【シャングリラ・フロンティア】墓守のウェザエモンの正体と過去は？攻略方法は？

シャンフロのユニークモンスターであり、再戦不可能というレアキャラとして登場した墓守のウェザエモン。その正体は遠き日のセツナの恋人であり、彼女を死に至らしめた過去から墓守となりました。以下では、「シャングリラ・フロンティア」の墓守のウェザエモンの正体や過去、セツナとの関係などを紹介します。その他、シャンフロの墓守のウェザエモンの攻略方法や討伐報酬、技、アニメ声優などもまとめました。

硬梨菜先生のオンライン小説を原作とする「シャングリラ・フロンティア」。2020年からは、不二涼介作画によるコミカライズ版が「週刊少年マガジン」で開始されています。また、2023年10月にはテレビアニメが放送されています。

大のクソゲーマニアである高校生・陽務楽郎（サンラク）は、いきつけのゲームショップの勧めから「シャングリラ・フロンティア」のプレーを始めます。クソゲーとは正反対の神ゲーを前に、最初こそ乗り気ではなかったサンラク。しかし、クソゲーで培ったスキルを活かして、序盤から高難易度のミッションを達成します。やがて、サンラクの偉業はプレイヤーの間でも噂となり、多くの注目を浴びます。

以下では、「シャングリラ・フロンティア」の墓守のウェザエモンの正体や過去を紹介します。その他、「シャングリラ・フロンティア」に登場した遠き日のセツナとの関係もまとめました。

シャンフロで7体しか存在しないユニークモンスター・7つの最強種であり、再戦はできない墓守のウェザエモン。白い鎧武者の姿が特徴であり、大太刀と古武術とスキルを組み合わせた晴天流を駆使して戦います。肉体の維持のために機械を身にまとい、ロボットのような外見であるものの、第三段階ではアンデッドモンスターに形態を変えて戦います。

神代の時代からセツナの墓を守り続けるウェザエモン。かつて恋人だったセツナとのすれ違いや、自身の気の迷いから小さな嘘をつき、彼女を死なせてしまいます。セツナへの罪滅ぼしとして、彼女の墓守を決意したウェザエモン。身体の時間を止める「固定」を施すことで不死となり、長い年月をかけてセツナの墓を守り続けました。

神代の時代と呼ばれた太古の時代に生まれ、恋人同士だったウェザエモンとセツナ。しかし、些細な出来事がきかっけでセツナは死亡し、ウェザエモンは彼女の墓守となりました。セツナを大切に思う心と、彼女への償いとして過酷な運命を選択したウェザエモン。一方のセツナも、ウェザエモンの気持ちを理解し、例え死んでも彼は墓守を止めないことを感じていました。

死の間際までウェザエモンを思い続け、彼を倒す人物が現れることを願いながら息を引き取ったセツナ。彼女の想いは、シャングリラ・フロンティアのNPC「遠き日のセツナ」を生み出しました。

以下では、「シャングリラ・フロンティア」から、シャンフロのユニークモンスター・墓守のウェザエモンの攻略方法を紹介します。その他、シャンフロのウェザエモンの討伐報酬もまとめました。

墓守のウェザエモン戦の討伐は、原作の「小説家になろうよ」では第73話、コミカライズ版では5巻43話です。ウェザエモン戦に挑むには、まず遠き日のセツナからユニークシナリオを受注する必要があります。セツナは千紫万紅の樹海窟・秘匿の花園におり、満月の夜のみ出現します。そして、新月の夜に再び秘匿の花園へ向うと、隠しフィールド・反転の墓標が出現し、墓守のウェザエモンの討伐ができる仕組みです。

特殊勝利系である墓守のウェザエモン戦では、バトル開始時点でプレイヤーのレベル・ステータスポイントが50まで引き下げられるハンディが発生します。レベル差150はプレイヤーにとって圧倒的に不利であったものの、サンラク達によって討伐が成功しました。どのような方法でウェザエモンを倒したのでしょうか。以下では、攻略不可能とも言われた墓守のウェザエモンの攻略方法をネタバレ紹介します。

墓守のウェザエモンの攻略は三段階に分かれており、最終段階で繰り出される天晴大征を破ることで、ウェザエモンを倒すことができます。一方、天晴大征を発動させるには第三段階まで持ちこたえる必要があります。第一段階、第ニ段階でそれぞれ10分ずつ耐えなければなりません。しかし、バトル開始時点でレベル差が150に開いてしまい、通常攻撃が即死に繋がる危険もあります。

また、運よく第三段階まで持ちこたえても、天晴大征後にパーティー全員が生き残れることは難しいと考えられます。天晴大征の最後に繰り出される天晴は、あらゆる防御を打ち破り、回避が非常に難しい技です。一方、天晴を相殺するような強力な攻撃を繰り出すことが出来れば、生き残れる可能性は高くなるでしょう。

鎧武者のごとく、大太刀を武器として用いる墓守のウェザエモン。彼の太刀を破壊すれば使える技のレパートリーも減り、プレイヤーにとって有利な展開となります。しかし、太刀を破壊してしまうと第三段階の天晴を発動できなくなり、クリアが難しくなるでしょう。

以下では、シャングリラ・フロンティア世界の激戦に数えられる、墓守のウェザエモンの内容を第一・第ニ・第三段階ごとに解説しました。

第一段階は、墓守のウェザエモンとの戦いを10分間耐えぬくことです。攻撃はサンラクとオイカッツォが交代で担い、ペンシルゴンがサポート役に回りました。序盤から強烈な断風を繰り出されるも、持ち前のスキルで回避に成功したサンラク。しかし、断風は一発だけでなく、油断した隙に他の断風に襲われ、サンラクは戦闘不能となりました。

その直後、サンラクに再誕の涙珠を使用したオイカッツォ。10秒以内にアイテムを接触させたことでサンラクは蘇生し、HPも回復しました。戦闘の準備が整い、オイカッツォと交代したサンラク。一方、墓守のウェザエモンも本気を見せ始めます。広範囲に強烈な雷を落とす雷鐘や巨大な雲で攻撃をしかける入道雲を繰り出し、再びサンラクを倒しました。

しかし、2度目の再誕の涙珠を使うことで蘇生し、戦闘に復帰しました。このように、ウェザエモンとの戦いを1対1で挑み、蘇生アイテムを駆使して時間稼ぎをする一行。サンラクとオイカッツォの奮闘により10分経過し、第一段階をクリアしました。

第ニ段階突入を受けて、麒麟を召喚した墓守のウェザエモン。今度は鎧武者と戦術騎馬を相手にしなければなりません。サンラクは引き続きウェザエモン、オイカッツォは麒麟と戦うことにし、ペンシルゴンは再びサポート役に徹します。機械騎馬のごとくミサイルなどの攻撃を繰り出しながら、ウェザエモンとの合体を試みる麒麟。人馬形態を阻止するべく、オイカッツォが麒麟の行き先を阻みます。

まずは麒麟の攻撃を阻止するべく、ロデオのように麒麟を捕まえて飛び乗ります。副業考古学者のスキルの縄を使い、麒麟の背に乗ったオイカッツォ。振り落とされないように身体ごと麒麟に縛りつけることで、麒麟の攻撃を封じ込めました。一方、麒麟もオイカッツォを振り落とそうと必死になるも、縄で固定されているため落とすことが出来ません。

オイカッツォが麒麟の動きを封じ込めている間、サンラクは引き続きウェザエモン戦に挑み、ペンシルゴンが蘇生を担います。ウェザエモンとの戦いにも慣れてきたものの、アイテムの消費が多くなっていました。そこで、ペンシルゴンは対価の天秤を持ち出します。3000万マーニ分のアイテムを対価として、サンラクとオイカッツォに追加ステータスポイントを付与しました。

何とか持ち直し、ウェザエモンの武器である太刀を奪ったサンラク。これで、ウェザエモンが繰り出せる技も制限され、討伐成功まであと一歩に迫りました。一方、太刀を奪われたウェザエモンは大時化を繰り出し、サンラクの判断ミスでペンシルゴンに向かいます。危うくクランの全滅危機が頭をよぎったものの、何とか第ニ段階を耐えきることが出来ました。

第三段階に突入し、フィールド全体に咆哮を響かせる墓守のウェザエモン。この技は、どんなに防御を固めても回避不可能であり、プレイヤーの即死が待っていました。サンラクからの情報から、ウェザエモンの正体がアンデッドモンスターではと予想するペンシルゴン。さっそくある聖水を浴びせると、ウェザエモンに異変が起こります。

咆哮の技を取りやめ、身体を崩壊させるように自滅を始めます。つまり、墓守のウェザエモンの自滅させることでクリアとなります。また、麒麟も特別フォームに変化し、オイカッツォとペンシルゴンが対峙しました。そして、ウェザエモンはサンラクが単独で挑みます。その正体がアンデッドモンスターと判明したことで、サンラクの攻撃も勢いを増します。

一方、これまでと異なる展開に苦戦を強いられるウェザエモンは、連続攻撃の技である天晴大征を繰り出します。断風などこれまで出してきた技を連続で出し、トドメに天晴を発動しました。天晴は回避が不可能と言われる技であり、サンラクも逃げ切れないと悟ります。また、オイカッツとペンシルゴンは麒麟との戦いで手一杯であり、彼らに蘇生を頼むことも出来ません。

そこで、再誕の涙珠を真上に放り投げ、戦闘不能に陥った直後に自身に当たるように仕掛けることで、蘇生に成功しました。しかし、第三段階の終了まで残り5分以上もあり、さらに蘇生アイテムが残り少なくなり、これまで通りの作戦では勝ち目がありません。その頃、麒麟との戦いに挑むペンシルゴンとオイカッツォ。装甲で隠された腹部が弱点だと見抜き、まずは装甲の破壊を試みます。

そして、ペンシルゴンの槍で動きを封じ込め、オイカッツォの技によって麒麟にトドメを刺します。麒麟の攻略が完了した頃、サンラクは天晴大征の攻略方法に頭を悩ませます。第三段階に突入後、身体の崩壊が始まったウェザエモン。毎秒ごとにHPが1減少し、10分後にはHP0になって晴天大征が繰り出されます。

そして、晴天大征の最後には晴天が発動され、いかにして天晴を破り、最後まで生き残れるかがクリアの鍵となっていました。そこで、サンラクは大型アップデートの仕様変更に目をつけ、「致命の三日月」を編み出します。晴天に対抗できるほどの強力な技で挑み、晴天の発動後も生き残ることが出来た一行。墓守のウェザエモンが眠りについたことで、サンラク達は「此岸より彼岸へ愛を込めて」をクリアしました。

一度きりのユニークモンスター・墓守のウェザエモンの討伐報酬は、プレイヤー全員に与えられる物の他、個人ごとに受け取れるアイテムが異なる物があります。まず、プレイヤー全員に与えられる報酬は2つあり、1つ目は「世界の真理書「墓守編」」です。いわゆる墓守のウェザエモンの設定資料であり、必要性が低いアイテムでしょう。しかし、この書は全部で3冊しか現存せず、希少価値の高い書物となっています。

2つ目の報酬は「格納鍵インベントリア」で、プレイヤー全員に与えられるアイテム収納庫です。また、シャンフロで見つかっていないアイテムや装備が入っている他、格納庫への移転も可能であり、非常にすぐれたアイテムです。一方、プレイヤーごとに与えられる報酬にはどのようなアイテムがあるでしょうか。サンラクには「晴天流奥義書」が与えられ、ウェザエモンが使用した晴天流の習得ができます。

晴天流奥義書の入手には、第三段階でウェザエモンの晴天を破る、または晴天から生き残ることが条件と推測されます。また、奥義書は神代の設備を手に入れなくては解読は不可能であり、サンラクが晴天流を習得する日はまだまだ先でしょう。次にオイカッツォの報酬は、麒麟の討伐によって入手した「規格外エーテルリアクター」です。これは、インベントリアの装備類を使用する時に必要なアイテムです。

しかし、入手時にはリアクターは壊れており、使用するには神代の知識を持つ古匠・鍛冶師に修理を依頼する必要があります。ペンシルゴンの報酬は、「遠き祈りの花飾り」と呼ばれる髪飾りです。西にある何かを指し示しており、遠き日のセツナとの関連が推測されるでしょう。一方、花飾りが持つ効果などは不明とされています。

以下では、「シャングリラ・フロンティア（シャンフロ）」から、即死級の威力である墓守のウェザエモンの技を紹介します。

墓守のウェザエモンの討伐戦にて、一番初めに繰り出される断風は、発生1フレーム0.016秒で繰り出される高速の居合です。「神速の居合」とも評され、ウェザエモン討伐に挑む多くのプレイヤーが、断風によって即死しています。一方、断風は予備動作を見切って上手く回避すること、または応戦することでダメージを抑えることができます。

しかし、サンラクのように初見で断風を見切ることは難しく、さらに予備動作も非常に短いため回避することは至難の技でしょう。断風は第一段階から第三段階まで使用され、墓守のウェザエモンを代表する技となっています。

5秒間の間に、広範囲かつランダムに雷を落とす雷鐘（ライチョウ）。1秒間に5発、計25発の雷が落とされ、当たると即死します。プレイヤーを追尾し、彼らと重複する地点を狙って雷を落とします。一方、プレイヤー側もある程度の落雷予想は可能です。サンラクのようにスキルの高いプレイヤーならば、全ての落雷を回避することができるでしょう。

その名の通り、入道雲で巨大な手を作り、広範囲にわたって薙ぎ払う技です。雲を用いるため回避はほぼ不可能であり、入道雲を喰らうと即死します。一方、ウェザエモンの背後には攻撃が及ばないため、彼の背後に逃げ込むことで回避できます。正面から挑めば、かなりの強さを発揮できる入道雲。しかし、ターゲットが背後に逃げ込めば空回りに終わり、的中率はやや低めです。

第三段階の開始と同時に発動される咆哮。フィールド全体に衝撃波を生み出して大ダメージを与える、ウェザエモンの最強技です。バトルでは一度きりの使用ですがその威力は凄まじく、まともに食らって生き延びたプレイヤーはいないでしょう。また、第三段階を進めるには、咆哮は避けて通ることが出来ません。そのため、ウェザエモンが咆哮を放つ前に対策を練る必要があります。

第ニ段階で登場した技であり、武器である太刀が使えない時に繰り出される技です。手でターゲットを掴み、地面に叩きつけるように攻撃します。さらに、ダメージの大きさは重量に比例して増していきます。まっすぐにのばされた手から逃げることで、技の回避が可能です。

天晴大征の連続技の1つとして繰り出され、地面に刀を差して火柱を吹き上がらせる技です。この技は敵が3人以上の場合に繰り出され、ランダムで選ばれた1人に火柱を浴びせます。一見すると強力な技に見えるも、火柱の発生まで時間がかかるので、技を回避することは可能です。

火砕龍とセットで繰り出される灰吹雪は、火柱から半径5メートル範囲を黒煙で覆う技です。灰吹雪自体に攻撃力はなく、ウェザエモンの技の中で一番弱いです。しかし、黒煙に囲まると窒息死する危険が高まるため、油断はできません。

墓守のウェザエモンの最強技であり、あらゆる手段を使っても回避は不可能と言われる技です。天晴大征の最後に繰り出されるトドメの一撃であり、あらゆる効果を備えた上段斬りきりおろしです。まともに食らえば即死ですが、チート級の効果が発揮されるのは太刀の刀部分のみと判明しています。つまり刀の側面は無防備であり、天晴を相殺させることが可能です。

第三段階開始から10分後、ウェザエモンのHPが0になり、かつ武器である太刀を持っている状態で発動される天晴大征。天晴を発動するまでの30秒間であらゆる技を連続で繰り出す技です。技の再使用時間を気にせず、かつ技の連続使用が可能です。

以下では、「シャングリラ・フロンティア（シャンフロ）」から、墓守のウェザエモンのアニメ声優・速水奨さんのプロフィールを紹介します。

墓守のウェザエモンのアニメ声優。速水奨さんは、1958年生まれ、兵庫県出身の声優、歌手、俳優です。高校卒業後に舞台俳優として活動し、1980年に声優デビューを果たしました。作品では、主人公のライバル的な役柄や2枚目の美形キャラ他、出身地から関西弁を話すキャラを演じています。

声優・速水奨さんの主な出演作品は、アニメ「超時空要塞マクロス」マクシミリアン・ジーナス役、「聖戦士ダンバイン」バーン・バニングス/黒騎士役、「勇者エクスカイザー」エクスカイザー役等です。近年では、「ダイの大冒険（2020）」バラン役、「ヒプノシスマイク」神宮寺寂雷役、「本好きの下剋上」フェルディナンド役等を演じています。

以下では、「シャングリラ・フロンティア（シャンフロ）」の墓守のウェザエモンに関する感想や評価を紹介します。

「シャングリラ・フロンティア」にて人気の高いエピソードであり、セツナと共にその正体が注目された墓守のウェザエモン。過去にはペンシルゴンも討伐に挑んでおり、サンラクとの一戦も凄まじい強さを発揮しました。謎めいた正体はもちろん、一発の攻撃で即死しかねない強さがファンを魅了しています。シャングリラ・フロンティアの世界にて、もっとも討伐が難しいモンスターでしょう。

シャングリラ・フロンティア（シャンフロ）の墓守のウェザエモンといえば、悲しい過去を背負った正体はもちろん、攻略の難しさもあげられるでしょう。過去に囚われた末、シャンフロのユニークモンスターとなったウェザエモン。謎めいた正体や計り知れない強さは、恐怖すら感じさせます。また、「シャングリラ・フロンティア」でもっとも熱い戦いとも評されており、サンラク達の攻略方法も見どころとなっています。

悲しい過去を背負い、シャングリラ・フロンティアのNPCとなったセツナとウェザエモン。2人の正体は神代の時代を生きた恋人同士でもありました。すれ違いの末、永遠に別れてしまった2人。さらに、シャングリラ・フロンティアの世界でも、2人が再会することは叶いません。セツナが出現する日とウェザエモンへの扉が開く日は決して重なることはなく、2人の境遇を哀しいと感じる声も見られます。

「シャングリラ・フロンティア（シャンフロ）」の墓守のウェザエモンの正体や過去、攻略方法などを紹介しました。過去に縛られ、長い年月を墓守として過ごしたウェザエモン。最後は、シャンフロのユニークモンスターとして討伐されました。サンラクの手で倒され、過去のしがらみから解放されたウェザエモン。同時に、セツナの願いも果たされることとなりました。