デッドアカウントが打ち切り?呪術廻戦のパクリ疑惑やマガポケ移籍後の状況を調査

『デッドアカウント』が打ち切り!という噂は本当なのでしょうか?これから徹底調査していきます!2023年1月に「週刊少年マガジン」にて連載が開始されたばかりの漫画『デッドアカウント』が打ち切りになるという衝撃的な情報がSNS等で飛び交っています。そこで、この記事では、その真偽を確かめるべく、情報の元となった『呪術廻戦』パクリ疑惑や掲載メディア移籍問題を検証していきます。また、作者の情報や読者の感想なども併せてお届けします。

デッドアカウントが打ち切り?呪術廻戦のパクリ疑惑やマガポケ移籍後の状況を調査のイメージ

目次

  1. デッドアカウントとは?
  2. デッドアカウントが打ち切り?マガポケ移籍後の状況は?
  3. デッドアカウントの呪術廻戦のパクリ疑惑を考察
  4. デッドアカウントのあらすじネタバレ
  5. デッドアカウントに関する感想や評価
  6. デッドアカウントの打ち切りまとめ

デッドアカウントとは?

バトルファンタジー漫画『デッドアカウント』の打ち切りの噂を聞いたことはあるでしょうか?この記事では、『デッドアカウント』の打ち切り情報の真偽を検証するとともに、打ち切りの噂の原因とされる『呪術廻戦』パクリ疑惑や掲載メディア移籍問題を考察していきますが、まずは打ち切り問題の前に『デッドアカウント』の作品情報をお届けしましょう。最初に作品概要、そして作者の情報へと続きます。

デッドアカウントの概要

概要のイメージ

打ち切り情報のある『デッドアカウント』は、渡辺静による学園×霊媒×バトルファンタジー漫画です。2023年1月18日発売の「週刊少年マガジン」7号より連載が開始されました。

打ち切りが噂される『デッドアカウント』の主人公・縁城蒼吏は、妹の治療費を稼ぐため、炎上系動画配信者「煽りんご」として活動していた15歳の蒼吏は、電子化した幽霊に襲われ霊力に「開眼」します。そして、霊媒師養成学校「弥電学園」に編入し、学園の仲間とともに電子化した幽霊を祓うことになります。

デッドアカウントの作者

続いて、打ち切りの噂がある漫画『デッドアカウント』の作者を紹介します。打ち切りと言われている『デッドアカウント』の作者は、7月21日生まれ・愛媛県出身の日本の漫画家、渡辺静(わたなべしずむ)です。こちらの作者の旧ペンネームは栖徒伊シズムで、年齢は公表されていません。

漫画を描くイメージ

打ち切り情報のある『デッドアカウント』の作者・渡辺静の経歴を簡単に紹介しますと、大阪コミュニケーションアート専門学校卒業後、2003年に『クローゼットチャイルド』で「週刊少年マガジン」第6・7学期マガジングランプリで入選を果たします。2004年には『学舎オーバードライヴ』で「週刊少年マガジン」第72回週刊少年マガジン新人漫画賞に入選し、「マガジンSPECIAL」No.7に掲載され漫画家デビューしました。

打ち切りの噂がある『デッドアカウント』の作者、渡辺静の主な作品には、この記事で取り上げている『デッドアカウント』のほかに、『イロコイ』、『CHIMES』、『この彼女はフィクションです。』、『思春期のアイアンメイデン』、『リアルアカウント』(原作・原案:オクショウ)、『魔女に捧げるトリック』などがあります。

『デッドアカウント(1)』(渡辺 静)|講談社コミックプラス

デッドアカウントが打ち切り?マガポケ移籍後の状況は?

デッドアカウントが打ち切り?

打ち切りのイメージ

ここからは、この記事のメインテーマである『デッドアカウント』の打ち切りに関する話題に移っていきます。はたして『デッドアカウント』の打ち切り情報は本当で、いずれ『デッドアカウント』は打ち切りになってしまうのでしょうか?

打ち切りの件について結論から言いますと、『デッドアカウント』が他の作品のパクリであり、それが原因で打ち切りになるというのは根拠のないうわさ話です。後述するように掲載メディアを移籍するのは事実ですが、移籍を打ち切りと勘違いした人たちが喧伝し、打ち切り情報が広まったと考えられます。したがって、『デッドアカウント』の打ち切り情報はうわさ話に過ぎず、打ち切りになる予定はありません。

デッドアカウントのマガポケ移籍後の状況

打ち切り情報が広まった原因に、作品の移籍問題があります。2023年1月より「週刊少年マガジン」にて連載されていた『デッドアカウント』は、2023年10月に同じ講談社が運営する漫画アプリ・マガポケ(マガジンポケット)に移籍しました。 そして移籍を知らない人が、移籍により『デッドアカウント』が少年マガジン誌から消えたため打ち切りになったと勘違いし、打ち切り情報が広まったと考えられます。

デッドアカウントの呪術廻戦のパクリ疑惑を考察

呪術廻戦とは?

『デッドアカウント』の打ち切りの噂が広まった原因に、パクリ疑惑があります。芥見下々によるダークファンタジー・バトル漫画『呪術廻戦』のパクリだというのです。『呪術廻戦』は2018年3月より週刊少年ジャンプにて連載が開始されました。人間の負の感情から生まれる化け物「呪霊」を呪術師が呪術を用いて倒していくという物語で、2020年10月よりテレビアニメシリーズもスタートしています。

普通の高校生だった主人公の虎杖悠仁は、ある出来事をきっかけに呪霊と戦う呪術師となります。虎杖は呪術師の養成機関である「東京都立呪術高等専門学校」に編入し、仲間と助け合いながら呪霊と戦っていきます。2021年1月時点ではデジタル版を含めたシリーズ累計発行部数は2500万部を突破しており、2023年7月にはアニメも第2期が放送されています。

呪術廻戦とデッドアカウントの似ている部分

打ち切り情報のある『デッドアカウント』がパクっていると言われている人気漫画『呪術廻戦』との彼我比較をしてみます。こちらも結論から言いますと、打ち切りの噂がある『デッドアカウント』は『呪術廻戦』のパクリかと問われたらパクリではないと断言できます。これはパクリの意味を盗作、つまり違法行為とした場合です。おそらく作者は『呪術廻戦』に敬意を込めてオマージュという形で表現したのではないでしょうか?

パクリのイメージ

また、打ち切りの噂がある『デッドアカウント』の作者の渡辺静は、打ち切りと言われている本作の前に『リアルアカウント』という漫画を描いています。この『リアルアカウント』も打ち切りと言われている『デッドアカウント』同様にスマホが重要アイテムとして登場する作品です。

打ち切り疑惑のある『デッドアカウント』は、ちょうどこの同じ作者による『リアルアカウント』にバトル要素を織り込んだような作品となっているのです。

似ている部分①主人公

それでは、次に打ち切りという噂のある『デッドアカウント』と『呪術廻戦』の似ている部分を具体的に見ていきましょう。『デッドアカウント』の主人公、縁城蒼吏と呪術廻戦の主人公、虎杖悠仁にはいくつかの類似点が見られます。二人共、一般的な人々を遥かに超える身体能力を持ち、生まれつき戦闘に長けています。

口調は少々荒っぽいものの性格は陽気で心優しく、どんな人に対しても友好的に接します。また、二人はそれぞれ最強の敵と同じ能力を有しています。縁城蒼吏は寂しがり屋のKと同じ青い炎を操り、一方の虎杖悠仁は宿儺を体内に取り込むことでその力を獲得しました。

似ている部分②最強の先生

打ち切り情報のある『デッドアカウント』と『呪術廻戦』の似ている部分の二つ目として、両作品には最強の先生が登場します。打ち切りという噂のある『デッドアカウント』では、主人公・縁城蒼吏が所属する一階乙組の担任、痣木宵丸がそれに当たります。彼は最強の天才霊媒師としての地位を確立しています。スマホを使うと能力が10分の1になるのですが、10分の1の力で最強の敵・寂しがり屋のKと互角に戦うことができます。

一方、『呪術廻戦』では、主人公・虎杖悠仁のクラスの担任である五条悟が最強の呪術師として描かれています。どんな敵も圧倒する力を持ち、周囲からは敗北することが想像できないと言われるほどの強さを誇っています。

似ている部分③ストーリー

打ち切り情報のある『デッドアカウント』と『呪術廻戦』はストーリーでも似ているところがあります。例えば、主人公が学校に入学するいきさつや初任務、最強の敵、そして対抗戦などになります。

まず学校入学に関するストーリーですが、縁城蒼吏と虎杖悠仁は共に危険人物として学校に入学することになりました。しかも死刑判決まで下されていました。縁城蒼吏は最強の敵と同じ青い炎を操り、虎杖悠仁は両面宿儺を取り込んでいます。力を制御して死刑は回避しましたが、極めて危険な人物であることに変わりはありません。

ストーリーのイメージ

次に、最強の敵についてですが、両作品ともに序盤で最強の敵が登場しています。しかも主人公がその能力を使用できるようになるところも似ています。打ち切りと言われている『デッドアカウント』では、縁城蒼吏は最初から青い炎を使えましたし、『呪術廻戦』の虎杖悠仁は序盤で両面宿儺の指を食べ力を獲得しました。霞流括と伏黒恵という黒髪の強い同級生の助けも借りるところも似ています

最後に初任務についてですが、両作品とも3人組で行われ、予想を上回る強敵との戦いに直面します。また、初任務で対抗戦が行われたところも共通しています。打ち切りの噂がある『デッドアカウント』では一年乙組と一年甲組が対決しましたし、『呪術廻戦』では東京校と京都校が対抗戦を行いました。打ち切りの噂がある『デッドアカウント』はまだ対抗戦が進行中ですが、今後より多くの共通点が現れるでしょう。

デッドアカウントのあらすじネタバレ

1巻あらすじネタバレ

最後に、打ち切り疑惑のある『デッドアカウント』のあらすじをネタバレ解説していきます。まず1巻のあらすじからになります。その後、2巻、3巻、4巻と順番にネタバレ解説していきます。

打ち切りと言われている『デッドアカウント』の主人公は、炎上系配信者「煽りんご」という名で荒稼ぎをしている15歳の少年、縁城蒼吏です。蒼吏は一見すると問題児のように見えますが、実際には妹思いでプリンが大好きな優しい兄でした。炎上動画の配信は、病気がちな妹の高額な医療費を捻出するための手段で、全世界から嫌われることを覚悟してでも、妹が健康であればそれだけで幸せだと満足していました。

ある日のこと、愛する妹が突然亡くなります。その後、蒼吏は現代の亡霊である「化け垢」に襲われ、霊力が目覚めます。その結果、霊媒師養成学校「弥電学園」に転入することになりました。そこで彼は、妹の死に霊媒協会の最大の敵である『寂しがり屋のK』が関与していること、そして自身の電能が「K」と同じく、触れたものの命を奪う呪われた炎「鬼火」であることを知ることになりました。

2巻あらすじネタバレ

元々炎上系配信者だった縁城蒼吏は、愛する妹を失った後、現代の幽霊、化け垢と戦う能力「電能」を身につけます。その結果、霊媒師を育成する学校「弥電学園」に転校することになります。このエピソードでは、蒼吏が学園の仲間と共に電子化された幽霊を祓う冒険が始まります。

蒼吏は、妹の死に霊媒協会の最大の敵である『寂しがり屋のK』が関与していること、そして蒼吏の電能が偶然にも『K』と同じ、触れたものの命を奪う呪われた炎「鬼火」であることを知ることになりました。

3巻あらすじネタバレ

縁城蒼吏は、初めての任務で、最愛の妹・緋里の仇敵、「寂しがり屋のK」に突然出くわします。蒼吏は命をかけて戦いますが、圧倒的な力の差に敗れ、自分の無力さを深く感じます。彼は絶体絶命の状況から担任の痣木宵丸に救われ、その強さに感動します。そして、痣木のように強くなることを決心します。

その後、「寂しがり屋のK」の除霊作戦が本格的に始まります。除霊作戦に参加するために、また自分の力を証明するために、蒼吏は「一階甲組」との対抗戦に参戦します。しかも甲組には、緋里の形見を焼き尽くした無法者・鋭義泥もいます。蒼吏は、侮辱されたままでは終わらせないと、自尊心と誇りを賭けて戦いに挑みます。

4巻あらすじネタバレ

縁城蒼吏は、愛する妹・緋里の敵、「寂しがり屋のK」の除霊を目的とした作戦に参加するため、「甲乙対抗戦」に出場します。しかも、対戦相手の甲組には、緋里の形見を焼き尽くした無法者・鋭義泥もいて、絶対に敗北は許されません。

乙組のメンバーたちの活躍により、甲組のメンバーを次々と倒していきます。最後に残ったのは、凍結系の電能を持つ亜科伴だけでした。しかし、亜科は自分から「K」に協力し、化け垢に変身していました。いよいよ命をかけた最後の戦い、甲乙戦がクライマックスを迎えようとしていました。

デッドアカウントに関する感想や評価

ここまで『デッドアカウント』の打ち切りに関する情報を中心にお届けしてきましたが、最後に『デッドアカウント』に関する感想や評価をTwitterより紹介します。

最初に紹介する感想では、打ち切りの噂がある『デッドアカウント』が独自の世界観を持ちつつも、『呪術廻戦』から影響を受けていることを示しています。漫画に限らず、他の名作からインスピレーションを得ることはよくあることと言えるでしょう。この記事でも解説しましたが、このツイートの投稿者はそのあたりのことをよく理解して感想を寄せているようでした。

続いて紹介する感想も、連載当初は『呪術廻戦』のパクリみたいだと思ったという感想・評価です。しかし、キャラクターの個性や能力の設定に引き込まれて、最終的には「呪術廻戦」よりも面白いと感じるようになったとのことでした。打ち切り疑惑のある『デッドアカウント』の物語が進行するにつれて、作品の独自性や深みが出てきたことをこの感想は示しているのかもしれません。

最後に紹介する感想では、『デッドアカウント』がこの先打ち切りにならないか心配しているようでもあります。最近の少年マガジン誌では4巻くらいで打ち切りになることが多いと呟いており、それが『デッドアカウント』の打ち切りを想起させているようです。

しかし、ツイートの後半の感想では、打ち切りムードを綺麗さっぱりと払拭しています。今のマガジン誌の中では打ち切りの噂があっても本作が一番面白く、アニメ化さえ狙えるレベルだという感想が示されています。打ち切り問題が杞憂に終わり、打ち切りどころかこのツイートの感想・評価のようにアニメ化に進むのかどうか、果たして打ち切り問題はどうなるのでしょうか?

デッドアカウントの打ち切りまとめ

この記事では「デッドアカウントが打ち切り?」と題して、表題の件の検証や作者による呪術廻戦のパクリ疑惑、そしてマガポケ移籍後の状況を調査してきました。

『デッドアカウント』打ち切りの噂がありますが、調査の結果打ち切りの予定はなく、打ち切り情報は全くの誤報であることがわかりました。打ち切りの噂の背景には、『デッドアカウント』の一部の設定が人気漫画『呪術廻戦』に似ていることが影響しています。過去にはパクリの疑惑から打ち切りに至った作品があるため、『デッドアカウント』も同じ道、つまり打ち切りになると考えた一部の読者が打ち切りの噂を広めたようです。

まとめのイメージ

しかし、実際には打ち切りの噂がある『デッドアカウント』が『呪術廻戦』をパクった事実はなく打ち切りになる可能性もありません。また打ち切り疑惑のある『デッドアカウント』の掲載媒体が移籍したことも打ち切りの噂の一因となりました。実際には少年マガジンからマガポケに移籍したのですが、マガジンから消えたという事実で読者が打ち切りと誤解したのです。

打ち切り情報拡散の原因である上記の二つは、どちらも誤解によるものでした。この際、再度強調しますが『デッドアカウント』が打ち切りになる予定はありません。

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