漫画の一つだと評されている作品です。横槍メンゴの描くかわいいキャラクターと、赤坂アカが書くヘヴィでありながら華のあるストーリー展開で、熱狂的なファンを得てきました。この記事では、推しの子のテレビアニメ版OP主題歌の歌詞に登場するマリアが誰なのかについて、星野アイ正体説や有馬かな正体説と歌詞の意味も含めながら紹介するため、参考にしてください。

推しの子は、2024年2月現在、週刊ヤングジャンプに連載中の漫画です。主人公とヒロインである双子の兄妹が、転生した存在である点と、芸能界の暗部を抉り出したストーリーが絡み合ったサスペンス作品に位置付けられてきました。同作品のコミックスは、13巻まで刊行されています。また、推しの子はメディアミックスが派手に展開されており、2024年はテレビアニメ版2期の放映と、実写ドラマ版の配信がアナウンスされました。

推しの子の主人公星野愛久愛海（アクア）と瑠美衣（ルビー）は、人気絶頂のアイドルアイ（星野アイ）の双子の子供です。しかしながら、二人には重大な秘密がありました。それは、アクアもルビーも、前世の記憶を有したまま生まれてきた転生者ということです。アクアの前世は、宮崎県の産婦人科医の雨宮吾郎（ゴロー）で、ルビーの前世はゴローの患者だった少女天導寺さりなで、兄妹は二人の前世を知りませんでした。

推しの子は、2023年にテレビアニメ版1期が放映されたことで、原作漫画を読んだことのない新たなファン層の開拓に大成功したといわれています。また、アニメ版のOP主題歌の歌詞に、それまで原作漫画に登場しなかったとされる「マリア」という歌詞が出てきて反響を呼びました。マリアとは、一体誰なのでしょうか？この章では、推しの子のマリアの正体が誰なのかについて、星野アイ説と有馬かな説などを取り上げていきます。

2024年2月現在、推しの子の原作漫画とテレビアニメ版両方に、マリアというキャラクターは登場しません。また、2024年冬に配信予定の実写ドラマ版においても、マリアなる人物が出ることはアナウンスされていないのです。マリアが出てくるのは、テレビアニメ版のOP主題歌であるYOASOBIの「アイドル」の歌詞のみであり、それ故に「マリアは誰なのか」という疑問が、熱心なファンを中心に話題に上ってきました。

ファンの間でマリアの正体の最有力候補に挙げられているのが、アイ（星野アイ）です。アイは、アイドルグループB小町のセンターを務めている人気者で、ゴローとさりなの推しアイドルでもありました。明るくポジティブな性格のアイは、自身の妊娠というアイドルとしては致命的な問題になりうる重要な局面も、持ち前のバイタリティーで乗り切っており、ストーカーに刺殺された20歳までの間、トップアイドルとして君臨したのです。

YOASOBIによるOP主題歌「アイドル」のマリアは、同曲のMVで該当の歌詞が流れる場面で、アイのみが登場していました。この演出に意味を見出したコアなファンの多くが、「マリアはアイだ」という意見を寄せたのです。また、ストーリー内でルビーが「処女受胎」と意味深なセリフを言うシーンがあり、聖母マリアをイメージさせるその言葉が、マリアの正体がアイ説を裏付けるとされていますが、真相は明らかにされていません。

推しの子のマリアの正体に、有馬かなを推す声もあります。有馬かなとは、同作品に登場する女性アイドルのことで、年齢はアクアとルビーの1歳上であることが判明しました。年齢=芸歴という生まれた時からの芸能人であり、天才子役として高評価された時期があります。童顔で綺麗な容姿をしている有馬かなですが、自分がアイドルとして通用するとは思っておらず、それでも新生B小町のセンターになるなど、重要人物の一人です。

有馬かながマリアの正体ではないかと考察する人がその理由に挙げているのは、彼女の名前です。「有馬かな」を反対に読むと、「ナカマリア」となり、マリアが入っていました。しかしながら、他に理由となるものや意味はなく、有馬かな説はアイ説と比較すると、可能性が低いといわれています。いずれにしても、2024年2月の時点でマリアが誰なのかは判明しておらず、今後明かしてほしいと願うファンの声が多く寄せられました。

赤坂アカ原作、横槍メンゴ作画の傑作芸能界サスペンス漫画の推しの子は、謎と伏線が満載の作品だと評されています。それらの謎は、テレビアニメ版にも継承されているとのことで、熱心なファンの中にはOP主題歌やED主題歌にも、意味を見出す人が見受けられました。それでは、マリアという歌詞が出てくるOP主題歌は、どのような曲なのでしょうか？この章では、推しの子のOP主題歌「アイドル」について考察紹介していきます。

推しの子のテレビアニメ版1期のOP主題歌は、YOASOBIの「アイドル」です。アイドルは、2023年4月12日に配信がスタートし、オリコンチャートやビルボードジャパンチャートにて1位を記録しました。また、YouTubeの楽曲チャートとビルボードグローバル200でも1位を獲得するなど、世界的なヒットを収めています。配信のみならずCDやアナログ盤もリリースされており、多くのファンを魅了していました。

YOASOBIのアイドルは、Ayaseが作詞作曲とプロデュースを行ったシングルです。アイドルをモチーフにした楽曲らしく、軽快なポップチューンに仕上がっており、ボーカロイド楽曲と小泉今日子の「なんてったってアイドル」の影響を指摘する声もありました。YOASOBIは、この曲を「第74回紅白歌合戦」でも披露しており、同番組内で一番の話題と注目を集めたとされています。

推しの子のテレビアニメ版OP主題歌のアイドルについては、作詞作曲者のAyaseが、同作品のスピンオフ小説である「45510」を基に作ったことをインタビューなどで明かしています。また、歌詞については、100％アイについて書いていることがわかっており、アイがアイドルとして高みに登っていく過程と彼女の心境、そして周囲の妬みの声なども反映されていて、作品世界に深みを持たせることに成功したと高評価されました。

この章では、推しの子のOP主題歌アイドルの歌詞に登場したマリアに関するX（Twitter）でのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。マリアは、インターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか？

こちらは、YOASOBIの大ファンだと思われる方のツイートです。大ヒット曲のアイドルについて、推しの子を観れば歌詞の本当の意味がわかるだろういうことと、マリアの正体が誰か知りたいとつぶやいていました。

こちらは、推しの子を考察していると思われる方のツイートです。同作品の原作漫画を読んで、どこかキリスト教的で、イエスとマリアが混ざった感覚を感じるという考察をしていました。

こちらは、アニメの大ファンだと思われる方のツイートです。推しの子のテレビアニメ版のOPを観て、主題歌のアイドルの出来が神がかっていることと、マリアを逆から読むと有馬かなになることが衝撃だったことをつぶやいていました。

この記事では、推しの子のOP主題歌アイドルの歌詞に出てくるマリアについて特集してきました。多くのファンが、原作漫画とOP主題歌のリンクに期待しているとのことです。マリアという歌詞に注目しながら、推しの子を見てください。