【ワンパンマン】マナコは死亡した？怪人協会編のその後に再登場したのは何話？

この記事では、『ワンパンマン』の怪人協会編に登場する単眼怪人・マナコを特集し、怪人協会編の後、マナコがどうなったかや、死亡したのか生きてるのかなどを解説していきますが、まずはその前に『ワンパンマン』の作品情報をお届けしましょう。最初に作品概要、そしてあらすじへと続きます。

『ワンパンマン』は、ONE氏による日本のウェブ漫画で、村田雄介氏が作画を担当しています。ウェブサイト上での連載開始から1日2万回閲覧され、累計で1000万人以上が閲覧したという記録を残しています。

2012年6月14日からは書籍版が集英社の「となりのヤングジャンプ」にて連載されています。単行本は2022年11月までに27巻まで刊行され、総発行部数は2800万部を超えています。またメディア展開として、テレビアニメがテレビ東京ほかにて第2期まで放送されました。

就職活動に疲れていた普通の青年、サイタマは、街中でカニの怪人を倒し、一人の少年を救い出しました。その瞬間、子供の頃にヒーローになりたいという夢が彼の心に蘇りました。それからサイタマは、ヒーローになるための訓練を始め、やがてどんな敵でも一撃で倒せる力を身につけました。

ここからは、この記事のメインテーマである『ワンパンマン』のマナコの話題に移ります。マナコは、怪人協会編に登場する一つ目の下級クラスの怪人です。ピンク色をした卵形の体に、二つの角と大きな一つ目、そして細長い手足といったシンプルなデザインで、目は光ることができます。作中では、サイタマとフラッシュに捕らえられ、ガイド役として使われました。性格は怖がりで自己保身が強く、かなりリアリストです。

マナコは、サイタマたちから最初は逃げようとしていましたが、何度か救われた挙句に気が付くと協力者になっていました。さて、マナコの性別についてですが、男か女か、性別はどちらなのでしょうか？マナコの性別を特定するヒントは、マナコが使う一人称にあります。最初は「俺」を使っていましたが、途中から女性を示唆する「わたし」に変わります。マナコの性別は女性であることが明らかになりました。

女性であることが判明した『ワンパンマン』のマナコですが、彼女の死亡が描かれたのは『ワンパンマン』第211話（164撃目『二乗』）です。それは、ガロウが神の力に触れて覚醒し、宇宙放射線を放つシーンになります、多くのヒーローが放射線に耐えられず命を落としていく中、マナコも気づかれないように逃げようとしますが、結局宇宙放射線にさらされ、目から大量の出血を伴い倒れてしまいます。

このシーンでは、トップヒーローからモブまで全員が宇宙放射線に晒され、その結果命を落としています。そのため、マナコも例外ではないと考えられます。しかし、この事件は、実際には起きていなかったことが判明します。サイタマが時間を逆行させたことで、覚醒したガロウが宇宙放射線を発する前の時間軸に戻りました。そのガロウをワンパンマンがワンパンで倒したからです。

したがって、他のヒーローたちと同様に、マナコの死亡も事実上なかったことになります。しかし、サイタマが時間を逆行させて以降、マナコは消えたままで姿を現したことはありません。

『ワンパンマン』の怪人協会編が終わった後、マナコの行方はわからなくなりました。しかし、「となりのヤングジャンプ」第217話では、サイタマが跡地でポチと黒い精子に出会った時に、「あそこで団子みたいな体形の一つ目の怪人を見かけなかった？」と尋ねて探しているようでした。

『ワンパンマン』第218話では、怪人協会の掃討作戦で神に関する情報を持つヒーローと協会の幹部による会議が開かれます。その会議では、秘密の情報を共有するフラッシュがマナコと一緒に「何か」に接触したことが報告されました。

また『ワンパンマン』第230話では、神に触れたマナコが他のヒーローと接触を図る前に発見するため、フラッシュが一人で捜索を始める様子が描かれています。『ワンパンマン』第238話では、フラッシュ自ら直接サイタマの部屋に押しかけて、マナコ捜索に協力するように強く求めています。フラッシュによれば、マナコは怪人協会の重要参考人ならぬ参考獣とのことでした。

『ワンパンマン』第237話で、初めてマナコが生きていることが確認されました。自分の弱さを隠すのが難しくなったキングは、バングやボンブ、さらには他の武闘家や道場に修行を依頼しましたが、結局は先々で断られてしまいます。そして最終的に「最果て修行場」という場所にたどり着きました。

しかし、キングは、その場所でミイラを目撃し、恐怖のあまり逃げ出しました。走って逃げる最中、長い石段を駆け下りていると、茂みから突然音がして、マナコが現れました。マナコはキングに出くわすとすぐに茂みの中に逃げ込みましたが、この出来事でマナコが生きてることはほぼ確実となりました。

『ワンパンマン』でマナコが再登場したのは意外と早く第239話のことでした。怪人協会編の終盤では、覚醒したガロウのガンマ線の影響で、マナコが目から血を吹いて死亡しているような描写がありました。結局怪人協会編が終了するまで姿を見せず、その後も消息は分からず生きてるのかどうか不明でした。ところが、キングとすれ違う形で、最果て修行場で生きてることが示唆されていました。

その後、マナコはどうなったのでしょうか？「神」の正体を追究しているフラッシュが、マナコを重要参考人として捜索します。そして、彼女がどうなったかというと、239話でサイタマとキングのカレーを使った罠にかかり捕らえられました。捕まった後はどうなったのでしょうか？ヒーロー協会でも「神」と接触した貴重な例として、マナコの身の安全は保証されており、処分されたり実験に使われる可能性は低そうです。

『ワンパンマン』のフラッシュからマナコ捜索を頼まれたサイタマは、マナコの肖像画と特徴を記した手配書を持ってキングに尋ねました。見覚えがあったキングは、「あれ？どこかで見たことがあるような」と言って思い出しました。次のシーンでは、サイタマとキングが最果て道場の石段近くで大盛りカレーを餌に罠を仕掛けていました。空腹のマナコはすぐにカレーライスに飛びつき、簡単に捕まえることができました。

その後、ジェノスが作ったと思われるカレーライスを「うわあん、寂しかったですぅぅ」と泣きながら食べるマナコの姿が描かれています。また、フラッシュも報告を受けて駆けつけています。食事の後は、神について知っている情報を提供するために、フラッシュやサイタマと一緒にヒーロー協会幹部シッチのところへ行き、そこでブラストとも再会しました。

フラッシュに神について質問されると、「ちょっと考えるのが難しい、カレーを食べたら思い出せるかも…」と何も知らないふりをしていました。しかし、その後、サイタマから「時々カレーを作るから食べに来いよ」と言われると、「本当に？」とうれしそうに応えていました。

ここまで『ワンパンマン』のマナコ特集をお届けしてきましたが、最後にマナコに関する感想や評価をTwitterより紹介します。

『ワンパンマン』のマナコに関する感想で多かったのが、こちらのツイートのように「かわいい」というものです。『ワンパンマン』のキャラクターの中でも大人気のようでした。

こちらのツイートの投稿者が言うように、『ワンパンマン』の作者がマナコに特別な愛着を持っている可能性があるかもしれません。実際にマナコは物語の中で重要な役割を与えられてきており、それが読者にとっても魅力的な要素になっているようです。

『ワンパンマン』のキャラクターであるマナコは、そのユニークな見た目と性格で多くのファンに愛されています。臆病ながらも困難な状況を乗り越えて生き抜く強さを持っており、読者は彼女から勇気をもらえているのでしょう。

この記事では、『ワンパンマン』のキャラクター、マナコにスポットを当て、女性とされる性別や死亡あるいは生きてるのか生死の状態、さらに怪人協会編のその後どうなったのかなどについて考察してきました。

マナコは、怪人協会所属の一つ目の怪人で、性別は女性です。ガロウが覚醒した際に姿を消し、どうなったのかわからず死亡の恐れもありました。ところがキングが最果て道場を訪れたときにマナコらしき人影を見かけます。そして仕掛けられたカレーの罠にかかって捕獲され、生きてることがわかりました。その後、神についての情報を得るために、ヒーロー協会の幹部シッチの元へ連れて行かれ、ブラストと再会しました。