【メアリと魔女の花】校長先生（マダム・マンブルチューク）の正体と過去は？声優は？

こちらの記事では、アニメ映画『メアリと魔女の花』に登場する、エンドア大学の校長マダム・マンブルチュークの情報を紹介していきます。マダム・マンブルチュークがどのような校長先生なのか知りたい人は、こちらの記事でチェックしてみてください。『校長先生（マダム・マンブルチューク）のプロフィール』の項目では、校長先生のプロフィールを紹介しています。

他にも、『メアリと魔女の花の校長先生の正体と過去』の項目では、メアリと魔女の花の作中で明かされた校長先生の正体や、ドクター・デイとの過去について紹介しています。校長先生の声優・天海祐希さんについては『メアリと魔女の花の校長先生の声優』でまとめました。まずは、下記の項目でメアリと魔女の花の作品概要と物語のあらすじを紹介します。

校長先生（マダム・マンブルチューク）が登場するメアリと魔女の花は、2017年7月8日に公開されたアニメ映画です。メアリと魔女の花の原作はメアリー・スチュアート先生の『The Little Broomstick』という小説で、米林宏昌さんが監督として映画化しました。アニメ―ション制作は、スタジオポノックが担当しています。

メアリと魔女の花の監督・米林宏昌さんは、ジブリ作品『借りぐらしのアリエッティ』と『思い出のマーニー』の監督も務めている人物で、作成スタッフの8割がジブリ作品を手掛けた制作陣であることから、「ジブリ作品に似ている」という評価の多い作品となっています。

大叔母の屋敷に引っ越してきた少女メアリは、同じ年頃の少年ピーターと知り合います。ピーターの猫を追いかけたメアリは、そこで「夜間飛行」という花を見つけました。さらに翌日、メアリは森で箒を見つけます。夜間飛行の汁をその箒につけると、箒はメアリを乗せて宙に浮かび上がります。そして、箒はメアリを乗せて、ひとりでに魔女の国を目指すのでした。

マダム・マンブルチュークは、メアリが迷い込んだエンドア大学の校長先生をしている女性です。校長先生は紫の髪とふくよかな体型が特徴的で、明るい性格をしており、一見すると優しい人物に見えます。しかし、メアリと魔女の花の物語が進むと、その正体が明らかとなっていきます。校長先生の正体については、『メアリと魔女の花の校長先生の正体と過去』で詳しく紹介しています。

気になった人はそちらの項目にも目を通してみてください。魔法使いと魔女を育成する名門校・エンドア大学の校長ということもあり、確かな魔法の技術を持っています。しかし、メアリと魔女の花の戦闘シーンでは、無駄の多い動きをしていることから、戦闘技術においてはいまひとつのようです。エンドア大学の教員として働くドクター・デイとは昔からの知り合いで、2人の間には秘密があります。

エンドア大学の優しい校長先生だと思われていたマダム・マンブルチュークですが、その正体はメアリと魔女の花の黒幕でした。メアリと魔女の花の物語に登場する、怪物になった動物たちをそのような姿にさせたり、メアリから夜間飛行を奪おうとした人物だったのです。

また、エンドア大学の教員として働くドクター・デイも、校長先生の仲間でした。メアリと魔女の花を見た人の中には、生徒のことを考え、明るく優しい校長先生が黒幕だったことに驚いた人もいたのではないでしょうか？しかし、校長先生が悪い人間かというと、そうとは言い切れません。

校長先生は「すべての人が魔法を使えるようになること」を目標としており、動物実験や夜間飛行を手に入れるのは、その目標を達成するのに必要だったからです。時には動物や生徒を実験にしてしまう、生きすぎた行動に走ることもある校長先生ですが、その背景には魔法に対する真剣な思いがあります。

校長先生（マダム・マンブルチューク）は、メアリと魔女の花の作中で「ナハケラヒ」という呪文を唱えています。この呪文は反対から読むと「ヒラケハナ（開け花）」という言葉になります。この小ネタについては、WEB動画として公開されたメアリと魔女の花のCM「ナハケラヒ」編にて、メアリの声優を務めた杉咲花さんが暴露しています。

校長先生（マダム・マンブルチューク）は、メアリと魔女の花の黒幕として登場しました。そして、メアリと魔女の花にはもう1人の黒幕がいます。その人物とは、エンドア大学の教員の1人、ドクター・デイです。校長先生とドクター・デイは、メアリと魔女の花の主人公であるメアリから、夜間飛行を奪おうと画策していました。

なぜこの2人が力を合わせてメアリを追っていたのかというと、その理由は過去から付き合いがあるからです。2人の過去は、若い頃にまで遡ります。メアリの大叔母・シャーロットがまだ少女だった頃、2人は既に教育者として活躍していました。過去の校長先生とドクター・デイは、現在と同じく魔法に対しての探究心を持っていました。

そのような素晴らしい人物だった2人ですが、ある日夜間飛行を手に入れたことで、豹変してしまいます。夜間飛行の能力を試すため、生徒たちを実験に使ってしまいます。その実験は失敗に終わったものの、夜間飛行に魅せられた校長先生とドクター・デイは、諦めずに次の機会を長年うかがっていたのでした。

こちらの項目では、メアリと魔女の花で校長先生（マダム・マンブルチューク）の声を演じた声優について紹介します。メアリと魔女の花のアニメ映画で校長先生の声優を務めたのは、天海祐希さんです。天海祐希さんは、宝塚出身の女優で、普段はテレビドラマや映画女優として活躍しています。

メアリと魔女の花以外のアニメ作品では、ジブリ作品の『崖の上のポニョ』のグランマンマーレや、『名探偵コナン 純黒の悪夢』のキュラソー役なども演じられています。他にも様々なアニメ声優として出演しているので、気になった人は下記の項目にも目を通してみてください。

• マダム・マンブルチューク（メアリと魔女の花）
• グランマンマーレ（崖の上のポニョ）
• キュラソー（名探偵コナン 純黒の悪夢）
• 真壁有希子（クレヨンしんちゃん）
• ツィッポラ（プリンス・オブ・エジプト）
• スカーレット・オーバーキル（ミニオンズ）

校長先生（マダム・マンブルチューク）は、メアリと魔女の花の黒幕として活躍しました。しかし、メアリと魔女の花を見た人の中には、校長先生の目的が分かりづらいと感じた人もいたようです。魔法に対する好奇心によって、実験台となる被害者を出してしまったものの、「犠牲者を出してまでする必要のあることだったのだろうか？」と、物語の流れを疑問に思う人の姿も見られています。

こちらのかたは、メアリと魔女の花のストーリーの中で見せた、校長先生（マダム・マンブルチューク）の行動に疑問を持ったようです。校長先生は、学校に侵入したメアリを追っていましたが、「そのような行動をしなくても、メアリを学校の生徒として勧誘すればよかったのでは？」とコメントされています。

こちらの方のコメントでは、校長先生（マダム・マンブルチューク）のセリフと、声優を務めた天海祐希さんの過去のエピソードに共通点があることに言及されています。校長先生の声を演じた天海祐希さんは、宝塚の人気女優として活躍していた人物です。その才能が高く評価され、宝塚の現役時代には「滅多に現れない才能の持ち主だ」と注目を集めていました。

以上、メアリと魔女の花に登場する、エンドア大学の校長マダム・マンブルチュークについて紹介してきました。マダム・マンブルチュークは、普段は優しく明るい、生徒に慕われている校長先生ですが、その正体はメアリと魔女の花の黒幕でした。魔法の実験によって動物を怪物に変えてしまったり、メアリの持つ夜間飛行を手に入れようと、メアリを付け狙います。

一緒にメアリを追っていたドクター・デイとは、古くからの知り合いで、過去に夜間飛行を使った実験を行っています。その実験は失敗してしまったものの、魔法に対しての好奇心を抑えきれなかった2人は、その後も夜間飛行を手に入れる機会をうかがっていました。しかし、そのような行動をとるのは「全ての人が魔法を使える世界にしたい」という目標があるからです。

実験による被害者を出してしまったものの、そのような理由があることから、完全な悪人ではないといえるでしょう。映画では、女優の天海祐希さんが声を演じられています。メアリと魔女の花は、現在動画配信サイトで配信されているので、校長先生の活躍が気になった人は、この機会に手に取ってみてはいかがでしょうか？